JPS606737Y2 - 粉粒体移動速度測定装置 - Google Patents

粉粒体移動速度測定装置

Info

Publication number
JPS606737Y2
JPS606737Y2 JP13485079U JP13485079U JPS606737Y2 JP S606737 Y2 JPS606737 Y2 JP S606737Y2 JP 13485079 U JP13485079 U JP 13485079U JP 13485079 U JP13485079 U JP 13485079U JP S606737 Y2 JPS606737 Y2 JP S606737Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
pipe
movement speed
granular material
bypass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13485079U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5652212U (ja
Inventor
泰 石橋
史朗 相沢
輝男 鈴鹿
Original Assignee
重質油対策技術研究組合
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 重質油対策技術研究組合 filed Critical 重質油対策技術研究組合
Priority to JP13485079U priority Critical patent/JPS606737Y2/ja
Publication of JPS5652212U publication Critical patent/JPS5652212U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS606737Y2 publication Critical patent/JPS606737Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)
  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は粉粒体の管内移動速度測定装置に関し、流体特
に粉流体と逆方向へ流れる現象が生ずる場合における粉
粒体粒子の重力流下に従った管内移動の速度の測定装置
に関する。
以上、通例−組の流動層装置間に配設された流動層用粉
粒体を移送ないし循環するための管路(移送管)、流動
層装置の粉粒体供給管又は排出管等における粉粒体粒子
流量の制御のために、一般に粒子流量又は流速の測定が
必要である。
特に石油精製及び石油化学その他の産業において、粉粒
体を触媒或いは熱媒体として循環使用、供給または排出
する際に粉粒体流量の測定はプロセス制御のために不可
欠である。
従来の粉粒体のか)る場合における輸送力法として粉粒
体層のレベル差及び/又は圧力差の利用、気流輸送法が
ある。
粉粒体流量の制御方法としては、スライドバルブ等の特
殊弁による方法、粉粒体層のレベル差と気流輸送を組合
せた方法及びレベル差輸送部に絞り部を設け、当該部に
制御用流体を吹こむことが提案されている。
さらにその粉粒体流量制御装置として特願昭51−46
540において、管路に屈曲部を設け、粒子流入側の管
にその管の流路断面積を可変にする移動可能でかつガス
供給量を可変にするガス吹き込み穴を中心に有する流量
制御用ノズルを内在させた枝管を接続し、粒子流出側の
管と同心に粒子移送用ガスノズルを屈曲部の流出側の管
端に配設したものが提案されている。
本考案は、か)る粒子流量制御用の流体(好ましくは気
体)を吹き込む型式の装置における粒子の流速の測定を
正確に行うために考案されるに至ったものである。
即ち、上述の如き流量制御方法において、その流下粒子
は、レベル差輸送部においては重力に従い一様な状態に
おいて自然落下する。
この際に、管路途中に透明なサイトガラス管の如き、透
明可視部を設け、粒子の移動速度を測定することにより
、粉粒体の流量を測定することができる。
しかし上述の如き流量制御方式においては、制御用流体
(ガス)の吹込みにより、粒子の移動方向と反対向きに
この制御用流体の一部が流れこのため粒子の一様な均一
落下が乱されるので、粒子の移動(落下)速度を正確に
測定することが困難であった。
特に、通例水平面と粉粒体の安息角以上の角度をもって
形威されるレベル差輸送部の移送管の断面頂部近傍にお
いてこのような制御流体の一部が逆方向へ流れる現象が
生じ易く、粒子移動速度の測定には大きな誤差を生ずる
という欠点が見られた。
本考案は上述の如き、従来技術の欠点を除去し、新規な
粉粒体移動速度測定装置を提供することを目的とする。
即ち、本考案の粉粒体移動速度測定装置は、主管路の一
部として形威した透視部を有する主管部と、該主管路の
透視部の前後に配した分岐部間を結んで形成されるバイ
パスとから構成され、分岐部近傍のバイパス内に夫々ス
クリーンを内蔵することを特徴とする。
以下本考案について実施例を参照しつつ詳細に説明する
主管1はレベル差輸送部として機能する移送管16の途
中に接続され、その一部を威す。
第2図において移送管16は二つの流動層装置17,1
8を結ぶもので流体輸送管18と屈曲部20を威して接
続されている。
屈曲部20には、流体輸送用ガス吹込ノズル19が流体
輸送管18と、同心に配されている。
移送管16は通例水平面と粉粒体の安息角以上の角度を
な腰粉粒体流量制御用絞り部28.29及び流量制御用
ガス吹込みノズル30.31を有している。
第2図図示の装置は、石油精製工業で用いられる、重質
油分解装置の一例をなし、分解装置たる流動層装置17
及び触媒再生塔をなす流動層装置18が、管路16゜1
8.21により接続されている。
再生塔内で分散板22の下方から吹込まれた空気26に
より燃焼され再生された触媒粒子は矢印に従って重力に
より移動管16内を自然落下する。
一方分解装置17内へは、下部ノズル33から重質油が
供給され、分散板22の下方からスチーム又はN2ガス
25が吹込まれ、流動層を形威し、石油分解が行われ、
軽質ガソリン等は上方排出管24から排出される。
使用後の表面に炭素質の付着した触媒粒子は粉粒体移動
速度測定装置15′を有する移送管21を通って再生塔
18へ戻される。
再生塔下部からは再生用ガス26が吹込まれ、排ガスは
上方の排気管27から排出される。
再生触媒粒子は粉粒体移動速度測定装置15を通過する
際に、その透視部6において粒子移動速度が測定される
この際ノズル30,31から、粉粒体制御用ガスが吹込
まれると、移送管16.21内にはその断面頂部近傍に
粉粒体の移動方向と逆方向に前記ガスの一部が流れ、こ
れが粉粒体移動速度測定を仮置することが本考案により
判明した。
即ち、このガスの流れにより、粒子の自然落下の一様な
流れが乱され、その結果、正確な粒子移動速度の測定が
できないことが明らかとなった。
本考案によれは、第1図図示の如く透視部6の前後に分
岐部3,4を設け、これらの両分枝部3.4をバイパス
2によって接続し、両分枝部3.4の近傍かつバイパス
内にスクリーン5を夫々設けることにより、透視部6に
おいて粉粒体の流れの乱れを有効に防止できることが明
らかとなった。
このバイパス2には必要に応じ弁9及びカップリング8
を配することもできる。
弁9はバイパスの管路損失△P1の調整に用いることも
でき、閉止弁としても機能しうる。
透視部6は通例パイレックスサ、イトガラス管そ他の公
知の透明材料により形成し、好ましくは管状とする。
この透視部6をなすサイドガラス管は、フランジ10に
パツキン13、おさえ金具14によりシールされてボル
ト・ナツト11.12により締着される。
この透視部取付は任意の他の公知方法によることができ
る。
分岐部3,4は好ましくは、主管路1の断面頂部に設け
、少くとも、同頂部を含む上半部に開口させる。
スクリーン5は移送粒子の粒径より小さな網目を有する
ものを用い、かつバイパス管路の圧損△P1を主管路の
両分岐路間の圧損△Po以下に保ちうる範囲のものを用
いる。
バイパスの長さ、内径は、△P1の条件に適合するよう
適宜選択する。
またバイパス2の形状は好ましくは、両分枝部3,4間
を最短距離で結ぶものとするが、条件の許す限り、任意
にカーブさせることもできる。
第1図はその一例をなすにすぎない。
バイパス直径はまた、主管路1の直径と同程度以内とす
ることにより通例、目的の条件は遠戚されうる。
但しこの範囲に限定はされない。分岐部3,4の形状と
しては最も一般的なパイプ用のチーズ型をとることで足
りるが、その他長方形、方形等の断面開口を有する分岐
部3,4を設けることもできる。
スクリーンを張る角度、位置も適宜、分岐部の形状等に
合わせその近傍内において変更可能である。
本装置主管路1と移送管16の接続は通例フランジ7に
より行うが、これに限定されない。
このように形成した本装置15を、第2図の如く配設し
て用いた場合に所期の目的を達することができる。
即ち、分岐部3,4は夫々移送管16の断面頂部に開口
し、絞り部28.29の上流側近くに、本装置15は配
設される。
粉粒体(触媒粒子))は矢印Aに従って移送管16内を
移動する。
一方においてノズル30゜31から流量制御用ガスが制
御用に吹込まれると、粉粒体の流れと逆方向(矢印B)
へガスの一部が流れる。
しかし、この逆向きの流れのガスは、本考案においては
T型分岐部4においてバイパス圧損△P1が主管路の圧
損△Poよりも小さいのでスクリーン5を通って、バイ
パス2を経て、上部スクリーン5を経て、上部分岐部3
へと流れることになる。
主管路においては粒子との摩擦抵抗による圧損△Poが
生ずるに対してバイパス側の圧損△P、は単にスクリー
ンと管壁による微少圧損が生ずるに止まるので、主管路
圧損△Poよりも小さく保たれうる。
なお、スクリーン5には一見粒子がつまるかの如く感ぜ
られるが、スクリーンは、主管路の断面頂部側に配され
ているので、通常の運転中に閉塞することはない。
長期に亘る運転の際の一般的閉塞は定期的保守により予
防することができる。
バイパス中のカップリング8は組立ての便宜上のもので
ある。
なお、第1図に図示のバイパスにおいてスクリーンに連
なる部分のテーパ一部はなくてもよい。
さらに、上部からの透視部6の観測を容易にするため、
バイパスは分岐部3,4、スクリーン5を経た後は、頂
部からずらせてもよく、半円弧をなして結んでもよい。
スクリーン5の組立て保守のために、スクリーン5の部
分をフランジ型ないしはネジ込等のカップリングとする
ことも有用である。
本実施例において、流体として気体を用いたが、液体に
も当然本考案は応用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の縦断面図、第2図は、本発
明の装置の使用の概略図を夫々示す。 1・・・・・・主管路、2・・・・・・バイパス、3,
4・・・・・・分岐部、5・・・・・・スクリーン、1
5,15’・・・・・・粉粒体流量測定装置、16,2
1・・・・・・移送管、A・・・・・・粒子の流れ、B
・・・・・・逆方向ガス流。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 主管路1の一部として形成した透視部6を有する主
    管路1と、該主管路1の透視部6の前後に配した分岐部
    3,4間を結んで形成されるバイパス2とから構成され
    、分岐部3,4近傍のバイパス2内に夫々スクリーン5
    を内蔵することを特徴とする粉粒体移動速度測定装置。 2 前記スクリーン5は、被測定粉粒体粒径より小さな
    網目を有することを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の粉粒体移動速度測定装置。 3 前記バイパス2をその管路圧損を、主管路1内の両
    分峡部3,4間の粉粒体流下時管路圧損以下とするよう
    に形成することを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の粉粒体移動速度測定装置。
JP13485079U 1979-09-29 1979-09-29 粉粒体移動速度測定装置 Expired JPS606737Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13485079U JPS606737Y2 (ja) 1979-09-29 1979-09-29 粉粒体移動速度測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13485079U JPS606737Y2 (ja) 1979-09-29 1979-09-29 粉粒体移動速度測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5652212U JPS5652212U (ja) 1981-05-08
JPS606737Y2 true JPS606737Y2 (ja) 1985-03-05

Family

ID=29366407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13485079U Expired JPS606737Y2 (ja) 1979-09-29 1979-09-29 粉粒体移動速度測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS606737Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0313474Y2 (ja) * 1984-12-26 1991-03-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5652212U (ja) 1981-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7731783B2 (en) Continuous pressure letdown system
CN101939235B (zh) 将细粒至粗粒的固体颗粒输入容器及转交至较高压力的系统的方法和设备
US9217603B2 (en) Heat exchanger and related methods
NO340771B1 (no) Anordning og fremgangsmåte for pneumatisk transport av massegods i strømningsprosess med høy tetthet
US6065486A (en) Two phase flow dispersion device
US2684872A (en) Conveyance of granular solids
JP6461564B2 (ja) 細くて垂直な容器に粒状物質を詰めるプロセス
JPS606737Y2 (ja) 粉粒体移動速度測定装置
US2423411A (en) Method and apparatus for transferring particle form solids
CA1084264A (en) Pressure equalizing valves
DE2345693A1 (de) Glockenverteiler fuer die mediumzufuhr in eine wirbelschicht
US3220432A (en) Pipeline separator launching device
US3589611A (en) Distributors for injecting fluids into vessels
CN1021367C (zh) 热交换装置及检测该装置压力状态的方法
US5082556A (en) Separator, float shut-off valve, and orifice meter mounted as a unit of skid
US2783898A (en) Solids withdrawal system
US8277209B2 (en) Screen/tray method and system for wet sulphur priller
CN1050775C (zh) 均匀装填催化剂管的方法和设备
CN1091138C (zh) 从气流中去除粒状物的装置
CN106288934A (zh) 换热器在线除垢方法及装置
US2841446A (en) Methods and apparatus for handling particulate solids
US2724619A (en) Conveyance of granular solids
FI98565C (fi) Puskuritila
JPS60106720A (ja) 粉粒体の気流搬送設備における詰まり検知方法
DE3013027C2 (ja)