JPS6060169A - カチオン型電着塗料組成物 - Google Patents

カチオン型電着塗料組成物

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JPS6060169A
JPS6060169A JP16803083A JP16803083A JPS6060169A JP S6060169 A JPS6060169 A JP S6060169A JP 16803083 A JP16803083 A JP 16803083A JP 16803083 A JP16803083 A JP 16803083A JP S6060169 A JPS6060169 A JP S6060169A
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JP
Japan
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cationic
resin
cationic thermosetting
reaction
parts
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JP16803083A
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Inventor
Toshio Shinohara
篠原 稔雄
Kazuyoshi Tokida
常田 和義
Yoshinori Nagai
昌憲 永井
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Dai Nippon Toryo KK
Original Assignee
Dai Nippon Toryo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカチオン型電着塗料組成物に関する。
特に亜鉛を含む合金メッキ皮膜を翁する州仮に、電着塗
装した際、ピンホールを発生せず、改良された耐食性を
有する塗膜を形成し得るカチオン型電着塗料組成物に関
する。
電着塗装方法は、従来からよく知らすしているように、
イオン化された水溶性または水分散性塗料中に被塗物を
浸漬し、電極との間に電圧を印加し、被塗物表面で塗料
を析出させて塗装する方法である。この方法忙使用さね
、る電着塗料には、また樹脂本体にカルデン酸を導入し
アばン類で中和するアニオン型電着塗料と、樹脂本体に
アミノ基な導入し酸類で中和するカチオン型電着塗料と
がある。
前記に於て、特にカチオン型電着塗料は、アニオン型屯
着塗料に比べて、つきまわり性に優れ、かつ得ら力、る
塗膜も素地圧対する密着性、耐食性が優れているため、
最近は自動車の防錆対策の有力な組成物として汎用され
ている。
ところで、実際のカチオン型電着塗装方法は、被塗物に
150〜30θVの電圧を印加して/〜S分間通電して
塗料を析出させ、その後表面に付着する余剰の塗料を水
洗除去したのち、乾燥炉を通してl左θ〜コθOCの温
度で13〜30分間焼付けて仕上げるという各加工程か
らなる。しかして、前記の印加電圧が低いと、複雑な形
状の被塗物では塗料のつきまわり性がよくなく、また塗
料の析出速度が減じて所定の膜厚を得るのに長時間を必
要とし、それ故塗装能率が低下する。従って、一般には
コθθV以上の高電圧で塗装される。
しかしながら、カチオン型電着塗料を用いて高電圧電着
塗装を行なう場合、塗膜面にピンホールが生じ易く、%
に被塗物が合金メッキ材料の場合、例えば亜鉛と鉄合金
、亜鉛とニッケル合金等の場合には顕著に現われ、それ
故外観及び耐食性の点から好ましいものではなかった。
一方、亜鉛を含む合金メッキ皮膜を有する鋼板は、それ
自体耐食性に優れているため、自動車用鋼板等としてそ
の使用が増加しつつある。本発明者等はこの合金メッキ
材料に対してもピンホールな発生せず、改良された耐食
性を付与できる電着塗料を検討した結果、特定の性質を
有する溶剤を含有する電着塗料を使用すれば上記欠点が
著しく改良されることを見出し本発明に到達した。
それ故、本発明は、特に亜鉛な含む合金メッキ皮膜を有
する鋼板を陰極として塗装した場合、ピンホールの発生
忙よる塗膜欠陥がなく、かつ耐食性の優れた塗膜な形成
し得るカチオン型電着塗料組成物を提供することを目的
とするものである。
即ち、本発明は(イ)カチオン型熱硬化性樹脂、(ロ)
該樹脂に対しよθ〜/左0重量係の1分子中に少なくと
も7個のベンゼン環を廟し、かつ水圧対する溶解度がθ
θl〜コθ%/コθCである有機溶剤、及びeJ中Jl
l剤としての有機酸からなる組成物を水で希釈し−Cな
る、カチオン型電着塗料組成物に関する。
本発明に使用される前記カチオン型熱硬化性樹脂として
は、好寸しくは、水酸基とブロックされたイソシアネー
]・基を櫓するカチオン型熱硬化性ウレタン樹脂あるい
はカチオン型熱硬化性エポキシ樹脂等が塑げられる。
ざらに詳しくは、前記カチオン型熱硬化性ウレタン樹脂
としては1、例えば分子中罠第3級アミノ基、ブロック
されたインシアネート基、及び活性水素を有するウレタ
ン樹脂である。
前記樹脂は、一般的には例えば末端にインシアネート基
を有する。J?リウレタンプレ、+9リマーと、1分子
中に少なくとも2個の水酸基を有する第3級アミンとの
反応生成物〔以下反応生成物(a)という〕中の水酸基
と、有機ジイソシアネートと単官能性ブロック化剤との
等モル付加反応によって得られる生成物〔以下反応生成
物(b)という〕中のインシアネート基どの反応によっ
て得られる。
前記反応生成物(a)と反応生成物(b)の混合比は、
反応生成物(a)中に存在する水酸基の約、、20〜g
O俤が、反応生成物(1))中圧存在するインシアネー
ト基と反応するような割合にすることが好ましい。
伺、この反応は溶剤中に於て、常温〜/ OOCの温度
で行なうことが好ましい。
該溶剤としては、例えばアセトン、メチルエチルケトン
、アーセトニトリル、ジオキサン、ノメチルボルムアば
ド、及び酢酸エステル等の、イソシアネート基に対して
不活性で、しかも水との親和性が大きな溶剤が好ましい
また、前記末端にインシアネ−1・基をイ1する。I?
リウレタンプレ、I?リマーは、ポリイソシアネートと
ポリオールな、醪すオール/当邪:あたり少なくともl
当量、好ましくは約13−ス、0当■程度のポリイソシ
アネートを反応さぜることによって合成することができ
る。この反応は−に記の不活性溶剤の存在下で行なうこ
とが好ましい。
好適な前記ポリイソシアネ−1・とじては、7分子中に
2個のイソシアネート基をイイする芳香族あるいは脂肪
族ポリイソシアネート頷、例えばフエニレンジインシア
オ、−ト、トリレンジイソシアネート、ナフチレンジイ
ソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、イ
ソホロンジイソシアネート、リジンノイソシアネート、
トリメチルへキサメチレンジイソシアイ・−ト、ヘキサ
メチレンジイソシアネー1−、fトラメチレンジインシ
アネート、フ0ロピレンジイソシアネート、エチレンジ
イソシアネート、及び前記芳香族ジイソシアネート類の
水添物等が誉けられる。
また、好適なポリオールとしては、1分子中に2個の水
酸基をイ1するグリコール類、ポリエーテル類、及びポ
リエステル類が排げられる。具体的にはエチレングリコ
ール、ゾロピレングリコール、ブチレングリコール、ネ
オペンチルグリコール等(D りIJ :l−ル41;
li ;デトラヒドロフラン、エチレンオキシド、プロ
ピレンオキシド等の重合物又は共重合物からなるポリエ
ーテル類;並びに多価アルコールと多価カルボン酸とか
ら公知の方法で合成されるアβリエステル類が挙げられ
る。
ついで、前記末端にインシアネート基を有するウレタン
プレ1リマーに、7分子中に少なくとも2個の水酸基を
有する第3級アミンを付加反応させる。
前記第3級アミンの量は、ポリウレタンプレポリマー中
のインシアネート基1個あたり、8r¥3級アミン中の
水酸基少なくとも1個、好寸しくはコ個以上の割合で用
いる。
該第3Rアばンとしては、例えばメチルジェタノールア
ミン、トリエタノールアピン、トリス(2−ヒドロキシ
プロピル)アミン、エチレンジアミン1モルとプロピレ
ンオキジドグモルとの付加物等、あるいはこれらの7級
化物などが用いられる。
かくして反応生成物(a)を得ることができる。
一方、反応生成物(1))は有機ジイソシアネートと単
官能性ブロック化剤との等モル付加反応、例えば両者を
約l:lのモル比で、溶剤中ケθ〜/10Cの温度で反
応させることにより得ることができる。
該反応生成物(b) G−得るに際して用いられる有機
ジイソシアネートとしては、前記ポリウレタンポリオー
ルな得る時に用いられたジイソシアネートと同様のもの
が使用しうる。また、前記単官能性ブロック化剤として
は、通常ブロックイソシアネートの合成罠用いられるブ
ロック化剤、例えばフェノール類、アルコール類、ラク
タム類、オキシム類、酸アミド類、イミド類、アミン類
、イばダゾール類、尿累類、カルバミン酸塩類、イミン
類、メルカプタン類、及び亜硫酸塩υ等が使用しうる。
伺、前記ブロック化剤は、好ましくは200C以下の解
離温度を有するフェノール類、アルコール類、ラクタム
類、オキシム類が好ましい。
前記カチオン型熱硬化性エポキシ樹脂は、例えば分子中
にアミン基、ブロックされたインシアネート基、及び活
性水素を有するエポキシ樹脂である。
前記樹脂は一般的には例えば、1分子中に少なくとも1
個の工4キシ基を有するエポキシ樹脂と、1分子中に少
なくとも1個の水酸基を有するアミンとの反応生成物〔
以下反応生成物(1)という〕中の水酸基と、有機ジイ
ソシアネートと単官能性ブロック化剤との等モル付加反
応によって得られる反応生成物〔以下反応生成物(11
)という〕中のイソシアネート基との反応によって得ら
れる。
前記反応生成物(1)と反応生成物(11)の混合比は
、反応生成物(1)中に存在する水酸基の約20−gθ
チが、反応生成物(11)中に存在するインシアネート
基と反応するような割合にすることが好ましい。
尚、この反応は前述のような不活性溶剤中で、常温〜1
oocの温度で行なうことが望ましい。
前記エポキシ基を有するエポキシ樹脂は、IO以上の/
、2−エポキシ当量、すなわち、分子当りの7,2−エ
ポキシ基の平均数がlより大きなエポキシド化合物また
は混合物、であればいかなるものであってもよい。
エポキシ基の平均数は、整数である必要はなく、また一
般には約ダより小さいが、6またはそれ以上の高い値を
とってもよい。
本発明で使用し得るエポキシ樹脂の中には、ビスフエノ
ールへの如き、l?ポリエノールの2リグリシノルエー
テルが包含される。
こわらは、例えば、アルカリの存在下、ポリフェノール
をエピクロルヒドリンまたはジクロルヒドリンによりエ
ーテル化することによって製造される。フェノール性化
合物としては、ビス−(lI−ヒドロキシフェニル1.
2..2−7’ロパン、弘。
7′−ジヒドロキシベンゾフェノン、ビス(/1.−ヒ
ドロキシ)/、/−イノブタン、ビス(l/L−ヒドロ
キシ第3級ブチルフェニル)、2.2−プロパン、ビス
(コーヒドロキシナフチル)メタン、/、5−ノヒドロ
ギシナフタリン、および類似物が単げられる。才だポリ
フェノールとしては、ノボラック樹脂または同様なポリ
フェノール樹脂も使用し得る。
また、多価アルコールの脂肪族ポリグリシジルエーテル
も適用される。これらは、エチレングリコール、ジエチ
レンダリコール、トリニー1−L/ングリコール、/、
2−fロビレンダリコール、!。
弘−ブチレングリコール、/、5−ベンタンジオール、
/、2.A−ヘキサントリオール、グリセロール、ビス
(クーヒドロキシシクロヘキシル)−2,2−プロパン
などの如き多価アルコールから誘導される。
さらに、多価カルボン酸のポリグリンジルエステルも使
用し得る。これらは、エピクロルヒドリンまたは同様の
化合物と脂肪族または芳香族多価カルボン酸、例えばシ
ュウ酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、アゼライ
ン酸、フタル酸、インフタル酸、テレフタル酸、ノ、乙
−ナフチレンジカルボン酸、二付化すルン酸および類似
物との反応によって製造される。このようにして製造さ
れるものの例としては、ジグリシジルアジペート、およ
びジグリシジルフタレートが左げられる。
前記反応生成物(1)は、前記エボキ7樹脂に、1分子
中に少lくとも7個の水酸基を有するアミンを付加反応
させることにより得ることがでへる。
この反応は、常温〜/θθCで、約7〜3時間行なう。
前記アばンの量は、エポキシ樹脂700重量部当り、約
l〜約、90重量部のアミンか使用される該アミンとし
−(は、ジェタノールアミン、エタノールアミン、グロ
ノぐノールアぐン1、ジプロノやノールアミンlどが用
いら引る。
一方、反応生成物(11)は、有機ジイソシアネートと
Φ、官能性ブロック化剤との等モル付加反応、例えば両
者を約/:lのモル比で、浴剤中qo〜1lOCの温度
で反応はせることにより得ることができる。
該生成物(11〕を得る圧際して用いらハる有機ジイソ
シアネートとしては、芳香族あるいは脂肪族ポリイソシ
アネート類、例えば前記カチオン型熱硬化性ウレタン樹
脂を得るに際して用いられるものが全て使用可能である
又、前記単官能性ブロック化剤も同様に前記例示のもの
が使用出来る。
かくして得らすlたカチオン型熱硬化性樹脂は、例えば
ギ酸、酢酸、プロピオン酸、乳酸、クエン酸等の壱機酸
により樹脂中のアはノ基を中和することにより、水中に
分散させる。、備、必要りらば。 公知の方法如より第
3級アはノ基を弘級化してもよい。前記中和剤としての
酸の五1は、4i’iJ脂中のアばノ基に対して等モル
以下が好ましい。
次に、本発明に使用される、7分子中に少なくとも7個
のベンゼン環を毛し、かつ水にズ・Jする溶解度がθθ
l−ス0循/20Cの性質なイjする有機溶剤としては
、例えば゛す゛リチル酸メチル、フタル酸ジメチル、フ
タル厳ジエチル、フタル酸ジプチル、フタル酸ジオクチ
ル、フェノール、クレゾール、キシレノール、ベンジル
アルコール、アセトフェノン、酢酸ベンジル、ベンゼン
、トルエン、キシレンなどが用いらねる。
特に好ましくは、ベンジルアルコール、酢酸ベンジル、
キシレン、トルエンである。
本発明者等は/分子中忙ベンゼン環をイ[する有機溶剤
とピンホールの関係を検討した結果、水に対する溶解度
がθθ/〜、20俤/2θCのRirr、囲内罠あるこ
とが必要であることを知見した。前記範囲に於て、水に
対する溶解度が0.01%/20C未満の場合、ビンボ
ールに対する効果が少ない。逆にスθ係/20C以上の
場合には、樹脂中に含まねる溶剤がおのずから少なくな
り、しかもピンホールに対する効果も少ない。
前記溶剤のカチオン型熱硬化性樹脂知対する添加量は、
樹脂固形分に対して約左θ〜l左θ重世チ、好ましくは
約7θ〜IO,oM量%である。前記範囲に於て、その
添加量が左θ重fi:%未満の場合、ピンホールに対し
てその効果が少ない。一方、13重量係以上の場合、電
着塗料組成物中の溶剤類が増加し、水安定性及び電着特
性が著しく低下するという欠点がある。
本発明の#11成物においては、前記カチオン型熱硬化
性樹脂と前記有機溶剤をあらかじめ混合した後、有機酸
により中和して水希釈するが、もしくは前記カチオン型
熱硬化性樹脂を有機酸により中和した後、前記有機溶剤
を添加混合して水希釈する方法により得られたものが特
に好ましい。
カチオン型熱硬化性樹脂を中和、水希釈後に前記有機溶
剤を添加しても、ピンホールに対する効果は認められる
が、その持続性が低下するためあまり好ましくない。
本発明のカチオン型電着塗料組成物には、前記以外の成
分として必要に応じて少量の水可溶性41機溶剤、着色
顔料、体質顔料、防食顔料、硬化促進剤、表面調整剤、
消泡剤等の通常塗料組成物に使用される成分を添加混合
することが可能である。
前述のようにして得られた本発明のカチオン型電着塗料
組成物は、特に亜鉛を含む合金メッキ皮膜を有する鋼板
に対して適用することにより、著しく優れた効果を発揮
する。
本発明でいう亜鉛を含む合金メッキ皮膜を有する銅板と
しては、Zn −Fa又はKn−Nl を主成分とする
皮膜な有するものである。さらに、メッキ皮膜の加工性
、耐食性などの改良を目的として他の成分を添加したも
のにも有効である。
△−り合金メッキの場合には、このような他の成分とし
ては、&、Cr %N1%吟等があり、Zn−N1 合
金メッキの場合としては、h%Go。
Cr、Sn等がある。これらの合金メッキ鋼板は電気メ
ツキ法により得られるが、Zn−Fs合金メッキの場合
には亜鉛メッキの後に合金化処理を行なうことによって
も得られ、この種方法はそれぞれ公知である。(「鉄と
鋼J/9gθ年6月号参照)例えば、鋼板に溶融亜鉛メ
ッキ板は電気亜鉛メッキを施したのち、加熱処理によっ
て素地から鉄をメッキ液中に熱拡散させる方法によりZ
n −Fa合金メッキ鋼板が?’i)ら第1.る。1だ
、Zn−り合金メッキ鋼板はり、1% 及びクエン酸を
錯化剤として含む硫酸浴からの陰極電解によってへ相か
ら成る合金メッキが得られる。多成分系の合金メッキに
ついてもメッキ浴に必要な金ハイオンな添加して、前記
に準する方法で得られる。合金メッキ皮膜の厚みKつい
てはq″早定る必要はない。
本発明のカチオン型電着塗料組成物は、塗装一度まで水
希釈された後、前記の如き被塗物を陰極として浸漬し、
/Sθ〜3oθVの電圧を/〜S分間程度通電して塗装
する。ついで15θ〜コθθCで/、S−〜3θ分間焼
付けることにより、ビンボールのない耐食性に優れた塗
膜を得ることができる。
以下、本発明の詳細を実施例により具体的に説明する。
伺1部」又は「チ」は「重量部」又は「亜覇俤」をもっ
て示す。
実施例に先立って、カチオン型熱硬化性樹脂を次のよう
にして得た。
、2.、ll−トリレンジイソシアネートgo%、ユ、
乙−トリレンジイソシアネートユθチの混合物g7部を
乙θCで撹拌し、こtlに月足りゾロピレングリコール
(分子量170o)100部をアセトン100部にKj
解した溶液も・徐々に滴下する6滴下終了後、乙ocで
3時間反応を行い、ついで温度なti−ocに下げ、ト
リエタノールアミン73部とアセト796部の混合液を
徐々に滴下し、さらにSθ〜6ocで21+、¥間反応
を続けて反応生成物(a)を得た。
別に、2.’I−トリレンジイソシアネートgo%、ユ
、乙−トリレンジイソシアネートλθ係の混合物37部
を乙θCで攪拌しながら、氾−エチル・\ギザノール6
3部をアセト763部に溶解させたη1液を徐々に滴下
し、60Cで3時間反応−、K 1: 1・I加反応生
成物(b) ft得た。
前も[シ反応生TtV、物(a)に付加反応生成物(b
)を室温で徐々に滴下し、≠0UT2時間、さらにs。
Cで1時間反応させた。
ついで訂1成l吻中のアセトンをエチレングリコールモ
ノエチルエーテルで溶剤置換し、固形分約7θル遷チの
カチオン型熱硬化性ウレタン樹脂(1)を得た。
qSO〜S0θの工11?キシ当枡を有するビスフェノ
ールΔI=エビ′クロルヒドリンとの反応によって生成
さノまたエポキシ樹脂〔エピコートlθO/、シェル化
学@製R<〜品名]300部をアセトン500 ft1
(に溶解し、ジェタノールアミンi、2s部をSO〜t
、OCで滴]し、さらにgo−t、ocで3時間保持し
て反応生成物(1)を得た。
別に、2.17−ドリレンジイソシアネートgθ%、コ
、乙−トリレンジイソシアネート20%の混合物gり部
を60Cで]n拌しながら、ニーエチルヘキサノールA
S部をアセトン45部に溶解させた溶液を徐々に滴下し
、AO’Cで3時間反応させ、附加反応生成物(11)
を得た。
前記反応生成物(1)に附加反応生成物(11)を室温
で、徐々に滴下し、ダθCで2時間、さらにSOC″C
:/時間反応させた。
ついで組成物中のアセトンをエチレングリコールモノエ
チルエーテルで溶剤置換し、固形分約70重量%のカチ
オン型熱硬化性エポキシ樹脂(2)を得た。
実施例1 前記カチオン型熱硬化性ウレタン樹脂(I)700部に
、ベンジルアルコールを部を添加し、充分混合したのち
乳酸6部を加えて中和し、更に酸化チタン7部、カーぎ
ンブラックaS部、錫系触媒IO部を添加し、ペブルミ
ルで3時間分散した。
得られたiルペーストを取り出し加熱残分が20重f!
−%になるよう脱イオン水を添加し、本発明のウレタン
系カチオン型電着塗料組成物を作製した。
溶融メッキ法により得られたZn −Fa (/ 2 
% )合金メッキ鋼板をリン酸亜鉛処理した被塗物(θ
gX3θ×/Sθ節)を下記の条件で電着塗装を行ない
、水洗後、熱風乾燥炉中で/gθC20分間加熱し、塗
面のビンボールの測定と耐食性試験を行なった。
その結果を表−7に示した。
電着塗装条件: 浴温度 :29C 極間距離二15crn 印加電圧:230Vおよび2g0V 通電時間:、2〜弘分 膜厚:2θ±/μ 通電方法:全没後通電 実施例ユ 前記カチオン増熱硬化性エポキシ樹脂(2)700部に
、ベンジルアルコール3部を添加し充分混合したのち乳
酸4部を加え、その後実施例1と同様の顔料、添加剤の
配合にて本発明のエポキシ系カチオン型電着塗料組成物
を作製した。電気メツキ法により得られたZn −Fs
 (25%)合金メッキ鋼板上に実施例1と同様の電着
塗装及び焼付条件により塗膜を作製した後比較試験に供
した。
その結果を、表−lに示した。
実施例3 前記カチオン型熱硬化性エポキシ樹脂(2)lθθ部K
、酢酸ベンジル11.5部を添加し充分混合したのち乳
酸6部を加え、その後実施例/と同様の顔料、添加剤の
配合圧て本発明のエポキシ系カチオン型電着塗料組成物
を作製した。電気メツキ法により得られたZrL−Nl
’(/ 7%)合金メッキ鋼板上に実施例/と同様の電
着塗装及び焼イ」条件により塗膜を作製した後、比較試
験に供した。
その結果を、表−/に示した。
実施例q 前記カチオン型熱硬化性ウレタン樹脂(n / 00部
に、酢酸ベンジル/0部を添加し充分混合したのち乳酸
6部を加え、その後実施例1と同様の顔料、添加剤の配
合にて本発明のウレタン系カチオン型電着塗料組成物を
作製した。電気メツキ法により得られたムーNl(/3
%)−Fn(3g%)合金メッキ鋼板上に実施例1と同
様の電着塗装及び焼付条件により塗膜を作製した後比較
試験に供した。
その結果を、衣−7に示した。
実施例左 前記カチオン型熱硬化性ウレタン樹脂(I)700部に
、キジレンゲ部を添加し充分混合したのち乳酸6部を加
え、その後実施例1と同様の顔料添加剤の配合にて本発
明のウレタン系カチオン型電着塗料組成物を作製した。
溶融メッキ法圧より得られたZnFa(12%)合金メ
ッキ鋼板圧、実施例/と同様の電着塗装及び焼付条件に
より塗膜を作製した後比較試験に供した。
その結果を、表−lに示した。
実施例乙 前記カチオン型熱硬化性エポキシ樹脂(2+ / 00
部に、キシレン7部を添加し充分混合したのち乳酸6部
を加え、その後実施例/と同様の顔料、添加剤の配合に
て本発明のエポキシ系カチオン型電着塗料組成物を作製
した。
実施例Sと同様の合金メッキ鋼板上に実施例1と同様の
電着塗装及び焼付条件により塗膜を作製した後比較試験
に供した。
その結果を、表−/に示した。
実施例7 前記カチオン型pPl硬化性二ポキシFll 脂(2)
 700部に、トルエン7部を添加し充分混合したのち
乳酸乙部を加え、その後実施例1と同様の顔料、添加剤
の配合にて本発明のエポキシ系カチオン型電着塗料組成
物を作製した。実施例Sと同様の合金メッキ鋼板−ヒに
実施例/と同様の電着塗装及び焼付条件により塗膜を作
製した後比較試験に供した。
その結果を、表−/に示した。
比較例/ 前記カチオン増熱硬化性つレタンイ9]脂(1)100
部に、乳酸乙部を加え、その後実施例1と同様の顔料、
添加剤の割合にて比較例のウレタン系カチオン型電着塗
料組成物を作製した。溶融メッキ法により得られたZn
 Pg (/ −2% )合金メッキ鋼板に実施例/と
同様の電着塗装及び焼付条件により塗膜を作製した後比
較試験に供した。
その結果を、表−/に示した。
比較例ユ 前記カチオン型熱硬化性エポキシ樹脂(2)700部に
、乳酸6部を加え、実施例/と同様の顔料、添加剤の配
合にて比較例のエポキシ系カチオン型電着塗料組成物を
作製した。溶融メッキ法にて得らねたZnFa(/、2
%)合金メッキ鋼板に実施例1と同様の電着塗装及び焼
付条件により塗膜を作製した後比較試験に供した。
その結果を表−/に示した。
比較例3 前記実施例コにおいてベンジルアルコール3部の代すに
、エチレングリコールモノフェニルエーテル(溶解度2
s%/、20C)8部を加えた他は、全く同様にして比
較例のエポキシ系カチオン型電着塗料組成物を作製し、
実施例ユと同じ被塗物上に同様の電着塗装及び焼付条件
により塗膜を作製した後、比較試験に供した。
その結果を、表−/17C示した。
比較例ダ 前記実力1q例グにおいて、酢酸ベンジルiosを2部
部に代えた他は、全く同様にして塗膜を作製し、比較試
験に供した。
その結果を、表−/に示した。
前記比較試験結果より明らかな如く、本発明の塗料組成
物から得られた塗膜は、ピンホールの発生がなく、その
結果耐食性も著しく優ft、たものであった。一方、従
来の塗料組成物および本発明の範囲外の塗料組成物から
得られた塗膜は、特((高電圧印加時のビンボールの発
生が著しく、加えて耐食性も非常に劣るものであった。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) カチオン型熱硬化性樹脂、該樹脂に対し、ぶ0
    〜750重量%の7分子中に少なくとも1個のベンゼン
    環を有し、かつ水に対する溶解度が0.0 / −20
    %720C(D有機溶剤、及び中和剤としての有機酸か
    らなる組成物を、水で希釈′してなるカチオン型電着塗
    料組成物。
  2. (2) カチオン型熱硬化性樹脂は、(a)末端にイソ
    シアネート基を有するポリウレタンプレポリマーと、7
    分子中に少なくともコ個の水酸基を有するアミンとの反
    応生成物中の水酸基と、(b)有機ジイソシアネートと
    単官能性ブロック化剤との等モル付加反応によって得ら
    れる生成物中のイソシアネート基との反応により得られ
    るカチオン型熱硬化性ウレタン樹脂である、特許請求の
    範囲第(11項記載のカチオン型組51′!塗料組成物
  3. (3) カチオン型熱硬化性樹脂は%(1)7分子中に
    少なくとも1個のエポキシ基な有する工2キシ樹脂と、
    1分子中に少なくとも1個の水酸基を有するアミンとの
    反応生成物中の水酸基と、(11)41機ジインシアネ
    ートと単官能性ブロック化剤との等モル付加反応によっ
    て得られる生成物中のインシアネート基との反応により
    得らするカチオン型熱硬化性工4?キシ樹脂である、特
    許請求の範囲第(1)項記載のカチオン型電着塗料組成
    物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0304834A2 (en) * 1987-08-28 1989-03-01 The Dow Chemical Company Corrosion resistant, low temperature cured cathodic electrodeposition coating

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