JPS606700A - 含フツ素ステロイド化合物の製法 - Google Patents
含フツ素ステロイド化合物の製法Info
- Publication number
- JPS606700A JPS606700A JP11392283A JP11392283A JPS606700A JP S606700 A JPS606700 A JP S606700A JP 11392283 A JP11392283 A JP 11392283A JP 11392283 A JP11392283 A JP 11392283A JP S606700 A JPS606700 A JP S606700A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- fluorine
- steroid compound
- formula
- reaction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Steroid Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、含フツ素ステロイド化合物の製法、さらに詳
しくは6α−フルオロ−9β、11β一エポキシステロ
イド化合物の製法に関する。
しくは6α−フルオロ−9β、11β一エポキシステロ
イド化合物の製法に関する。
含フツ素ステロイド化合物、特に晶IJ腎疼質ホルモン
へフッ素を導入した化合物は、すく゛れた薬理作用(、
たとえば、抗炎症、鉱質代謝および糖代鶴1)を有して
いることが知られている。
へフッ素を導入した化合物は、すく゛れた薬理作用(、
たとえば、抗炎症、鉱質代謝および糖代鶴1)を有して
いることが知られている。
この含フツ素ステロイド化合物、たとえばさフッ素副腎
皮質ホルモンの一般的な製法は、原料ステロイド化合物
とフッ素化剤を反応させることからなり、フッ素を導入
できる位置は、2.4.6.9.15および16位のα
およびβ位である。そのうち6αおよび/または9α位
にフッ素を導入すると著しい抗炎症作用の増強が見られ
る。また、これらステロイド骨格へのフッ素の導入に加
え、A環部分、B環部分および側鎖を化学修飾すること
により副作用を抑制できるので、すぐれた抗炎症剤とし
てリウマチ等の治療に利用することができる。
皮質ホルモンの一般的な製法は、原料ステロイド化合物
とフッ素化剤を反応させることからなり、フッ素を導入
できる位置は、2.4.6.9.15および16位のα
およびβ位である。そのうち6αおよび/または9α位
にフッ素を導入すると著しい抗炎症作用の増強が見られ
る。また、これらステロイド骨格へのフッ素の導入に加
え、A環部分、B環部分および側鎖を化学修飾すること
により副作用を抑制できるので、すぐれた抗炎症剤とし
てリウマチ等の治療に利用することができる。
なお、参照に容易な様に、ここでステロイド化合物の位
置番号を示す: 6 また、たとえば6位にフッ素が導入され庭ステロイド化
合物の異性体は、 の様に表示される。
置番号を示す: 6 また、たとえば6位にフッ素が導入され庭ステロイド化
合物の異性体は、 の様に表示される。
ステロイド化合物の6位をフッ素化する際に用、いられ
る7゛ン素化剤としては、F2 、XeF2、CF30
F 、 Fc103等が従来から知られている。
る7゛ン素化剤としては、F2 、XeF2、CF30
F 、 Fc103等が従来から知られている。
また9β、11β−エポキシステロイド化合物のフッ素
化にはフッ素化剤としてFe2O2を利用することも知
られている(特開昭54−157554号公報参照)。
化にはフッ素化剤としてFe2O2を利用することも知
られている(特開昭54−157554号公報参照)。
しかしながら、F C103を用いてフッ素化を行うと
、時により爆発を起こすので工業的には利用できない。
、時により爆発を起こすので工業的には利用できない。
その他の上記フッ素化剤を用いてフッ素化を行っても収
率は低い。
率は低い。
最近、CH3CO0F (酢酸存在下、Cl−13CO
ONaにF2を作用させると発生するとされている。)
なるフッ素化剤が開発され、含フツ素芳香族化合物ある
いは含フツ素糖類の合成に成功している。
ONaにF2を作用させると発生するとされている。)
なるフッ素化剤が開発され、含フツ素芳香族化合物ある
いは含フツ素糖類の合成に成功している。
その反応は、
に代表され、一般に前着の芳香環では水素とフッ素が置
換し、後者の糖類の2重結合ではその両端にフッ素およ
びアセトキシ基がそれぞれ付加するものである。
換し、後者の糖類の2重結合ではその両端にフッ素およ
びアセトキシ基がそれぞれ付加するものである。
そこで本発明者らは、さらに該CH3CO0Fを9β、
11β−エポキシステロイド化合物のフッ素化反応に利
用すべく鋭意研究を進めたところ、謔くべきことに9β
、11β−エポキシステロイド化合物におけるフッ素化
反応機構は前記反応(1)および(2)の反応機構とは
全く異なっており、予懇外の含フツ素ステロイド化合物
が収率よ〈生成することを見い出し本発明を完成するに
至った。
11β−エポキシステロイド化合物のフッ素化反応に利
用すべく鋭意研究を進めたところ、謔くべきことに9β
、11β−エポキシステロイド化合物におけるフッ素化
反応機構は前記反応(1)および(2)の反応機構とは
全く異なっており、予懇外の含フツ素ステロイド化合物
が収率よ〈生成することを見い出し本発明を完成するに
至った。
“′°゛″′”“−°“ 。、9
C00M
〔式中、Rは低級アルキル基またはハロゲン化低級アル
キル基、Mはアルカリ金属を示す。〕で表わ5れるfy
/V g 、7酸塩1/C7’/素ff、xをす用5
せ、次いで得られた反を混合物と9β、11β−エポキ
システロ4ド化谷物を反応させて6α−フルオロ−9β
、11゛β−エポキシステロ埼ド化合物を得ることを特
徴とする含フツ素ステロイド化合物の製法を要旨とする
ものでおる。
キル基、Mはアルカリ金属を示す。〕で表わ5れるfy
/V g 、7酸塩1/C7’/素ff、xをす用5
せ、次いで得られた反を混合物と9β、11β−エポキ
システロ4ド化谷物を反応させて6α−フルオロ−9β
、11゛β−エポキシステロ埼ド化合物を得ることを特
徴とする含フツ素ステロイド化合物の製法を要旨とする
ものでおる。
本発明の反応を反応式で゛例示すれば、次の通りである
: 。
: 。
このステロイド化合物のフッ素化反応は、前記芳香族化
合物および糖類のフッ素化反応からは全く予想できない
ものである。すなわち、上記反応式に見られるごとく、
6位のしかもα位にのみ選択的にフッ素が付加し、Aお
よびB環の電子配置が変化し、3位のアシル基がカルボ
ニル基に変換される。
合物および糖類のフッ素化反応からは全く予想できない
ものである。すなわち、上記反応式に見られるごとく、
6位のしかもα位にのみ選択的にフッ素が付加し、Aお
よびB環の電子配置が変化し、3位のアシル基がカルボ
ニル基に変換される。
本発明において、カルボン酸塩CI)は低級アルキルカ
ルボン酸またはハロゲン化低級アルキルカルボン酸のア
ルカリ金属塩を意味する。カルポーン酸としては、酢酸
、プロピオン酸、酪酸およびこれらのハロゲン化誘導体
、たと菟ばトリフルオロ酢酸などが好ましく例示できる
。アルカリ金属としてはナトリウムまたはカリウムが好
ましい。
ルボン酸またはハロゲン化低級アルキルカルボン酸のア
ルカリ金属塩を意味する。カルポーン酸としては、酢酸
、プロピオン酸、酪酸およびこれらのハロゲン化誘導体
、たと菟ばトリフルオロ酢酸などが好ましく例示できる
。アルカリ金属としてはナトリウムまたはカリウムが好
ましい。
本発明で用いら五るフッ素ガスは、通常N2またはI−
I e等の不活性ガスで希釈されており、二股に20モ
ル%以下の濃度で用いられる。
I e等の不活性ガスで希釈されており、二股に20モ
ル%以下の濃度で用いられる。
□本発明のフッ素化反応は、通常フッ素”に不活性”な
′中゛性または弱酸性溶媒を用いて行なわれ好ま七では
クロロフルオロカーボン系溶媒および/または臀機酸の
混合溶媒中で行なわnる。クロロ゛フρオロカーボン系
溶媒は、下記反応温度で液体であればよく、例えば、C
G13 F (フロン−11)、CCl2F2(7oy
−12−)、CBrF3 (707−1381)、CH
Cl2F ()oy−’21 )、CHClF2(フロ
ン−22)、CCI F2 Ce l F2(70:/
−114)、CBrF2CBrF2 (70:/ −1
14B2)等が挙げられる。また、有機酸としては低級
カルボン酸(たとえば、酢酸、プロピオン酸、酪酸など
)が挙げられる。
′中゛性または弱酸性溶媒を用いて行なわれ好ま七では
クロロフルオロカーボン系溶媒および/または臀機酸の
混合溶媒中で行なわnる。クロロ゛フρオロカーボン系
溶媒は、下記反応温度で液体であればよく、例えば、C
G13 F (フロン−11)、CCl2F2(7oy
−12−)、CBrF3 (707−1381)、CH
Cl2F ()oy−’21 )、CHClF2(フロ
ン−22)、CCI F2 Ce l F2(70:/
−114)、CBrF2CBrF2 (70:/ −1
14B2)等が挙げられる。また、有機酸としては低級
カルボン酸(たとえば、酢酸、プロピオン酸、酪酸など
)が挙げられる。
本発明の製法でフッ素化するステロイド化合物は9β、
11β−エポキシステロイド化合物であシ、たとえば次
式(I’)〜(■)で表わされる:(I) (II) 0 Q (i[’) (、IV ) 〔上記各式中、mlは低級アルコキシル基、低級アシル
オキシ基、芳香族アシルオキシ基またはN。
11β−エポキシステロイド化合物であシ、たとえば次
式(I’)〜(■)で表わされる:(I) (II) 0 Q (i[’) (、IV ) 〔上記各式中、mlは低級アルコキシル基、低級アシル
オキシ基、芳香族アシルオキシ基またはN。
N−ジアルキルアミノ基 R2およびに3はそれぞれヒ
ドロキシル基またはアシルオキシ基、足は水素、ヒドロ
キシル基または低級アルキル基、妙は水素、□はα位ま
たはβ位の結合を表わす。〕。
ドロキシル基またはアシルオキシ基、足は水素、ヒドロ
キシル基または低級アルキル基、妙は水素、□はα位ま
たはβ位の結合を表わす。〕。
これらステロイド化合物の中には、前記溶媒に溶解し難
いものがあるが、これらは予め少量の四塩化炭素、クロ
ロホルム、塩化メチレンなどのフッ素化反応に不活性な
溶媒に溶解しておき、反応に供することもできる。
いものがあるが、これらは予め少量の四塩化炭素、クロ
ロホルム、塩化メチレンなどのフッ素化反応に不活性な
溶媒に溶解しておき、反応に供することもできる。
本発明の製法において、反応温度は、前慇のカルボン酸
塩とフッ素ガスの反応および後段のステロイド化合物の
フッ素化反応のいずれにおいても通常−50〜−100
°C1好ましくは−60〜−80°Cであシ、反応時間
は普通全体で1時間以内である。
塩とフッ素ガスの反応および後段のステロイド化合物の
フッ素化反応のいずれにおいても通常−50〜−100
°C1好ましくは−60〜−80°Cであシ、反応時間
は普通全体で1時間以内である。
本発明によれば、9β、11β−エポキシステロイド化
合物の6α位にのみフッ素を選択的に導入することがで
きる。6−7A/オロ異性体には6α−フルオロ体およ
び6β−フルオロ体の2種が存在するが、6α−フルオ
ロ体のみが顕著な薬理作用、特1に抗炎症作用を発現す
ることができ、一方6β−フルオロ体はは:とんど薬理
作用を示さない。従って、本発明の製法で6α−フルオ
ロ体のみを収率よ〈製造できるとぼうことは工業上の大
きな利点そある。゛ ′ なお、本発明の製法で得られた6α−フルオロ−9β′
、11β−エポキシステロイド化合物は、→ツ化水素を
用いる既知の方法によって9β、11β−エポキサイド
を□開環し、6α、9α−ジフルオロ−11′β−ヒド
ロキシステロイド化合物に誘導することができ、さらに
薬理効果のすぐれた化合物とすることができ名。
合物の6α位にのみフッ素を選択的に導入することがで
きる。6−7A/オロ異性体には6α−フルオロ体およ
び6β−フルオロ体の2種が存在するが、6α−フルオ
ロ体のみが顕著な薬理作用、特1に抗炎症作用を発現す
ることができ、一方6β−フルオロ体はは:とんど薬理
作用を示さない。従って、本発明の製法で6α−フルオ
ロ体のみを収率よ〈製造できるとぼうことは工業上の大
きな利点そある。゛ ′ なお、本発明の製法で得られた6α−フルオロ−9β′
、11β−エポキシステロイド化合物は、→ツ化水素を
用いる既知の方法によって9β、11β−エポキサイド
を□開環し、6α、9α−ジフルオロ−11′β−ヒド
ロキシステロイド化合物に誘導することができ、さらに
薬理効果のすぐれた化合物とすることができ名。
次に実施例および比較例を示し、本発明を具体的に説明
する。
する。
実施例
、、(alc、R3(:OOF 〕合成ニー。100m
/ポリエチレン製容器にCC13F(フロン−11)5
0m/、酢酸2fnlおよび微粉末酢酸すトリウム60
0q(7,3ミリモ/l/)を入れ:、ドラ。
/ポリエチレン製容器にCC13F(フロン−11)5
0m/、酢酸2fnlおよび微粉末酢酸すトリウム60
0q(7,3ミリモ/l/)を入れ:、ドラ。
イアイス−アセトンで外部から冷却し、激しく攪拌しな
がら、窒素ガスで10モル%に希釈したフッ素ガス(8
,9ミリモ)v )を100mJ/分の流速で上記混合
物中に通じた。
がら、窒素ガスで10モル%に希釈したフッ素ガス(8
,9ミリモ)v )を100mJ/分の流速で上記混合
物中に通じた。
(b)9β、11β−エポキシステロイド化合物のフッ
素化反応ニー 3042日フラスコに、式: %式% で示される9β、11β−エポキシステロイド化合物2
0015F(0,39ミリモ/I/)の塩化メチレン5
1rJ溶液を入れ、窒素気流下、ドライアイス−アセト
ンで冷却し、よく攪拌しながら(a)で調製したCCl
3F溶液lO−を添加した。10分間攪拌した後、飽和
亜硫酸ナトリウム水溶液51nlを加え、室温で1時間
激しく攪拌した。その後、有機相を水相から分離した。
素化反応ニー 3042日フラスコに、式: %式% で示される9β、11β−エポキシステロイド化合物2
0015F(0,39ミリモ/I/)の塩化メチレン5
1rJ溶液を入れ、窒素気流下、ドライアイス−アセト
ンで冷却し、よく攪拌しながら(a)で調製したCCl
3F溶液lO−を添加した。10分間攪拌した後、飽和
亜硫酸ナトリウム水溶液51nlを加え、室温で1時間
激しく攪拌した。その後、有機相を水相から分離した。
水相を酢酸エチルで抽出し、抽出物と有機相を合せ、脱
イオン水で洗浄し、次いで溶媒を室温でエバポレータを
用いて除去して白色固体を得た。この白色固体をメタノ
ールで再結晶化して白色結晶115岬を得た。収率69
%。
イオン水で洗浄し、次いで溶媒を室温でエバポレータを
用いて除去して白色固体を得た。この白色固体をメタノ
ールで再結晶化して白色結晶115岬を得た。収率69
%。
得られた白色結晶について、核磁気共鳴分析および質量
分析を行い、後記の分析結果を得た。この結果から生成
化合物は、式: %式% テ示すれる6α−フルオロ−9β、11β−エポキシス
テロイドと同定した。
分析を行い、後記の分析結果を得た。この結果から生成
化合物は、式: %式% テ示すれる6α−フルオロ−9β、11β−エポキシス
テロイドと同定した。
1)1−NMR(溶媒: CDCl3 /CD30D
=’l / 1、内部標準:テトラメチルシラン):δ
(PPm)=6.40 (IH,d 、J=11H2,
1−H)、6,19(IH,br、s、4−H)、6.
02(IH,br。
=’l / 1、内部標準:テトラメチルシラン):δ
(PPm)=6.40 (IH,d 、J=11H2,
1−H)、6,19(IH,br、s、4−H)、6.
02(IH,br。
d、J=11Hz 、2−H)、5.24 (I H、
d。
d。
m 、J =5 QHz 、 5−f() 、4.7
2 、(I H、d。
2 、(I H、d。
J=17Hz 、 21−見)、4.67(IH,d。
J=171(z 、2l−H)、1.96 (31−1
,S 。
,S 。
21− OCOCH3)、1.24(3B、s C19
−Cす3)、0.91(3H,d、J=61Hz 、1
6−Cす3)、0.72(3H,8,18−Cす3)。
−Cす3)、0.91(3H,d、J=61Hz 、1
6−Cす3)、0.72(3H,8,18−Cす3)。
19F −NMR(外部標準: CF3 C:0O1(
) : δ(ppm)=108.84 (I F 、
J5H−F=5 Ql−1z。
) : δ(ppm)=108.84 (I F 、
J5H−F=5 Ql−1z。
J 7H−F= 15 Hz 、 8 Hz )。
MS(分子量(M)=432 (C24H2906F)
:m/e=433 (M++1 )、432(M+)、
412(M+−20)、372(M+−60)1.4
a ((CHaCO:l”)。
:m/e=433 (M++1 )、432(M+)、
412(M+−20)、372(M+−60)1.4
a ((CHaCO:l”)。
比較例
、30β2日フラスコに実施例で用いたのと同じ9β、
11β−エポキシ化合物200〜(0,39ミリモlv
)の塩化メチレン5tnl溶液を入れ、窒素ガ゛スで1
0モル%に希釈したFC103ガス(1,8ミリモル)
を100m//分の流速で上記溶液中に通じた。その後
、実施例1と同様に飽和亜硫酸水溶液を加え、以下同様
に後処理して白色結晶の実施例と同じ6α−7/L/オ
ロー9β、11β−エポキシステロイド化合物82qを
得た。収率49%。
11β−エポキシ化合物200〜(0,39ミリモlv
)の塩化メチレン5tnl溶液を入れ、窒素ガ゛スで1
0モル%に希釈したFC103ガス(1,8ミリモル)
を100m//分の流速で上記溶液中に通じた。その後
、実施例1と同様に飽和亜硫酸水溶液を加え、以下同様
に後処理して白色結晶の実施例と同じ6α−7/L/オ
ロー9β、11β−エポキシステロイド化合物82qを
得た。収率49%。
なお、フッ素化反応中に時々小爆発があった。
特許出願人 三菱化成工業株式会社C19jz11名)
代 理 人 弁理士 青白 葆 (出)2名)手続補正
書(自発) 昭和58年lO月18日 昭和58年特許願第 113922 号2、発明の名称 含フツ素ステロイド化合物の製法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都千代田区丸の内 二丁目5番2号名称 (
596)三菱化成工業株式会社代表者鈴木精二 (外1
名) 4、代理人 7、補正の内容 明細書の発明の詳細な説明の欄中、次の個所を補正しま
す。
代 理 人 弁理士 青白 葆 (出)2名)手続補正
書(自発) 昭和58年lO月18日 昭和58年特許願第 113922 号2、発明の名称 含フツ素ステロイド化合物の製法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都千代田区丸の内 二丁目5番2号名称 (
596)三菱化成工業株式会社代表者鈴木精二 (外1
名) 4、代理人 7、補正の内容 明細書の発明の詳細な説明の欄中、次の個所を補正しま
す。
(1)6頁6行、[のアシル基がカルボニル」を「がケ
ト」と訂正。
ト」と訂正。
’(2110頁17行、「実施例」の次に「1」を挿入
。
。
(3113頁末行の後に次の文章を挿入:「実施例2
(a l CHa C00Fの合成ニー実施例1と同様
にしてCH3CO0Fを合成した。
にしてCH3CO0Fを合成した。
!In 9β、11β−エポキシステロイド化合物のフ
ッ素化反応ニー 9β、11β−エポキシステロイド化合物としで示され
る化合物10011f/(0,305ミリモル)を用い
た他は、実施例1と同様にして反応を行ない白色結晶6
8IIvを得た。収率: 71%。
ッ素化反応ニー 9β、11β−エポキシステロイド化合物としで示され
る化合物10011f/(0,305ミリモル)を用い
た他は、実施例1と同様にして反応を行ない白色結晶6
8IIvを得た。収率: 71%。
得られた白色結晶について、核磁気共鳴(NMk)分析
を行ない、後記の分析結果を得た。この結果から生成化
合物は、式: で示される6α−フルオロ−9β、11β−エポキシス
テロイドと同定した。
を行ない、後記の分析結果を得た。この結果から生成化
合物は、式: で示される6α−フルオロ−9β、11β−エポキシス
テロイドと同定した。
”H−NMk(溶媒、d6−アセトン、内部標準:テト
ラメチルシラン):δ(pprth) = s、s s
(IH、d 、 J =lHz、 4−H)、5.66
(IH。
ラメチルシラン):δ(pprth) = s、s s
(IH、d 、 J =lHz、 4−H)、5.66
(IH。
d 、d 、d 、d I J=5QHz、11)(Z
、gH2゜IH2,6−H)、1.40 (3H、S
、 19−CH5)。
、gH2゜IH2,6−H)、1.40 (3H、S
、 19−CH5)。
1、’04(3H9S、18 CH3)。
19F −N M R(溶媒+ds−アセトン、/d4
−メタノール=171、外部標準: CF3CO0H)
:δ(PP”) =106.11 (I F 、J6H
F=501−12゜J7pi−F=17)1z 、12
.8H2)。」、以上 手続補正書(蛙) 1.事件の表示 昭和58年特許願第 113922 号2、発明の名称 含フツ素ステロイド化合物の製法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都千代田区丸の内 二丁目5番2号名称(5
96)三菱化成工業株式会社 代表者 鈴木精二 (外1名) 4、代理人 5、補正命令の日付 (自発) 7、補正の内容 ・ 明f1B嘗の発明の詳細な説明の欄中、次の箇所を補正
します。
−メタノール=171、外部標準: CF3CO0H)
:δ(PP”) =106.11 (I F 、J6H
F=501−12゜J7pi−F=17)1z 、12
.8H2)。」、以上 手続補正書(蛙) 1.事件の表示 昭和58年特許願第 113922 号2、発明の名称 含フツ素ステロイド化合物の製法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都千代田区丸の内 二丁目5番2号名称(5
96)三菱化成工業株式会社 代表者 鈴木精二 (外1名) 4、代理人 5、補正命令の日付 (自発) 7、補正の内容 ・ 明f1B嘗の発明の詳細な説明の欄中、次の箇所を補正
します。
(])9911行rそれぞれJの後に「水素1ノを挿入
。
。
以上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一般式: RCOOM 〔式中、艮は低級アルキル基または)10ゲンイヒ低級
7 /レキル基、Mはアルカリ金属を示す。〕で表わさ
れるカルボン酸塩にフ゛ン素ガスを作用させ、次いで得
られた反応混合物と9β、11β−エポキシステロイド
化合物を反応させて6α−フルオロ−9β、11β−エ
ポキシステロイド化合物を得ることを特徴とする含フツ
素ステロイド化合物の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11392283A JPS606700A (ja) | 1983-06-23 | 1983-06-23 | 含フツ素ステロイド化合物の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11392283A JPS606700A (ja) | 1983-06-23 | 1983-06-23 | 含フツ素ステロイド化合物の製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS606700A true JPS606700A (ja) | 1985-01-14 |
JPH0466880B2 JPH0466880B2 (ja) | 1992-10-26 |
Family
ID=14624548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11392283A Granted JPS606700A (ja) | 1983-06-23 | 1983-06-23 | 含フツ素ステロイド化合物の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS606700A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002155098A (ja) * | 2000-11-17 | 2002-05-28 | Farmabios Srl | フルオロステロイド類の製造方法 |
US7098328B2 (en) * | 2001-11-29 | 2006-08-29 | Taro Pharmaceutical Industries Limited | Method for the preparation of 6α-fluoro corticosteroids |
-
1983
- 1983-06-23 JP JP11392283A patent/JPS606700A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002155098A (ja) * | 2000-11-17 | 2002-05-28 | Farmabios Srl | フルオロステロイド類の製造方法 |
EP1207166A3 (en) * | 2000-11-17 | 2004-12-08 | Farmabios S.p.A. | Process for the preparation of 6.alpha.-fluoro,9,11.beta.-epoxy-steroids |
US7098328B2 (en) * | 2001-11-29 | 2006-08-29 | Taro Pharmaceutical Industries Limited | Method for the preparation of 6α-fluoro corticosteroids |
US7718793B2 (en) | 2001-11-29 | 2010-05-18 | Taro Pharmaceuticals U.S.A., Inc. | Method for the preparation of 6-α fluoro corticosteroids |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0466880B2 (ja) | 1992-10-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Tserng et al. | An improved procedure for the synthesis of glycine and taurine conjugates of bile acids | |
Hosoda et al. | Unusually facile aromatization of 2. beta.-hydroxy-19-oxo-4-androstene-3, 17-dione to estrone. Implications in estrogen biosynthesis | |
JPS606700A (ja) | 含フツ素ステロイド化合物の製法 | |
US3580936A (en) | 5beta-taurocholenic acids and 5beta-taurocholadienic acids | |
HU214717B (hu) | Új eljárás 6alfa,9alfa-difluorozott szteroidok előállítására | |
JPH01117898A (ja) | 新規な14−アジドステロイド誘導体およびその製造方法 | |
JPS61129197A (ja) | プレグナン誘導体の製造方法 | |
JPS6052160B2 (ja) | プレグナン系のd−ホモステロイドの製造方法 | |
CN108070013A (zh) | 21-卤代甾族化合物的制备方法 | |
JPH02279697A (ja) | 新規ステロイド化合物およびそれを含む医薬組成物 | |
US2554986A (en) | Synthesis of pregnenolone | |
JP3340514B2 (ja) | Δ9(11)−ステロイド化合物の新製造法 | |
DE2603545C3 (de) | Neue 16 a -Methyl-17 a - brom-prednisolon- und prednisonderivate und Verfahren zu deren Herstellung | |
JP4347696B2 (ja) | アルコール及びフェノールのスルファモイル化のための産業的適用方法 | |
JPS5927360B2 (ja) | ステロイド化合物およびその製造方法 | |
PL143460B1 (en) | Process for preparing novel 17-haloethynylsteroids | |
EP0071178B1 (en) | Acyloxysteroids and process for producing same | |
JP4013005B2 (ja) | テトラカルボン酸の製造方法 | |
US3468918A (en) | Process for preparing delta14-3,20-diketo-21-acyl-steroids | |
US3641005A (en) | Process for the preparation of delta**4-6 6-difluoro - 320 - diketo - 17alp ha21-dihydr-oxypregnenes | |
EP0306969A2 (en) | A process for producing an alpha-acyloxy-alpha beta-unsaturated carbonyl compound and a 20-acyl-oxy-17(20)-methylen-21-al-steroid compound | |
JPS59139398A (ja) | 含フッ素ステロイド化合物の製法 | |
US2973374A (en) | Process for the production of delta4-19-norpregnene-21-ol-3, 11, 20-triones | |
US4171317A (en) | Selective conversion of 20-methylpregna-3,5,20(21)-triene-3,21-diol-diacetate to 3-oxo-20-methylpregna-4,20(21)-diene-21-yl-acetate | |
Gratz et al. | The addition of nitrosyl fluoride to steroid 9 (11)-olefins (1) |