JPS5927360B2 - ステロイド化合物およびその製造方法 - Google Patents

ステロイド化合物およびその製造方法

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JPS5927360B2
JPS5927360B2 JP53077062A JP7706278A JPS5927360B2 JP S5927360 B2 JPS5927360 B2 JP S5927360B2 JP 53077062 A JP53077062 A JP 53077062A JP 7706278 A JP7706278 A JP 7706278A JP S5927360 B2 JPS5927360 B2 JP S5927360B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は生物学的活性を有するコレカルシフエロール誘
導体類および該化合物類および誘導体類の合成に有用な
方法および化合物類に関する。
さらに詳細には、本発明は25−ヒドロキシコレステロ
ールおよび25−ヒドロキシコレカルシフエロールの合
成に有用なステロイド化合物、特に6β−メトキシー
24−シアノー3α、5α−ジクロロラン及びその製造
方法に関する。ビタミンD3、即ちコレカルシフエロー
ルはかなり以前から公知であつた。
付加結合をコレステロール分子中に導入して7ーデヒド
ロコレステロールを生成し、次いで、この7ーデヒドロ
コレステロールを紫外線に曝露させることによつて、コ
レステロールからビタミンD3を生成できる。これは一
時、腸管カルシウム移送の調節および骨からのカルシウ
ムの移動において生物学的に活性であると信じられてい
た。しかし、最近、生物学的に活性であるべきコレカル
シフエロールは体内で25−ヒドロキシコレカルシフエ
ロールまたはこれらの特定の誘導体類にヒドロキシル化
されねばならないことが発見された。
25−ヒドロキシコレカルシフエロールおよびこれの誘
導体類は腸管カルシウム移送の調節および骨からのカル
シウムの移動に関して活性である。
従つて、ビタミンD3のかわりに25−ヒドロキシコレ
ステロールを生成し投与することが重要であろう。25
−ヒドロキシコレカルシフエロールはその対応するプロ
ビタミンである25−ヒドロキシーJメ[デヒドローコレ
ステロールの紫外線照射によつて生成できることが知ら
れていた。
しかし従来は、25−ヒドロキシコレカルシフエロール
の生成に用いるには実用にならないほどの極少量でしか
25−ヒドロキシコレステロールを得ることはできなか
つた。25−ヒドロキシコレステロールの25−ヒドロ
キシーJメ[デヒドロコレステロールへの変換および紫外
線照射による7ーデヒドロ化合物からの25−ヒドロキ
シコレカルシフエロールの生成はJ.W.Bluntお
よびH.F.DeLucaによつてBlOchemis
try8,67l(1969)に開示されている。
同著者によつて合成25−ヒドロキシコレカルシフエロ
ールの生物学的活性が検定され、その試験結果は彼らの
論文中に発表された。25−ヒドロキシコレステロール
が少量生成される場合に使用される原料としてはコレス
テロール、スチグマステロール、3β−ヒドロキシプレ
グン一5−エン(天然物から合成したもの。
)およびエルゴステロール(25−ヒドロキシーJメ[デ
ヒドロコレステロールが得られる。)などがある。これ
らの合成における収率は通常低く、該合成方法の実施に
必要とされる化合物は特別に生成しなければならず、し
かも、ある場合には、工業薬品の製造プラントで容易に
入手できない様な特別な装置が必要とされる。E.J.
Bemmler,M.F.HOllc,H.K.Scl
lrlOesおよびH.F.DeLucaによつてTe
trahedrOnLetters,4l47(197
2)に報告された25−ヒドロキシコレステロールの合
成はコレステロールの酸化によつて開始される。
この酸化生成物をイソーホモーコラン酸メチルエーテル
に変換し、危険で爆発性の化合物、ジアゾメタンを用い
てエステル化する。次いで、多数の工程を経てヒドロキ
シル基を第6位に導入する。イソーホモコラン酸の生成
を計算に入れなくとも、ヒドロキシル基の導入に18工
程も必要である。さらに、出発物質が極度に少ないので
前記合成方法は大規模な商業生産には不向きである。従
つて、本発明者は25−ヒドロキシコレカルシフエロー
ルの新規合成方法および特に25−ヒドロキシーJメ[デ
ヒドロコレステロールの新規合成方法の開発に着手した
そこで、本発明者は出発物質を容易に入手することがで
き、25−ヒドロキシコレステロールまたは25−ヒド
ロキシコレカルシフエロールを高収率で得ることのでき
る様な合成方法を捜しつづけた。さらに、本発明者は所
定の反応を実施するのに必要な化合物が市販されており
、しかも該化合物が適当な価格である様な合成方法およ
び莫大な資本投資の必要性を回避するために化学製造プ
ラントで一般に入手できる装置を利用する様な合成方法
を捜しつづけた。本発明者は、本願出願人の昭和53年
6月9日出願の特願昭53− (特公昭57−
51840号)号において、豚の胆汁から得られるビオ
デオキシコール酸またはそのエステルを3β−ヒドロキ
シ−5−コラン酸に転化し、この化合物をスチロール核
の3一位においてエーテル結合における脂肪族または複
素環式基で保護し、一連の工程によつて25−シアノ誘
導体に転化し続いて一連の工程によつて25−ヒドロキ
シコレステロールに転化する25−ヒドロキシコレステ
ロールの新しい有効な合成法を開示した。本発明者は、
さらに、3β−ヒドロキシ−5−コレン酸アルキルエス
テルの3一位を6β−アルコキシーユーステロイド誘導
体とも称する6β−アルコキシ−3α,5α−シクロコ
ラン酸アルキルエステルに転化する新しい異つた合成法
を発見した。
このi−ステロイド誘導体においては、3−位はアルカ
リ性還元剤に安定な環式構造によつて保護される。この
ようにして生成した化合物は一連の反応を行つて25−
ヒドロキシコレステロールに変換し、続いてこれを25
−ヒドロキシーJメ[デヒドロコレステロールに転化し、
これに紫外線を照射して25−ヒドロキシコレカルシフ
エロールを生ずる。この合成法はビオデオキシコール酸
またはそのエステル好ましくはメチルエステルで出発し
、これを3β−ヒドロキシ−5−コレン酸エステルに転
化する。
3β−ヒドロキシ−5−コレン酸の合成法は周知で、C
an.J.Chem.,34,982(1956)にお
けるK.R.Barucha,G.C.Buckley
,C.K.CrOss,L.R.RubinおよびP.
Zieglerの論文および特願昭53一号明細書(特
公昭57−51840号公報)の実施例1に詳細に記載
されている。
この合成における次の一連の工程は炭素1個による側鎖
の延長に先立つてアルカリ性試薬を含む後続の反応中ス
テロイド核を安定化するため3−位における保護基の配
置を包含する。
この保護は、本発明に依れば、本明細書において説明す
るところの2工程処理によつて得られるi−ステロイド
構造を包含する。次の構造を有し化合物1として示す3
β−ヒドロキシ−5−コレン酸但しRはアルキル、アリ
ールまたは環式基である。
をピリジン中でp−トルエンスルホニルクロライドと混
合して、次の構造を有し化合物2として示すトシルエス
テルを得る。
但しRはアルキル、アリールまたは環式基である。
この出願においては1アルキル1と言う語は不飽和妓に
飽和の両方を包含するものとする。
化合物2はアルコール性溶液、好ましくはメタノール中
でピリジンと混合し、そして環流する。反応を完結して
次の構造を有し化合物3として示す6β−アルコキシ−
3α,5α−シクロコラン酸エステルを得るには通常数
時間の還流で充分である。CH..n 但しRはアルキル、アリールまたは環式基、Pは脂肪族
基、好ましくはメチルである。
化合物3の収率は70%またはそれ以上の高さである。
得られる副反応生成物は次の構造を有し化合物3aとし
て示す3−メトキシ−5−コレン酸アルキルエステルで
あることが確認される。但しRはアルキル、アリールま
たは環式基、Pは脂肪族基、好ましくはメチルである。
上記の2工程処理に続いて、化合物3は還元剤で処理し
て24−カルボン酸エステル基を24−ヒドロキシル基
に還元する。
還元剤は水素化アルミニウムとナトリウム、カリウムま
たはリチウムとの複合体である。この複合体は化合物3
のi一ステロイド配置に影響しない。その形態の1つに
おける還元はベンゼン溶液中でナトリウムビス(2−メ
トキシエトキシ)アルミニウムハイドライド(ヒトラー
ド)またはリチウムアルミニウムハイドライドで反応を
完結するのに充分な時間、例えば約1Z時間、還流する
ことによつて行はれる。このようにして得られた化合物
、3α,5α−ジグロー6β−メトキシ−24−ヒドロ
キシコラン、は次の構造を有し化合物4として示される
化合物4はピリジン溶液中でp−トルエンスルホニルハ
ライドと混合し反応させてヒドロキシル基を0Tsと置
換して次の構造を有する化合物5を得る。本発明の一つ
の目的は、このようにして得られた化合物5から6β−
メトキシ−24−シアノ−3α,5αシクロコランを製
造する方法を提供することである。
化合物5は金属シアン化合物、好ましくはシアン化カリ
ウム混合し反応させるが、シアン化ナトリウム、シアン
化リチウムまたはシアン化銀のごとき他の金属シアン化
合物も化合物5のスルホニルエステル官能基をCNで置
換するのを使用してもよい。
1炭素原子による側鎖の決定的に重要な延長は今やi−
ステロイド核に影響を与えることなしに達成された。
その形態の1つにおいて、化合物5とシアン化カリウム
との反応は、この反応が完結するまでの時間、例えば約
97℃で約18時間、ジメチルホルムアマイド中で加熱
することによつて行はれる。
得られた化合物は6β−メトキシ−24−シアノ−3α
,5αシクロコランで次の構造を有し化合物6として示
される。化合物6の3−ヒドロキシ基は、水−ジオキサ
ン混合物に溶解し、p−トルエンスルホン酸を加えそし
て例えば約80℃に約4−%時間加熱することによつて
回復される。
得られた化合物は3β−ヒドロキシ−24−シアノ−5
−コレンで次の構造を有し化合物7として示す。3β−
ヒドロキシ−24−シアノ−5−コレンの25−ヒドロ
キシコレステロール−の転化および25−ヒドロキシコ
レステロールの25−ヒドロキシコレカルシフエロール
への転化に関する開示は本出願において参考とする。
次の実施例および参考例は反応が如何に行はれるかを説
明するものである。
参考例 1 3β−ヒドロキシ−5−コレン酸メチルエステルp−ト
ルエンスルホネートの製造3β−ヒドロキシ−5−コレ
ン酸メチルエステル13.19,0.034モルとp−
トルエンスルホニルクロライド89,0.042モルと
を室温においてピリジン15m1に溶解した。
約3℃で48時間放置の後、混合物を氷冷した水135
m1にそそいだ。攪拌しながら、濃HCI6dを加え、
攪拌および冷却をZ時間続けた。沈澱を淵過し、水洗し
乾燥した。僅かに着色した物質17.89が得られた。
収率97%、融点119〜121℃(989−99−A
)。) 冷却後反応混合物を減圧蒸留した。
残渣をクロロホルムに溶かし、水洗し、乾燥し蒸発した
。残渣は粗生成物として計算した重量に相当する4.5
19を秤量した。これをエーテルに再溶解し、10%硫
酸で、次に飽和重炭酸ナトリウム溶液で洗い乾燥し蒸発
した。NMRのデータはこの粘稠な液状残渣は2つの生
成物を含むことを示した。主な成分は約75%が所望の
化合物、6β−メトキシー3α,5α−シクロコラン酸
メチルエステルであつた。約2501)の副生成物は3
−メトキシ−5−コレン酸メチルエステルであつた。こ
の2つの成分は、3β−メトキシ−5−コレン酸メチル
エステル(MplO6〜108コC)をメタノールから
結晶させることによつて分離し、3α,5α−シクロ誘
導体を母液中に溶解して残した。
溶媒を蒸発後、残渣は無色の粘稠な油でIRおよびNM
Rによつて6β−メトキシ−3α,5α−シクロコラン
酸メチルエステル(789−54−A−)であることが
確認された。参考例 3 3β−メトキシ−5−コレン酸メチルエステルから6β
−メトキシ−3α,5α−シクロコラン酸メチルエステ
ルの分離参考例2に記載のごとく、3β−ヒドロキシ−
5−コレン酸メチルエステルp−トルエンスルホネート
、ピリジンおよびメタノールを3時間還流し、溶液を蒸
発し、残渣をエーテルに溶解し、10%硫酸で次に飽和
重炭酸ナトリウム溶液で洗滌した。
エーテルは乾燥後蒸発した。このエーテル残渣12.3
9をメタノール120m1に溶かした。
溶液に参考例2における分離実験から得られた3β−メ
トキシ−5−コレン酸メチルエステルの数個の結晶の種
子を与えた。1夜で結晶は分離し、ろ過によつて取り出
した。
乾燥後2.439を秤量した。このものは3β−メトキ
シ5−コレン酸メチルエステルであつた。母液を蒸発し
淡色粘稠な油9.38gが得られた。
この6β−メトキシ−3α,5α−シクロコラン酸メチ
ルエステルの収率は72%(985−105)であつた
。参考例 4 6β−メトキシ−24−ヒドロキシ−3α,5α−シク
ロコランの製造ナトリウムビス(2−メトキシエトキシ
)アルミニウムハイドライド(ヒトラード)の70%溶
液13.2m1とベンゼン100aを窒素気中で攪拌し
加熱還流した。
参考例3のメタノール残渣として得られた6β−メトキ
シ−3α,5α−シクロコラン酸メチルエステル89の
ベンゼン40d溶液を1時間滴下し、窒素下の還流を1
Z時間続けた。加熱を止め反応混合物を3時間以上攪拌
した。20%塩酸100Tn1を加え、.混合物を1時
間攪拌し、水性層を分離した。
ベンゼン層を水洗し、乾燥し活性炭で脱色し、蒸発した
。油が得られ、7.59を秤量した。分析はエステル基
の24−ヒドロキシル基への定量的還元を示しナら収率
100%(989−109)。参考例 5 6β−メトキシ−24−(p−トルエンスルホノキシ)
−3α,5α−シクロコランの製造6β−メトキシ−2
4−ヒドロキシ−3α,5αーシクロコランと3β−メ
トキシ−24−ヒドロキシ−5−コレンの混合物を含む
生成物89とp−トルエンスルホニルクロライド5.4
gとをピリジン45m1に溶かし、混合物を46時間約
3℃に保つた。
次に、これを氷一水混合物120d中にそそぎ、PHを
塩酸で3に調整した。ミルク状の混合物を水500m1
で稀めクロロホルム300m1とエーテル100m1の
混合物で抽出した。有機層が1夜で分離した。これから
粘稠な油が得られた。この油をエーテルで抽出し、エー
テル抽出物を傾斜によつて不溶性物質から除いた。この
エーテル溶液を水洗、乾燥し、活性炭で脱色し、蒸発乾
個した。
残渣の粘稠な液体は所望のトンレートであつた。8.8
gを秤量した。
収率73(F6(989−120A)。実施例 6β−メトキシ−24−シアノ−3α,5α−シクロコ
ランの製造参考例5によつて製造した6β−メトキシ−
24−(p−トルエンスルホノキシ)−3α,5α−シ
クロコラン8.629(0.16モル)とシアン化カリ
ウム粉末6.49(0.098モル)をDMF535m
lに加え混合物を攪拌し油浴で97℃に18時間加熱し
た。
冷却後、反応混合物を水2.11中にそそぎ、エーテル
で抽出した。エーテル層を水洗し蒸発した。濃縮した水
洗液からの残渣をクロロホルムに溶かし、水洗し、乾燥
し蒸発した。分析データに依れば、得られた粘稠な油は
所望のシアノ化合物であつた。6.229を秤量し、収
率99%(986−125A+B)であつた。
参考例 63β−ヒドロキシ−24−シアノ−5−コレ
ンの製造6β−メトキシ−24−シアノ−3α,5α一
シクロコラン7.69をジオキサン100m1に溶かし
た。
この溶液に水100m1(5p−トルエンスルホン酸0
.499(シアノ化合物の6.5(!))を加えた。混
合物を油浴で80℃に4−!時間保ち、それから1夜室
温に放置した。沈澱した生成物を淵過で取り出し水洗し
、白色の固体を乾燥した。n−ヘプタンからの分別結晶
によつて、数種類の結晶が得られた。これらの結晶の総
重量は4.59であつた。融点は種々で、最高は175
〜182℃であつた。分析データに依ればすべて所望の
3β−ヒドロキシ−24−シアノ−5−コレンであつた
。全結晶の収率は61%であつた。再結晶によつて融点
183〜186%Cの試料が得られた。C,HおよびN
の測定を行つた。以上本発明の若干の具体例についての
み詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有するステロイド化合物(ただし、Pはメチル基であ
    る)。 2 構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有する化合物をジメチルホルムアマイド中で金属シア
    ン化合物と加熱することから成る構造式▲数式、化学式
    、表等があります▼を有するステロイド化合物を製造す
    る方法(ただし、Pはメチル基、QはP−トルエンスル
    ホニル基である)。
JP53077062A 1977-08-30 1978-06-27 ステロイド化合物およびその製造方法 Expired JPS5927360B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US000000829009 1977-08-30
US05/829,009 US4134904A (en) 1977-08-30 1977-08-30 Synthesis of steroids

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Publication Number Publication Date
JPS5439066A JPS5439066A (en) 1979-03-24
JPS5927360B2 true JPS5927360B2 (ja) 1984-07-05

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ID=25253276

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53077062A Expired JPS5927360B2 (ja) 1977-08-30 1978-06-27 ステロイド化合物およびその製造方法

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JP (1) JPS5927360B2 (ja)
CA (1) CA1107721A (ja)
DE (1) DE2829997A1 (ja)
FR (1) FR2411846A1 (ja)
GB (1) GB1587333A (ja)
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Also Published As

Publication number Publication date
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FR2411846B1 (ja) 1982-04-30
CA1107721A (en) 1981-08-25
GB1587333A (en) 1981-04-01
IT1097263B (it) 1985-08-31
US4134904A (en) 1979-01-16
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