JPS6066947A - 脂質代謝食品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は脂質代謝食品に関し、より詳しくはこの発明
の目的はアマチャヅル（Ｇｙｎｏｓｔｅｍｍａ　ｐｅｎ
ｔａｐｈｙｌｌｕｍ　ＭａｋｉｎＳ）から抽出されたア
マチャヅル粗サポニン成分を必須成分としてなる脂質代
謝食品の提供にある。

アマチャヅル（Ｇｙｎｏｓｔｅｍｍａ　ｐｅｎｔａｐｂ
ｙｌｌｕｍ　Ｍａｋｉｎｓ）はウリ科の植物で、要件の
他年草で、従来からその淡い甘味が好まれ、アマチ＋　
（Ｈｙｄｒａｎｇｅａ　ｍａｃｒｏｐｈｙ　ｌ　Ｉａ）
と同様、葉を陰干しにして煎じてＩＩ茶と飲用されたり
或いは糖尿病の患者の甘味料として使用されてきた。

この発明者らは、アマチャヅルに関する研究を長年に亘
って研究してきたところ、何と驚くべきことに従来より
広く知られていたアマチャヅルの薬効とは全く異なり、
このアマチャヅルの抽出物中にチョウセンニンジンの有
効成分であるニンジンサポニンと同−又は類似のサポニ
ン成分力（含まれ、このアマチャヅルサポニンが摂取者
に文１し育毛すＪ果や抗ガン作用、副腎反響ホルモンの
障１１乍Ｊ、１防止効果、過酸化脂質の代謝促進すＪ果
や肥Ｙａの改善、更には血小板アラキドン酸の（（：　
ＩＩ　ｌｌＴｌ　？ｌ１ｌ１９］果を持つことを見いだ
し、そのアマチャ゛ン゛ルす」ミニンの精製方法やその
他アマチャヅル精製−＋Ｊ−ｄ４ニンＧこ関係する発明
を数多く既に明らかＧこした。

この発明はこれら既案出の発明を深める中で完成された
もので、すなわちアマチャヅル（ＧｙｎＯ３ｔｅｍｍａ
　ｐｅｎｔａｐｈｙｌｌｕｍ　Ｍａｋｉｎｓ）から抽出
されたアマチャヅル粗サポニン成分がアマチャヅル精製
サポニンと同４１のｗノ果を持つとともに特に脂質代謝
Ｇこ特有のｄｒ果を１寺つごとを見いだし、このアマチ
ャヅル粗サポニンを必須成分としてなる脂質代謝食品を
完成したものである。

この発明で使用するアマチャヅル（Ｇｙｎｏｓｔｅｒｎ
ｍａ　ｐｅｎｔａｐｈｙｌｌｕｍ　Ｍａｋｉｎｏ）とし
ては、アマチャヅルの全部位地上部または地下部、ある
いは種子をまず乾燥粉末化したものが好適に使用できる
。

このようなアマチャヅルの乾燥わ）末からアマチャヅル
粗サポニンを抽出するには、まずアマチャヅルを水また
は含水低級アルコールで抽出する。

ここで、含水低級アルコールとしてば５ｏ容量パ一セン
ト程度以下の含水メタノール、含水エタノール等が例示
される。

この抽出は、加熱下で行うのが望ましい。尚、原料のア
マチャヅルは抽出に先だって予め細切りし、あるいは審
決により通常の脱脂溶剤を用いて脱脂したものを用いて
もよい。

次に、前記抽出液を濃縮して、抽出溶媒として使用した
含水低級アルコールを除去した後適量の水を加え、この
希釈水溶液を非イオン性吸着樹脂での吸着処理に付す。

非イオン性吸着樹脂としてはスチレン−ジビニルベンゼ
ン共重合体から成るハイポーラスなものが望ましい。

具体的にはアンバーライトＸＡ’Ｄ−２（米国ロームア
ンドバー社製）、セファテックスＬ　Ｈ２０（ファーマ
シャファインケミカルズ社製）等が汎用される。

この処理は吸着樹脂を充填したカラムに上記で得られた
抽出液を通液して行う。

この燥作によりアマチャヅル１１１サポニンが吸着樹脂
に吸着される。この後、吸着樹脂に吸着されたアマチャ
ヅル粗サポニンを低級アルコールで溶出する。

溶出溶媒として用いられる低級アルコールとしてはメタ
ノール、エタノール等が好ましい。

面、溶出に先だって予めカラムを水あるいは２０容量パ
一セント程度の含水低級アルコールで洗浄するのが好ま
しい。

このようにして得られた低級アルコール溶出液はアマチ
ャヅル粗サポニン液で、この発明においては、このアマ
チャヅル粗サポニン液を濃縮乾固して得たアマチャヅル
４１ザボニンを好適に用いる。

又、低級アルコール溶出液たるアマチャヅルＩ’ｌｌサ
ポニン液を次いでアルミナカラムで精製分別処理しても
よい。

この処理もアルミナを充填したカラムを用いて行えば簡
便である。

この処理によりサポニンはアルミナに吸着される。

なお、このアルミナでの処理に先だって上記の低級アル
コール溶出液を予め適宜濃縮し−Ｃおいてもよい。

このアルミナに吸着されたサポニンを次いで低級アルコ
ールまたは含水低級アルコールで、好ましくは５０容量
パ一セント程度の含水低級アルコールで、溶出する。

この溶出液を濃縮することによりアマチャヅルサポニン
が得られる。

得られたアマチャヅルサポニンは精製アマチャヅルサポ
ニンで、この構造に付いてはこの発明省′らが別途詳細
に明らかにしているが、概略的に言えば、チョウセンニ
ンジンのサポニン成分と同様のジンセッサイドと、これ
にＩＪｔ似するギペノシドを含むサポニンである。

この発明においてはこの精製サポニンを混合し“Ｃアマ
チャヅル粗サポニンとし°Ｃ用いてもよい。

この様な方法で得られたアマチャヅル粗サポニンを使用
してこの発明に係る脂質代謝食品とするには、通常４１
１取省が一日に２０ｍｇ乃至１０００ｍｇ程度アマチャ
ヅルｉｌｌサポニンを摂取できる様な任意の食品形態と
すればよく、例えば＋ｌ＆剤、或いは清涼飲料水、菓子
、主食、パンなどが例示でき他の任意の増量剤、賦活剤
等の混合添加は、この混合添加物がこの発明の作用効果
を阻害しなし１ものであるかぎり有効である。

次にこの発明の実施例及び試験例を示すことにより一層
この発明の９ノ果を明確にする。

実施例 乾燥したアマチャヅル全草２ｋｇを使用し、水３０２で
加熱しながら２回抽出した。この抽出液を併せてカラム
クロマト吸着に供し通液した。

このカラム内にはアンバーライトＸＡＤ−２（オルガノ
社製）を充垣した。

吸着部を水１０Ｉｌで洗浄し、次いでメタノール（２０
％）６Ｉｌで洗浄し、この洗浄の後メタノール５Ｉｌで
吸着物を溶出した。この溶出液を減圧濃縮し、アマチャ
ヅル粗サポニンの黄褐色粉末３７ｇをえた。

試験例　（１） （肥満抑制、肝機能改善、過酸化脂質抑制効果試験方法
） ＩＣＲ系雌性健常マウス３０匹を５日間予備飼育後、一
群１０匹づつ３群に分り、第２１ＪＹおよび第３群には
金チオグルコース０．６ｇ／ｈｇｖｒ−重腹腔内投与を
し、第１群（正常群）および第２群（肥満群）には飼料
（１０２，２ｇ中、カゼイン２０ｇ、シヨ糖６０ｇ、コ
ーンオイル１５ｇ＋塩混合物４ｇ＋　ビタミン混合物１
ｇを含みさらにチョコラＡ３００１．Ｕ　（２ｍβ）、
塩化コリン２０　Ｑｍｇを添加した飼料）を与え、第３
群（試験群）には該飼料に加え実施例でえたアマチャヅ
ル粗サポニン粉末を１ｇ／１ｋｇ体重の割合で添加した
飼料を用いて７週間飼育した。飼育中、飼料、水は自由
に摂取させ、３ｍ一度摂取食と体重をδり定した（各群
における摂取量は有意差はなかった。） ７週間の飼育後、層殺し、直ちに血液を摂取し、総コレ
ステロール（以下Ｃと略）、中性脂肪（以下Ｇと略）を
測定した。

第１表〜第２表に結果を示す 第１表　７週間後の体重変化（ｇ） １実験群１体重変化（ｇ）１　備　考　１１正常群１３
６十０．６　１　１ １肥満群１５８±３．２　１肥満症状　１１試験群Ｉ３
７±２．８　１肥満抑制効果　１第２表　ＴＣおよびＴ
Ｇ 「−ｍ− １実験群ド１゛Ｃ（■／ｄｊ）　ＩＴＧ（■／岨　１ヒ
ーー門 １正常群１９９．７±３．５１　１１１１．９±８．６
２　１１肥満群１１５９±１９．０　１２３４．４±１
８．１　１１試験群１１００．９　±８．８０　１１３
３．、Ｏ±８．８２　１以」二の結果から明らかな如く
、この発明で使用するアマチャヅル粗すボ、−ンは肥満
抑制、脂質１０１制効果に優れていることが判るから、
この発１９１にかかるアマチャヅル粗サポニンを含む脂
質代謝食品も優れた効果を有することが判る。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１１アマチャヅル（ＧｙｎｏｓＬｅｍｍａｐｅｎｔａ
   ｐｈｙｌｌｕｍ　Ｍａｋｊｎｓ）から抽出されたアマチ
   ャヅル粗サポニン成分を必須成分としてなる脂質代謝食
   品。