JPS6235619B2 - - Google Patents
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- JPS6235619B2 JPS6235619B2 JP55038484A JP3848480A JPS6235619B2 JP S6235619 B2 JPS6235619 B2 JP S6235619B2 JP 55038484 A JP55038484 A JP 55038484A JP 3848480 A JP3848480 A JP 3848480A JP S6235619 B2 JPS6235619 B2 JP S6235619B2
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 12
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 11
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- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims 1
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- 238000007493 shaping process Methods 0.000 claims 1
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N29/00—Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
- G01N29/22—Details, e.g. general constructional or apparatus details
- G01N29/221—Arrangements for directing or focusing the acoustical waves
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2291/00—Indexing codes associated with group G01N29/00
- G01N2291/10—Number of transducers
- G01N2291/101—Number of transducers one transducer
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2291/00—Indexing codes associated with group G01N29/00
- G01N2291/26—Scanned objects
- G01N2291/267—Welds
- G01N2291/2675—Seam, butt welding
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- Physics & Mathematics (AREA)
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、径の異なる複数個の単肉胴を焼ば
めにより順次層成してなる２個の多層胴を溶接接
合して構成された鋼製多層圧力容器等の多層容器
の環状の溶接継手に対する超音波探傷方法に関
し、溶接継手の全ての部分に超音波を照射できる
ようにしたものである。
めにより順次層成してなる２個の多層胴を溶接接
合して構成された鋼製多層圧力容器等の多層容器
の環状の溶接継手に対する超音波探傷方法に関
し、溶接継手の全ての部分に超音波を照射できる
ようにしたものである。
一般に、圧力容器の製造における溶接終了後の
検査工程においては、圧力容器の一部を構成する
溶接継手に対し、その品質を確認する目的で超音
波による探傷が行なわれる。例えば、第１図に示
すように、円筒形の２個の単肉胴１，２を突き合
わせて溶接した圧力容器３において、第２図に示
すように、圧力容器３における環状の溶接継手４
の近傍の外表面に、グリセリン水溶液や機械油等
の超音波を通りやすくするための適当な接触媒質
を介在して屈折角θが45゜の斜角探触子５，６を
摺動自在に接触させ、斜角探触子５，６から単肉
胴１，２を通して溶接継手４の溶着金属内に超音
波７を導入させるとともに、斜角探触子５，６
を、溶接継手４の溶接ビード方向に対し直角方向
に往復動させて超音波７の照射される溶接継手４
の位置を単肉胴１，２の厚みＴ方向に移動させな
がら溶接継手４に沿つて走査させることにより、
溶接継手４のほぼ全ての部分に超音波７が照射さ
れ、超音波７の溶接継手４の傷からの反射により
傷の所在が検知される。
検査工程においては、圧力容器の一部を構成する
溶接継手に対し、その品質を確認する目的で超音
波による探傷が行なわれる。例えば、第１図に示
すように、円筒形の２個の単肉胴１，２を突き合
わせて溶接した圧力容器３において、第２図に示
すように、圧力容器３における環状の溶接継手４
の近傍の外表面に、グリセリン水溶液や機械油等
の超音波を通りやすくするための適当な接触媒質
を介在して屈折角θが45゜の斜角探触子５，６を
摺動自在に接触させ、斜角探触子５，６から単肉
胴１，２を通して溶接継手４の溶着金属内に超音
波７を導入させるとともに、斜角探触子５，６
を、溶接継手４の溶接ビード方向に対し直角方向
に往復動させて超音波７の照射される溶接継手４
の位置を単肉胴１，２の厚みＴ方向に移動させな
がら溶接継手４に沿つて走査させることにより、
溶接継手４のほぼ全ての部分に超音波７が照射さ
れ、超音波７の溶接継手４の傷からの反射により
傷の所在が検知される。
ところで、第３図に示すように、径の異なる円
筒形の各４個の単肉胴８ａ〜１１ａ，８ｂ〜１１
ｂをそれぞれ焼ばめにより順次層成してなる２個
の多層胴１２ａ，１２ｂを溶接接合した多層圧力
容器１３において、前述と同様の超音波探傷方法
を適用すると、容器１３の構造上、斜角探触子
５，６から最外側の１１ａ，１１ｂに投入された
超音波７が、両多層胴１２ａ，１２ｂの層間で反
射してしまうため、溶接継手４に到達しない。こ
のことを、実例を示した第４図により詳述する。
すなわち、同図はそれぞれ36.5mmの板厚ｔを有し
かつ径の異なる各４個の単肉胴８ａ〜１１ａ，８
ｂ〜１１ｂを層成してなる２個の多層胴１２ａ，
１２ｂを溶接接合した多層圧力容器１３の溶接継
手４に対し、斜角探触子５，６により超音波７を
照射した場合の超音波７の主ビームの伝播径路を
〓〓〓〓
示したものであり、屈折角θが45゜の斜角探触子
５，６を、多層圧力容器１３の最外側の単肉胴１
１ａ，１１ｂにおける溶接継手４の近傍の左右位
置でそれぞれＢ−B′およびＣ−C′の矢印で示す
方向に往復動させ、かつ矢印で示す位置から多層
圧力容器１３に超音波７を投入した場合、投入さ
れた超音波７の一部分は溶接継手４に到達して探
傷の目的を達し得るが、超音波７の一部分は各単
肉胴８ａ〜１１ａ，８ｂ〜１１ｂの層間で反射さ
れて溶接継手４に到達し得ず、結果として斜線で
図示した部分が探傷不能領域となり、溶接継手４
の全部分を探傷することができない。そのため、
多層圧力容器１３の溶接継手４の品質管理上、大
きな支障を来している。
筒形の各４個の単肉胴８ａ〜１１ａ，８ｂ〜１１
ｂをそれぞれ焼ばめにより順次層成してなる２個
の多層胴１２ａ，１２ｂを溶接接合した多層圧力
容器１３において、前述と同様の超音波探傷方法
を適用すると、容器１３の構造上、斜角探触子
５，６から最外側の１１ａ，１１ｂに投入された
超音波７が、両多層胴１２ａ，１２ｂの層間で反
射してしまうため、溶接継手４に到達しない。こ
のことを、実例を示した第４図により詳述する。
すなわち、同図はそれぞれ36.5mmの板厚ｔを有し
かつ径の異なる各４個の単肉胴８ａ〜１１ａ，８
ｂ〜１１ｂを層成してなる２個の多層胴１２ａ，
１２ｂを溶接接合した多層圧力容器１３の溶接継
手４に対し、斜角探触子５，６により超音波７を
照射した場合の超音波７の主ビームの伝播径路を
〓〓〓〓
示したものであり、屈折角θが45゜の斜角探触子
５，６を、多層圧力容器１３の最外側の単肉胴１
１ａ，１１ｂにおける溶接継手４の近傍の左右位
置でそれぞれＢ−B′およびＣ−C′の矢印で示す
方向に往復動させ、かつ矢印で示す位置から多層
圧力容器１３に超音波７を投入した場合、投入さ
れた超音波７の一部分は溶接継手４に到達して探
傷の目的を達し得るが、超音波７の一部分は各単
肉胴８ａ〜１１ａ，８ｂ〜１１ｂの層間で反射さ
れて溶接継手４に到達し得ず、結果として斜線で
図示した部分が探傷不能領域となり、溶接継手４
の全部分を探傷することができない。そのため、
多層圧力容器１３の溶接継手４の品質管理上、大
きな支障を来している。
この発明は、前記従来の問題点に留意し、多層
容器の探傷不能領域の生じない超音波探傷方法を
提供するものであり、つぎにこの発明を、その１
実施例を示した第５図ととも詳細に説明する。
容器の探傷不能領域の生じない超音波探傷方法を
提供するものであり、つぎにこの発明を、その１
実施例を示した第５図ととも詳細に説明する。
多層圧力容器１３′は、前述のように、径の異
なる円筒形の各４個の単肉胴８ａ〜１１ａ，８ｂ
〜１１ｂを焼ばめにより順次層成してなる２個の
多層胴１２a′，１２b′を溶接接合する手順で製作
されるものであるが、２個の多層胴１２a′，１２
b′を接合する以前に、予め両多層胴１２a′，１２
b′のそれぞれの各単肉胴８ａ〜１１ａ，８ｂ〜１
１ｂの層間に、両多層胴１２a′，１２b′の接合す
る側の端部から機械加工により所定長さの溝１４
をそれぞれ削設するとともに、各溝１４に、狭開
先溶接法によりそれぞれ溶着金属１５を充填し、
さらに、充填した溶着金属１５を機械加工により
所定の形状に整形する。その後、両多層胴１２
a′，１２b′を溶接接合して多層圧力容器１３′を
製作する。そして、前述と同様に斜角探触子５，
６により多層圧力容器１３′の最外側の単肉胴１
１ａ，１１ｂから超音波７を投入すると、超音波
７を透過させる必要のある各単肉胴８ａ〜１１
ａ，８ｂ〜１１ｂの層間に予め溶着金属１５が施
されているため、多層圧力容器１３′の外表面か
ら投入された超音波７が、層間で反射されること
なく溶着金属１５を透過して溶接継手４に照射さ
れ、第１図で示した２個の単肉胴の溶接接合によ
り構成される圧力容器の溶接継手の超音波探傷の
場合と同様に、溶接継手４の全部分の超音波探傷
が可能となる。
なる円筒形の各４個の単肉胴８ａ〜１１ａ，８ｂ
〜１１ｂを焼ばめにより順次層成してなる２個の
多層胴１２a′，１２b′を溶接接合する手順で製作
されるものであるが、２個の多層胴１２a′，１２
b′を接合する以前に、予め両多層胴１２a′，１２
b′のそれぞれの各単肉胴８ａ〜１１ａ，８ｂ〜１
１ｂの層間に、両多層胴１２a′，１２b′の接合す
る側の端部から機械加工により所定長さの溝１４
をそれぞれ削設するとともに、各溝１４に、狭開
先溶接法によりそれぞれ溶着金属１５を充填し、
さらに、充填した溶着金属１５を機械加工により
所定の形状に整形する。その後、両多層胴１２
a′，１２b′を溶接接合して多層圧力容器１３′を
製作する。そして、前述と同様に斜角探触子５，
６により多層圧力容器１３′の最外側の単肉胴１
１ａ，１１ｂから超音波７を投入すると、超音波
７を透過させる必要のある各単肉胴８ａ〜１１
ａ，８ｂ〜１１ｂの層間に予め溶着金属１５が施
されているため、多層圧力容器１３′の外表面か
ら投入された超音波７が、層間で反射されること
なく溶着金属１５を透過して溶接継手４に照射さ
れ、第１図で示した２個の単肉胴の溶接接合によ
り構成される圧力容器の溶接継手の超音波探傷の
場合と同様に、溶接継手４の全部分の超音波探傷
が可能となる。
なお、この種の溶接継手４の超音波探傷に使用
される斜角探触子５，６としては、通常屈折角θ
が45゜、60゜および70゜にそれぞれ固定された３
種類があるが、多層容器１３′の板厚Ｔおよび溶
接継手４の想定される溶接欠陥の方向と種類に適
応するものを選択すればよく、斜角探触子５，６
の屈折角θが決定されれば、層間に設ける溝１４
の長さは、作図または簡単な計算により容易に求
めることができる。
される斜角探触子５，６としては、通常屈折角θ
が45゜、60゜および70゜にそれぞれ固定された３
種類があるが、多層容器１３′の板厚Ｔおよび溶
接継手４の想定される溶接欠陥の方向と種類に適
応するものを選択すればよく、斜角探触子５，６
の屈折角θが決定されれば、層間に設ける溝１４
の長さは、作図または簡単な計算により容易に求
めることができる。
以上のように、この発明の超音波探傷方法によ
ると、複数個の単肉胴を焼ばめ等により順次層成
してなる２個の多層胴を溶接接合した多層容器の
溶接継手に対する超音波探傷方法において、両多
層胴のそれぞれの各単肉胴の層間に、両多層胴の
接合する側の端部から機械加工により所定長さの
溝を削設したのち、各溝に、狭開先溶接により溶
着金属を充填し、さらに、充填した溶着金属を機
械加工により所定の形状に整形し、その後、両多
層胴を溶接接合して多層容器を構成し、超音波を
溶接継手に溶着金属を透過して照射することによ
り、多層容器の環状の溶接継手に対し、２個の単
肉胴を溶接接合してなる容器の溶接継手の場合と
同様の超音波探傷を行なうことができ、溶接継手
の全部分を探傷でき、溶接継手の品質管理が万全
となる。
ると、複数個の単肉胴を焼ばめ等により順次層成
してなる２個の多層胴を溶接接合した多層容器の
溶接継手に対する超音波探傷方法において、両多
層胴のそれぞれの各単肉胴の層間に、両多層胴の
接合する側の端部から機械加工により所定長さの
溝を削設したのち、各溝に、狭開先溶接により溶
着金属を充填し、さらに、充填した溶着金属を機
械加工により所定の形状に整形し、その後、両多
層胴を溶接接合して多層容器を構成し、超音波を
溶接継手に溶着金属を透過して照射することによ
り、多層容器の環状の溶接継手に対し、２個の単
肉胴を溶接接合してなる容器の溶接継手の場合と
同様の超音波探傷を行なうことができ、溶接継手
の全部分を探傷でき、溶接継手の品質管理が万全
となる。
第１図は２個の単肉胴の溶接接合によりなる容
器の斜視図、第２図は第１図の超音波探傷方法を
示すＡ−A′線断面図、第３図は従来の多層容器
の溶接継手の超音波探傷方法を示す一部の断面
図、第４図は第３図の超音波の主ビームの伝播径
路の詳細を示す説明図、第５図はこの発明の超音
波探傷方法の１実施例の要部の断面図である。 ８ａ〜１１ａ，８ｂ〜１１ｂ……単肉胴、１２
ａ，１２ｂ……多層胴、１３……多層容器、１４
……溝、１５……溶着金属。 〓〓〓〓
器の斜視図、第２図は第１図の超音波探傷方法を
示すＡ−A′線断面図、第３図は従来の多層容器
の溶接継手の超音波探傷方法を示す一部の断面
図、第４図は第３図の超音波の主ビームの伝播径
路の詳細を示す説明図、第５図はこの発明の超音
波探傷方法の１実施例の要部の断面図である。 ８ａ〜１１ａ，８ｂ〜１１ｂ……単肉胴、１２
ａ，１２ｂ……多層胴、１３……多層容器、１４
……溝、１５……溶着金属。 〓〓〓〓
Claims (1)
- １ 複数個の単肉胴を焼ばめ等により順次層成し
てなる２個の多層胴を溶接接合した多層容器の溶
接継手に対する超音波探傷方法において、前記両
多層胴のそれぞれの各単肉胴の層間に、前記両多
層胴の接合する側の端部から機械加工により所定
長さの溝を削設したのち、前記各溝に、狭開先溶
接により溶着金属を充填し、さらに、充填した溶
着金属を機械加工により所定の形状に整形し、そ
の後、前記両多層胴を溶接接合して前記多層容器
を構成し、超音波を前記溶接継手に前記溶着金属
を透過して照射することを特徴とする超音波探傷
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3848480A JPS56133656A (en) | 1980-03-25 | 1980-03-25 | Detecting method of ultrasonic flaw |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3848480A JPS56133656A (en) | 1980-03-25 | 1980-03-25 | Detecting method of ultrasonic flaw |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56133656A JPS56133656A (en) | 1981-10-19 |
| JPS6235619B2 true JPS6235619B2 (ja) | 1987-08-03 |
Family
ID=12526525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3848480A Granted JPS56133656A (en) | 1980-03-25 | 1980-03-25 | Detecting method of ultrasonic flaw |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56133656A (ja) |
-
1980
- 1980-03-25 JP JP3848480A patent/JPS56133656A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56133656A (en) | 1981-10-19 |
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