JPS606432Y2 - 逆結線防止付電気防食装置 - Google Patents
逆結線防止付電気防食装置Info
- Publication number
- JPS606432Y2 JPS606432Y2 JP13226280U JP13226280U JPS606432Y2 JP S606432 Y2 JPS606432 Y2 JP S606432Y2 JP 13226280 U JP13226280 U JP 13226280U JP 13226280 U JP13226280 U JP 13226280U JP S606432 Y2 JPS606432 Y2 JP S606432Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal
- nipple
- junction box
- wire
- cathodic protection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Prevention Of Electric Corrosion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ストレージタンク、大型ボイラ等の缶体内面
の腐食を防止するための外部電源式電気防食装置に関す
るものである。
の腐食を防止するための外部電源式電気防食装置に関す
るものである。
外部電源式電気防食法を実施する場合、２次側の配線を
取り違えて逆結線すると被防食体が陽極となり腐食は逆
に促進され大事故につながる危険性がある。
取り違えて逆結線すると被防食体が陽極となり腐食は逆
に促進され大事故につながる危険性がある。
従来、このような事故防止策としては、接続端子の形状
や電線の色を変え、かつテスターにて確認した後、最終
的には被防食体の電位変化を電位差計で測定する等して
確実を期しているが、この方法は大規模な構造物を防食
する時のように専門技術者が施工に立ち合う場合には適
当である。
や電線の色を変え、かつテスターにて確認した後、最終
的には被防食体の電位変化を電位差計で測定する等して
確実を期しているが、この方法は大規模な構造物を防食
する時のように専門技術者が施工に立ち合う場合には適
当である。
しかしながら、ストレージタンクや大型ボイラ等のよう
に電気防食の防食対象物としては比較的小規模なものを
防食する時は、その対象件数が多いために、専門技術者
がいちいち立ち合うわけにはいかず、町の電気屋が工事
を完納する場合がほとんどである。
に電気防食の防食対象物としては比較的小規模なものを
防食する時は、その対象件数が多いために、専門技術者
がいちいち立ち合うわけにはいかず、町の電気屋が工事
を完納する場合がほとんどである。
−このような現状において、最近
、逆結線を行なうことがしばしばみられるようになり、
幸い早期に発見されたために大事にはいたっていないが
、いつ大事故に発展するかもしれないという危険性をは
らんでいる。
、逆結線を行なうことがしばしばみられるようになり、
幸い早期に発見されたために大事にはいたっていないが
、いつ大事故に発展するかもしれないという危険性をは
らんでいる。
本考案は、以上のようなことに鑑み、専門の知識を有し
ない者でも容易に工事が行なえ、仮に逆結線したとして
も事故を生じる恐れのない電気防食装置を提供すること
を目的として開発されたものである。
ない者でも容易に工事が行なえ、仮に逆結線したとして
も事故を生じる恐れのない電気防食装置を提供すること
を目的として開発されたものである。
従来、ストレージタンク用の電気防食装置は、ストレー
ジタンク缶体開口部に溶接した金属製ソケットに螺合す
る金属性プラグとこのプラグの内ネジに螺合する金属製
押プラグによって白金メッキチタン製の線状電極が設置
され、この電極は上記缶体外部に溶接した支持金具に取
り付けられた金属製接続箱内において、直流電源装置か
らのプラス電線と結線されるような構造になっている。
ジタンク缶体開口部に溶接した金属製ソケットに螺合す
る金属性プラグとこのプラグの内ネジに螺合する金属製
押プラグによって白金メッキチタン製の線状電極が設置
され、この電極は上記缶体外部に溶接した支持金具に取
り付けられた金属製接続箱内において、直流電源装置か
らのプラス電線と結線されるような構造になっている。
本考案は、このような従来の電気防食装置に若干の改良
をほどこすとともに、本考案の主たる目的である逆結線
をしても事故にならないような技術的解決手段を加えた
ものである。
をほどこすとともに、本考案の主たる目的である逆結線
をしても事故にならないような技術的解決手段を加えた
ものである。
以下に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第１図は、本考案の電極取付部分の断面概略図である。
ストレージタンクの缶体１の開口部に金属製ソケラト２
が溶接されている。
が溶接されている。
このソケット２に螺合する金属製プラグ３には金属製ニ
ップル４が螺合され、このニップル４に設けられた貫通
穴に白金メッキチタン製線状電極５が絶縁かつ水密的に
嵌合固定されている。
ップル４が螺合され、このニップル４に設けられた貫通
穴に白金メッキチタン製線状電極５が絶縁かつ水密的に
嵌合固定されている。
前記ニップル４の突き出た後部には金属製接続箱６が嵌
め込まれナツト７によって固定される。
め込まれナツト７によって固定される。
図示していない直流電源装置からのプラス電線８とマイ
ナス電線９は、上記接続箱に設けられた配線用の穴より
箱内に導かれ、プラス電線８は前記電極５に結線される
。
ナス電線９は、上記接続箱に設けられた配線用の穴より
箱内に導かれ、プラス電線８は前記電極５に結線される
。
一方、マイナス電線９の先端部分にはシリコンダイオー
ド１０が前記電源装置の起電力に対して防食電流を流し
うる向きに接続され、このダイオード１０は、上記接続
箱６の缶体にナツト１１によって電気的に固定されてい
る。
ド１０が前記電源装置の起電力に対して防食電流を流し
うる向きに接続され、このダイオード１０は、上記接続
箱６の缶体にナツト１１によって電気的に固定されてい
る。
本考案は、以上のように構成されたから、防食電流は直
流電源装置のプラス電線８をとおり電極５より水を介し
て缶体１（被防食体）に流入し、ソケット２、プラグ３
、ニップル４、接続箱６、ダイオード１０およびマイナ
ス電線９を経て電源に戻る防食回路を形成する。
流電源装置のプラス電線８をとおり電極５より水を介し
て缶体１（被防食体）に流入し、ソケット２、プラグ３
、ニップル４、接続箱６、ダイオード１０およびマイナ
ス電線９を経て電源に戻る防食回路を形成する。
したがって、本考案の装置によれば接続箱の取り付けが
極めて容易になるとともに、マイナス電線の先端部分に
ダイオードが接続されているのでマイナス線とプラス線
の判別が極めて容易であり、仮に逆結線したとしてもダ
イオードによって電流が流れないので事故の生じる恐れ
はない。
極めて容易になるとともに、マイナス電線の先端部分に
ダイオードが接続されているのでマイナス線とプラス線
の判別が極めて容易であり、仮に逆結線したとしてもダ
イオードによって電流が流れないので事故の生じる恐れ
はない。
また、ダイオードをプラス側に挿入した場合は接続箱と
被防食体を絶縁したり、ダイオードの放熱方法を考慮し
なければならないが、本考案のようにダイオードをマイ
ナスに挿入し、かつ接続箱に接触させて固定したので、
接続箱を放熱板として利用することができるのみか、シ
ョート事故の恐れが緩和されるなど多大の利点を有する
。
被防食体を絶縁したり、ダイオードの放熱方法を考慮し
なければならないが、本考案のようにダイオードをマイ
ナスに挿入し、かつ接続箱に接触させて固定したので、
接続箱を放熱板として利用することができるのみか、シ
ョート事故の恐れが緩和されるなど多大の利点を有する
。
第１図は、本考案の電極取付部分の断面概略図である。
１・・・・・・缶体、２・・・・・・ソケット、３・・
・・・・プラグ、４・・・・・・ニップル、５・・・・
・・電極、６・・・・・・接続箱、８・・・・・・プラ
ス電線、９・・・・・・マイナス電線、１０・・・・・
・ダイオード。
・・・・プラグ、４・・・・・・ニップル、５・・・・
・・電極、６・・・・・・接続箱、８・・・・・・プラ
ス電線、９・・・・・・マイナス電線、１０・・・・・
・ダイオード。
Claims (1)
- 缶体の開口部に設けた金属製ソケットに螺合する金属製
プラグと、このプラグの内ネジに螺合する金属製ニップ
ルと、このニップルに設けた貫通孔に絶縁かつ水密に嵌
合する線状電極と、上記ニップルの後部にナツトによっ
て取り付けられた金属製接続箱とから構成されたストレ
ージタンク等の電気防食装置であって、直流電源装置か
らのプラス電線が前記接続箱内で前記電極と結線される
とともに、マイナス電線の先端部に接続されたダイオー
ドが上記電源装置の起電力に対して防食電流を流しうる
向きに前記接続箱に装着されていることを特徴とする逆
結線防止付電気防食装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13226280U JPS606432Y2 (ja) | 1980-09-19 | 1980-09-19 | 逆結線防止付電気防食装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13226280U JPS606432Y2 (ja) | 1980-09-19 | 1980-09-19 | 逆結線防止付電気防食装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5756762U JPS5756762U (ja) | 1982-04-02 |
| JPS606432Y2 true JPS606432Y2 (ja) | 1985-03-01 |
Family
ID=29492506
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13226280U Expired JPS606432Y2 (ja) | 1980-09-19 | 1980-09-19 | 逆結線防止付電気防食装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS606432Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-09-19 JP JP13226280U patent/JPS606432Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5756762U (ja) | 1982-04-02 |
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