JPS606088B2 - 電子ビ−ム描画方法 - Google Patents

電子ビ−ム描画方法

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JPS606088B2
JPS606088B2 JP51034176A JP3417676A JPS606088B2 JP S606088 B2 JPS606088 B2 JP S606088B2 JP 51034176 A JP51034176 A JP 51034176A JP 3417676 A JP3417676 A JP 3417676A JP S606088 B2 JPS606088 B2 JP S606088B2
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JP
Japan
Prior art keywords
electron beam
mark
scanning
stage
drawing method
Prior art date
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Expired
Application number
JP51034176A
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English (en)
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JPS52117570A (en
Inventor
昌彦 鷲見
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Electron Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電子ビームによる露光に好適な電子ビーム描
画方法に関する。
従来、ウェハに位置検出マークを付けてその露光の原点
とする方法がある。
これを第1図を用い説明する。ウヱハ11には、チップ
12a,12b.・…・のパターンがあり、これらチッ
プ毎にマーク13a,13を,13b,13b′等を配
列する。各チップの描画に先立って、マーク13a,1
3a′,13b,13b′等の位置検出を電子ビームを
用いて行い、検出した値をOFFSET値として描画デ
ータに与えることによって描画位置の補正を行って、必
要部分を露光する。この方式ではマークの位置検出並び
に描画が共にウェハが静止した状態で行われるので、ス
テージを所定露光領域から他の露光領域へステップ状に
移動させる時間がむだになる。またステージを連続的に
移動させながら描画する方法においても、一旦ウェハ上
の離れた位置にあるマークを検出して描画位置の補正値
を求めた後でなければステージを連続移動して描画する
ことができないのでスルーブツトがよくない。本発明は
、このような事情に鑑みなされたもので、その目的とす
るところは、ステージ連続移動モードの露光に適したス
ループットのすぐれた電子ビーム描画方法を提供するも
のである。
本発明の主眼は、ステージを連続移動する状態で電子ビ
ームの走査の初めにマークの検出を行い、この検出をト
リガーとしてその走査期間中に電子ビームの照射を制御
して描画を行うものである。
以下に本発明の詳細について説明する。
第2図は本発明に使用する装置の一例を示している。図
に於いて、電子銃20から放出された電子ビーム21は
プランキング装置22によって断続され、偏向回路33
から走査信号を受けるコンデンサ型偏向板23により破
線27に対して直角方向に走査される。ここで破線27
は図示しないステージの連続移動方向を表わす。24は
電子ビーム照射されるべきレジストを被着した被描画物
としてのウェハである。
ウェハ24は被描画フレームIS,2S,3Sを有して
おり、例えばフレームISには既にパターンが描かれて
おり、第2図では、次にフレーム2Sにパターンを描画
しようとしているものとする。25a,25b,26a
,26b,26c,26dはゥェハ24上に設けられる
直線状の重ね合せ用マークである。
本実施例では「マーク26a〜26dの相互間隔を2肌
とした。マーク25a,25bは描画の開始原点を定め
るためのものであり、これは従釆のように予めステージ
を停止した状態で座標が測定される。座標の測定にはし
ーザ干渉計とSEMを組み合せて行われる。ゥェハ24
を載直したステージが破線27方向に連続移動を開始し
、先に測定されたマーク25aのラインに来た時に、破
線27に垂直な方向に静電走査が開始されるようになっ
ている。十分な重ね合せ精度を得るには「ステージの移
動方向27とマーク26bの方向が、8=10‐6ラジ
アン程度の誤差で一致していなければならないが、機械
的にこのように高い精度で重ね合せることはきわめて困
難である。本発明では機械的に8=IQ‐4ラジアル程
度の誤差で方向を合せた状態で、電子ビームによりマー
ク26bを電気的にトレースしてフレーム2Sのパター
ンがフレームISと整合するようにするものである。次
に詳細な描画方法を述べる。
ステージが移動して電子ビームがマーク25aのライン
を過ぎると静電走査が開始される。この静電走査により
反射電子、2次電子等がウェハ面から放出され、それら
は例えば光電子増倍管(フオトマル)のような検出器2
9によって検出される。ここで、ウェハ24からの2次
電子等がマーク位置で量が増加又は減少するように「マ
ーク25a,25b,26a〜26dの材料が選ばれて
いる。本実施例ではマーク材料として金属を用いた。各
電子ビーム走査28a,28b,…・・・? 28z毎
に走査を開始した時刻からの2次電子量の変化を求める
と第3図に於ける48a,48b?……,48zのよう
な特性となる。ここで「第2図の例では、ステージの移
動方向27に対してマーク26bがだんだん遠ざかる場
合について例示してある。したがって最初の走査28a
に対応する2次電子の量は48aの如くなり、最後の走
査28zに対応する2次電子量は48zの如くなって、
走査開始後直ちに2次電子の量が増加するように移り変
っている。この2次電子量は、2次電子変化検出回路3
01こよって検出され〜プランキング回路31のトリガ
ーとして与えられる。プランキング回路31には描画図
形に対応した白“0”「黒“1”情報が貯えられている
が「 2次電子変化検出回路3■からトリガー信号によ
り、内蔵されたシフトレジスタが1ビットずつプランキ
ング電圧をプランキング装置22に与え「電子ビームに
よる描画をはじめる。本実施例ではマーク26bをトレ
ースしている様子を示したが「次にはマーク27cをト
レースして次のフレーム3Sを描画する。以上の実施例
の動作を要約すれば次のようになる。■ Y方向の描画
開始原点を予め検出しておき、メモIJ‘こ入れておく
。■ ステージをY方向に連続移動せしめてY方向の単
位移動量をトリガーとして静電走査を行つo■ 静電走
査中に縦方向のマークを検出しもその検出信号をトリガ
ーとして描画情報を送り出す。
このような描画位置補正方法は、第2図に示すようにス
テージ移動方向27に対してゥェハ24の位置がずれて
いる場合の他に「ウェハ24自体が熱等が原因で変形し
ている湯合にも有効である。
これを以下に説明する。第4図は描画されるべきウェハ
が変形した場合の本来直線である任意の線分1の変形状
態を示している。とはその線分の長さを表わしている。
この線分竃のY方向となす角度を8とすると、夕は次の
ように表わされる。夕=パ イ1十ねび8dy 従って、 そ=バ(1十1/282 )dy ≦yl<・十・ノ282maX) この式から、上記線分1のY方向座標への投影y,には
りの一次の誤差は出なし、で二次の誤差82がでるにす
ぎない。
そこでy,をウェハの径(約1比m)とし、誤差の許容
値l〆−y,l=0.1仏mとして、8方向の回転位置
合せに必要とされる8maxを求めると、8ma×=1
.4×10‐3=4.8(分)つまり、8方向の回転位
置合せを少くとも約5分行えれば、線分1の長さ〆が許
容範囲内となり、これは機械的方法によっても楽に出す
ことができる。
しかしながら、線分1に沿って角度のま大きく変化する
。そこで8の変化に対応した上記線分1の×方向の位置
もしくは変形量をマークを用いて検出し、その検出を基
準として×方向描画位置を電気的に補正する必要がある
。その為上述した実施例のように「ステージの連続移動
方向にほぼ沿って連続に連なっているマーク26a〜2
6dを与え、電子ビーム21による静電走査の初めにマ
ークの位置検出を行い、引続き同一走査期間中に電子ビ
ームのプランキング等を制御して描画を行えば、上述し
た8の変化を補償した描画が可能となる。
ここで使用するマークは、第2図に示すマークの他に、
第5図aに示すマーク61や第5図bに示すマーク71
を用いることもできる。
第2図に於けるウヱハ24が例えば2次曲線状に変形し
たような場合「第6図に示すようにマ−ク26bも2次
曲線状に変形する。
そこで走査線28a,28b……のプランキングをマー
ク26bにトレースして行えば描画パターン50はウェ
ハ24の変形に対応したものとなる。尚、上述したシス
テムのみでは、もしマーク26a〜26dが何らかの原
因で途切れた時、描画のトリガーができないことになる
しかしながら、このトリガー時間は、Y方向移動に伴っ
てなめらかに変化することを考慮すると、これから走査
しようとする直前又は近い過去の走査に於けるトリガー
時間に略等しいという性質を持っている。
このため、第2図に示す外装回路32を用い、近似的に
n番目のトリガー時間Tnを例えば、Tn=Tn−le
−Q+Tn一次‐o2Tn−$−Q3イeQ+e−Q2
十e‐Q3 mなる式で与えられるようにする。
このようにして、トリガー時間に慣性を与え図形の途切
れ又はノイズによりトリガ−が乱れるのを防ぐことがで
きる。
外装回路32としては、コンデンサのチャージングを利
用することもできるし「あるいはディジタル的に‘1}
式を計算処理してトリガー時間Tnを求めてもよい。上
述の実施例では、マークの検出時間をプランキング回路
31‘こフィードバックしているが、マークの検出を偏
向回路33にフィードバックしてもよい。
すなわちト第3図に示される2次電子検出時間Ta,T
b,…・・・Tzが一致するように偏向板23にOFF
SET電圧を自動的に与えるようにしてもよい。電子ビ
ームの走査方向が第2図に於いて左から右に向って行わ
れる場合に、第3図における2次電子量の変化が現われ
る時間Tが通常より小さいならば、ビームを直流的に左
に偏向するような電圧を偏向板23に加えてやればよい
。もし、時間Tが通常より大きいならば、逆方向に電圧
を加えてやればよい。このような補正が加えられた場合
の走査28a〜28zは第7図に示すように、ステージ
移動方向27に沿わずにマーク26a,26bに沿った
ものとなる。尚、位置検出の際の電子ビーム照射は、当
然レジスタが露光されない程度のビーム強度で行われる
。以上述べた本発明によれば、ステージを連続移動させ
ながらマーク検出及び描画位置の補正を行うことができ
るので、スループツトがすぐれ、パターン描画の精度を
高いものとすることができる。
0図面の簡単な説明 第1図は従来の描画方法を説明するためのウヱハの平面
図、第2図は本発明に使用する装置の一例を示す構成図
、第3図は第2図の装置により検出される2次電子量と
走査開始からの時間の関係夕を示す特性図、第4図はゥ
ェハの変形に対する描画精度への影響を説明する為の説
明図、第5図はマーク形状の変形例を示す図、第6図は
ウヱハの変形に対するパターン描画の補正を示す説明図
、第7図はマーク検出を偏向にフィードバックした0場
合の走査を示す説明図である。
11…ウエハ、12a,12b…チップ、13a,13
を,13b,13b′…マーク、21…電子ビーム、2
2・・・プランキング装置、23・・・偏向板、24…
ウェハ、25a,25b…マーク、26a,26b,2
6c,26d…マーク、27…ステージ連続移動方向、
28a,28b,…,28z・・・走査線、29・・・
2次電子検出器、30・・・2次電子変化検出回路、3
1…プランキング回路、32・・・外装回路、33・・
・偏向回路、50・・・描かれる図形、61・・・マー
ク〜 71・・・マーク。
第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 位置検出用マークの設けられた被描画物を載置した
    ステージを連続的に移動する状態で、前記被描画物に対
    して電子ビームを向けて走査する描画方法に於いて、1
    本の電子ビームの走査時間中に位置検出用マークの検出
    と描画とを独位の時間又は一部重複して行い、かつ前記
    マークの検出をトリガーとしてその走査期間中に前記電
    子ビームの前記被描画物への照射を制御して描画を行う
    電子ビーム描画方法。 2 被描画物は電子ビームにより露光されるものである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載した電子
    ビーム描画方法。 3 電子ビームの照射の制御を前記電子ビームのブラン
    キングおよび偏向により行うことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載した電子ビーム描画方法。 4 ステージの連続移動中に走査したマークの検出情報
    に基ずき、その後の走査における描画のためのトリガー
    時間を決定することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載した電子ビーム描画方法。
JP51034176A 1976-03-30 1976-03-30 電子ビ−ム描画方法 Expired JPS606088B2 (ja)

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JPS52117570A JPS52117570A (en) 1977-10-03
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JPS54118777A (en) * 1978-03-08 1979-09-14 Cho Lsi Gijutsu Kenkyu Kumiai Method of exposing pattern

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