JPS606711Y2 - 遠隔操作式配管継手 - Google Patents

遠隔操作式配管継手

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JPS606711Y2
JPS606711Y2 JP19181781U JP19181781U JPS606711Y2 JP S606711 Y2 JPS606711 Y2 JP S606711Y2 JP 19181781 U JP19181781 U JP 19181781U JP 19181781 U JP19181781 U JP 19181781U JP S606711 Y2 JPS606711 Y2 JP S606711Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixed
flange
piping
pipe
nut
Prior art date
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Expired
Application number
JP19181781U
Other languages
English (en)
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JPS5896183U (ja
Inventor
栄一 稲田
正守 加藤
Original Assignee
動力炉・核燃料開発事業団
三井造船株式会社
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Publication date
Application filed by 動力炉・核燃料開発事業団, 三井造船株式会社 filed Critical 動力炉・核燃料開発事業団
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Publication of JPS5896183U publication Critical patent/JPS5896183U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、遠隔操作により迅速かつ容易に管の着脱を行
なうことができるようにした遠隔操作式配管継手に関す
るものである。
一般に、使用済核燃料の再処理工場や高レベルの放射能
を有する核物質の廃液処理工場または高濃度の有毒ガス
の充満する工場等において使用される塔槽類は、その収
容する物質が腐蝕性のものが多い。
したがって、かかる塔槽類やこれに接続される配管が腐
蝕したり故障する機会が多く、このような事態が生ずる
と新品と交換しなければならない。
ところで、かかる交換作業は塔槽類に数多く配設された
配管を着脱する必要があり、かつその作業は作業員の安
全性を確保するため遠隔操作で行なわなければならない
かかることから、この種搭槽類においては、各配管を遠
隔操作により迅速かつ容易に着脱出来、しかも構造簡単
な配管継手が要望されている。
本考案の目的は、このように使用済核燃料再処理工場や
高レベルの放射能を有する廃液処理工場等塔槽類を含む
設備に使用される配管継手、即ち人間が接近できない高
放射線環境下等で使用される遠隔操作の必要な配管継手
を提供せんとすることにある。
上記目的を達成する本考案の遠隔操作式配管継手は、中
央部に、上方に向かって収斂しかつその収斂端部にその
両側面を分離する突出部を設けたガイド部20を有し、
かつ該ガイド部20の両側に切欠部21を有するフラン
ジAを固定配管7の端部に固着し、一端にインパクトレ
ンチ取付用ヘッド23を有し、かつ他端にナツト24を
固着した対をなすネジ棒22を夫々配管の両側の位置に
螺合して設けたフランジBを着脱配管17の端部に固着
すると共に、前記ネジ棒22のネジ部を、インパクトレ
ンチ取付用ヘッド23の正あるいは逆方向への回転によ
るナツト24の移動で固定配管側フランジAを着脱配管
側フランジBに対し締付あるいは弛緩状態とするネジ部
に形成せしめ、前記固定配管7を水平方向に延在し、か
つフランジAのガイド部20が上方に位置する如く配設
したことを特徴とするものである。
以下図により本考案の一実施例を説明する。
第1図及び第2図は、本考案の遠隔操作式配管継手を適
用する使用済核燃料再処理工場や高レベル廃液処理工場
等で使用される塔槽類の概略図であって第1図は正面図
、第2図はその平面図である。
塔槽本体1はブラケット2を介して着脱架台3に取付け
られ、該着脱架台3は基礎4に固着され、かつ二方向に
延長部5bを有する固定架台5上に固定金物6により着
脱可能な如く取付けられている。
実際には、固定金物6が設けられる位置は機械加工が施
され、ここで水平が保たれるよう考慮される。
かかる固定架台5及び着脱架台3は図示しない室内に納
められ、その上部にマニピュレーター等の遠隔操作機器
が配設されている。
該マニピュレーターは1、一定方向(すなわち、中央か
ら両側の壁に対する方向)で配管継手(以下、管継手と
いう)に接近できるようになっている。
従って、管継手は、そのインパクトレンチ取付用ヘッド
が上向きかまたは中央に向かうように配置される。
塔槽本体1には多数の固定配管7が直接に、また管9が
フランジ8を貫通して夫々取付けられ、前記固定配管7
の他端は、機械加工が施された着脱架台3上にサポート
10を介して取付けられた管継手11に、また前記管9
は管継手12及び管13を経て前記管継手11に夫々連
結されている。
一方室内に導かれた固定配管14は、固定架台5の延長
部5b上にサポート15を介して取付けられた管継手1
6に端部が取付けられている。
そして管継手11と16の間には着脱配管17が設けら
れている。
なお、固定架台5の延長部5b上にも機械加工が施され
ている。
更に多数の管継手11と16は夫々着脱架台3上の両側
及び固定架台5の延長部5b上に一列に配設されており
、これら管継手は、同じ列に配設された管継手同士は同
じ構造のもので、かつ各列毎には異なる構造のものとす
ることのできる組合せで使用され、かかる組合せ使用に
より配管の連結に汎用性をもたせるようにしているが、
この場合でも前記マニピュレーターの管継手に接近でき
る方向の制約から、そのインパクトレンチ取付用ヘッド
が上向きかまたは中央に向かうように配置される。
因に、第1図、第2図においては、固定架台5の左側の
延長部5b上の管継手16は、図示のように対面するフ
ランジが左右配置されてインパクトレンチ取付用ヘッド
が中央に向かうように配置され、その他の管継手11及
び16は、図示のように対面するフランジが上下配置さ
れてインパクトレンチ取付用ヘッドが上向きに配置され
ている。
このように配設することによって遠隔操作は容易となる
即ち、実際には監視窓Cから管継手位置を確認しながら
マニピュレーターを操作することになるが、この場合最
初の管継手に位置合せすることにより以降は二次元的な
位置合せを行なうのみでよい。
また、多数の管継手11と16の位置が等しいため予備
品の数を著るしく減少させることが出来る等の効果があ
る。
次に、このような塔槽類に適用される本考案の遠隔操作
式配管継手の実施例を第3図〜第5図に基づいて説明す
る。
なお、前記のごとく、塔槽類における管継手は、同じ列
に配設された管継手同士は同じ構造のもので、かつ各列
毎には異なる構造のものとすることができる組合せで使
用されるものであるが、この実施例では、第1図、第2
図における固定架台5の左側の延長部5b上の管継手1
6として適当な遠隔操作式配管継手について説明する。
固定架台5の左側の延長部5b上にはサポート15を介
して固定配管14(なお、以下の説明では7として説明
する。
)の端部が取付けられている。
この固定配管7の先端には、正面から見て上方に延びる
テーパー状のガイド部20と該ガイド部20の両側に後
述するネジ棒22が嵌合する切欠部21を有するフラン
ジAが固着されている。
一方着脱配管17の一端にはフランジBが固着されてお
り、該フランジBには一端にインパクトレンチ取付用ヘ
ッド23と他端にナツト24が固着されたネジ棒22が
螺合状態で取付けられている。
ネジ棒22は、配管の両側に1個づつ設けられ、該ネジ
棒22には、インパクトレンチ取付用ヘッド23の正あ
るいは逆方向への回転によるナツト24の移動で固定配
管側フランジAを着脱配管側フランジBに対し締付ある
いは弛緩状態とするネジ部が形成されている。
25は漏洩防止用ののOリングである。
かかる構成において、実線で示した締付状態から図示し
ないマニピュレーター操作のインパクトレンチによりイ
ンパクト取付用ヘッド23を回転すると、ネジ棒22の
端部に固着一体化されているナツト24の移動でフラン
ジBに対するフランジAの締付がゆるめられるので、着
脱配管17を容易に上方へ移動させることができる。
反対に着脱配管17と固定配管7とを連結する場合は、
着脱配管17を上部より釣り下すとガイド部20により
ネジ棒22を容易に切欠部21に嵌合させることができ
る。
然る後、ネジ棒22を回転させることにより両者を結合
することができるのである。
本考案によれば、固定配管7側のフランジAに、上方に
開口した切欠部21を設け、この切欠部21を利用して
着脱配管17側のフランジBに設けたネジ棒22を案内
するように構成しているので、フランジ部Bを前記切欠
部21を介して第4図の状態に容易に組み立てることが
できる。
しかも、フランジ部Aの中央部に、上方に向かって収斂
すると共に、その収斂端部に両側面を分離する突出部を
設けたガイド部20が設けられているので、前記ネジ棒
22を切欠部21に嵌入する操作が著しく簡単となり、
かつ確実に嵌入することができる。
また、一端にインパクトレンチ取付用ヘッド23を有し
、かつ他端にナツト24が固着し一体化された対をなす
ネジ棒22が着脱配管17側のフランジBに螺合状態で
取付けられ、かつ該ネジ棒22には、インパクトレンチ
取付用ヘッド23の正あるいは逆方向への回転によるナ
ツト24の移動で固定配管側フランジAを着脱配管側7
ランジBに対し締付あるいは弛緩状態とするネジ部が形
成されているので、ネジ棒やナツトは回しすぎても継手
からはずれることがなく、かつ着脱配管17を固定配管
7に対して容易かつ確実に着脱することができる。
また、本考案の配管継手は、2個のフランジを準備して
、一方のフランジを他方の案内部材として利用するので
、その構造が著しく単純であり、またその緊締および解
除の操作を簡単に行うことができるので、マニピュレー
ターの操作性を十分に利用して塔槽類を有する装置の保
守を十分に行うことができる。
以上説明のように本考案によれば、遠隔操作により管の
着脱を迅速かつ容易に行なうことができると共に、その
構造も極めて簡単である。
勿論本考案は、前記実施例に限定されるものではなく、
その要旨を逸脱しない範囲で変更できることは明らかで
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は塔槽類の概略を示す正面図、第2図はその平面
図、第3図は本考案による管継手の構造を示す正面図、
第4図はその側面図、第5図は底面一部断面図を示すも
のである。 1・・・・・・塔槽本体、3・・・・・・着脱架台、5
・・・・・・固定架台、7,14・・・・・・固定配管
、10.15・・・・・・サポート、11. 12.
16・・・・・・管継手、17・・・・・・着脱配管、
20・・・・・・ガイド部、21・・・・・・切欠部、
22・・・・・・ネジ棒、23・・・・・・インパクト
レンチ取付用ヘッド、24・・・・・・ナツト、A、B
・・・・・・フランジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央部に、上方に向かって収斂しかつその収斂端部にそ
    の両側面を分離する突出部を設けたガイド部20を有し
    、かつ該ガイド部20の両側に切欠部21を有するフラ
    ンジAを固定配管7の端部に固着し、一端にインパクト
    レンチ取付用ヘッド23を有し、かつ他端にナツト24
    を固着した対をなすネジ棒22を夫々配管の両側の位置
    に螺合して設けたフランジBを着脱配管17の端部に固
    着すると共に、前記ネジ棒22のネジ部を、インパクト
    レンチ取付用ヘッド23の正あるいは逆方向への回転に
    よるナツト24の移動で固定配管側フランジAを着脱配
    管側フランジBに対し締付あるいは弛緩状態とするネジ
    部に形成せしめ、前記固定配管7を水平方向に延在し、
    かつフランジAのガイド部20が上方に位置する如く配
    設したことを特徴とする遠隔操作式配管継手。
JP19181781U 1981-12-24 1981-12-24 遠隔操作式配管継手 Expired JPS606711Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP19181781U JPS606711Y2 (ja) 1981-12-24 1981-12-24 遠隔操作式配管継手

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JP19181781U JPS606711Y2 (ja) 1981-12-24 1981-12-24 遠隔操作式配管継手

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Publication Number Publication Date
JPS5896183U JPS5896183U (ja) 1983-06-30
JPS606711Y2 true JPS606711Y2 (ja) 1985-03-04

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JP19181781U Expired JPS606711Y2 (ja) 1981-12-24 1981-12-24 遠隔操作式配管継手

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JPS5896183U (ja) 1983-06-30

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