JPS6063329A - ダストの処理方法 - Google Patents
ダストの処理方法Info
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- JPS6063329A JPS6063329A JP58171966A JP17196683A JPS6063329A JP S6063329 A JPS6063329 A JP S6063329A JP 58171966 A JP58171966 A JP 58171966A JP 17196683 A JP17196683 A JP 17196683A JP S6063329 A JPS6063329 A JP S6063329A
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- JP
- Japan
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- slag
- dust
- water
- furnace
- heavy metals
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はダストの処理方法(関するものである。
更に詳しくは、廃棄物焼月1炉例えば都市ゴミ焼却炉か
ら発生するダストからアルノJり金属塩を分離回収する
ダストの!l!X1!l!方法に係わるものである。
ら発生するダストからアルノJり金属塩を分離回収する
ダストの!l!X1!l!方法に係わるものである。
都市ゴミ、下水汚泥、鉱山をゝ]コニ場などから排出さ
れる廃水の処理物等の各種廃棄物は焼ノ、11炉により
焼却され、生じた焼却灰は従来埋立などにより処理され
ていた。しかし埋立用地の確保の困fll性の問題、含
有される有害重金属類が地中に溶出しj1!立川地用辺
を汚染してニー次公害を引起す恐れがあることなどから
、最近では、例えばベースメタルを用いた電気アーク炉
や直接通電式溶融処理炉などにより溶融処理して固化す
る方法が捏案されている。上記焼却炉により廃棄物を焼
J、llづる揚台、発生づる粉a<ダスト)は大気を’
IQ染するので、湿式集塵機、電気集塵機、バッグフィ
ルターその他の各抄型式の集塵装置で捕捉されるが、例
えば、都市ゴミ焼却炉に設置された電気集1’)i 賎
で捕捉したダメ1〜中にはNaC立、K C立、のよう
な水溶性の塩類とCa o、si 02 、AAz O
a、F(i20 ’aのような水に不溶性の酸化物、及
びΔS、Cr 、7n 、Cd 、Pb 、H(]のよ
うな重金属類が含まれており、この重金属類は一般にハ
l−1グン化物またはIii!I酸塩といった水に可溶
性の形琺1の乙のが多い。従ってこのダストをそのまま
埋S’/−地に即めたのでは重金属類が地中へ溶出りる
恐1′シかあるので、やはり焼却灰と同様、溶融処理し
て固化づる方法が取られる。本発明者等は焼7JI炉に
よる廃棄物の焼却中に発生づるダス1への溶融処理につ
ぎ秤々検関したどころ、ダストを直接通電式Ffi i
、’+!!処理炉により溶融処理づる際、生成1jる溶
滓は上層と下層とが組成を異にしており、別個に出7・
:ツりることによりそれぞれの特性に応じた有効利用が
可能でしかも重金属類は無害化されることを児い出し先
に特許出願を行なった(特願昭Ei6−128637>
。
れる廃水の処理物等の各種廃棄物は焼ノ、11炉により
焼却され、生じた焼却灰は従来埋立などにより処理され
ていた。しかし埋立用地の確保の困fll性の問題、含
有される有害重金属類が地中に溶出しj1!立川地用辺
を汚染してニー次公害を引起す恐れがあることなどから
、最近では、例えばベースメタルを用いた電気アーク炉
や直接通電式溶融処理炉などにより溶融処理して固化す
る方法が捏案されている。上記焼却炉により廃棄物を焼
J、llづる揚台、発生づる粉a<ダスト)は大気を’
IQ染するので、湿式集塵機、電気集塵機、バッグフィ
ルターその他の各抄型式の集塵装置で捕捉されるが、例
えば、都市ゴミ焼却炉に設置された電気集1’)i 賎
で捕捉したダメ1〜中にはNaC立、K C立、のよう
な水溶性の塩類とCa o、si 02 、AAz O
a、F(i20 ’aのような水に不溶性の酸化物、及
びΔS、Cr 、7n 、Cd 、Pb 、H(]のよ
うな重金属類が含まれており、この重金属類は一般にハ
l−1グン化物またはIii!I酸塩といった水に可溶
性の形琺1の乙のが多い。従ってこのダストをそのまま
埋S’/−地に即めたのでは重金属類が地中へ溶出りる
恐1′シかあるので、やはり焼却灰と同様、溶融処理し
て固化づる方法が取られる。本発明者等は焼7JI炉に
よる廃棄物の焼却中に発生づるダス1への溶融処理につ
ぎ秤々検関したどころ、ダストを直接通電式Ffi i
、’+!!処理炉により溶融処理づる際、生成1jる溶
滓は上層と下層とが組成を異にしており、別個に出7・
:ツりることによりそれぞれの特性に応じた有効利用が
可能でしかも重金属類は無害化されることを児い出し先
に特許出願を行なった(特願昭Ei6−128637>
。
このような分別出滓にa3い°(−1土層の組成はNa
C9−1KO文のようなアルカリ金属塩を主体とする成
分であり、下層の組成はca o、si 02、A立2
0B、Fe 20Bのような酸化物を主体とする成分よ
りなるが、無毒化された重金属類がそれぞれの溶滓中に
微量に混在することは避(プられない。しかして、下層
の溶滓は固化されて砂などの細骨拐に再生されるので、
ツ!!(毒化された重金属類の混在は問題とならないが
、上層の溶滓はそれに含まれるNaC立、KC交といっ
た成分をNaO日製造用原石、カリ肥料用原斜、起寒剤
、凍結防止固剤等どして再生利用するに当っては障害ど
なる。本発明者等は廃棄物焼却炉がら発生ずるダストか
ら、小金属類の除去されたNa0文、KC立といった二
次産品製造用として有用なアルカリ金属塩を分離回収す
るダストの処J!l!方法につき、検討の結果、上記二
層に分別した溶滓のうち、上層の溶滓水溶液をPl−1
調整、キレ−1〜処理し重金属類を沈降または吸着除去
して溶解度差を利用して、高濃度でアルカリ金属塩を分
離回収できるとの知見を49だ。
C9−1KO文のようなアルカリ金属塩を主体とする成
分であり、下層の組成はca o、si 02、A立2
0B、Fe 20Bのような酸化物を主体とする成分よ
りなるが、無毒化された重金属類がそれぞれの溶滓中に
微量に混在することは避(プられない。しかして、下層
の溶滓は固化されて砂などの細骨拐に再生されるので、
ツ!!(毒化された重金属類の混在は問題とならないが
、上層の溶滓はそれに含まれるNaC立、KC交といっ
た成分をNaO日製造用原石、カリ肥料用原斜、起寒剤
、凍結防止固剤等どして再生利用するに当っては障害ど
なる。本発明者等は廃棄物焼却炉がら発生ずるダストか
ら、小金属類の除去されたNa0文、KC立といった二
次産品製造用として有用なアルカリ金属塩を分離回収す
るダストの処J!l!方法につき、検討の結果、上記二
層に分別した溶滓のうち、上層の溶滓水溶液をPl−1
調整、キレ−1〜処理し重金属類を沈降または吸着除去
して溶解度差を利用して、高濃度でアルカリ金属塩を分
離回収できるとの知見を49だ。
即し本発明は、廃棄物焼却炉から発生りるダストを上下
二段に溶滓排出口を備えた直接通電式溶融処理炉で処理
し、生成した溶滓を水に可溶性のアルカリ金属塩を主体
とする上層の溶滓と水に難溶性の酸化物を主体とづる下
層の溶滓とに分別出滓し、前記上層の溶滓の水溶液をP
H9〜12に調整し、キレ−1へ処理して含有される
重金属類を除去後、冷却して析出するアルカリ金属塩を
分離回収することを特徴とするダストの処理方法を要旨
とするものである。
二段に溶滓排出口を備えた直接通電式溶融処理炉で処理
し、生成した溶滓を水に可溶性のアルカリ金属塩を主体
とする上層の溶滓と水に難溶性の酸化物を主体とづる下
層の溶滓とに分別出滓し、前記上層の溶滓の水溶液をP
H9〜12に調整し、キレ−1へ処理して含有される
重金属類を除去後、冷却して析出するアルカリ金属塩を
分離回収することを特徴とするダストの処理方法を要旨
とするものである。
以下、本発明を本発明の適用される装置の一例を示す図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
第1図は直接通電式溶融処理炉のn面略図で、炉本体は
例えばZrO2の含有量の多い3i 02−AizOa
−7r 02系の耐火4J !1’!l 1ににり密閉
構築されており、これには廃棄物の焼に1時に発生した
ダストの投入口2、υ]気管3、投入したダストの初期
溶融のための加熱装置例えば燃料ガス唱用ノズル4、水
平方向に出没自在な電極5.5、上段の溶滓排出口6、
下段の溶滓排出ロアなどが設けられている。なおこの2
つの排出口6.7は炉体構造の許容範囲でなるべく落差
をつけて設けられる。上記電極5.5は電圧調整用電源
1〜ランス8を通して交流電流が流され、ダストの投入
口2から投入されたダストが前記燃料ガス噴射ノズル4
からのガス加熱により溶融して、生成した溶滓9自体が
導体となり、これにジュール熱を発生させ、内部加熱に
より溶融状態を保持させる機能をなすものである。その
祠11の代表例どしてはモリブデン電極が、また他の例
として黒鉛、鉄、酸化スズ、タングステン電極などが挙
げられる。
例えばZrO2の含有量の多い3i 02−AizOa
−7r 02系の耐火4J !1’!l 1ににり密閉
構築されており、これには廃棄物の焼に1時に発生した
ダストの投入口2、υ]気管3、投入したダストの初期
溶融のための加熱装置例えば燃料ガス唱用ノズル4、水
平方向に出没自在な電極5.5、上段の溶滓排出口6、
下段の溶滓排出ロアなどが設けられている。なおこの2
つの排出口6.7は炉体構造の許容範囲でなるべく落差
をつけて設けられる。上記電極5.5は電圧調整用電源
1〜ランス8を通して交流電流が流され、ダストの投入
口2から投入されたダストが前記燃料ガス噴射ノズル4
からのガス加熱により溶融して、生成した溶滓9自体が
導体となり、これにジュール熱を発生させ、内部加熱に
より溶融状態を保持させる機能をなすものである。その
祠11の代表例どしてはモリブデン電極が、また他の例
として黒鉛、鉄、酸化スズ、タングステン電極などが挙
げられる。
しかして、本発明では、廃棄物例えば都市ゴミ、下水汚
泥、鉱山や工場廃水の処理物等の焼却の際、発生するダ
スト、特に塩類を多く含むfflL束物焼却炉から発生
するダストを上記直接通電式溶融処理炉のような無酸化
溶融の可能な処理炉を用いて溶融した場合、生成する溶
滓はその上層部の組成はダスト中のNa C01KC1
のような水に可溶性のアルカリ金属塩が主体で比重は1
.9〜2.1あり、また下層部はCa 01Si 02
、△!1203、FQzoaのにうな水に難溶性成分
が主体で比重(よ2.5〜2.7あるという知見に基づ
き、それぞれを上下二段に設けた炉本体の排出口から別
個に出滓し、これにより後記づ“る出滓後の有効利用の
ための51!!理をやり易くするものである。
泥、鉱山や工場廃水の処理物等の焼却の際、発生するダ
スト、特に塩類を多く含むfflL束物焼却炉から発生
するダストを上記直接通電式溶融処理炉のような無酸化
溶融の可能な処理炉を用いて溶融した場合、生成する溶
滓はその上層部の組成はダスト中のNa C01KC1
のような水に可溶性のアルカリ金属塩が主体で比重は1
.9〜2.1あり、また下層部はCa 01Si 02
、△!1203、FQzoaのにうな水に難溶性成分
が主体で比重(よ2.5〜2.7あるという知見に基づ
き、それぞれを上下二段に設けた炉本体の排出口から別
個に出滓し、これにより後記づ“る出滓後の有効利用の
ための51!!理をやり易くするものである。
第1図の直接通電式溶融処理炉を用い廃棄物焼却炉で発
生したダストを処理するには、該タストをダスト投入口
2より炉本体へ入れで、初期)8融用の燃11’jlガ
ス鳴!4Jノズル4 、にりガス加熱して、溶融状態と
し、溶滓9を形成させる。この場合の溶滓9の温度は投
入したダストの種類にbJ:るが、およそ1200〜1
350℃の範囲である。イの際、炉本体に取りイ(目)
である電4Ii5.5を予めM家中に没入させ交流電流
を通し、これを導体として発生ずるジュール熱により溶
融状態を肩を持させる。このときの電流は投入したダス
1への牲tTに□にるが、i13よそ700〜1200
KW/1.(被処1!I!物)の範1!IIである。な
お10は順次投入されるダスi〜の未溶融状態のカバリ
ング層でLIT)る。
生したダストを処理するには、該タストをダスト投入口
2より炉本体へ入れで、初期)8融用の燃11’jlガ
ス鳴!4Jノズル4 、にりガス加熱して、溶融状態と
し、溶滓9を形成させる。この場合の溶滓9の温度は投
入したダストの種類にbJ:るが、およそ1200〜1
350℃の範囲である。イの際、炉本体に取りイ(目)
である電4Ii5.5を予めM家中に没入させ交流電流
を通し、これを導体として発生ずるジュール熱により溶
融状態を肩を持させる。このときの電流は投入したダス
1への牲tTに□にるが、i13よそ700〜1200
KW/1.(被処1!I!物)の範1!IIである。な
お10は順次投入されるダスi〜の未溶融状態のカバリ
ング層でLIT)る。
次に生成した溶滓9の上層部を炉本体に段(−Jら餠出
口6から出滓させ、水を満したビットに放出する。これ
により、主成分のNaCA、KClといったアルカリ金
属塩は水に溶出Jる。また溶滓9のCaO1AizOa
、Si 02、Fe 20Bなどの水に!!任溶性成分
を主体とする下層部を炉本体に設けられた2つの排出口
のうち、低い位置に設【)られる溶滓排出ロアから出汁
させ、無害化された正金Iil類と共に搬送固化させる
。
口6から出滓させ、水を満したビットに放出する。これ
により、主成分のNaCA、KClといったアルカリ金
属塩は水に溶出Jる。また溶滓9のCaO1AizOa
、Si 02、Fe 20Bなどの水に!!任溶性成分
を主体とする下層部を炉本体に設けられた2つの排出口
のうち、低い位置に設【)られる溶滓排出ロアから出汁
させ、無害化された正金Iil類と共に搬送固化させる
。
次に第2図は第1図に示す直接通電式溶F1(処理炉に
より分別出滓され1=上層の溶滓から、その主成分であ
るNaC&、KCl等のアルカリ金属塩を分離回収する
フローを示づ一図である。
より分別出滓され1=上層の溶滓から、その主成分であ
るNaC&、KCl等のアルカリ金属塩を分離回収する
フローを示づ一図である。
第1図の直接通電式溶融処1!I!炉の上段の排出口6
から出滓された溶滓は、ライン11を経て、例えば廃棄
物焼却炉から発生J−る廃熱等で80・−90℃に熟し
た渇水12を満したピッ1〜13に投入ン容解される。
から出滓された溶滓は、ライン11を経て、例えば廃棄
物焼却炉から発生J−る廃熱等で80・−90℃に熟し
た渇水12を満したピッ1〜13に投入ン容解される。
そして、これに、ライン14からNaOHのようなアル
カリを加えてP)Iを9〜12に調整し、またライン1
5からはキレート剤を加えて該溶滓溶液中に微量に含l
、れる重金属類を水酸化物の形おにびキレート粘合物の
形C)先1(、Yざぜる。小金属沈降物を会む溶滓溶液
はポンプ16にJ、ウライン1フ経由濾過器18に移)
スしくil!過し、重金属類を除去し濾過樹液は例えば
冷水またはブライン冷却配管を備えた冷却槽19に送ら
れ、約20Tl:以下に冷IJされる。濾過母液中に含
まれるNaC文おJ:びKClのうち、K C、Q、の
方がこの温1臭ではNaC立よりも溶解度が小さく、析
出するので、分Eel 供20例えば遠心分離機にJ、
すNaC立、KClの飽和濾過母液と分離し、約90%
の純度をイjする重金属類を含まないK Cl結晶21
を回収する。また重金属類を含まないNaC立、K C
lの飽和濾過母液はライン22を経でポンプ23により
移送し、加熱器24で加熱し、ビット13に再循環され
る。また枝管22 aより扱き出しで、例えば廃棄物処
理炉から発生ずる廃熱を利用して蒸発し、KClを合む
N80文リッヂな結晶を回収する。以上の分離操作で用
いられるキレート剤としては例えばミヨシ油脂製、19
品名「工ボフロックL−1」が挙げられる。尚、ライン
15からキレ−I・剤を加える代りに、濾過器18内に
キレートイオン樹脂濾過層を設【ノて溶滓溶融中の重金
属類を吸着濾過するようにしてもにい。キレート樹脂層
どしては例えば住友化学製、商品名[スミキレートMC
−304が挙げられる。
カリを加えてP)Iを9〜12に調整し、またライン1
5からはキレート剤を加えて該溶滓溶液中に微量に含l
、れる重金属類を水酸化物の形おにびキレート粘合物の
形C)先1(、Yざぜる。小金属沈降物を会む溶滓溶液
はポンプ16にJ、ウライン1フ経由濾過器18に移)
スしくil!過し、重金属類を除去し濾過樹液は例えば
冷水またはブライン冷却配管を備えた冷却槽19に送ら
れ、約20Tl:以下に冷IJされる。濾過母液中に含
まれるNaC文おJ:びKClのうち、K C、Q、の
方がこの温1臭ではNaC立よりも溶解度が小さく、析
出するので、分Eel 供20例えば遠心分離機にJ、
すNaC立、KClの飽和濾過母液と分離し、約90%
の純度をイjする重金属類を含まないK Cl結晶21
を回収する。また重金属類を含まないNaC立、K C
lの飽和濾過母液はライン22を経でポンプ23により
移送し、加熱器24で加熱し、ビット13に再循環され
る。また枝管22 aより扱き出しで、例えば廃棄物処
理炉から発生ずる廃熱を利用して蒸発し、KClを合む
N80文リッヂな結晶を回収する。以上の分離操作で用
いられるキレート剤としては例えばミヨシ油脂製、19
品名「工ボフロックL−1」が挙げられる。尚、ライン
15からキレ−I・剤を加える代りに、濾過器18内に
キレートイオン樹脂濾過層を設【ノて溶滓溶融中の重金
属類を吸着濾過するようにしてもにい。キレート樹脂層
どしては例えば住友化学製、商品名[スミキレートMC
−304が挙げられる。
本発明は以上述べたJ:うに、廃東物焼N」炉から発生
するダストを上下二段に溶滓排出口を備えた直接通電式
溶融処理炉で処理して、生成溶滓を水に可溶性のアルカ
リ金属塩主体の上層溶滓と、テに溶性の酸化物主体の下
層溶滓とに分別出滓し、前記上層溶滓の水溶液をキレー
ト処理することによって重金属類を除去し、肥料製造用
、電解苛性ソーダ製造用起寒剤等の原料として有用なN
aC立、KClといったアルカリ金属塩類を高純度で分
離回収するダストの処理方法であり、廃棄物処理および
再生事業に寄与するところ大なるものがある。
するダストを上下二段に溶滓排出口を備えた直接通電式
溶融処理炉で処理して、生成溶滓を水に可溶性のアルカ
リ金属塩主体の上層溶滓と、テに溶性の酸化物主体の下
層溶滓とに分別出滓し、前記上層溶滓の水溶液をキレー
ト処理することによって重金属類を除去し、肥料製造用
、電解苛性ソーダ製造用起寒剤等の原料として有用なN
aC立、KClといったアルカリ金属塩類を高純度で分
離回収するダストの処理方法であり、廃棄物処理および
再生事業に寄与するところ大なるものがある。
実施例1
都市ゴミ焼却炉から発生する粉塵を電気集塵機で捕捉し
、第1表に示す組成からなるダストを得lこ 。
、第1表に示す組成からなるダストを得lこ 。
第1表
注1 欄外の0は埋立基準値である。
注2 重金属類の溶出試験は環境庁告示第14号ににつ
だ。
だ。
次に第1表のうち、試料1を第1図に示ず直接通電式溶
融処理炉により、溶R1;処理し、」下段の溶滓1jl
出口6から出滓した上層の溶滓Δおにび下段の溶滓il
+l口出から出滓した下層の溶滓已についてそれぞれの
組成を調査した結果を第2表に示す。
融処理炉により、溶R1;処理し、」下段の溶滓1jl
出口6から出滓した上層の溶滓Δおにび下段の溶滓il
+l口出から出滓した下層の溶滓已についてそれぞれの
組成を調査した結果を第2表に示す。
第2表
以上のUi果から上層の溶滓は水に耐溶性の成分(Na
C,Q、、K 、0文)が主体であるのに対し、下層
の溶滓は水に欠11件の成分(Ca○、Δ立203、S
i 02、FO20Bなど)が主体Cあることが明らか
である。また試オ゛31ダスI〜中の重合属;j゛1は
溶滓中では大幅に減少したことが分る。
C,Q、、K 、0文)が主体であるのに対し、下層
の溶滓は水に欠11件の成分(Ca○、Δ立203、S
i 02、FO20Bなど)が主体Cあることが明らか
である。また試オ゛31ダスI〜中の重合属;j゛1は
溶滓中では大幅に減少したことが分る。
次に、第2表における上層の溶滓A 120 kりを第
2図に示すフロー図のとおり90℃に加熱しノこ渇水2
00立を満したピッ1〜13中に敢出溶1’l’l’
L/、休 ライン14よりNa OHを加え−c M %の1〕1
1を9〜12に調整し、ライン15j;リキレ−1へ処
理剤エボフロックL−1を加えた。生成しノ、:車金l
ip、類の沈澱を含む処理液をポンプ1Gに−こりライ
ン17をIM ’r ’da過器18に移送して濾過し
、濾過は液を冷却層19に移送して約25℃まで冷JA
L、、1〈C立結晶を析出させた。析出したKCl2
1を分離1器20で分離し、NaC立どK C立との飽
和された濾過母液はライン22を経て、ポンプ23で移
送し加熱器24で加熱してピット13に循環1する。ま
た一部は枝管22aを経て図示しない蒸発器で水分を蒸
発さぜNa(4主体の結晶をi’41= 。
2図に示すフロー図のとおり90℃に加熱しノこ渇水2
00立を満したピッ1〜13中に敢出溶1’l’l’
L/、休 ライン14よりNa OHを加え−c M %の1〕1
1を9〜12に調整し、ライン15j;リキレ−1へ処
理剤エボフロックL−1を加えた。生成しノ、:車金l
ip、類の沈澱を含む処理液をポンプ1Gに−こりライ
ン17をIM ’r ’da過器18に移送して濾過し
、濾過は液を冷却層19に移送して約25℃まで冷JA
L、、1〈C立結晶を析出させた。析出したKCl2
1を分離1器20で分離し、NaC立どK C立との飽
和された濾過母液はライン22を経て、ポンプ23で移
送し加熱器24で加熱してピット13に循環1する。ま
た一部は枝管22aを経て図示しない蒸発器で水分を蒸
発さぜNa(4主体の結晶をi’41= 。
得られたKO文、NaC立について調査しl〔結果を第
3表に示す。尚、比較の1=めに、第2図に示寸フロー
図において、Na0l−(J3よびキレート剤の添加を
行なわないピッ1−13の溶滓溶液を直接冷却器19に
移送(点線で示す)して析出させたKC立結晶、および
回収NaC立結晶について調査した結果を併記づる。
3表に示す。尚、比較の1=めに、第2図に示寸フロー
図において、Na0l−(J3よびキレート剤の添加を
行なわないピッ1−13の溶滓溶液を直接冷却器19に
移送(点線で示す)して析出させたKC立結晶、および
回収NaC立結晶について調査した結果を併記づる。
第3表
第3表の結果から明らかなとおり、キレ−1〜処理した
溶滓溶液より回収したK C立、NaC9,どいったフ
ル、IJり金属塩は小金属類の含(Jl′iiがはどん
ど認められず、K Cl肥料用、電解Na0l−I製造
用として充分利用でさるものであった。
溶滓溶液より回収したK C立、NaC9,どいったフ
ル、IJり金属塩は小金属類の含(Jl′iiがはどん
ど認められず、K Cl肥料用、電解Na0l−I製造
用として充分利用でさるものであった。
第1図は本発明方法の適用される直接)m型式溶融処理
炉の一例を示す断面略図、第2図は本発明方法にお()
る上層の溶滓からアルカリ金属塩を回収分離するフロー
図である。 1・・・耐火U)’ul 2・・・ダストの投入口3・
・・換気管 4・・・燃料ガス噴射ノズル5・・・電極
6.7・・・溶)′なIJI出1:18・・・電圧調
整用電源トランス 9・・・溶滓 10・・・カバリング層11・・・ライ
ン 12・・・温水 13・・・ピッ1− 14.15・・・ライン16・・
・ポンプ 17・・・ライン 18・・・濾過器 1つ・・・冷却IQ20・・・分1
i11f器 21・・・K O立結晶22・・・ライン
23・・・ポンプ 2/l・・・加熱器 代理人 弁理士 足立 勉 ほか1名 第1図 Z 第2図
炉の一例を示す断面略図、第2図は本発明方法にお()
る上層の溶滓からアルカリ金属塩を回収分離するフロー
図である。 1・・・耐火U)’ul 2・・・ダストの投入口3・
・・換気管 4・・・燃料ガス噴射ノズル5・・・電極
6.7・・・溶)′なIJI出1:18・・・電圧調
整用電源トランス 9・・・溶滓 10・・・カバリング層11・・・ライ
ン 12・・・温水 13・・・ピッ1− 14.15・・・ライン16・・
・ポンプ 17・・・ライン 18・・・濾過器 1つ・・・冷却IQ20・・・分1
i11f器 21・・・K O立結晶22・・・ライン
23・・・ポンプ 2/l・・・加熱器 代理人 弁理士 足立 勉 ほか1名 第1図 Z 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 廃東物焼ノJI炉から発生りるダストを十王二段に
溶滓1ノ1出口を備えた直接通電式溶融処理炉で処理し
、生成した溶滓を水に可溶1(1の7/ルカリ金属塩を
主体とづる上層の溶滓と水にテ1(溶性の酸化物を」、
休とする下層の溶滓とに分別用)l’ lノ、1)IJ
記1=”eJ(D溶滓の水溶液ヲP 149〜12 ニ
ill!l T+’、 シ、4ニレ−1〜処1!l L
/て含有される重金属う、0を除ム1(2、冷却して析
出J°るアルカリ金属塩を分1;(1回収りることを特
徴どづるダストの処理り法。 2 F層の溶滓が、NaC立またはK 0文を主体とづ
ろ水に可溶性のアルカリ金属塩より4【り下層の溶滓が
Ca o、AA20a、l:Te203.5102を主
体とする水にテ11溶性の酸化物にりなる11許品求の
範囲第1項記載のダストの処理方法。 3 キレ−1へ処理がキレ−1〜剤の添加による沈降分
前または、キレ−1〜イオン樹1111層への吸着分離
のいずれかである特許請求の範囲第1項又は第2項記載
のダストの処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58171966A JPS6063329A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | ダストの処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58171966A JPS6063329A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | ダストの処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6063329A true JPS6063329A (ja) | 1985-04-11 |
JPH0413408B2 JPH0413408B2 (ja) | 1992-03-09 |
Family
ID=15933055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58171966A Granted JPS6063329A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | ダストの処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6063329A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007230803A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 塩化ナトリウムの製造システム |
JP2007269579A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 塩化ナトリウムの製造システム |
US10525932B2 (en) | 2016-09-07 | 2020-01-07 | Joyson Safety Systems Japan K.K. | Pretensioner, retractor and seat belt device |
-
1983
- 1983-09-16 JP JP58171966A patent/JPS6063329A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007230803A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 塩化ナトリウムの製造システム |
JP2007269579A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 塩化ナトリウムの製造システム |
US10525932B2 (en) | 2016-09-07 | 2020-01-07 | Joyson Safety Systems Japan K.K. | Pretensioner, retractor and seat belt device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0413408B2 (ja) | 1992-03-09 |
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