JPS60259752A - 内燃機関のピストン - Google Patents
内燃機関のピストンInfo
- Publication number
- JPS60259752A JPS60259752A JP11465984A JP11465984A JPS60259752A JP S60259752 A JPS60259752 A JP S60259752A JP 11465984 A JP11465984 A JP 11465984A JP 11465984 A JP11465984 A JP 11465984A JP S60259752 A JPS60259752 A JP S60259752A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- land
- combustion engine
- diameter cylindrical
- internal combustion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J9/00—Piston-rings, e.g. non-metallic piston-rings, seats therefor; Ring sealings of similar construction
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、内燃機関のピストンに関するもので、特に
圧力リングと油リングとの２本のピストンリングを有す
るピストンに好適な改良に関する。
圧力リングと油リングとの２本のピストンリングを有す
るピストンに好適な改良に関する。
従来、圧力リングと油リングとを各１本づつ設けたピス
トンは広く知られている（例えば、実公昭５２−３７６
８５号公報）が、自動車や自動二輪車など高速内燃機関
に使用されるピストンは、一般に上部に嵌合される２本
の圧力リングと、その下側に嵌合される１本の油リング
との、計３本が用いられている。
トンは広く知られている（例えば、実公昭５２−３７６
８５号公報）が、自動車や自動二輪車など高速内燃機関
に使用されるピストンは、一般に上部に嵌合される２本
の圧力リングと、その下側に嵌合される１本の油リング
との、計３本が用いられている。
近年、上記高速エンジンにおいても、エンジンの摩擦損
失を減じ、最高出力を向上させるべく、圧力リングを１
本にすることが行われている。然しなから、ブローバイ
ガスの増加や、ピストンの過熱などの不具合を生じるこ
とがあり、特に過給エンジンのように混合気の燃焼温度
が高いエンジンにこの傾向が太きい。
失を減じ、最高出力を向上させるべく、圧力リングを１
本にすることが行われている。然しなから、ブローバイ
ガスの増加や、ピストンの過熱などの不具合を生じるこ
とがあり、特に過給エンジンのように混合気の燃焼温度
が高いエンジンにこの傾向が太きい。
この発明のピストンは、上記不具合を解決すべくなされ
たものであり、少なくとも上下に配置された２個のピス
トンリング溝の間に形成されるランドのピストン頂面側
を比較的大径の円筒部となし、その下側を小径の逃げ部
に形成した点に％徴がある。
たものであり、少なくとも上下に配置された２個のピス
トンリング溝の間に形成されるランドのピストン頂面側
を比較的大径の円筒部となし、その下側を小径の逃げ部
に形成した点に％徴がある。
斯くて、エンジンの爆発行程において生じた高温高圧の
燃焼ガスは、シリンダの内壁とピストンのトップランド
との隙間を通して、上側のピストンリングすなわち、圧
力リングに至り、更に一部はそこから洩れて、下側のリ
ング、すなわち油１ノングに至る。
燃焼ガスは、シリンダの内壁とピストンのトップランド
との隙間を通して、上側のピストンリングすなわち、圧
力リングに至り、更に一部はそこから洩れて、下側のリ
ング、すなわち油１ノングに至る。
この発明のピストンは上下に配置された２個のピストン
リング溝の間に形成されるランドが頂面側を比較的大径
の円筒部となし、その下側を小径の逃げ部とされている
から、圧力リングを吹き抜けた燃焼ガスは大径部によっ
て阻止され、ブローバイガスの発生が減少する。また、
大径部はシリンダの内壁に接触しやすくなり、ピストン
の熱はここを通してシリンダに放熱されるので、ピスト
ンの過熱が防止できる。
リング溝の間に形成されるランドが頂面側を比較的大径
の円筒部となし、その下側を小径の逃げ部とされている
から、圧力リングを吹き抜けた燃焼ガスは大径部によっ
て阻止され、ブローバイガスの発生が減少する。また、
大径部はシリンダの内壁に接触しやすくなり、ピストン
の熱はここを通してシリンダに放熱されるので、ピスト
ンの過熱が防止できる。
以下、図示の実施例によって、この発明を説明する。第
３図において、１はガソリン機関に用いられる軽合金製
のピストンであり、燃焼圧力を受けるピストン頂面１ａ
とシリンダの内壁（図示してない）に沿って案内される
円筒形の側壁１ｂとからなる。側壁１ｂの上部には、圧
力χリング溝２と、油リング溝３とが形成され、圧力リ
ング溝２の上側にはトップランド４が、また圧力リング
溝２と、油リング溝３との間には、第２ランド５がそれ
ぞれ設けられている。１ｃはピストンスカート、６はピ
ストンピン孔である。
３図において、１はガソリン機関に用いられる軽合金製
のピストンであり、燃焼圧力を受けるピストン頂面１ａ
とシリンダの内壁（図示してない）に沿って案内される
円筒形の側壁１ｂとからなる。側壁１ｂの上部には、圧
力χリング溝２と、油リング溝３とが形成され、圧力リ
ング溝２の上側にはトップランド４が、また圧力リング
溝２と、油リング溝３との間には、第２ランド５がそれ
ぞれ設けられている。１ｃはピストンスカート、６はピ
ストンピン孔である。
第２ランド５は、第１図で示すように、上側すなわちピ
ストン頂面側を比較的大径の円筒部５ａとなし、すなわ
ち第２ランド５の上側はトップランド４と略同径の円筒
部５ａとされ、その下側はそれ３− よりや＼小径の円筒状の逃げ部５ｂとされて、それらの
間は段付きとなっている。こ＼で、円筒部亀の幅は小径
の逃げ部５ｂの幅に比べ狭く形成されている。
ストン頂面側を比較的大径の円筒部５ａとなし、すなわ
ち第２ランド５の上側はトップランド４と略同径の円筒
部５ａとされ、その下側はそれ３− よりや＼小径の円筒状の逃げ部５ｂとされて、それらの
間は段付きとなっている。こ＼で、円筒部亀の幅は小径
の逃げ部５ｂの幅に比べ狭く形成されている。
第２ランド５は、この実施例に限らず、第２図で示すよ
うに、上側に形成された前記円筒部５ａに続く小径の逃
げ部をスカート側へ向かって細くなるテーパ５ｃ状とす
ることもできる。
うに、上側に形成された前記円筒部５ａに続く小径の逃
げ部をスカート側へ向かって細くなるテーパ５ｃ状とす
ることもできる。
なお、この発明を適用したピストンは、ガソリンエンジ
ンだけでなく、ジーゼルエンジンにも適用可能である。
ンだけでなく、ジーゼルエンジンにも適用可能である。
この発明によれば、ピストン頂面に作用する燃焼ガスは
第２ランド５により阻止されて、その一部のみがブロー
バイガスとなるので、その発生量が減少する。また、ピ
ストンとシリンダ内壁とが接触し易くなり、放熱が良好
になるため、ピストンリングの数を減少させたことに起
因するピストンの過熱を防止することができる等の効果
がある。
第２ランド５により阻止されて、その一部のみがブロー
バイガスとなるので、その発生量が減少する。また、ピ
ストンとシリンダ内壁とが接触し易くなり、放熱が良好
になるため、ピストンリングの数を減少させたことに起
因するピストンの過熱を防止することができる等の効果
がある。
４−
図面はこの発明の一実施例を示すものであり、第１図は
ピストンの断面を示す第３図中のＡ部詳細を示す断面図
、第２図はその変形例を示す第１図相当の断面図、第３
図はピストンの断面図である。 １・拳・・ピストンｓ １ａ１１ ＠・・頂面、１ｂ・
・自嘲側壁、２・・・曝圧力リング溝、３１１＠６１１
油リング溝、４・・・・トップランド、５拳・・拳第２
ランド、５ａ・・・・円筒部、５ｂ−Φ・・逃げ部、５
ｃ・・・ｅテーパ部。 特許出願人 ヤマハ発動機株式会社
ピストンの断面を示す第３図中のＡ部詳細を示す断面図
、第２図はその変形例を示す第１図相当の断面図、第３
図はピストンの断面図である。 １・拳・・ピストンｓ １ａ１１ ＠・・頂面、１ｂ・
・自嘲側壁、２・・・曝圧力リング溝、３１１＠６１１
油リング溝、４・・・・トップランド、５拳・・拳第２
ランド、５ａ・・・・円筒部、５ｂ−Φ・・逃げ部、５
ｃ・・・ｅテーパ部。 特許出願人 ヤマハ発動機株式会社
Claims (5)
- （１）少なくとも上下に配置された２個のピストンリン
グ溝の間に形成されるランドのピストン頂面側を比較的
大径の円筒部となし、その下側を小径の逃げ部に形成し
てなる内燃機関のピストン。 - （２）ランドは大径の円筒部に続く逃げ部がテーパ状に
形成されている特許請求の範囲第１項記載の内燃機関の
ピストン。 - （３）ランドは大径の円筒部に続く逃げ部が小径の円筒
状に形成されている特許請求の範囲第１項記載の内燃機
関のピストン。 - （４）ランドの大径の円筒部の幅は、小径の円筒部の幅
に比し、狭く形成されている特許請求の範囲第１項記載
の内燃機関のピストン。 - （５）ランドの大径の円筒部はトップランドと略同径に
形成されている特許請求の範囲第１項記載の内燃機関の
ピストン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11465984A JPS60259752A (ja) | 1984-06-06 | 1984-06-06 | 内燃機関のピストン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11465984A JPS60259752A (ja) | 1984-06-06 | 1984-06-06 | 内燃機関のピストン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60259752A true JPS60259752A (ja) | 1985-12-21 |
Family
ID=14643344
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11465984A Pending JPS60259752A (ja) | 1984-06-06 | 1984-06-06 | 内燃機関のピストン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60259752A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2055426A3 (de) * | 2007-10-30 | 2011-09-14 | KS Kolbenschmidt GmbH | Funktionsoptimierte Gestaltung von Kolben-Ringfeldbereichen |
| JP2013164022A (ja) * | 2012-02-10 | 2013-08-22 | Kubota Corp | エンジン |
| DE102020213242A1 (de) | 2020-10-20 | 2022-04-21 | Mahle International Gmbh | Kolben für eine Brennkraftmaschine und Herstellungsverfahren |
-
1984
- 1984-06-06 JP JP11465984A patent/JPS60259752A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2055426A3 (de) * | 2007-10-30 | 2011-09-14 | KS Kolbenschmidt GmbH | Funktionsoptimierte Gestaltung von Kolben-Ringfeldbereichen |
| JP2013164022A (ja) * | 2012-02-10 | 2013-08-22 | Kubota Corp | エンジン |
| DE102020213242A1 (de) | 2020-10-20 | 2022-04-21 | Mahle International Gmbh | Kolben für eine Brennkraftmaschine und Herstellungsverfahren |
| US11680540B2 (en) | 2020-10-20 | 2023-06-20 | Mahle International Gmbh | Piston for an internal combustion engine and production method |
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