JPS6060240A - シリンダライナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内燃機関のシリンダライナに関する。

第１図において、シリンダライナ１はピストン２のリン
グ溝３に挿入されたリング４が摺動してシリンダ内のガ
スの洩れを止める役を果している。

この場合、シリンダライナ１はピストン２の上死点にお
けるトップリング４ａに相当する高さの位置５の摩耗率
６が最も大きく、この部分の摩耗量が限度を超えると新
シリンダライチと交換される。

現在リングのガス洩れ量を極端に小さくするため、リン
グの合せ部拐に改造を加えたいわゆるＧＴクリング試用
されている。しかし、この場合の７リンダライナの摩耗
率が大きく、未だその対策は確立されていない。本発明
ｕ　ＧＴ　ＩＪング使用時のシリンダライナ摩耗率軽減
に関する。その特徴とするところは、ピストンが上死点
にあるときのトップリングに対応する部分の内径を他の
部分の内径よシも小さく形成し、同部分よシ下方側の内
径を漸次拡大してなることである。

即ち、何らかの方法でドッグリング溝の部分へ油を充満
させる。ピストンのトップリング上死点より少し下部で
ライナの摩耗率が目立つ付近から上部のリング摺動面の
直径を漸次狭くなるように加工し、リング上昇行程中ト
ップリングがこの付近にかかると、リングはリング溝内
方向に押込まれる。すると、溝部の油はシリンダライナ
摺動面に押出されリングとシリンダライナの間に十分な
油が供給される。従って、シリンダライナ摺動面の摩耗
率が改善される。

本発明はディーゼル機関、ガソリン機関及び往復動圧縮
機等に適用できる。

以下図面を参照して本発明によるｌ実施例につき説明す
る。

第２図は本発明による１実施例の７リンダライナの要部
を示す説明図である。

図において、シリンダライナ１の位置５は、ピストン２
が上死点にきたとき、リング溝３に入ったトップリング
４ａに対応する。

゛シリンダライナ１の位置７は第１図のシリンダライナ
摩耗率分布で摩耗率の大きくなる位置であり、エンジン
によシ多少異なる。

シリンダライナ１の位置７から位置５にかけて（長さｔ
）、シリンダライナ１の内側径りが運転時縮少するよう
シリンダライナ１を加工する。

上記構成の場合の作用について述べる・第２図において
、ピストン２の上昇中、リング４がシリンダライナ１の
位置を通過する。

リング４はリング溝３の方向に押込められ、このリング
溝部に油が充満していると、押込量に応じて内部の油が
リング４の上部にあふれ、リング。

シリンダライナ摺動面へ油が供給される。

上述の場合には次の効果がある。

従来もトップリング部に全く油が無かったわけではない
が、摩耗率の急激な増加から見て、油が十分供給されて
いない傾向もあり２本発明による場合は１機械的に摩耗
率の大きい部分に十分な油を供給することによるシリン
ダライチ摩耗率の低減の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のシリンダライナの要部及びシリンダライ
ナの摩耗率を示す説明図、第２図は本発明によるｌ実施
例の７リンダライナの要部を示す説明図である。 １　・シリンダライナ、３・−・リング溝、４・リング
、４ａ・・トノシリンダ。 □−″ご、、。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　ピストンが上死点にあるときのトップリングに対
   応する部分の内径を他の部分の内径よシも小さく形成し
   、同部分よシ下方側の内径を漸次拡大してなることを特
   徴とするシリンダライナ。