JPS6065957A - 多層圧力容器 - Google Patents
多層圧力容器Info
- Publication number
- JPS6065957A JPS6065957A JP17078083A JP17078083A JPS6065957A JP S6065957 A JPS6065957 A JP S6065957A JP 17078083 A JP17078083 A JP 17078083A JP 17078083 A JP17078083 A JP 17078083A JP S6065957 A JPS6065957 A JP S6065957A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer structure
- single layer
- pressure vessel
- unit
- mutton
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J12/00—Pressure vessels in general
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はコイレヤベッセル等に応用できる多層圧力容器
に関するものである。
に関するものである。
薄板を積層して製作される多層圧力容器は、内圧に対し
て極めて強靭で安全度も高いため、従来不可能視又は危
険視されていなような大径厚肉の圧力容器等に広く用い
られている。
て極めて強靭で安全度も高いため、従来不可能視又は危
険視されていなような大径厚肉の圧力容器等に広く用い
られている。
そしてこれら多層圧力容器には、例えば従来第１図に示
すように、（イ）の同心式多層容器、（ロ）の焼ばめ式
多層容器、（ハ）の連続渦巻式多層容器、（ニ）の溶接
鋼板巻付式多層容器、など各種の構造方式があるが、い
ずれも第２図に示すように少なくとも胴体部ａは層成構
造すになっているのが一般的であった。
すように、（イ）の同心式多層容器、（ロ）の焼ばめ式
多層容器、（ハ）の連続渦巻式多層容器、（ニ）の溶接
鋼板巻付式多層容器、など各種の構造方式があるが、い
ずれも第２図に示すように少なくとも胴体部ａは層成構
造すになっているのが一般的であった。
この層成胴体部ａは、胴体部ａと境部ｄの接続部ｅ、長
尺円筒にする場合に、単位円筒同志を接続する周溶接継
手ｆ、ノズルが取付けられた場合のノズル溶接継手ｇな
どがあり、これら各溶接継手部はその健全性を保証する
ため、放射線透過試験、超音波探傷試験、浸透探傷試験
、磁粉探傷試験などの各種非破壊検査法が適用され、気
孔、スラグ巻込み、熔込み不良、割れなどの製造時の各
種溶接欠陥及び応力腐食割れ、水素脆化割れ、クリープ
割れなどの使用時に発生する各種欠陥の検査がなされて
いる。
尺円筒にする場合に、単位円筒同志を接続する周溶接継
手ｆ、ノズルが取付けられた場合のノズル溶接継手ｇな
どがあり、これら各溶接継手部はその健全性を保証する
ため、放射線透過試験、超音波探傷試験、浸透探傷試験
、磁粉探傷試験などの各種非破壊検査法が適用され、気
孔、スラグ巻込み、熔込み不良、割れなどの製造時の各
種溶接欠陥及び応力腐食割れ、水素脆化割れ、クリープ
割れなどの使用時に発生する各種欠陥の検査がなされて
いる。
そしてこれら検査において、従来の表面欠陥の検出を目
的とする浸透探傷試験、及び磁粉探傷試験、気孔、スラ
グ巻込みなどの立体形状をした内部欠陥の検出に適した
放射線透過試験の場合には、層成構造であっても、羊肉
構造なみに十分な検査が可能である。
的とする浸透探傷試験、及び磁粉探傷試験、気孔、スラ
グ巻込みなどの立体形状をした内部欠陥の検出に適した
放射線透過試験の場合には、層成構造であっても、羊肉
構造なみに十分な検査が可能である。
しかし、割れ、熔込み不良などの平面形状の内部欠陥（
これら欠陥は上述の立体形状欠陥に比べて有害であるた
め重要視される）の検出に威力を発揮する超音波探傷試
験の場合、層成構造であると構造的に方法の制限を受け
、十分な欠陥検査が行なえないという問題があった。
これら欠陥は上述の立体形状欠陥に比べて有害であるた
め重要視される）の検出に威力を発揮する超音波探傷試
験の場合、層成構造であると構造的に方法の制限を受け
、十分な欠陥検査が行なえないという問題があった。
すなわち、第４図に示すように溶接線Ｃと直角方向に存
在する割れ（通称、横割れｈと呼ぶ）等の場合には、溶
接金属部は羊肉構造であるため超音波探触子ｉを溶接金
属上で溶接線方向に斜角探傷走査することで、とくに大
きな支障を生じることなく検査が行なえる。
在する割れ（通称、横割れｈと呼ぶ）等の場合には、溶
接金属部は羊肉構造であるため超音波探触子ｉを溶接金
属上で溶接線方向に斜角探傷走査することで、とくに大
きな支障を生じることなく検査が行なえる。
しかし第７図に示すように、溶接線方向に平行に存在す
る割れ（通称、縦割れｊと呼ぶ）とか、溶込み不良に等
の場合には、距離的に溶接金属部と隣接する層成構造部
での斜角探傷走査が必要となるが、最上層（あるいは最
下層）の層成材部で超音波が反射されて欠陥部まで到達
しないため、超音波探傷法による欠陥検査は殆ど不可能
であった。
る割れ（通称、縦割れｊと呼ぶ）とか、溶込み不良に等
の場合には、距離的に溶接金属部と隣接する層成構造部
での斜角探傷走査が必要となるが、最上層（あるいは最
下層）の層成材部で超音波が反射されて欠陥部まで到達
しないため、超音波探傷法による欠陥検査は殆ど不可能
であった。
本発明は前記従来の欠点を解消するために提案されたも
ので、層成構造からなる単位円筒と、羊肉構造からなる
単位円筒を交互に組み合わせた複合構造の胴体部と鎖部
とを一体に結合してなることを特徴とする多層圧力容器
を提供せんとするものである。
ので、層成構造からなる単位円筒と、羊肉構造からなる
単位円筒を交互に組み合わせた複合構造の胴体部と鎖部
とを一体に結合してなることを特徴とする多層圧力容器
を提供せんとするものである。
また本発明は、層成構造からなる単位円筒と、羊肉構造
からなる単位円筒を交互に組み合わせた複合構造の胴体
部と鎖部とを一体に結合すると共に、前記羊肉構造から
なる単位円筒部にノズルを取付けたことを特徴とする多
層圧力容器を提供せんとするものであり、羊肉構造側か
らの超音波斜角探傷走査が簡単に行なえるため、多層圧
力容器であっても、全体が羊肉構造の圧力容器並の欠陥
検査を可能とするものである。
からなる単位円筒を交互に組み合わせた複合構造の胴体
部と鎖部とを一体に結合すると共に、前記羊肉構造から
なる単位円筒部にノズルを取付けたことを特徴とする多
層圧力容器を提供せんとするものであり、羊肉構造側か
らの超音波斜角探傷走査が簡単に行なえるため、多層圧
力容器であっても、全体が羊肉構造の圧力容器並の欠陥
検査を可能とするものである。
以下本発明の実施例を図面について説明すると、第１０
図〜第１３図に本発明の実施例の多層圧力容器の構造を
示す。第１０図は胴体部にノズルを取付けていない場合
の構造で、第１１図は第１０図のＥ部拡大図である。ま
た第１２図は胴体部にノズルが取付けられた場合の他の
実施例構造で、第１３図は第１２図のＦ部拡大図である
。
図〜第１３図に本発明の実施例の多層圧力容器の構造を
示す。第１０図は胴体部にノズルを取付けていない場合
の構造で、第１１図は第１０図のＥ部拡大図である。ま
た第１２図は胴体部にノズルが取付けられた場合の他の
実施例構造で、第１３図は第１２図のＦ部拡大図である
。
さて図において１及び１７は羊肉構造からなる鎖部（第
３図に示したように鎖部を層成構造にすることも可能で
あるが、本発明の目的とする超音波探傷検査が可能な多
層圧力容器という点からは、鎖部には一般にノズルが取
付けられるので羊肉構造にすべきである）、２及び１６
は胴体部と鎖部の接続のための周溶接継手、４．６．８
．１０．１２．１４は長尺円筒にするための単位円筒同
志の接続のための周溶接継手、３．７．１１．１５は層
成構造からなる単位円筒、５．９．１３は本発明の目的
とする溶接継手部の超音波探傷検査を可能にならしめる
ために、前記の層成構造からなる単位円筒３．７．１１
．１５と交互して挿入される羊肉構造の単位円筒を示す
。
３図に示したように鎖部を層成構造にすることも可能で
あるが、本発明の目的とする超音波探傷検査が可能な多
層圧力容器という点からは、鎖部には一般にノズルが取
付けられるので羊肉構造にすべきである）、２及び１６
は胴体部と鎖部の接続のための周溶接継手、４．６．８
．１０．１２．１４は長尺円筒にするための単位円筒同
志の接続のための周溶接継手、３．７．１１．１５は層
成構造からなる単位円筒、５．９．１３は本発明の目的
とする溶接継手部の超音波探傷検査を可能にならしめる
ために、前記の層成構造からなる単位円筒３．７．１１
．１５と交互して挿入される羊肉構造の単位円筒を示す
。
また第１２図において２０は羊肉構造の胴体部に取付け
られるノズル、２１はノズル取付溶接継手を示す。さら
に第１１図及び第１３図において、１８は溶接継手部に
存在する縦割れ、１９は前記縦割れ１８を検出するため
に羊肉構造の円筒側か次に作用を説明すると、羊肉構造
からなる鏡１．１７に層成構造からなる単位円筒３．１
５を、次いで羊肉構造からなる単位円筒５．１３と、交
互に層成構造と羊肉構造の単位円筒を組み合わせた複合
構造の胴体部を形成することにより、また胴体部にノズ
ル２０を設ける必要のある場合は羊肉構造の単位円筒９
にそれを取付けることにより、圧力容器を形成する。従
って各単位円筒の溶接継手の少なくともその片側は羊肉
構造となる。
られるノズル、２１はノズル取付溶接継手を示す。さら
に第１１図及び第１３図において、１８は溶接継手部に
存在する縦割れ、１９は前記縦割れ１８を検出するため
に羊肉構造の円筒側か次に作用を説明すると、羊肉構造
からなる鏡１．１７に層成構造からなる単位円筒３．１
５を、次いで羊肉構造からなる単位円筒５．１３と、交
互に層成構造と羊肉構造の単位円筒を組み合わせた複合
構造の胴体部を形成することにより、また胴体部にノズ
ル２０を設ける必要のある場合は羊肉構造の単位円筒９
にそれを取付けることにより、圧力容器を形成する。従
って各単位円筒の溶接継手の少なくともその片側は羊肉
構造となる。
以上の如く本発明は構成されているので、従来の多層圧
力容器の場合、胴体部の周溶接継手（但し、胴と鏡の接
続溶接継手２．１６は除く）においては、溶接線方向に
平行に平面形状の内部欠陥が存在していても、層成材部
で超音波が反射されるため、その検出が殆ど不可能であ
ったものが、本発明によるとそのような弊害の生しない
羊肉構造側からの超音波斜角探傷走査が行なえるように
なるため、多層圧力容器であっても、全体が羊肉構造の
圧力容器前の欠陥検査が可能になる。なお、層成構造の
単位円筒と交互して挿入される羊肉構造の単位円筒の長
さは、超音波による斜角探傷が十分に行なえる長さく円
筒の板厚の約２倍程度あれば十分）以上であれば、いく
らであってもよい。
力容器の場合、胴体部の周溶接継手（但し、胴と鏡の接
続溶接継手２．１６は除く）においては、溶接線方向に
平行に平面形状の内部欠陥が存在していても、層成材部
で超音波が反射されるため、その検出が殆ど不可能であ
ったものが、本発明によるとそのような弊害の生しない
羊肉構造側からの超音波斜角探傷走査が行なえるように
なるため、多層圧力容器であっても、全体が羊肉構造の
圧力容器前の欠陥検査が可能になる。なお、層成構造の
単位円筒と交互して挿入される羊肉構造の単位円筒の長
さは、超音波による斜角探傷が十分に行なえる長さく円
筒の板厚の約２倍程度あれば十分）以上であれば、いく
らであってもよい。
第１図（イ）（ロ） （ハ） （ニ）は夫々従来の多層
圧力容器の端面構造を示す断面図、第２図及び第３図は
夫々従来の多層圧力容器の側断面図、第４図は従来の横
割れ等の溶接線直角方向に存在する欠陥の検査状態を示
す説明図、第５図は第４図のＡ−Ａ断面図、第６図は第
４図のＢ−Ｂ断面図、第７図は従来の縦割れ等の溶接線
と平行方向に存在する欠陥の検査状態を示す説明図、第
８図は第７図のＣ−Ｃ断面図、第９図は第７図のＤ〜Ｄ
断面図、第１０図は本発明の第１実施例を示す多層圧力
容器の側断面図、第１１図は第１０図のＥ部詳細図、第
１２図は本発明の第２実施例を示す多層圧力容器の側断
面図、第１３図は第１２図のＦ部詳細図である。 図の主要部分の説明 １ 、１７−鎖部 ３．７．１１．１５一層成構造の単位円筒５．９．１３
−羊肉構造の単位円筒 ２０−ノズル 特許出願人 三菱重工業株式会社 ３３
圧力容器の端面構造を示す断面図、第２図及び第３図は
夫々従来の多層圧力容器の側断面図、第４図は従来の横
割れ等の溶接線直角方向に存在する欠陥の検査状態を示
す説明図、第５図は第４図のＡ−Ａ断面図、第６図は第
４図のＢ−Ｂ断面図、第７図は従来の縦割れ等の溶接線
と平行方向に存在する欠陥の検査状態を示す説明図、第
８図は第７図のＣ−Ｃ断面図、第９図は第７図のＤ〜Ｄ
断面図、第１０図は本発明の第１実施例を示す多層圧力
容器の側断面図、第１１図は第１０図のＥ部詳細図、第
１２図は本発明の第２実施例を示す多層圧力容器の側断
面図、第１３図は第１２図のＦ部詳細図である。 図の主要部分の説明 １ 、１７−鎖部 ３．７．１１．１５一層成構造の単位円筒５．９．１３
−羊肉構造の単位円筒 ２０−ノズル 特許出願人 三菱重工業株式会社 ３３
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ｉｌｌ 層成構造からなる単位円筒と、羊肉構造からな
る単位円筒を交互に組み合わせた複合構造の胴体部と境
部とを一体に結合してなることを特徴とする多層圧力容
器。 （２）層成構造からなる単位円筒と、羊肉構造からなる
単位円筒を交互に絹み合わせた複合構造の胴体部と境部
とを一体に結合すると共に、前記羊肉構造からなる単位
円筒部にノズルを取付けたことを特徴とする多層圧力容
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17078083A JPS6065957A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | 多層圧力容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17078083A JPS6065957A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | 多層圧力容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6065957A true JPS6065957A (ja) | 1985-04-15 |
Family
ID=15911231
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17078083A Pending JPS6065957A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | 多層圧力容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6065957A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102305290A (zh) * | 2011-08-11 | 2012-01-04 | 浙江工业大学 | 具有缓冲式多层承压结构的压力容器 |
| EP2541103A3 (en) * | 2011-06-27 | 2013-02-27 | Alstom Technology Ltd | Nozzle and nozzle assembly configured to minimize combined thermal and pressure stress during transients |
| CN103769744A (zh) * | 2014-02-20 | 2014-05-07 | 云南大为化工装备制造有限公司 | 大直径金属筒体上斜插接管的精确组对方法 |
| CN104976345A (zh) * | 2015-06-24 | 2015-10-14 | 张家港市顺佳隔热技术有限公司 | 一种高压容器 |
| WO2019095029A1 (pt) * | 2017-11-16 | 2019-05-23 | Candido Filho Andre | Compósito, processo para sua produção, uso do dito material e artigos compreendendo o dito material |
-
1983
- 1983-09-16 JP JP17078083A patent/JPS6065957A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2541103A3 (en) * | 2011-06-27 | 2013-02-27 | Alstom Technology Ltd | Nozzle and nozzle assembly configured to minimize combined thermal and pressure stress during transients |
| US9695934B2 (en) | 2011-06-27 | 2017-07-04 | General Electric Technology Gmbh | Nozzle and nozzle assembly configured to minimize combined thermal and pressure stress during transients |
| CN102305290A (zh) * | 2011-08-11 | 2012-01-04 | 浙江工业大学 | 具有缓冲式多层承压结构的压力容器 |
| CN103769744A (zh) * | 2014-02-20 | 2014-05-07 | 云南大为化工装备制造有限公司 | 大直径金属筒体上斜插接管的精确组对方法 |
| CN104976345A (zh) * | 2015-06-24 | 2015-10-14 | 张家港市顺佳隔热技术有限公司 | 一种高压容器 |
| WO2019095029A1 (pt) * | 2017-11-16 | 2019-05-23 | Candido Filho Andre | Compósito, processo para sua produção, uso do dito material e artigos compreendendo o dito material |
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