JPS606379A - 加工ロボツトの力判別方法 - Google Patents

加工ロボツトの力判別方法

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JPS606379A
JPS606379A JP11257283A JP11257283A JPS606379A JP S606379 A JPS606379 A JP S606379A JP 11257283 A JP11257283 A JP 11257283A JP 11257283 A JP11257283 A JP 11257283A JP S606379 A JPS606379 A JP S606379A
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arm
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JP11257283A
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修 水口
小島 建夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はグラインダ作業、シーリング作業、型埋作業、
組立作業、フライス作業等のように作業対象物(ワーク
)に工具を接触させた状態で作業を実行する形式の産業
用ロボットにおける力を判別する方法に関するものであ
る。
一般に上記のような工具がワークに接触して作業を行う
ロボットの場合、ロボットがワークに作用している力を
適正に制御することが単なる位置決め制御だけよりも有
効な手段であることが知られている。とりわけ、例えば
グラインダ作業やフライス作業のように工具をワークに
押し付ける力を適正に保つことが、研削量等の加工量の
制御、仕上面の均一化、仕−に粗度の均−化等に重大な
影響を及ぼすと共に、工具の押付力が工具の摩耗や折損
等と密接な関係を有している場合には、かかる力制御は
必要不可欠である。
このような観点から、従来の接触形工具を有する加工ロ
ボットでは、工具やこれを取り付は付けた−t−i’:
C!aBにストレインゲージ等の力検出セ゛/すを複数
取り何けたり、ロボットを駆動する各軸に対応したアク
チュエータの負荷トルク等を検出するごとにより、工具
にかかった力の量を判別してそO) rljを適正化す
る方向にロボットを駆動する方法が採用されているが、
このような方法では力やトルクを検出するための検出器
が別途必要で、価格の上昇を促すと共に故障の原因とな
り易い。
かかる観点から、例えばグラインダ作業を行うしJホッ
トにおいて、グラインダを駆動するモータの電流を検出
しこのモータ電流が一定値を超えた場合には、グライン
ダを退避させる等してグラインダの過負荷を防止するよ
うになした研磨用ロボットも存在するが、このような粗
い精度では実際の研磨作業等に適用した場合、木目細か
な制御が行うことができずグラインダを退避させた場所
に段付による模様が生じる等の不都合がある。
従って本発明の目的とする処は、工共に作用する力を工
具を駆動するモータの電流値によって判別することによ
り、特別な検出器を用いることなく部用に工具に作用す
る力の量を判別し得る方法であって、しかも作用力のレ
ベルに応じて木目細かな制御を行うことにより、加工面
の均−化等を図らんとすることにあり、その要旨とする
処が接触形工具を駆動するモータの電流値を検出するこ
とにより、工具に作用する力を判別する如くなした加工
ロボットの力判別方法において、上記モータ電流値の大
小に応じて安全領域、警戒領域及び危険領域を設定し、
モータ電流値が安全領域にある時には工具の送りを実行
して通常の加工を行い、モータ電流値が警戒領域にある
時には、モータ電流値の増加、又は減少傾向に応じて工
具をワークに対して後退、又は前進させ、モータ電流値
が危険領域にある時には、単位時間当たりの危険領域へ
の進入度数を演算して、この度数が所定値を超えた場合
に異常処理を施すと共に、モータ電流値の増加、又は減
少傾向に応じて工具をワークに対して急激に後退させ、
又はその位置で停止させる如くなした点にある加工ロボ
ットの力判別方法を提供するものである。
続いて添付した図面を参照しつつ本発明を具体化した実
施例を説明し本発明の理解に供する。
ここに第1図は本発明にかかる加工ロボットの力判別方
法を適用し得る水車ランナ等の研削を行うための横形多
関節ロボット全体の斜視図、第2図は同ロボットの制御
回路を示すブロック図、第3図は同ロボットの制御手順
をしめずフローチャート、第4図はモータ電流値に対応
する安全領域、警戒領域、危険領域の関係を示すグラフ
、第5図ばモータ電流値の変化とこれに応じて制御され
る」二具送り方向のアクチュエータの出力の変化を示す
グラフである。
まず第1図を用いて水車ランナの研削を行うための(S
f形多関節ロボット全体の構造について説明する。
図に於いてff1l軸11を軸受28によって水半方向
に旋回可能に支持する基台29は、水平基沓30の1−
面31−ヒに該水平基台30の軸方向に摺υJ可能に支
持された垂直基台32の垂直側面33に沿って垂直方向
に摺動可能に支持されていることにより、水平方向及び
垂直方向に対して自在に位置決めされる。
第1軸11に固定されたアーム34の先端に設けた支点
35と、基台29上の支点36とは両支点に対して揺動
自在に取り付けた第1位置決め手段J、によって連結さ
れている。この第1位置決め手段J、及び後記する第2
及び第3の位置決め手段J2.J3は、それぞれ油圧シ
リンダ、ボールネジ、その他の伸縮可能で、且つその伸
縮量が正確に制御されるアクチュエータやモータ等によ
って構成されている。
従って第1位置決め手段J、の伸縮により第1軸11が
任意の旋回角度分だけ旋回され、これに連結された第1
アーム及び第2アームが全体として第1軸11の回りに
θ、の方向に旋回する。
第1軸11の端部に該第1軸11に対して一定角度傾斜
した状態で固着された回転円板37上には、第1軸11
に対して直行するように支軸12が回動可能に取り付け
られている。該支軸12には、該支軸12を中心として
揺動可能の第17−ノ、13の末端が固着されており、
該第1)′−ム1;3の他11Jに旋回可能で且つ前記
支軸12に平行に取り伺けた支軸14に揺動自在に取り
付けた五節連鎖を構成する第1リンク20の先端部に設
番Jた支点21と、前記回転円板37に固定された支点
I8とは、前記した第1アーム13に平行なリンク22
によって連結されており、支軸12の軸芯と第1軸11
の軸芯との交点23と、前記支点18とを結ぶ線分が第
1リンク20に平行で、且つリンク22と第1アーム1
3とが平行となるような平行リンク機構が形成されてい
る。
史に第1アーム13の中間に設&Jた支点17と回転円
板37に固定された支点16とは、前記したようなボー
ルネジ等よりなる第2位置決め手段J、によって連結さ
れ、第2位置決め手段J2の伸縮動作によって第1アー
ム13が第1軸11に対してθ2の方向に揺動する。
前記第1アーム13の先端には、該第1アームに対して
回転可能に取り付けた前記支軸14を中心として揺動自
在の第2アーム15(支持腕)が取り付けられており、
この第2アーム15内には第27−ム15の中間の固定
支点(不図示)と前記第1リンク20に対して位置を固
定された五節連鎖の構成要素である第2リンクの先端の
支点とを連結するボールネジ等よりなる第3位置決め手
段J3 (不図示)が内蔵され、この第3位置決め手段
J3の伸縮動作によって第2アーム15が前記第1軸1
1及び第1アーム13を含む第1平面内に於いてθ3の
方向に揺動運動する。
前記第2リンクの角度は前記平行リンク22の存在によ
り、第1リンク20が第1アーム13の揺動角度によら
ず常に第1軸11に対して一定の角度に保持されるので
、第3位置決め手段J3の伸縮量に応じて第2アーム1
5の第1軸11に対する揺動角度が一義的に決定される
第2アーム15内には更にその先端に設けたグラインダ
Gを有する手首部38に第2アーム15の軸芯の回りに
旋回運動(θ4)を起こさせる旋回駆動機構(不図示)
が内蔵され、さらに第2アーム15内には手首部38の
平行リンク機構G。
を介して、グラインダGを揺動させる駆動機構(不図示
)が内蔵されている。
上記平行リンク機構G。は加」二点l)の位置を変化さ
せずにグラインダGの姿勢を変化させるためのものであ
る。第2アーム15の前記手首部38とは反対側の末端
部には、第1の重力バランス装置の一種であるカウンタ
ーウェー ト39が固着され、このカウンターウェー1
−39の重力によって第2アームの第1アーム13の軸
芯を中心とした左右の重力バランスが達成される。
このようにして構成された横形のロボット腕機構の場合
、第1アーム13及び第2アーム15が第1軸11に片
持状に取り付けら°れている為、これらの車晴に対する
バランス装置を設けないと第1軸11に大きな捩りトル
クがかかり、しかもこの捩りトルクは第1アーム13の
垂直面内及び水平面内にiける揺動による傾きによって
夫々変動する為、これに対する重力バランス装置は特殊
なものを採用する必要がある。
このような機能を充足する為の重力バランス装置を次に
説明する。即ち第2図に於いて40はワイヤ41を巻き
掛けたドラム42と、このドラム42にワイヤ41を巻
き込む方向に回転力を付与する図示せぬ蔓巻きバネ等よ
りなる回転力付与機構(不図示)とを有する張力付与装
置で、基台29に取り付けられた回転軸43に固着され
ており、ドラム42に巻き掛けられたワイヤ41は、基
台29に回動自在に取り付けた」〕記回転軸43の先端
に回転自在に取り付けた回転シーブ44の周上を経て、
該回転シーブ44で方向を換えて第1アーム13の中間
点に取り付けた球面継手45に係着されたロッド46の
先端に回転自在に取り付けた回転シーブ47に180度
巻き付き、更にその末端が前記回転円筒43の端部の固
定点48に固着されているものである。
従ってドラム42に作用する回転ガはワイヤ41に伝達
され、該ワイヤの平行部41oを回転シーブ44の方向
に引っ張る為、この張力によって回転シーブ47、ロッ
ド46、球面継手45を介して第1アーム13が垂直上
方へ引き上げられ、1−記球面継手14の部分に作用す
る第1アーム13及び第2アーム15の自重による第1
輔11の回りの回転モーメントが相殺される。
この機構の場合、第1アームI3が水平面内に於いて!
−下動じた場合、この動きにつれてワイヤ4Iの平行部
4Ioも回転シーブ44を中心として揺動運動するが、
回転シーブ44を取り付げた回転軸43ば基台29に対
して回動自在であるが、又はワイヤ41oの回転シーブ
44を中心とする揺動運動につれて回動する構造となっ
ているので2、回転シーブ44が常にワイヤに沿った向
きに回動されワイヤが回転シーブ44から外れるような
不都合が無く、また第1アーム13が支軸12の回りに
揺動運動した場合、これに連れて前記ワイヤ4Iの平行
部41oも回転シーブ44の回りにIjii 11iJ
J運l1iIJするが、この運動によってワイヤ41の
回転シーブ44に対する巻き掛げ角度が変化するのみで
、ワイヤ4Iは回転シーブ44から外れる虞れがない。
イ]1しこのような回転シーブ44からのワイヤ41の
外れを防止する機能を厳密に達成させる為には、回転シ
ーブ44が前記支軸12と第1軸11との直行点23の
直上に設けられていることが条件となり、図に示した腕
機構もこの条件を満たず構造となっている。
尚第1図に示した50,51.52は夫々基台29に対
する第1軸11の旋回角度を検出する角度検出器、回転
円板37に対するく即ち第1軸11に対する)第1アー
ム13の揺動角度を検出する角度検出器、第17−ム1
3に対する第2アーム15の揺動角度を検出する角度検
出器である。
一般に研削作業を行う場合」1具の送り方向としては、
グラインダをワークの深さ方向に追い込んで行く切り込
み深さ方向の送りと、これに直角のワークの表面に沿っ
た送りとがあるが、第1図に示した多関節形ロボットの
場合第3位置決め手段J3によるθ3の方向が工具の切
り込み深さ方向の送りを表し、第2の位IVf決め手段
J2によるθ2の方向の送りによって工具がワークの表
面に沿って送られる。
続いて第2図を参照して十記横形多関節ロボットの制御
回路に付き説明する。
第2図において60は周知のマイクロコンピュータで、
プログラムを内蔵する続出し専用メモリROM61、デ
ータ等の書込み及び続出しを行う一時記憶メモリRAM
62及び上記ROM61に内蔵されたプログラムに従っ
て、入力インターフェース回路63から入力されるグラ
インダ駆動モータMのモータ電流等を入力して、この信
号をRAM62に記憶したり、所定の処理を施して第2
及び第3の位置決め手段J、 、J、に対する制御信号
を出力インターフェース回路64を経て送出する中央処
理ユニットCPU65等より構成されている。
グラインダGを駆動するモータMの駆動電流は電流計へ
□によって検出され、その信号・がD/A変換器66で
デジタル量に変換された後入力インターフェース回路6
3を経てCPU65に入力される。
又出力インターフェース回路64にはD/A変換器67
.68がそれぞれ接続され、−力のD/A変換器67に
はプリアンプ69及びパワーアンプ70を介してポール
ネジ等の第2位置決め手段J2を駆動するモータJM2
が接続され、このモ〜りJM、にはその回転速度を検出
するタコジェネレータTG2が取り付けられ、これによ
り検出すしたモータJM2の回転速度がプリアンプ69
とパワーアンプ70の間に接続゛された比較器にフィー
ドバックされる。第1アーム13の揺動角度は前記位置
検出器51によって検出され、その検出量がD/A変換
器67とプリアンプ69との間に挿入された比較器71
に帰還されている。
又他方のD/A変換器68にもプリアンプ72及びパワ
ーアンプ73を介して第3の位i〃決め手段J3を駆動
するためのモータJM3が接続され、モータJM、には
前記第27−ム15が取り付けられていると共に、モー
タJM3の回転速度はタコジェネレータTG3によって
検出され、プリアンプ72とパワーアンプ63の間に挿
入された比較器74に帰還され、更に位置検出器52に
よって検出された第2内アーム15の揺動角度信号は、
1つ/A変換器68とプリアンプ72との間の比較器7
5に帰還されている。
続い−C第3図に示したフローヂャートを用いてト記グ
ラインダ作業用の多関節形ロボットを用いて研削作業を
行う場合の制御手順について説明する。ここにa、b、
c・・・は各制御手順に相当するステップの番号である
図示せぬ初期化のステップにおいて既に警戒レベルの値
、及び危険レベルの値が入力され、RAM62に記憶さ
れているか、またはこの唄う−なレベル値はプログラム
にラフ1−ウェアとして記憶されているものとする。
ステップaにおいてCPUはまず、グラインダ駆動用モ
ータMへの入力電流を電流計AmからA/1.)変換器
66を経て取り込み、これを一旦RAM62に格納する
と共に、このモータ電流AMPをステップbにおいて予
め設定された警戒レベル(レベルl) と比較する。警
戒レベル(レベルl)はグラインダ駆動用モータMの定
格電流より若干高めの電流値が選択され−1この警戒レ
ベル以上の電流が流れる時はモータMが幾分過負荷の状
態であることを示し、それ故にある程度このような状態
が続いてもモータにとって危険な状態であるとは言えな
いが、しか余りに長時間にわたってこの状態を続ける時
にはモータの加熱を生じる広れのあることを示す電流レ
ベルであり、後述する危険レベル(レベル2)は更に高
い電流値に設定され、このような状態から早急に脱する
必要のある危険なレベルを示すものである。
従ってステップbにおいてモータ電流値AMPが警戒レ
ベル未満である場合、即ち第4図に示した如く安全領域
(1)内にある時には、ステップCに進み目標値通りの
軌跡制御を行う。このような目標値は従来のティーチン
グプレイハック式ロボットと同様に教示作業によってR
AM62内に格納された教示軌跡データがCPUを経て
順次払い出され、この教示軌跡データを目標値として位
置制御を行うものである。
従ってステップCにおける目標軌跡制御は目標値θtと
θ3とが順次D/Δ変換器、プリアンプ、パlノーアン
プを経てモータJM2又はJM3に与えられ、これによ
る第2アーノ、13及び第37−ノ、15の位置の変化
を位置検出器51及び52によって検出し、これを比較
器71及び75に帰還することによって時々刻々位置決
めを行いつつ進行する。
又ステップbにおいてモータ電流値A M Pが警戒レ
ベルよりも大きい場合には、ステップd4Eおい゛C第
27−ム13を駆!l!lJするモータ、ノM2に送I
I目゛るべき目標値θ2の値をOにボールドしく第2ア
ーム13の位置を固定して)、更にステップ〈〕におい
てモータ電流値A M I)が危険レベル(レベル2)
を超えているか否かを判別する。
モータ電流値AMPがレベル2よりも大きい場合には、
第4図に示す如くモータ電流値が危険領域3内にあるこ
とを示し、又小さい場合には警戒領域2内にあることを
示している。
後者の場合には一応過負荷に近づきつつある状態である
から、それ以上電流値が上昇するごとを避ける必要があ
り、ステップfにおいてモータ電流値AMPが増加傾向
にあるか否かを判別する。
このような判別は前記したように時々刻々RAM62へ
取り入れられる電流計A□からの現在の電流値をRAM
62に書き込んではCPU65において順次一つ前のデ
ータとを比較して、その大小関係を判定することにより
行い、もし増加傾向にあればモータ電流値AMPが危険
領域に近づきつつあること、即ちグラインダの負荷が増
加しつつあることを示しているため、この負荷を減少さ
せるべく第3の位置決め手段j3駆動用のモータjM3
に供給される目標値θ3の値として予定のものよりも、
Δθ3だけ減少させた値を新たな目標値としてモータJ
M3に与える(g)。
このような状態は第5図における領域pにおける状態で
ある。このように03の出力レベルを減少させていくと
、当然のことながらいずればモータ電流値AMPが減少
傾向に転するはずであり、このような減少傾向状態は第
5図に領域qで示されている。
こうしてステップfにおいてモータ電流値AM■)が減
少pQ向となった場合には、処理はステップ11に進み
再度目標値θ、の値を通常のRAM62から払い出され
る教示軌跡データに従った目標値に置き換えて目標軌跡
制御を行うと共に処理をステップaに戻す。
上記のようにこの実施例ではモータ電流値が警戒領域2
にある時にはその電流値の増加又は減少傾向に応じて工
具をワークに対して後退または通常の目標軌跡通りに前
進させるもので、その手法としてまず工具のワークに並
行な方向への送りをステップdにおいて停止させると共
にワークへの切り込み方向(θ3)についてのみ、モー
タ電流値の増加傾向又は減少傾向に応じて後退させるか
又は通常の目標軌跡制御によって前進させるかの処理を
行っているが、これは工具の送りパターンを簡略化させ
る為の一例であって、このような工具の送りを02の方
向の後退又は前進と組み合わせて行う如くなしてもよい
ことば当然である。
ステップeに戻ってモータ電流値AMPが危険レベル(
レベル2)を超えていると判定された場合には、処理は
ステップiに移行し単位時間当たりの危険領域への進入
度数を演算し、この度数が所定値を超えた場合にはステ
ップjにおいてグラインダモータMの停止やアラーム等
を伴った過負荷異常処理を行い制御を中断する。
上記のような危険領域への進入度数の開側は種々の方法
によって行い得るが、例えば素晴クロックパルスを発生
させると共にこのクロック信号をCPU65に取り入れ
る際の図示せぬゲートをモータ電流値AMPが危険領域
に入った時のみ開き、CPU65においてこれを積算し
、このパルスカウント量が単位時間にある一定量Nを超
えた時に過負荷が危険な状態にあることを察知してステ
ップjの異常処理を行うものである。
又ステップiにおいて単位時間当たりの危険領域への進
入度数が設定回数Nよりも小さい場合にはステップkに
進んで、グラインダ電流AMPが増力旧順向にあるか否
かを判定する。
ここでモータ電流値AMPが更に増加するような場合に
は、グラインダ砥石の破損やモータの焼き付き等の危険
性が極めて高いため、目標値θ3をステップβにおいて
一挙に減少させ工具をワークから緊急退避させ、]二具
をワークから切り離して重過ガイ:1目大態からの緊急
脱出を行い、ステップaに戻る。又ステップkにおいて
モータ電流値AMPが増加傾向にない場合には、このよ
うな危険状態から脱出を図るべくθ3方向の出力を0に
し、負荷が少なくとも警戒領域に入るまで待機する。
1−記のようなステップlにおける緊急退避の状況は、
第5図における領域rで表され又ステップmにおりる如
き工具の待機状態は第5図におりるSの領域によって示
されている。
この実施例ではモータ電流が危険領域に入づた場合であ
って、中位時間当たりの危険領域への進入度数が一定値
以下の場合にはモータ電流値の増加又は減少(順向に応
じて、工具をワークに対して急激に後退させ又はその位
置で停止させる処理をステップρ及びmにおいて行って
入るが、その前提としてワークに沿った方向の工具の送
りを停止させているが、これは−例であってこのような
ワークに沿った方向の工具の送りを組み合わせることに
より、緊急退避や待機状態を更に合理的に発生させるこ
とも可能である。
本発明は以上述べた如く、接触形工具を駆動するモータ
の電流値を検出することにより、工具に作用する力を判
別する如くなした加工ロボフトの力判別方法において、
上記モータ電流値の大小に応じて安全領域、警戒領域及
び危険領域を設定し、モータ電流値が安全領域にある時
には工具の送りを実行して通常の加工を行い、モータ電
流値が警戒領域にある時には、モータ電流値の増加、又
は減少傾向に応じて工具をワークに対して後退、又は前
進させ、モータ電流値が危険領域にある時には、単位時
間当たりの危険領域への進入度数を演算して、この度数
が所定値を超えた場合に異常処理を施すと共に、モータ
電流値の増加、又は減少傾向に応じて工具をワークに対
して急激に後退させ、又はその位置で停止させる如くな
したことを1へ徴とする加エロポソトの力’I’ll別
方法であるから、」−其にかかった負荷の状態に応じて
工具の送りをきめこまかく制御することができるので美
しい仕1−面を得ることができ、しかも警戒領域におい
てモータ駆動電流を常時監視してその増加傾向や減少(
順向に応じて工具の送りを制御するため、実際にはグラ
インダ等工其の負荷が危険領域に入ることばまずなく、
工具駆動用モータを最も効率の良い領域で使用すること
ができ、工具の寿命や更には工具駆動用モータの寿命を
著しく延長すると共に加工作業の能率を向上するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる加エロボソ1〜の力判別力法を
適用し得る水車ランナ等の(J削を行うための横形多関
節ロボッ1〜全体の斜視図、第2図ば同「Jボットの制
御回路を示すブロック図、第3図は同ロボントの制御手
順をしめずフローチャート、第4図はモータ電流値に対
応する安全領域、警戒領域、危険領域の関係を示すグラ
フ、第5図はモータ電流値の変化とこれに応して制御さ
れる工具送り方向のアクチュエータの出方の変化を示す
グラフである。 く符号の説明) 60・・・マイクロコンピュータ 65・・・C)) LI JM2、JM3・・・送り用モータ M・・・工具駆動用モータ AM・・・電流針AMP・
・・モータ電流。 出願人 株式会社 神戸製鋼所 代理人 弁理士 本庄 武男

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 接触形工具を駆動するモータの電流値を検出することに
    より、工具に作用する力を判別する如くなした加工ロボ
    ットの力判別方法において、(1)l記モータ電流値の
    大小に応じて安全領域、警戒領域及び危険領域を設定し
    、 (2)モータ電流値が安全領域にある時には工具の送り
    を実行して通當の加工を行い、 (3)モータ電流値が警戒領域にある時には、モータ電
    流値の増加、又は減少傾向に応じて工具をワークに対し
    て後退、又は前進させ、 (4)モータ電流値が危険領域にある時には、中位時間
    当たりの危険領域への進入度数を演算して、この度数が
    所定値を超えた場合に異常処理を施すと共に、モータ電
    流値の増加、又は減少傾向に1+i>じて工具をワーク
    に対して急激に後退させ、又はその位置で停止させる如
    くなしたことを特徴とする加工ロボットの力判別方法。
JP11257283A 1983-06-22 1983-06-22 加工ロボツトの力判別方法 Pending JPS606379A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6456736A (en) * 1987-08-28 1989-03-03 Shinetsu Chemical Co Production of silicone rubber compound

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6456736A (en) * 1987-08-28 1989-03-03 Shinetsu Chemical Co Production of silicone rubber compound

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