JPS606246Y2 - 鞄のマチ緊締装置 - Google Patents
鞄のマチ緊締装置Info
- Publication number
- JPS606246Y2 JPS606246Y2 JP1980121408U JP12140880U JPS606246Y2 JP S606246 Y2 JPS606246 Y2 JP S606246Y2 JP 1980121408 U JP1980121408 U JP 1980121408U JP 12140880 U JP12140880 U JP 12140880U JP S606246 Y2 JPS606246 Y2 JP S606246Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- bag
- side wall
- shoe
- tightening device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は鞄のマチ緊締装置の改良に関するものである。
従来、一端を鞄後面部に固着したベルトの他端の鞄マチ
部に沿わせた後鞄前面部側に導く該ベルトを靴部面部に
係止位置変更可能に係止するようになし、収納物量に応
じて鞄マチ部膨縮を調整できるようになした鞄のマチ緊
締装置が提案されている。
部に沿わせた後鞄前面部側に導く該ベルトを靴部面部に
係止位置変更可能に係止するようになし、収納物量に応
じて鞄マチ部膨縮を調整できるようになした鞄のマチ緊
締装置が提案されている。
しかし、従来のこの鞄のマチ緊締装置はベルトを靴部面
部に係止するのにホックを使用し、ベルトの先端には雌
雄いずれか一方のホックを固着し、靴部面部には他方の
ホックを複数個並置する方法によっているため、多数の
ホックを固着せねばならず手数を要し、またホックの並
置間隔を狭ばめるのには一定の限度が有るため係止位置
の間隔を細かに得ることがむずかしいといいう欠点を有
している。
部に係止するのにホックを使用し、ベルトの先端には雌
雄いずれか一方のホックを固着し、靴部面部には他方の
ホックを複数個並置する方法によっているため、多数の
ホックを固着せねばならず手数を要し、またホックの並
置間隔を狭ばめるのには一定の限度が有るため係止位置
の間隔を細かに得ることがむずかしいといいう欠点を有
している。
また、ホック等の従来公知な係止具は、ベルトの係止部
が該係止具の取付面より上方に有ることが常で、係止さ
れるベルトは靴部面部より浮き上るよう離れ体裁を悪ろ
くする欠点を有している。
が該係止具の取付面より上方に有ることが常で、係止さ
れるベルトは靴部面部より浮き上るよう離れ体裁を悪ろ
くする欠点を有している。
本考案は、上記欠点を解決すべくなされたもので、製造
が容易で、かつ係止位置の間隔をより細かく調整できる
とともに、ベルトを靴部面に密接したまま体裁よく係止
できる鞄のマチ部緊締装置を提供するものである。
が容易で、かつ係止位置の間隔をより細かく調整できる
とともに、ベルトを靴部面に密接したまま体裁よく係止
できる鞄のマチ部緊締装置を提供するものである。
以下、本考案を添付図面に示す実施例にもとづいて詳細
に説明する。
に説明する。
図中、1は本案鞄のマチ部緊締装置を実施した手提げ鞄
、1aは該手提げ鞄1の蓋部と一体をなす鞄後面部、1
bは靴部面部、1cは該鞄後面部1aと鞘部面部1bと
の底面及び両側部を連結する鞄マチ部である。
、1aは該手提げ鞄1の蓋部と一体をなす鞄後面部、1
bは靴部面部、1cは該鞄後面部1aと鞘部面部1bと
の底面及び両側部を連結する鞄マチ部である。
2は、上記鞄後面部1a側(通常は鞄後面1aと鞄マチ
部1cとの連結部)に一端を固着したベルトで、このベ
ルト2は他端自由端側を鞄マチ部1cに沿わせた後靴部
面部1b側に導かれ、かつ、該ベルト2は鞘部面部1b
に係止位置変更可能に係止されるようになっている。
部1cとの連結部)に一端を固着したベルトで、このベ
ルト2は他端自由端側を鞄マチ部1cに沿わせた後靴部
面部1b側に導かれ、かつ、該ベルト2は鞘部面部1b
に係止位置変更可能に係止されるようになっている。
10は、鞘部面部1bに固着された上記ベルト2の係止
用尾錠である。
用尾錠である。
この尾錠10は、第2図に最も明らかに示すごとく、基
部10aと蓋部10bとからなり、該基部10aは底面
部11と該底面部11の上下両端(鞘部面部1bの上下
方向)に連設した側壁部12.12とで断面コの字に形
成され、底面部11には一対の該尾錠10を鞘部面部1
bに錠止固着するための鋲孔13,13と、該画鋲孔1
3,13の中間位置に立設した杆14とを配し、該側壁
部12.12には軸承用孔15,15と係合突起16,
16とを設けてなる。
部10aと蓋部10bとからなり、該基部10aは底面
部11と該底面部11の上下両端(鞘部面部1bの上下
方向)に連設した側壁部12.12とで断面コの字に形
成され、底面部11には一対の該尾錠10を鞘部面部1
bに錠止固着するための鋲孔13,13と、該画鋲孔1
3,13の中間位置に立設した杆14とを配し、該側壁
部12.12には軸承用孔15,15と係合突起16,
16とを設けてなる。
なお、両側壁部12.12間の距離は上記ベルトより広
巾となし、該ベルト2がこの両側壁部12.12間を通
ることができるようになしている。
巾となし、該ベルト2がこの両側壁部12.12間を通
ることができるようになしている。
また、上記蓋部10bは、天壁部17と該天壁部17の
上下両端に連設した側壁部18.18とで断面コの字に
形成され、両側壁部18.18が前記基部10aの側壁
部12.12をまたぐようになしである。
上下両端に連設した側壁部18.18とで断面コの字に
形成され、両側壁部18.18が前記基部10aの側壁
部12.12をまたぐようになしである。
そして、この蓋部10bの一端には前記基部10aの軸
承孔15.15内に遊嵌する爪19.19を設けて、蓋
部10bを基部10aに枢着てせしめてなる。
承孔15.15内に遊嵌する爪19.19を設けて、蓋
部10bを基部10aに枢着てせしめてなる。
なお、該爪19.19は図では側壁部18.18より内
側に折曲げ突設してなるが、天壁部17の一端を基部1
0aの両側壁部12.12より狭い巾で軸承用孔15,
15の位置まで延長せしめて、その両端に爪を突設して
、該基部10aの内側より爪が軸承用孔内に遊嵌される
ようになしてもよい。
側に折曲げ突設してなるが、天壁部17の一端を基部1
0aの両側壁部12.12より狭い巾で軸承用孔15,
15の位置まで延長せしめて、その両端に爪を突設して
、該基部10aの内側より爪が軸承用孔内に遊嵌される
ようになしてもよい。
また、該蓋部10bの両側壁部18.18には、前記係
合突起16.16が係合する係合凹部20,2Gを設け
ており、基部10aに蓋部10bを嵌着すると該係合凹
部20内に係合突起16が係合され通常の使用ではこの
係合が解かれないよう、また天壁部17の後端指掛部を
強く引上げるとその保合が解かれるようになしである。
合突起16.16が係合する係合凹部20,2Gを設け
ており、基部10aに蓋部10bを嵌着すると該係合凹
部20内に係合突起16が係合され通常の使用ではこの
係合が解かれないよう、また天壁部17の後端指掛部を
強く引上げるとその保合が解かれるようになしである。
なお、図ではこの係合凹部20は孔となしであるが、側
壁部18の一部を半球状にくぼませたものでもよい。
壁部18の一部を半球状にくぼませたものでもよい。
一方、前記ベルト2の他端自由端側には、上記杆14が
貫入できる孔3を複数個設けてなり、この孔3. 3.
3・・・・・・のいずれかに杆14を貫入してベルト
2を第2図鎖線で示すように基部10aの両側壁部12
.12間に通し、蓋部10bを係合突起16と係合凹部
20とが係合するまで爪19.19を支点にちて閉じる
ことにより、ベルト2を適宜位置に係止できるようにな
しである。
貫入できる孔3を複数個設けてなり、この孔3. 3.
3・・・・・・のいずれかに杆14を貫入してベルト
2を第2図鎖線で示すように基部10aの両側壁部12
.12間に通し、蓋部10bを係合突起16と係合凹部
20とが係合するまで爪19.19を支点にちて閉じる
ことにより、ベルト2を適宜位置に係止できるようにな
しである。
本考案は上記のごとき構成よりなるため、尾錠10.1
0を鞘部面部1bに図示しない鋲により固着するのみで
、ベルト2に設けた孔3の数だけの段数で該ベルトを係
止でき、この段数を増すのには孔3の数を増せばよく、
従来のようにホックの数を増さなくてよいため製造が容
易であり、また鋲による尾錠10の固着は尾錠10に最
も力が加わる杆14の両側で行なっているため、強固に
行なえるものである。
0を鞘部面部1bに図示しない鋲により固着するのみで
、ベルト2に設けた孔3の数だけの段数で該ベルトを係
止でき、この段数を増すのには孔3の数を増せばよく、
従来のようにホックの数を増さなくてよいため製造が容
易であり、また鋲による尾錠10の固着は尾錠10に最
も力が加わる杆14の両側で行なっているため、強固に
行なえるものである。
また、孔3. 3. 3.・・・・・・の間隔は、従来
のホックを並置する間隔に比らべてその間隔わを狭くす
ることができ、細かな緊締調整ができるものである。
のホックを並置する間隔に比らべてその間隔わを狭くす
ることができ、細かな緊締調整ができるものである。
さらにまた、本案は鞘部面部1b上には底面部11のみ
が重ならるものでこの尾錠10による係合ではベルトの
係止部が鞘部面部1bより浮き上らず、尾錠10は底面
部11と天壁部17の間にベルト2をはさめる厚さであ
ればよく、全体的に薄く構成でき、かつ、鞘部面部1b
には、外形が箱を伏せた形状の尾錠10.10のみが配
されるのみであるため体裁がよく、かつ、尾錠10の基
部1aの側壁12.12の略全体も蓋部10bで覆われ
るため、その上に鞄の蓋材等が接しても引掛からないも
のである。
が重ならるものでこの尾錠10による係合ではベルトの
係止部が鞘部面部1bより浮き上らず、尾錠10は底面
部11と天壁部17の間にベルト2をはさめる厚さであ
ればよく、全体的に薄く構成でき、かつ、鞘部面部1b
には、外形が箱を伏せた形状の尾錠10.10のみが配
されるのみであるため体裁がよく、かつ、尾錠10の基
部1aの側壁12.12の略全体も蓋部10bで覆われ
るため、その上に鞄の蓋材等が接しても引掛からないも
のである。
第1図は本案鞄のマチ部緊締装置を施した手提げ鞄の正
面図、第2図は要部の部品分解斜視図である。 1a〜鞄後面部、1b〜鞄前靴部、10〜鞄マチ部、2
〜ベルト、3〜孔、10〜尾錠、10a〜基部、10b
〜蓋部、11〜底面部、12〜側壁部、13〜鋲孔、1
4〜杆、15〜軸承用孔、16〜係合突起、17〜天壁
部、18〜側壁部、19〜爪、20〜係合凹部。
面図、第2図は要部の部品分解斜視図である。 1a〜鞄後面部、1b〜鞄前靴部、10〜鞄マチ部、2
〜ベルト、3〜孔、10〜尾錠、10a〜基部、10b
〜蓋部、11〜底面部、12〜側壁部、13〜鋲孔、1
4〜杆、15〜軸承用孔、16〜係合突起、17〜天壁
部、18〜側壁部、19〜爪、20〜係合凹部。
Claims (1)
- 一端を鋲後面部1a側に固着したベルト2の他端側を鞄
マチ部1cに沿わせた後、該ベルト2の自由端側を靴部
面部1b側に導き、このベルト2の自由端を靴部面部1
bに係止位置変可能に係止するうになした鞄のマチ緊締
装置において、上記靴部面部には、底面部11と該底面
部11の上下両端に連設した側壁部12.12とで断面
コの字に形成され該底面部11には一対の鋲孔13.1
3と該鋲孔13,13の中間位置に立設する杆14とを
設は該側壁部12.12には軸承用孔15,15と係合
突起16,16とを設けた基部10aと、天壁部17と
該天壁部17の上下両端に連設した側壁部18.18と
で上記基部10aをまたぐ断面コの字状に猛威され一端
には上記軸承用孔15.15内に遊嵌する爪19.19
を側壁部18.18には上記係合突起16.16が係合
する係合凹部20,20を設けてなる蓋部10bとから
なる尾錠10,10を鋲着し、上記ベルト2には上記杆
14が貫入する孔3を複数個設けてなる鞄のマチ緊締装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980121408U JPS606246Y2 (ja) | 1980-08-27 | 1980-08-27 | 鞄のマチ緊締装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980121408U JPS606246Y2 (ja) | 1980-08-27 | 1980-08-27 | 鞄のマチ緊締装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5745322U JPS5745322U (ja) | 1982-03-12 |
JPS606246Y2 true JPS606246Y2 (ja) | 1985-02-27 |
Family
ID=29482073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980121408U Expired JPS606246Y2 (ja) | 1980-08-27 | 1980-08-27 | 鞄のマチ緊締装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS606246Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS628730Y2 (ja) * | 1980-04-03 | 1987-02-28 |
-
1980
- 1980-08-27 JP JP1980121408U patent/JPS606246Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5745322U (ja) | 1982-03-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR200145340Y1 (ko) | 조절용 벨트 파스너 | |
US6382489B2 (en) | Shoulder strap assembly for backsacks | |
US4102022A (en) | Automatically locking slider for slide fasteners | |
JPH0614881B2 (ja) | 合成樹脂製バックル | |
US5101597A (en) | Door handle bracket attachment for vehicle door | |
US4546521A (en) | Fastener for sports shoes | |
US6163941A (en) | Adjustable buckle device | |
US5575045A (en) | Roller skate fastening device | |
US5694667A (en) | Automatic lock slider for slide fastener | |
JPS606246Y2 (ja) | 鞄のマチ緊締装置 | |
JPH09108005A (ja) | 靴用緊締具 | |
KR890000077Y1 (ko) | 버 클 | |
US4945616A (en) | Adjustable closure for overlapping parts | |
US3992757A (en) | Adjustable side opening watchband buckle | |
US5896626A (en) | Clip clasp for securing a strap | |
JPS5827959Y2 (ja) | ケ−ス | |
JPS6237451Y2 (ja) | ||
US2802552A (en) | Luggage handle | |
JPH09164007A (ja) | 紐止め具 | |
JPS588846Y2 (ja) | カバン等の差込錠 | |
JP2509010Y2 (ja) | 補助ベルト用バックル | |
JPH0711614Y2 (ja) | バツクル | |
US5860199A (en) | Quick-release belt buckle | |
JPS628730Y2 (ja) | ||
JP3466280B2 (ja) | 締付けベルトのバックル |