JPS6067074A

JPS6067074A - フイレツトロ−リングマシン

Info

Publication number: JPS6067074A
Application number: JP17307583A
Authority: JP
Inventors: Hiroyuki Ikuta; 生田　博幸
Original assignee: Toyoda Koki KK
Current assignee: Toyoda Koki KK
Priority date: 1983-09-21
Filing date: 1983-09-21
Publication date: 1985-04-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】く技術分野〉本発明はエンジン等のクランクシャフトのフィレットロ
ーリングマシンに関するものである。

〈従来技術〉クランクシャフトの′ピン部あるいはジャーナル部ノフ
ィレット部は、強度向上のためにローリング加工が施さ
れている。従来の７イレツトローリングマシンは特開昭
５＝１　−　１　１　７　８　４　９号で開示し、かつ
その要部を第１図で示すように、クランクシャフト１の
ピン部２（あるいはジャーナル部６）の両端フィレット
部３をローラがけずるスイレントローラ４乞保持したプ
レート５乞、ピン部２（あるいはジャーナル部６）のピ
ッチＰに対応して複数設け、各ピン部２（あるいはジャ
ーナル部６）の７イレツ１・部乞同時にローラかげ丁る
よ５になっている。

しかし、このものにおいては、加工すべきクランクシャ
フトに応じたマスククランクシャフトによってプレート
を揺動させるものであり、ピン部２（あるいはジャーナ
ル部６）の長手方向のピッチＰが異なるものには対応で
きず、マスククランクシャフト馨交換し、フィレットロ
ーラ４を保持したプレート５０軸方向位置乞変更させな
げればならない問題があって、異なる種類のクランクシ
ャフト乞ローラかけする場合の段取り替えに相当の時間
を必要とし、作業能率に影響を及ぼす不具合がある。

〈発明の目的〉本考案はマスククランクシャフトを不要としたマスタク
ランクレスであり、ビン部あるいはジャーナル部のピッ
チの異なるクランクシャフトについてもローラがけを可
能とし、前記従来の問題点を解決したフィレットローリ
ングマシンビ提供するものである。

〈発明の構成ン本発明は、駆動装置によって回転可能に支持したクラン
クシャフトの軸線方向に沿って移動可能な可動台と、こ
の可動台乞数値制御指令に応じて送り制御する送り装置
と、前記可動台に前記クランクシャフトの軸線に平行な
軸線のまわりに揺動可能に支持され１こ揺動アームと、
クランクシャフトのピン部あるいはジャーナル部のフィ
レット部に臨むフィレットローラを保持し、前記揺動ア
ームに開閉可能に枢支した一対のプレートからイガ号成
されたフィレットローリングマシンに関るものである。

〈実施例〉以下本発明の実施例について第２図及び第３図によって
説明ｊる。第２図において、１０はベッドである。この
ベッド１０上に主軸台１１と心押台１３が設置され、主
軸台１１にはチャック１２と、このチャック１２を回転
駆動する主軸駆動モータ１６を備え、また心押台１３に
はラム１４と、ラムＪ４に装着したセンタ１５と、前記
ラム１４を進退させるラム進退用シリンダ３５を備えて
いる。この主軸台１１のチャック１２と心押台１３のセ
ンタ１５との間にクランクシャフト１が支持され回転駆
動されるものである。

１７はコラムである。このコラム１７は第２図の図面に
おいて主軸台１１並びにｌし押台１３の後方でペッド１
０上に立設されている。このコラム１７の上部前面に鉛
直面の案内ベース１８が固設され、前記鉛直面に前記ク
ランクシャフト１のｉｌ’ｉｌｌ　Ｂ）方向に案内面１
９が設けられている。そして、案内面１９には可動白筒
が移動可能に案内されている。

２１は前記可動台２０Ｙ送り移動する送りねじであり、
可動白筒に固設した送りナツト石が螺合している。ηは
前記送りねじ２１を駆動するサーボモータであり、凹路
の数値制御装置の指令に応じ１制御される。

前記可動白筒には揺動アームηがクランクシャフト１の
軸線に平行な支持軸別によって揺動可能に支持されてお
り、この揺動アーム茨には第３図で示すように上部プレ
ート部と下部プレートυとが前記支持軸２４に平行な支
軸あにて開閉可能に枢支されている。前記下部プレート
２７及び上部プレー）２６の各先端にはローラホルダ２
９．３０が設げられており、これにクランクシャフト１
のピン部２のフィレット部３に臨むフィレットローラ３
工、３２が取付けられている。３３はバックアップロー
ラを示す。

また、下部プレート２７と上部グレート２６の後端間に
は加圧用シリンダ３４が取付けられ、下部プレート２７
及び上部プレートの開閉並びにフィレットロー２３１．
３２の加圧を行うようにしている。３６は可動白筒に固
設されているプレート開放角度位置規制用のシリンダで
あり、そのピストンロッドが上部プレートかに当接する
ことにより下部プレー）２７と上部プレー）２６の開放
角度７規制するものである。

上記本発明の詳細な説明する。第２図及び第３図の状態
よりクランクシャフト１を主ｌｉｔ台１１、心押台１３
間に搬入支持する。可動白筒に設けられているプレート
開放角度位置規制用のシリンダ３６のピストンロッドを
上昇し、加圧シリンダあによって上部プレートが、下部
プレート２７ヲ閉じてクランクシャフト１の第１のピン
部２（第２図において左端ビン）の両端フィレット部分
にフィレットローラ３１．３２ヲ圧接する。

次いで、主軸駆動モータ１６が起動し、クランクシャフ
ト１を回転駆動する。このクランクシャフト１０回転に
より揺動アーム乙の揺動並びに上部プレート２６、下部
プレート２７の枢動によってフィレットローラ３１．３
２はピン部２に倣ってジャーナル部６０回りを公転し、
かつ自転してピン部２のフィレット部を口〜うがけする
。

この第１のピン部２のローラがけが完了すると、チャッ
ク１２が定位置停止し、上部プレートあ、下部プレート
２７が開放されプレート開放角度位置規制用のシリンダ
３６のピストンロンドが下降して一対のプレー）２６，
２７が、ジャーナル部６乞中心として等量だけ開（よう
に開放角度位置を規制する。

しかる後に、数値制御指令に基いてサーボモータ２２に
より可動合印が所定量（ヒンピツチＰ）移動し、プレー
ト誘、ｎが第２のピン部２１に対応する位置に割出され
る。以下上記の動作を繰返して第２、Ｍ３、第４のピン
部２のフィレット部を順次ローラかけするのである。

尚、上記実施例はピン部２のフィレット部をローラがけ
するものであるが、ジャーナル部６のフィレット部ンロ
ーラかけするもの、あるいはその双方乞ローラかけする
ものにも適用できる。

〈他の実施例〉上記の実施例では、フィレットローラ３１．３２は上下
一対の一組のプレートに左右側フィレット部乞ローラが
けするように配設されたものであるが、ピン部２あるい
はジャーナル部６の巾の異なるものにも対応できるよう
に、第４図（ん、（ハ）に示すように、フィレットロー
ラ３２０クン左、右それぞれ片側に支持する２組のプレ
ートＹ　一対の可動台に設け、これらの可動台を数値制
御位置決めによりピン部２あるいはジャーナル部６のフ
ィレット部を片側づつローラかけするように構成するこ
とも可能である。

〈効果〉以上のように本発明によると、フィレットローラを有す
る一対のプレートは可動台に軸支された揺動アームに枢
支したものであるから、クランクシャフトの回転により
ピン部あるいはジャーナル部に倣って公転、かつ自転し
、従来のようにマスククランクシャフトヶ必徽とするこ
となくローラがけが得られる。また、可動台の送り移動
によりプレートの軸方向位置？ピン部あるいはジャーナ
ル部に対応させることができ、従って、ピン部あるいは
ジャーナル部のピッチの異なるクランクシャフトのロー
ラかけにおいて段取り替えを行うことがなくなり、非常
に作業能率が向上する利点を有しているものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のフィレットローリングマシンの要部正面
図、第２図は本発明の正面図、第３図は第２図ｍ−ｍ線
断面図、第４図は本発明の他の実施例を示す要部正面図
である。１・・・クランクシャフト、２・・・ピン部、６−−・
ジャーナル部、１０Ｉ１１１・ベッド、１１・・・主ｌ
ｌｌ１ｌＩ台、工３・・・心押台、１７・・・コラム、
１８・・・案内ベース、１９・・・案内面、加・・・可
動台、２１・・・送りねじ、ｎ・・・サーボモータ、側
・・・揺動アーム、２６・ゆ・上部プレート、２７・・
−下部プレート、３１．３２−・・フィレットローラ、
３４・・・加圧シリンダ。

Claims

【特許請求の範囲】

駆動装置によって回転可能に支持したクランクシャフト
の軸線方向に沿って移動可能な可動台と、この可動台を
数値制御指令に応じて送り制御する送り制御装置と、前
記可動台に前記クランクシャフトの軸線に平行な軸線の
まわりに揺動可能に支持された揺動アームと、クランク
シャフトのピン部あるいはジャーナル部のフィレット部
に臨むフィレットローラを保持し、前記１３）勤アーム
に開閉可能に枢支し１こ一対のプレートとから構成され
たことを特徴とするフィレットローリングマシン。