JPS6060434A - 空気調和機の低圧管接続部の水受け構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は空気調和機のＳパイプ部の結露水の処理に関す
るものである。

〔発明の背景〕

従来の空気調和機は７第１図に示すようにＳパイプ１に
は断熱材を巻き、Ｓパイプ自体に結露しないような構造
としていたが、断熱材の取付けに際して通常は割り２を
入れて、Ｓパイプ１に巻きつけ、さらに割り２部を口が
開かないようテープ等で被っており、その作業工数の多
さと結露防止の信頼性の面で劣るものであった。

〔発明の目的〕

本発明の目的はＳパイプ１に結露した水滴を確実に露受
皿内に導く、信頼性の高い結露水の処理方法を提供する
ことにある。

〔発明の概要〕

空気調和機の低圧管の結露は通常は断熱材を被せて防止
しているが、Ｓパイプ１や配管接続口３などの形状が複
雑な場所では、パイプ状の断熱Ｈが使用できず、とうし
ても割り入りの断熱材となりその割り部を被うことが作
業のバラツキ等で信頼性に欠けるものである。

本発明ではＳパイプ部についてはＳパイプは断熱せず、
付着した露を受けて流す構造により解決したものである
。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図〜第４図により説明す
る。

通常、セパレート形空気調和機は室内熱交換器４に低温
冷媒を流して冷房を行なうが、熱交換器４の下には露受
皿５を設けてその凝縮水を受けて屋外に廃水している。

一方熱交換器４より戻る冷媒はＳパイプ１を通って、低
圧接続管６から室外ユニット（図示せず）へ戻る。

該Ｓパイプ１および、低圧接続管６には低温冷媒が流れ
るため１表面の結露を防止するための断熱（Ａ７が施し
である。低圧管６に施しである断熱Ｊ：Ａ’　７はパイ
プ形状であり、結露防止の信頼性は高いが、接続口３近
傍とＳパイプ１部の割り入り断熱材の信頼性は低い。

本発明では第２図に示すように割り入り断熱Ｈに代えて
、軟質Ｈ料で成形した水受け８でＳパイプ１に付着した
結露水を受けて、露受皿５内に流し込むようにしたもの
である。

このとき水受け８はＳパイプ１に密７ｆするように挿入
し、接続口３を溶接する時は、Ｓパイプ１に直管部９を
設け、第３図のごとく溶接部１０から離した位置におく
。

溶接終了後は水受け８を接続口３まておろしてＳパイプ
１との接触部１１に水洩れ防止用の７−ル材を流して固
定し、第４図のように別途用怠した断熱材１２で接続口
３と水受け８下部まで断熱する。これによりＳパイプ１
に付いた結露水は水受けから露受皿５に導かれ屋外へ排
水される。

〔発明の効果〕

本発明によればＳパイプへの結露防止の断熱材は不要と
なり、割り日のシール等の不安定な作業も解除され、信
頼性の高い結露水処理が可能となる。又部品形状も単純
化し１価格的にも有利となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のセパレート形空気調和機の内部構造図、
第２図は本発明の内部構造図、第３図は本発明の作業要
領図、第４図は本発明低圧管接続実施図を示す。 １　・Ｓパイプ、３・・低圧管接続口、６・・低圧接続
管、８・・水受け、９・・・Ｓパイプ直管部、］Ｏ・溶
接部。 半３図 卒４因

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 空気調和機の低圧管の接続部に接続するＳパイプをほぼ
   鉛直とし、該Ｓパイプに」二下スライド可能な寸法の軟
   質材料で成形した水受けを挿入し、該Ｓパイプは先端接
   続口の溶接時の熱影響が該水受けの溶融温度以下になる
   まで水受けをスライドできる直管部を有し、該接続口の
   溶接後、該水受けをＳパイプ下端まで下げて固定したこ
   とを特徴とする空気調和機の低圧管接続部の水受は構造
   。