JPS606787Y2 - 電子時計用集積回路パツケ−ジ - Google Patents

電子時計用集積回路パツケ−ジ

Info

Publication number
JPS606787Y2
JPS606787Y2 JP4427374U JP4427374U JPS606787Y2 JP S606787 Y2 JPS606787 Y2 JP S606787Y2 JP 4427374 U JP4427374 U JP 4427374U JP 4427374 U JP4427374 U JP 4427374U JP S606787 Y2 JPS606787 Y2 JP S606787Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
integrated circuit
parts
electronic
battery
package
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4427374U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS50133984U (ja
Inventor
大典 石河
賢造 畑田
健 石原
Original Assignee
松下電器産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP4427374U priority Critical patent/JPS606787Y2/ja
Publication of JPS50133984U publication Critical patent/JPS50133984U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS606787Y2 publication Critical patent/JPS606787Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電子時計に関し、電子時計の厚さを減少させ、
薄型化、小型化および部品数の減少、組立の容易さを向
上させるとともに電源部と集積回路素子との完全な接続
を得ることを目的とする。
従来のディジタル表示式電子時計は、液晶パネルまたは
発光ダイオード、集積回路、水晶発振子及び発振回路部
品、補正用スイッチ、液晶表示であれば液晶表示パネル
に電圧を印加させるための昇圧回路部品、電源電池及び
電池より電気エネルギーを引き出す電極部品より構成さ
れている。
前記、部品を数枚のプリント配線基板あるいは、絶縁板
に半田付は等の方法により固定し、−個の電子時計、特
に腕時計等の小型時計に構成する場合、組み立て方法を
考慮する必要がある。
特に腕時計等は、高級品の感覚として薄型、小型化、高
精度が要求される。
電子時計についていえば、精度は従来の機械式時計に比
較し、比較にならない向上を見たが、薄型、小型化はま
だ部品数等の関係で、難があり機械式の時計に劣ってい
る。
機械式時計の薄型、小型化の例を上げると薄型では、2
mm前後のもので有り、また小型化されたものでは、女
性の指輪になる程度の直径が10TrrIrL前後のも
のまでも発売されている。
ディジタル表示式電子時計で、液晶表示の電子時計につ
いて説明すると、液晶パネル、集積回路、水晶発振子、
発振回路部品、昇圧回路部品、電池、電極部品、補正ス
イッチ等の部品を組み立てなければならない。
液晶パネルには、集積回路より複数本のリード線を接続
させなければならないが、その接続方法は、集積回路よ
りのリードをプリント配線基板に接続し、前記プリント
配線基板に板ばねあるいはゼンマイばねをとりつけ、前
記ばねの上に液晶パネルをとりつけ、加圧した状態で接
続を行なったり、前記プリント配線基板に導電性接着剤
によって液晶パネルを固定し、接続を行なっている。
また集積回路は、液晶パネルだけでなく水晶発振子、発
振回路部品、昇圧回路部品及び電池と電池電極部品に接
続されており、集積回路素子の内部は、液晶駆動回路の
みに限らず、時分のカウンタ、水晶発振子のためのイン
バータ、水晶発振子によって発生した振動の分周回路等
が複雑に構成されており、そのため素子面積は増加腰通
常縦横477a角程度の大きさを有している。
したがってこの集積回路素子をパンケージした場合、樹
脂封止で10mm角程度になり、セラミック封止で15
Wn程度の集積回路パッケージになる。
またパッケージ全体の厚さも、2〜3mmになる。
前記部品及び前記集積回路パッケージを、組み合わせて
電子腕時計を構成したならば、時計全体の厚さは12〜
13771771程度になる。
時計の厚さは、時計本体の大きさに関係してくるととも
に、一般に時計のサイズは利用する人の平均的な腕の太
さにより決定されるため、本体の面積を拡大して厚さを
薄くすることはできない。
第1図は、部品を横に並べた構成で組み立てられた従来
の電子腕時計の内部構造を示すものである。
2枚のプリント配線基板1,1′は、固定軸2で、一定
の間隔を保って固定されており、プリント配線基板1に
は液晶パネル3、集積回路パッケージ4、昇圧回路用の
部品5、電池電極の一方の電極板6が取り付けられてい
る。
また、プリント配線基板1′には、他の部品5′及び電
池電極の他方電極板6′が取り付けられている。
そして、電極板6,6′の間に電池7が固定されており
、電子時計全体の電源となっている。
このような組立て方法をした場合、時計全体の厚さは薄
くなるが、面積が増加してしまう。
第2図は、各部品を重ね合わせて構成したもう一つの従
来の例である。
図中の番号及び部品は、第1図と同様であるが、この場
合の面積は、比較的小さくなるが、各部品を全て重ね合
わせるため、時計全体の厚さが増すことになる。
以上のように厚さを減らす方向にするには、時計の面積
を大きくしなければならず、逆に時計の面積を小さくし
、小型にすれば厚さが増加することになった。
そこで、本考案は上記問題を除去しようとするものであ
る。
以下本考案の実施例を図面とともに説明する。
第3図は本考案の一実施例である電子時計用集積回路パ
ッケージのセラミック本体を示すものである。
本体10はセラミックで構成されており、本体10から
は外部端子11が四方に出ており、内部は段部が形成さ
れているとともにその段部の上部には金属層12が設置
されている。
また本体10の上部にはメタライズ層13がメッキされ
ている。
そしてこのメタライズ層13は外部端子11のうちの一
本11′と接続用メタライズ層14とを電気的に接続し
ている。
そして図示しないがこのセラミック本体10の内部15
に集積回路チップが設置されて、金属軸線により金属層
12とボンディングされる構成となっている。
なお、メタライズ部分の金属はWlMo等を用いればよ
い。
第4図は第3図のセラミック本体に集積回路チップを設
置した集積回路パッケージを用いて液晶表示による電子
腕時計を組み立てた要部の拡大図である。
20はプリント配線基板であって、プリント配線が表面
に施されている。
21はプリント板である。
プリント配線基板20には液晶パネル22が導電性接着
剤によって固定されており、液晶パネルの端子(図示せ
ず)に対応して、内部に集積回路チップが固定された第
3図の集積回路パッケージ10が固定されており、パッ
ケージの外部リード11が半田23等によりプリント配
線基板20に接続されている。
。そしてパッケージ10の上部に電子時計の電源となる
小型電池24が設置されており、この電池24の保持は
プリント板21に孔を設けて行っている。
この電源用の電池24は、陽極25と陰極26とからな
り、その絶縁としてゴム等で作られた絶縁物27が設け
られている。
陰極26は金属蓋28を介してパッケージ10と接続さ
れている。
この金属蓋28はメタライズ層13に半田等により接着
されたものである。
電池からの電力の取り出しは、陰極側は集積回路素子を
気密封止するための金属蓋28を介し集積回路の端子1
1′に接続され、それぞれの回路及び集積回路素子に導
びかれ、陽極側は、電池の押えを行なっているバネ29
を介して陽極取り出し用ピン30に導びかれ、前記ピン
30より半田等によって接続されたプリント板20′に
接続されそれぞれの各回路に導びかれる。
このように構成することにより電源電池からの電力取り
出しは、容易に行なうことが出来る。
第5図は、本考案の応用例を示すもので、金属蓋の形状
をかえ電池の着脱が容易で横に落ちないような容器状と
したものである。
集積回路素子40は、金属軸線41でパッケージの端子
11に接続されており、前記集積回路素子40及び端子
11の保持、絶縁をセラミック本体10によって行なっ
ている。
そのセラミック本体10の上部に金属キャップ50を気
密封止するために同じくメタライズ層13が施されてお
り、その上に金属キャップ50を前記メタライズに接着
するための低融点半田等の半田51が設置されている。
前記半田51の上部に凹部52を有し、その凹部が電子
時計を動作させるに十分な電池を収納させることが出来
る金属キャップ50が乗り、集積回路素子40を気密封
止している。
この凹部52に電池(図示せず)を入れ、金属キャップ
50を介して電力を導びく構成となっている。
以上のように本考案の集積回路パッケージによれば、 1 従来電源電池から電力を導びくために必要であった
、陽極陰極の取り出し用部品が必要なくなり、部品定数
を減少させることが出来る。
2 部品の減少により、電子時計の組立工程が容易にな
る。
3 組立方式が重ね方式にもかかわらず、電子時計内部
の厚さを従来よりも薄くすることが出来る。
4 集積回路素子に接続されている端子と金属蓋を介し
て電池が接続されているため、電源部との密接な接続が
得られる。
等の実用的効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は部品を横方向に広く並べて組立てた従来の電子
時計の内部の構造図、第2図は部品を縦方向に高く並べ
て組立てた従来の他の電子時計の内部の構造図である。 第3図は本考案の一実施例である集積回路パッケージ本
体の斜視図、第4図は第3図のパッケージを使用して組
立てた電子腕時計の内部拡大構造図、第5図は同じく第
3図のパッケージを使用した他の電子腕時計の要部構造
断面図である。 10・・・・・・セラミック本体、11・・・・・・外
部リド、13.14・・・・・・メタライズ層、28.
50−0゜・・・金属蓋、金属キャップ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 集積回路素子を気密封止するパッケージの金属蓋を、電
    子時計に使用する電池の一方の電極としたことを特徴と
    する電子時計用集積回路パッケージ。
JP4427374U 1974-04-18 1974-04-18 電子時計用集積回路パツケ−ジ Expired JPS606787Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4427374U JPS606787Y2 (ja) 1974-04-18 1974-04-18 電子時計用集積回路パツケ−ジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4427374U JPS606787Y2 (ja) 1974-04-18 1974-04-18 電子時計用集積回路パツケ−ジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS50133984U JPS50133984U (ja) 1975-11-05
JPS606787Y2 true JPS606787Y2 (ja) 1985-03-05

Family

ID=28176878

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4427374U Expired JPS606787Y2 (ja) 1974-04-18 1974-04-18 電子時計用集積回路パツケ−ジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS606787Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54128370A (en) * 1978-03-28 1979-10-04 Seikosha Kk Device for driving crystal watch

Also Published As

Publication number Publication date
JPS50133984U (ja) 1975-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4087960A (en) Solar battery wristwatch
CN1531190B (zh) 压电振荡器及使用压电振荡器的移动电话装置和电子仪器
US4145120A (en) Electronic table calculator using liquid crystal display
CA1068911A (en) Electronic timepiece with printed circuit board
JP4238779B2 (ja) 圧電発振器および電子機器
US4058970A (en) Digital display electronic timepiece
JP2002330027A (ja) 表面実装用の温度補償水晶発振器
JPS606787Y2 (ja) 電子時計用集積回路パツケ−ジ
JPS6011451B2 (ja) 可変磁器コンデンサ
US4095334A (en) Process of assembling components of electronic watch
US4144705A (en) Timepiece circuit device
US4045953A (en) Circuit board for an electronic timepiece
JPS5840152B2 (ja) 電子時計
JPH0983248A (ja) 表面実装型水晶発振器
FR2458150A1 (fr) Resonateur a cristal taille pour fonctionner en cisaillement d'epaisseur
JPS6023752Y2 (ja) 電子時計
JPH0257087U (ja)
JPS5944597B2 (ja) 電子時計
JPH10190355A (ja) 圧電デバイス用パッケージ
JPS6112230B2 (ja)
JPS6112231B2 (ja)
JPS5832677B2 (ja) デンシドケイ
GB2174537A (en) Crystal oscillator
JPH0414861Y2 (ja)
JPS5919317B2 (ja) 電子時計