JPS606512B2 - 印刷版の製造法 - Google Patents

印刷版の製造法

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JPS606512B2
JPS606512B2 JP8336177A JP8336177A JPS606512B2 JP S606512 B2 JPS606512 B2 JP S606512B2 JP 8336177 A JP8336177 A JP 8336177A JP 8336177 A JP8336177 A JP 8336177A JP S606512 B2 JPS606512 B2 JP S606512B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、最低1種の有機光導電怪物質「最抵1種の増
感染料および最抵1種の結合剤より成り、導電性ベース
に施されかつそれに付着する光導電層を帯電させ「引続
き綾露光し、静露潜像にトナーを施し、固定し、像不含
部分の被覆を除去し、かつあるいはエッチングすること
により印刷版を製造する方法に関する。
近年、印刷版技術の分野で顕著な進歩が起きた。
一般に、平版オフセットまたは直刷りで使用されるよう
な印刷版はも適当なべースに施された感光性コーチング
を像露光することにより製造される。このようなコーチ
ングの代表例がいわゆるポジ作用性のジアゾ(posi
tiveactingdiazo)であり、例えば西ド
イツ国特許明細書第85489び号に開陳されたように
、これが化学線源に露光された部分のコーチングが光分
解を受け、その後にその露光された部分は、光分解され
た部分だけが可溶である液体現像剤溶液で処理すること
により除去されることができる。他方ネガ作用性コーチ
ング(negativeactingcoatin森)
は、その「紫外線に露光された部分が光陵化または光重
合を受け「かつその後に未露光部のコーチングだけが前
述の現像液により除去される。
このようなネガ作用性材料の例は、西ドイツ国特許明細
書第960335号に開陳されたようなパラキノンジア
ジド「または米国特許明細書第367941計旨、同第
3867147号および同第3849392号に開陳さ
れたようなジアゾニゥム塩の縮合生成物である。またオ
フセット版が電子写真法により製造された。
一般にこのような版は、酸化亜鉛または硫化カドミウム
のような微細に分配された無機光導電性材料が、紙また
はフィルムのような適当なべース材料上に塗布された溌
インキ性の結合材料中に分散されて成る。これらの版は
、版の版面に静電補像を形成し、導電性ベース上の該荷
電版を電磁線照射の像パターンに露光し、得られた静電
像パターンを、検電性の液体または固体の親油性現像剤
と接触させることにより現像し、かつ現像された像を、
乾燥または加熱することにより固定することを包含する
常用の電子写真法により作像される。次いで、得られた
「作壊せる版は、オフセット平版印刷用マスターとして
使用されることができる。印刷版を製造するための他の
技術は、その後にオフセット印刷版を露光するのに使用
されるト写真用ハロゲン化銀の中間マスターフィルムの
製造「または橋ェネルギ線照射を使用し、版を浮彫また
は食刻しかつ像簸列中にわずかな孔または凹みを形成す
るレリーフ版の製造を包含する。
近年、コンピュータ「陰極線管「ファクシミリ装置等に
よるようなト情報を記録し、貯蔵および発生させる電子
的方法の用途が増加しているので、印刷版の状態を変成
しかつも製版法を、像情報を発生させるための新規技術
に適合させることに若干の進歩があった。例えば米国特
許明細書第3549733号には、変調せる高出力の3
0ワット二酸化炭素ガスレーザを、印刷版に像を形成す
るのに使用し「その場合談版面上のポリマー材料を分解
させて稜線のない凹面を形成しもこうしてレリーフ版を
形成することが開陳されている。米国特許明細書第35
0677針号もこは〜高出力のiooワット二酸化炭素
レーザを使用し、版材料を、版面から蒸発させることに
より除去する、しIJーフ版を形成するためのレーザビ
ーム植字装置が開陳されている。米国特許明細書第36
6473?号にはト直接にレーザがジアゾ感光印刷版を
露光し「 これを引続き常用の現像法により現像するこ
とを包含する印刷版記録装置が記載されているQ米国特
許明細書第3549733号および同第35雌打9号に
記載されたような装置は「該銭面をエッチングまたは変
形させる加工を実施するのに相対的に高出力のレーザよ
る。このようなしーザが大きいヱネルギを必要とするこ
とを除けば、このようなしーザを包含する装置には「大
型かつ費用のかかる適当な冷却装置が膿えらねるとも、
う難点が付属する。米国特許明細書第366473?号
に開陳された装置でさえ、使用される感光材料がジアゾ
化合物「 ジアゾニゥム塩または芳香族ァジド化合物で
あった印刷版を適当に露光するため相対的に高出力のレ
ーザが必要とされた。一般にこれら材料は、版面を十分
光化学的に露光するため少くとも20ミリジュール/流
の次数の最小版面ヱネルギを必要とする。このことが、
米国特許明細書第3664737号に示されたような、
相対的に高出力のレーザ装置を使用することがない装置
中で出力の平面走査速度条件を制限する要因である。他
方「もし前記米国特許明細書第3664737号で使用
される感光媒体が酸化亜鉛で被覆せろ紙またはハロゲン
化銀フィルムであったならば、十分な露光に必要なェネ
ルギがかなりわずかになるが、像を固定しかつ、露光さ
れた感光性コーチングを除去することにより容易に現像
されることができる耐久性のEO剛版上へ直接に像を形
成するという利′点が失なわれる。さらに、電子写真材
料を露光するためしーザビームが使用される露光装置が
公知である(米国特許明細書第3909254号)。
この方法において、光導電性の表面は「光が当る部分の
導電‘性を維持するため帯電させる前に嫁露光される。
前記特許明細書の記載によれば、像の分離が帯電により
得られ、かつその後に潜像が、トナーを施しかつさらに
公知の方法で加工することにより可視の固定像へ変換さ
れることができる。しかしながらこの目的のために、持
続する導電性をつくり出すため極めて大きいェネルギを
版面へ作用させ、かっこのェネルギを500ワット/あ
の世力のし−ザにより放出させることが必要である。
本発明の議題は、露光にレーザを使用するが前述せる欠
点を有しない、印刷版を製造するための有用な方法を得
ることである。
本発明の前述およびその他の課題は、一般式:〔式中「
Rは、水素、アリール、アルケニル、ァルキル、置換
ァリールおよびへテロ環基より成る群から選択された残
基を表わし、R,は、水素、アルキル、アルキル化アミ
ノアリールおよび置換アリール基より成る群から選択さ
れた残基を表わし、かつR2は、水素、ァリールおよび
置換アリール基より成る群から選択された残基を表わす
〕または一般式:〔式中「R,は、水素またはアルキル
、アシルまたはシクロアルキル基を表わし、かつR2は
、水素またはアルキル基を表わす〕で表わされる置換オ
キサゾール化合物から選択された最低1種の光導電性化
合物、最低1種の増感染料および最低1種の結合剤より
成る導電性ベース材料に施されかつそれに付着する、薄
く均質な光導電性絶縁組成物の層より成る電子写真版を
使用し、該層を帯電させ、該層を、1ワットよりもわず
かであるが該層1平方センチメートル当り光ェネルギ約
10ミリジュール〜1マイクロジュールを供給するのに
十分な光力を有する、350〜750肌領域内で発光す
るレーザ光の変調パターンに露光し、静電塔像に現像剤
を施し、得られたトナー像を固定し、嫁不含部分の層を
除去しかつあるいは該層の像不含部分をエッチングする
ことより成る印刷版の製造法により解決される。
本発明の有利な実施例において、該光導電性縫縁材料層
は、5〜20ミリワットの出力を有するが、該層1平方
センチメートル当り500マイクロジュールよりもわず
かな光ヱネルギを供給するのに十分な出力を有するレー
ザ光の変調パターンに露光される。
この方法で、電子写真材料が直接に露光されかつ、ハロ
ゲン化銀フィルムまたは酸化亜鉛紙をベースとする中間
的な原版を製造することなく印刷版とされることができ
、かつ安価なしーザを使用しうろことが達せられる。
ヱネルギ出力が1ワットを上廻らないレーザは安価であ
り、わずかなェネルギ消費量を有し、なんら特別な維持
を要せず、冷却する必要がなく、かつ相対的に長い寿命
を有する。前述の波長領域にわたり発光する全てのレー
ザが本発明の方法に使用されることができ、ヘリウム/
カドミウムレーザ、アルゴンイオンレーザ、YAGレー
ザ、およびヘリウムノネオンレーザを包含する。
ヘリウム/ネオンレーザおよびアルゴンイオンレーザが
有利である。この用途で公知の全ての材料が、印刷版の
電子写真的製造に適当な、本発明による製版材料用の導
電性ベース材料として使用されることができる、例えば
、アルミニウム、亜鉛「マグネシウム、または銅板が同
じく複合金属板として「 さらに例えば、特殊紙、水和
セルロース、酢酸セルロース、または酪酸セルロースフ
ィルムが、有利に後者は部分的に鹸化された形で使用さ
れる。
さらに特殊な目的には、ポリアミドフィルムまたは金属
化せるプラスチックフィルムのような合成材料がベース
として使用される。表面処理が施されたアルミニウム箔
は殊に有利であることが実証された。
表面を機械的または電気化学的に粗面化することにより
成る表面処理は、もし所望ならば陽極酸化処理または、
西ドイツ国特許公開公報第1621478号によりポリ
ビニル燐酸処理を続行させることができる。この方法で
、長寿命および、酸化に対する低い感度が得られる。本
発明の光導電層に使用される光導電体は原則として公知
と見撤される。
有利に、西ドイツ国特許明細書第1120875号から
公知の物質、殊に置換ビニルオキサゾールを使用するこ
とができる。他の適当な光導電体は、例えば、トリフェ
ニルアミン誘導体、相対的に高縮合のへテロ環化合物、
例えばアントラセン、ベンゾ縮合へテロ環化合物」およ
びピラゾリンおよびィミダゾール誘導体である。さらに
、西ドイツ国特許明細書第1060260号および同第
1058836号に開陳されたトリアゾールおよびオキ
サゾール誘導体が使用されることができる:これらのう
ち、2,5−ビス−(4′−ジェチルアミノフエニル)
−オキサゾール−1,3,4が殊に適当である。さらに
ビニル芳香族ポリマ*一、例えば、ポリビニルアントラ
セン、ポリアセナフチレン、ポリ−N−ビニルカルバゾ
ール、およびこれら化合物の共重合体は、これらが溶解
度の差を生じうろことを条件として、所望ならばレジン
結合剤を配合して使用されることができる。また適当な
のは、西ドイツ国特許明細書第1197325号に記載
されたような芳香族アミンおよびアルデヒドの重縮合体
、および西ドイツ国特許公開公報第2137288号に
記載さたような、場合により置換されたピレンおよびノ
またはべりレンとホルムアルヂヒドとの重縮合体「有利
に3ーフロムピレンとホルムアルデヒドとの軍縮合体か
ら得られたレジンである。
本発明の有利な実施例において、光導電性化合物は、置
換されたオキサゾール、ピラゾリン、ィミダゾール、ト
リアゾール、およびオキサジアゾールの群から選択され
る。
これらのうち、本発明による印刷版の製造法において使
用される光導電性化合物は、一般式:〔式中、Rは、水
素、アリール、アルケニル、アルキル、置換ァリール、
およびへテロ環基より成る群から選択された残基を表わ
し、R.は、水素、アルキル、アルキル化アミノアリー
ルおよびアリール基より成る群から選択された残基を表
わし、かつR2は、水素、ァリール、および置換ァリー
ル基より成る群から選択された孫基を表わす〕の最低1
種の置換オキサゾール化合物である。
さらに、本発明による印刷版の製造法において、使用さ
れる光導電性化合物は、一般式:〔式中、R,は水素ま
たは、アルキル、アシルまたはシクロアルキル基を表わ
し、かつR2は水素またはァルキル基を表わす〕の最低
1種の置換オキサゾール化合物である。
それらのフィルム形成性およびそれらの接着強度に関す
る限り、天然および合成樹脂は2つとも結合剤として使
用されることができる。
それらのフィルム形成性、それらの電気的特性およびそ
れらのベースに対する接着性に比べ、溶解特性が、レジ
ンを選択するのに殊に重要である。実際の目的のため、
このような結合剤は、酸またはアルカリが添加されるこ
とができる水性またはアルコール性の溶剤系に可溶であ
るものが殊に適当である。易燃性の芳香族または脂肪族
溶剤は、生理学的および安全性の理由で除外される。従
って、アルカリ溶性にする基を有する高分子物質が結合
剤として適当である。アルカリ溶性を与える基は、例え
ば、酸基、無水酸基、カルボキシル基、フェノール基、
スルホン酸基、スルホンアミド基、またはスルホンィミ
ド基である。有利に、大きい酸価を有する結合剤が使用
される、それというのもこれらは殊に容易にアルカリ−
水−アルコール溶剤系に溶解するからである。アルデヒ
ド基を含有する共重合体が殊に有利に使用されることが
できる、それというのも該化合物中に遊離酸基が不在で
あることにより、該化合物を含有する電子写真製版材料
の階導電性が低く、アルカリ中の良好な溶解性を生じる
からである。スチレンおよび無水マレィン酸の共重合体
、例えばモンサント社(Monsan■)により登録商
標名“リトロン”(Lytron)下に市販されている
ものが殊に適当であると判明した。
またフェノール樹脂、例えばへ キ ス ト社(Hoe
chst地上ien鉾sel1schaft)により登
録商標名“ァルノボノゾ(Nnovol)下に市販され
ているものが有用であると判明した。有機光導電体のス
ペクトル感度は、種々の色調の染料を添加しかつ、種々
の種類の化合物に増感剤として付属させることにより、
約350〜45のmの長波長UV光領域から可視領域へ
拡大することが公知である。
シュルツによる“染料一覧表”(‘‘Farbstof
ftaGIlen” bySch山tz(第7刊、第1
巻、1931年)から収録した以下の染料が有効な増感
剤として挙げられる:トリアIJールメタン染料、例え
ばブリリアントグリーン(No.760、314頁)、
ビクトリアブル−B(No.822、347頁)、メチ
ルバイオレット(No.783、327頁)、ベーシッ
クピュアブルー、クリスタルバイオレット(No.78
5、329頁)、アシツドバイオレット紙(No.83
1、351頁);キサンテン染料、すなわちローダミン
、例えばローダミンB(No.864、365頁)、ロ
ーダミン60(No.860 366頁)、ローダミン
Gエキストラ(No.86ふ366頁)、スルホローダ
ミンB(No.863 364頁)、およびファストア
シツドェオシンG(No.870、368頁);フタレ
ン系、例えばェオシンS(No.883 375頁)、
ェオシンA(舷.881、374頁)、ェリスロシン(
No.880 376頁)、フレキシン(No.890
、378頁)、ペンガルローズ(No.889 378
頁)、およびフルオレセン(No.88リ373頁);
トリァジン染料、例えばメチレンブルー(No.103
8 449頁)三アクリジン染料、例えばアクリジンィ
ェロー(No.901、383頁)、アクリジンオレン
ジ(No.908、387頁)、およびトリパフラビン
(No.906、386頁);キノリン染料、例えばピ
ナシアノール(No.924396頁)、およびクリプ
トシアニン(No.927、397頁);キノン染料、
およびケトン染料、例えばアリザリン(M.1141、
499頁)、アリザリンレツドS(No.1145 5
02頁)およびキニザリン(No.1148、504頁
)。
さらにシアニン染料が挙げられる、例えば、アストラゾ
ンオレンジR(色指数48040)、アストラゾンオレ
ンジG(色指数48035)、アストラゾンィェo−斑
(色指数48055)、ァストラゾンィェロ一皮(色指
数48065)またはベーシックイエロー52115(
色指数48060)、およびマラカィトグリーン(色指
数42000)。もし、本発明の有利な実施例によりヘ
リウムノネオンレーザが使用されるならば、ブリリアン
トグリーン、マラカイトグリーンまたはクリスタルバイ
オレット、もしくはヘリウム/ネオンレーザの波長帯内
で63仇mで吸収する任意の他の増感染料が使用される
ことができる。
その後に潜像は、レジンを含有する現像剤、すなわち乾
燥状態であるかまたは、液体の形で分散された現像剤に
より可視化される。
従ってまた本発明は、本発明の方法を実施するための、
もっぱら一般のレジン含有トナ−より成り微細に分配さ
れた乾燥現像剤末に関する。
大てし、の場合現像剤は、現像されるべき層に、キャリ
アにより施される。公知の磁気ブラシまたは磁気。ーラ
で使用される鉄粉の混合物は有利な結果が得られる。洗
浄作用および大きい溶解力により、液体現像剤は本発明
において殊に有利であると実証された。
また本発明は、高抵抗の液相およびその中に分散せる、
微細に分配された団体レジン相を含有する液体現像剤に
関する。しかしながらいましば、もし該固体相が染料を
含有するならば有利である。粒径は10仏mを下廻らな
ければならなかった。一般に該固体物質はボールミルで
粉砕される。現像剤の適用は、公知の方法で、例えば浸
債またはローラ塗布することにより実施されることがで
きる。静雷潜像を、前述せる現像剤の1つを使用して現
像することにより、レジン物質を、層に像を形成して緩
く付着させかつ固定する。
有利に固定は、所望の温度に加熱された炉の中で加熱す
ることにより実施される。また、十分な強度の赤外線照
射装置が適当である。熱処理時間は、光導電層および、
存在するレジンの接着特性による。
レジンにより被覆された像部分が適当な溶剤に不熔にな
る、すなわち本発明の有利な実施例においてこれはアル
カリ水溶液に不溶である。
該溶液は層に、例えば綿パッドにより施される。
また、該版を直接に液体中へ浸債することが可能である
。また像不含部分を除去するのに適当なのは、相応に構
成された装置、例えば液体塗布oーラを有するものであ
る。オフセット印刷で所望される、親水性および親油性
領域への分化は、トナー像が親油性領域を形成しかつベ
ース面が親水性領域を形成することにより得られる。
アルカリ溶液で処理された後、有利に印刷版は水で後洗
浄され「かつもし所望ならば、親水性は、希燐酸溶液で
拭くことにより高められる。
滑性のインキでインキ付けした後、印刷が、平版印刷機
で公知の方法で行なわれることができる。また、露出せ
るベースを引続きエッチングすることにより「凸版印刷
用の印刷版および、もし所望ならば凹版印刷用の印刷版
をも製造することが可能である。エッチングは、公知の
1段または多段の食刻機で実施される。本発明により製
造された印刷版は長い寿命が得られる。
本発明による方法は、例えば新聞印刷に適当な平版印刷
版の製造に使用され、かつレーザ露光に使用される装置
は、電気通信装置またはコンピュータ記憶装置に接続さ
れることができる。以下に本発明を実施例につき詳説す
る。
例1 2,5−ビス−(4′−ジヱチルアミノフエニル)−1
9 3,4−オキサジアゾール40夕、スチレンノ無水
マレィン酸コポリマー47夕、クロルゴムlogおよび
アントラセンオレンジR2.0夕を、テトラヒドロフラ
ン520夕、メチルグリコール330夕およびブチルア
セテート150のこ溶解して成る溶液を〜機械的に粗面
化せる、100舷m厚のアルミニウム箔に施す。
溶剤を蒸発させた後、この電子写真用絶縁層は約5仏m
厚である。この層の感光性は青色光スペクトル領域内に
あり、48瓜mに最大値を有する。ェネルギは該層を、
487nmで60マイクロジュール/地に相応する50
Vの残存電圧に放電させるのに必要であった。該版を−
450Vの表面電圧になるまで荷電した後、該版を、そ
の光東が、陰画像が得られるように像により変調された
1瓜hWアルゴンイオンレーザにより発光される照射光
に露光する。潜増は、鹸化価130〜150および滴下
点81〜86ooを有する合成ェステルワックス1夕を
、可溶性ペンタェリスリト−ルレジンヱステル(例えば
登録商標名“ペンタリン”(Pentalyn)、ハ−
キュレス・パウダー社(Hercのes Powder
、USA)による市販品)2夕を分散剤として溶解せる
ィソパラフィン20の‘中に慎重に分散し、かつ該分散
液を、沸点185〜210qoを有するィソパラフィン
1000の‘を添加して希釈することにより得られた液
体トナ−で現像する。
該現像剤に大豆レシチン0.5夕を添加して荷電を作用
させる。この現像された版は、含水〆タ珪酸ナトリウム
35夕の、グリセロール140の‘、エチレングリコー
ル550の(およびエタノール140必中溶液中に1分
浸潰し、流下水で洗浄するとともに軽くブラシングする
ことにより印刷版に変る。
得られた版は、6ライン/側(60メッシュスクリーン
)の分解能を有する高品位のプリントが得られかつ10
0000コピーまでの寿命を有する。例22−ビニルー
4−(2′−クロルフエニル)一5−(4″ージエチル
ーアミノフエニル)ーオキサゾール40夕、スチレン/
無水マレィン酸共重合体47夕およびブリリアントグリ
ーン0.4夕より成る、テトラヒドロフラン510夕、
メチルグリコール330夕およびブチルアセテート15
0タ中溶液を、ブラシ深度約3仏mでワイヤブラシをか
けることにより機械的に粗面化した100仏m厚のアル
ミニウム箔に施す。
溶剤を蒸発させた後、4〜5仏m厚の光導電層が残存す
る、これはスペクトルの赤色光領域内で吸収し「 63
mmに最大値を有し、かつ光導電性になる。該層を、残
存電圧50Vになるまで放電させるのに必要なェネルギ
は110一J/のである。該層を「電子写真に常用の方
法でコロナ装置を使用し表面電圧−400Vに荷電しか
つその後に、63かmの波長を有する、変調せる15h
Wヘリウム/ネオンレーザを使用さて像露光する。得ら
れた、原版の静電像を、カーボンブラックを添加するこ
とにより着色されたレジン粉末を散布することにより可
視化し、その後に150℃に加熱することにより固定し
かつ、摩擦に安定である電子写真複写に変える。この方
法で、原版に相応しかつ、その磯部分がアルカリ溶液に
抵抗性がある電子写真複写を製造する。この電子写真複
写を平版印刷版に変えるため、この材料を、モノェタノ
ールァミン5重量パーセント、ジェタノールアミン5重
量パーセント、メチルアルコール1の重量パーセント、
エチレングリコール55重量パーセント、グリセロール
2の重量パーセントおよび珪酸ナトリウム5重量パーセ
ントより成る溶液で処理する。
簡単に水で洗浄しかつ滑性インキでインキ付けした後、
得られた印刷版から複写を印刷することができる。多数
の変法が本発明の範囲内で、本発明の趣旨から逸脱せず
になされることができ「かつ本発明がこのような全ての
変法を包含することは当業者に明白である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Rは、水素、アリール、アルケニル、アルキル
    、置換アリールおよびヘテロ環基より成る群から選択さ
    れた残基を表わし、R_1は、水素、アルキル、アルキ
    ル化アミノアリールおよび置換アリール基より成る群か
    ら選択された残基を表わし、かつR_2は、水素、アリ
    ールおよび置換アリール基より成る群から選択された残
    基を表わす〕または一般式:▲数式、化学式、表等があ
    ります▼ 〔式中、R_1は、水素またはアルキル、アシルまたは
    シクロアルキル基を表わし、かつR_2は、水素または
    アルキル基を表わす〕で表わされる置換オキサゾール化
    合物から選択された最低1種の光導電性化合物、最低1
    種の増感染料および最低1種の結合剤より成り、導電性
    ベース材料に施されかつそれに付着する薄く均質な光導
    電性絶縁組成物の層より成る電子写真版を使用し、該層
    を帯電させ、該層を、1ワツトよりもわずかであるが該
    層1平方センチメートル当り光エネルギ約10ミリジユ
    ール〜1マイクロジユールを供給するのに十分な光力を
    有する、350〜750nm領域内で発光するレーザ光
    の変調パターンに露光し、静電潜像に現像剤を施し、得
    られたトナー像を加熱することにより固定し、像不含部
    分の層を除去しかつあるいは該層の像不含部分をエツチ
    ングすることを特徴とする印刷版の製造法。 2 該光導電性絶縁層を、5〜20ミリワツトの光力を
    有するが該層1平方センチメートル当り500マイクロ
    ジユールよりもわずかな光エネルギを供給するのに十分
    であるレーザ光の変調パターンに露光することを特徴と
    する、特許請求の範囲第1項記載の印刷版の製造法。 3 該光導電性絶縁層をヘリウム/ネオンレーザにより
    露光することを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載
    の印刷版の製造法。 4 該光導電性絶縁層をアルゴンイオンレーザにより露
    光することを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の
    印刷版の製造法。 5 該光導電性絶縁層を、15ミリワツトの光力を有す
    る、変調されたヘリウム/ネオンレーザにより露光する
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の印刷版
    の製造法。
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