JPS6063563A - 電子写真複写機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は原稿台移動型の電子写真複写機に関し特に、複
写紙の搬送路をユニット化して、基体に対し引出し可能
に装着した複写機の改良に係るものである。

複写機の点検時、感光ドラムの交換時、あるいは紙詰ま
りした複写紙の除去時等における作業を容易に行なうた
め、内部機構の一部をユニット化して引き出し可能に構
成された複写機がある。

しかしながら、一般にこの種の複写機においては、ユニ
ットを感光ドラムの支持軸と平行に、すなわち、複写紙
の搬送方向と垂直に引き出すため、紙詰まりした複写紙
が感光ドラムなどにひっかかりやすく、複写紙を除去す
るのが困難であり、また、感光ドラムを損傷する虞れも
あった。

本発明は上述した欠点を解決すべくなされたもので、複
写紙の搬送路を２つのユニットに分割し、それぞれのユ
ニットをその装着位置から基体外部に向けて、原稿台の
移動経路と平行に引き出し可能に装着して、紙詰まりし
た複写紙の除去等の作業を簡単に行なうことができる複
写機を提供しようとするものである。

以下図面を参照して、本発明の一実施例につき詳しく説
明する。

、図面において、基体（１）の上部には、原稿な載置す
る透明ガラス製の原稿台（２）と、この原稿台（２）に
載置された原稿を押圧するべく開閉自在に取り付けられ
た原稿台カバー（３）とが設けられている。原稿台（２
）に載置された原稿の画像は、露光装置（４）によって
感光ドラム（５）上に投影結像される。すなわち露光装
置（４）の光源（６）より原稿面を照射する。そして、
原稿台（２）が左右に振分は移動し、棒状のレンズを多
数密接配列した短焦点レンズアレー（７）を通して、感
光ドラム（５）上に原稿からの光像を結像するのである
。前記感光ドラム（５）は基体（１）の略中夫に配置さ
れ、その感光ドラム（５）の周囲には、帯電用コロトロ
ン（８）、前記短焦点レンズアレー（７）、静電潜像を
トナーにて可視像に現像する現像装置（９）、　転写用
コロトロンａ（Ｉ、分離用コロトロンａυ、残留トナー
をかき落とすブレードａｚを有するクリーニング装置ａ
３とが配置されている。一方、複写紙Ｉは所定寸法にカ
ットされたものが、給紙カセッＨ！１９に収納されてお
り給紙ローラ（ｌｅを図中時計方向に回転駆動すること
により、１枚づつ給紙される。給紙された複写紙Ｉは一
対のレジスタローラ（１７１によって、給紙ガイド悄を
経て、感光ドラム（５）の下方部に送られ、転写用コロ
トロン叫によって、トナー画像が転写される。転写後、
複写紙Ｑ４１は分離用コロトロン０１）によって、先端
から順次感光ドラム（５）から分離される。そして、複
写紙Ｑ４１を吸引するバキュームユニットａ９を有する
搬送ベルト（至）にて、定着装置Ｑカに送られる。定着
装置に）は、電熱線ヒータなどを内蔵した加熱ローラ（
イ）と、押圧ローラ（ホ）とで構成され、両ローラ＠翰
間を通過する複写紙ａ４上のトナー画像を溶融定着する
。前記加熱ローラに）表面には、シリコンオイルの貯留
容器（ハ）から塗布部材（ハ）により、シリコンオイル
が塗布され、オフセットを防止している。

そして、定着後、複写紙α４は一対の排紙ローラ（ホ）
により基体（１）の外に排紙される。

以上のような電子写真複写機において、本発明では、給
紙端より、定着された複写紙を排紙する排紙端に至るま
での複写紙搬送路を２つのユニットに分割し、それぞれ
のユニットを、その装着位置から基体外部に向けて、原
稿台（２）の移動経路と平行に、それぞれが離反する方
向に引き出し可能に装着したもので、一点鎖線で示すよ
うに、給紙カセットａ！９．給紙ローラ０６１．レジス
タローラａη、給紙ガイドＯｅ、転写用＝１０トロン０
〔、分離用コロトロンＣ１１ｌ、搬送ベルト■を含む第
２のユニットをユニット（至）とし、定着装置（ハ）、
排紙ローラ（ホ）を含む第１のユニットをユニットの）
とするものである。

そして、ユニット（３）、ユニットの）は、それぞれガ
イドレール（至）に）上に摺動自在に装着されており、
図中矢印方向に移動可能に構成されている。（財）は基
体（１）の内底部に固設されたコネクタで、ユニット囚
とユニット（Ｂ）を電気的に接続するものである。

（２７ａ）はユニット（に側のコネクタ端子、（２７ｂ
）はユニット０３）側のコネクタ端子である。

そして、前記ユニット（至）を基体（１）から引出した
場合に、ユニツ）（Ａ）の基体（１）側面からの突出寸
法と、原稿台（２）のユニット国側の移動突出寸法かは
ゾ等しくなるように、ユニット囚の引出量が規制される
。また、前記ユニットＣＢ）を基体（１）から引出した
場合に、ユニツ）０３）の基体（１）側面からの突出寸
法と、原稿台（２）のヱニットノ）側の移動突出寸法が
ぼり等しくなるように、ユニット［Ｆ］）の引出量が規
制される。

したがって、紙詰まりした複写紙ｔｉ４１の除去等の作
業において、定着部に至るまでに、紙詰まりした場合に
は、前記給紙カセット０を抜去した後、ユニット（５）
をその装着位置から外部（右方）に向けて引き出し、紙
詰まりした複写紙Ｉを取り除けばよい。

また、定着部で紙づまりした場合には、ユニットの）を
その装着位置から基体（１）外部左方に向けて引き出し
、紙詰まりした複写紙を取り除けば良い。

以上説明したように、本発明によれば、給紙端より、定
着された複写紙を排紙する排紙端に至るまでの複写紙搬
送路を、２つのユニットに分割し。

それぞれのユニットをその装着位置から基体外部に向け
て、それぞれが離反する方向に原稿台の移動経路と平行
に引き出し可能に装着したので、紙づまりした複写紙が
感光ドラムにひっかかる虞れもなく、スムーズに引き出
せて、紙詰まり等の作業を極めて簡単に行なうことがで
きる。また、搬送路を２つのユニットに分割しているの
で、紙詰まりした位置によって、必要なユニットのみ引
き出せばよく、余分な部分を移動させる必要もなくなり
、迅速に処理できる。

史に、各ユニットの突出寸法と、原稿台の移動突出寸法
がはり等しく構成すると、原稿台の移動する最大の範囲
に見合うスペースさえあれば、複写機を設輩することが
できるので、スペースを効率的に活用できる。

なお、搬送路の分割する位置は、本発明の実施例に限ら
れるものではなく、たとえば給紙端から感光ドラムの下
部までと、感光ドラムの下部から排紙端までとに分割し
てもよい。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は概略的断面図
、第２図は各ユニットを引き出した状態を示す概略的断
面図である。 （Ｊ％Ｊ［Ｆ］）・・・ユニット、（１）・・・基体、
（５）・・・感光ドラム、ａ〔・・・転写用コロトロン
、（Ｉｌｌ・・・分１１ｍ用：ｒ口）ロン、０４）・・
・複写紙、０５１・・・給紙カセット、（１６１−・給
紙ローラ、Ｏｎ・・・レジスタローラ、■・・・搬送ベ
ルト、に）・・・定着装置、（２）・・・加熱ローラ、
■・・・押圧ローラ、（ホ）・・・排紙ローラ。 出願人三洋電機株式会社 代理人　弁理土佐　野　静　夫

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）原稿台が基体の上面を振分は移動し、定着装置を
   含む第１の複写紙搬送ユニットと、給紙装置を含む第２
   の複写紙搬送ユニットが、前記原稿台の移動方向と平行
   に、夫々離反する向きに基体より引出し可能に設けられ
   た電子写真複写機。
2. （２）夫々の複写紙搬送ユニットを引出した場合におけ
   る、第１の搬送ユニットの基体からの突出寸法と、原稿
   台の第１の搬送ユニット側の移動突出寸法とかはゾ等し
   く、第２の搬送ユニットの基体からの突出寸法と、原稿
   台の第２の搬送ユニット側の移動突出寸法とかはゾ等し
   く構成されている特許請求の範囲第１項記載の電子写真
   複写機。