JPS6059198B2 - 溶成りん肥顆粒品の製造方法 - Google Patents

溶成りん肥顆粒品の製造方法

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JPS6059198B2
JPS6059198B2 JP2685582A JP2685582A JPS6059198B2 JP S6059198 B2 JPS6059198 B2 JP S6059198B2 JP 2685582 A JP2685582 A JP 2685582A JP 2685582 A JP2685582 A JP 2685582A JP S6059198 B2 JPS6059198 B2 JP S6059198B2
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宏之 松原
孝三郎 安田
元弥 羽賀
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は落成リン肥顆粒品の製造方法に関する。
一般に落成リン肥は、水に殆んど溶解せず土壌および植
物の根に作用により、その表面から徐々に溶解する所謂
ク溶性肥料で大量に生産され使用されている。
その内ク溶性リン酸(以下、C・P。qと記す)20%
の落成リン肥およびC・P。0520%の他にホウ素と
マンガンを保証する20%BM落成リン肥が大半を占め
残りはC−P2O52l%、25%およびその他が知ら
れている。
そのような落成リン肥は表面積を一定以上に大きくする
ため原料の加熱溶解物を急冷破砕する際の条件により、
適度な粒度を保つように調整されるが、少量ながら施肥
作業で飛散し易い微粉を含・み一般の粒状肥料と比較し
て作業性が悪い。
一方バルクプレンディングの原料としては平均粒子径が
500μm付近でありかつ粒子のカサも小さく分級し易
く使用困難てある。そこで、従来より原料の加熱溶解物
の急冷乾燥・品をそのままか或いは粉砕した粉状品に、
適宜のバインダーを加えて造粒し、次いで乾燥工程を経
て、カサ高でかつ機械施肥にも適する飛散しにくい2〜
5wnの顆粒品にすることが提案されている。
しかしながらかかる顆粒状溶成リン肥は、例えだバイン
ダーとしてリン酸を使用したような場合には原料である
造粒前の元の溶成リン肥よりクエン酸溶解速度が遅くな
るという欠点を有する。即ち同条件でクエン酸溶液に溶
解して比較すると、溶出液(一定時間に一定量のクエン
酸液中に溶出するP2O5の全ク溶性P2O,に対する
割合で後に詳述する。)が低い値を示す。これは、顆粒
状溶成リン肥が、造粒していない一般の溶成リン肥より
遅効性になつた事を示し、使用条件によつては肥効が低
下する恐れがある。本発明者等は上記に鑑み、クエン酸
溶出率が顆粒品でない一般の溶成リン肥と同等であり、
見掛け比重が小さく、防塵性で撒布性の良好なかつ所定
粒度に造粒し2たク溶性P2O5含有量の高い溶成リン
肥顆粒品の工業的な製造方法につき種々検討した結果、
特定の高品位の化学組成を有しかつ一程の粒度分布を示
す溶成リン肥に、所定濃度、所定量のリン酸を添加し造
粒すると目的が達成し得ることを知見し本発明を完成し
た。
即ち本発明は、溶成リン肥の化学成分が、CaO+P2
O5,MgO,SiO2の3成分に分け、合計値が10
鍾量%になる様に補正して三角図表に表示し−た場合に
、次の6点で囲まれた範囲内のもので、(1)CaO+
P2O559.唾量%,MgOl3.7重量%,SlO
227.鍾量%(2)CaO+P2O567.鍾量%,
MgOll.2重量%,SiO22l.O重量%(3)
CaO+P2O567.踵量%,MgOl3.O重量%
,SiO2l9.鍾量%(4)CaO+P2O565.
鍾量%,MgOl5.O重量%,SiO2l9.踵量%
(5)CaO+P2O564.5重量%,MgOl5.
O重量%,5Si0220.5重量%(6)CaO+P
2O559.喧量%,MgOl7.O重量%,SiO2
24.踵量%かつその粒度分布が1000〜2000p
wL0〜5重量%,500〜1000μMO.l〜15
重量%,260〜500μ・TnlO〜65重量%,1
49〜260μ几10〜65重量%,149μm以下2
〜25重量%の範囲に入る溶成リン肥に対して濃度30
〜65重量%(H3PO,換算)のリン酸を0.1〜8
重量%(P2O,換算)添加し造粒することを特徴とす
る溶成リン肥顆粒品の製造方法である。
造粒前の一般の溶成リン肥の粒度は、使用原料の種類、
操炉条件、破砕条件等によつてその分布を変えることが
できるが通常はリン鉱石に珪酸マグネシウム系鉱物、例
えば蛇紋岩またはニッケル精錬スラグを混合し、加熱溶
融した後水または/および空気で急冷破砕して製造され
る。
より具体的に一例を挙げれば溶融炉から落下する融液に
対し、水平方向に水流(使用水量融液1t当り15〜2
5d1使用水圧1〜3kg/Clt)を噴射し、その混
合流を前方に設置した鉄板製の衝突板に衝突させて細粒
化して製造され、その粒度分布は、通常次の様な範囲に
ある。1000〜2000μ77!.0.1〜1鍾量%
平均5重量%500〜1000μ7TL22〜4鍾量
% 平均45重量%260〜500μM,24〜5種量
% 平均 (重量%149〜260μTn6.5〜1鍾
量% 平均11重量%149μm以下 1〜1鍾量%
平均5重量%又その化学成分は大体次のようであり上記
の各成分の内主要4成分(P2O.+CaO+MgO+
SIO2)の合計は通常90〜96重量%の範囲にある
第1図は溶成リン肥の化学成分をCaO+P2O.,M
gOおよびSlO2の3成分で代表させた三角図表であ
るが、上記の各成分について、CaO+P2O,,Mg
O,SiO2の3成分に分け、合計値が100重量%と
なる様に補正し、三角図表に重量%で表示すると、第1
図のIの範囲で示される。
(表示方法については、安藤淳平著1溶成リン肥、焼成
リン肥の工業化学的研究ョ熔成燐肥協会195詳6月3
0日発行 第91頁参照)即ち三角図表上は の6点で囲まれた範囲内に入る。
一方本発明で用いる溶成リン肥の化学成分は大体その他
B2O5,Al。
O3,Fe2O3,F,sO3等であり、三角図表に示
すと、第1図の■の範囲で示される。即ち、三角図表上
は、前記した本発明の要旨に相当する箇所に記載した6
点で囲まれた範囲内に入るものである。
かかる範囲をはずれた溶成リン肥を用いた場合には、最
終製品たる溶成リン肥顆粒品のクエン酸溶出率が、顆粒
品でない一般の溶成リン肥より劣り、見掛け上肥効が低
下したこととなる。又、化学組成は原料の融点、ガラス
化の難易等からも自ずと上記に制限されるものである。
更に本発明に使用する溶成リン肥の粒度は、水砕等の急
冷時の条件によつてその分布を変える事が出来るが、一
般の溶成リン肥と比較して、石灰およびリン酸の含量が
高く、急冷時ガラス化しにくく、ク溶率(ク溶性P2O
5の全P2へに対する割合)が低くなる傾向があるので
、ク溶率を高く維持するため、一般の溶成リン肥より急
冷を要し、その結果粒度範囲も制限される。水砕等急冷
の方法は公知の方法を使用することができる。
例えば化学成分が上記したようになるようにリン鉱石及
び珪酸マグネシウム鉱物その他を混合し、加熱溶融した
後水または/および空気で急冷破砕して製造される。具
体的には例えば溶融炉から落下する融液の同一点に合流
するように2以上の水流を噴射例えば左右の四方から水
流を噴射(使用水量は融液1t当り17〜30イ、使用
水圧3〜5k9/Clt)し、急冷破砕して製造する。
そしてその粒度分布は次の範囲に入るものを使用するこ
とが重要である。即ち一般の溶成リン肥のク溶率は通常
99%以上、少なくとも部%以上であるが、本発明の成
分範囲の溶成リン肥融液を一般の溶成リン肥並みの粒度
に水砕したものは、ク溶率が低く、通常部%未満で肥料
成分の含量が高いにもかかわらず有効成分の含量が低く
、経済的に実用性がないので上記の如く細粉化する必要
がある。
尚本発明で原料として用いる溶成リン肥は主要4成分が
上記の範囲に入り、かつ上記粒度分布をもつかぎり、ホ
ウ酸、マンガンその他の微量要素を含んだものも当然使
用できる。
本発明は上記の如き溶成リン肥のリン酸て造粒するので
あるが、添加するリン酸はH3PO4換算で濃度30〜
65重量%の水溶液が適当で、この範囲では溶成リン肥
に対して反応が急速で、粒子は互いに凝集し、所望の大
きさに造粒される。
又造粒品のクエン酸溶出率が高く、見掛け比重も小さい
溶成リン肥顆粒品が得られる。ここでリン酸の濃度が6
5重量%を越える場合は造粒後の乾燥を要し工業的でな
い。3唾量%未満の場合は所望の粒径の顆粒品が得にく
く、又貯蔵中に袋内側に結露しやすく好ましくない。
上記のリン酸水溶液の添加量は、溶成リン肥に対してP
2O5換算で0.1〜8重量・%が適当で、この範囲で
は粒径2000μm以下の顆粒状溶成リン肥が得られ、
造粒後の乾燥工程を要しない。尚造粒機内の系の温度(
反応温度)が高くなるにつれて、反応が急激となり、所
望の粒径を収率良く得るためには、リン酸添加量を多く
必・要とする。添加量0.1重量%未満では、造粒した
効果が少く、顆粒状の製品が得られない。
8重量%を越えて添加すると溶成リン肥との反応が進行
し、造粒品は乾燥工程を必要とする。
造粒後の乾燥工程をノ要しない理由としては、添加した
リン酸水溶液中の水がリン酸2乃至3石灰(苦土)の結
晶水に一部取込まれるのと、反応熱等による蒸発によつ
て、造粒直後実質的に乾燥状態で得られるためと考えら
れる。リン酸水溶液の添加に態様としては溶成リン肥に
対してリン酸水溶液を噴霧しつつ通常の転動造粒機例え
ば、皿型造粒機、ドラム型造粒機、振動型造粒機などを
用いて造粒する。
造粒機内の系の温度は特に制限はない。何となれば溶成
リン肥とリン酸との反応が発熱反応であるため装置が大
型化するに従い、又特に水砕品を乾燥した直後の様な比
較的高温の溶成リン肥を造粒する場合に高くなり、又操
業中一定温度以下に保つ設備を設置した場合は、低温で
造粒出来る。造粒後は、好ましくは所望の粒度に篩分け
る。
顆粒品の粒度は500〜2000μmの範囲が一般的に
適当であり、2000μmより大きい顆粒品は粉砕し、
500μm未満は元の原料に戻す。何となれば溶成リン
肥顆粒品は粒度のバラツキが大になると撒布時偏りを生
じ易く、また公定規格上2000μm以下と規定されて
いるからであり、下限の500μmlこついては発塵せ
ずに撒布性を良好にするためと、他の造粒肥料とのプレ
ンディングの際の分級防止のためである。次にクエン酸
溶出率について述べると、この測定方法については各種
提案されているが、本発明では下記の方法を使用した。
即ち第2図は本発明によるクエン酸溶出率測定装置を表
わすものであり、1は1重量%クエン酸液、2薬注ポン
プ、3溶出管(100mt分液濾斗)、4液層、5分析
試料と珪砂の混合層、6グラスウール、7滴下速度調節
コック、8受器をそれぞれ示す。そこで溶出管(100
m1分液濾斗)3の下部にグラスウール6を支持層とし
て入れ、その上に、P2O5として500m9相.当の
分析試料および粒径1〜27mの珪砂約70yを均一に
混合して入れ、25℃の1重量%クエン酸液1を用いて
溶出を始める。クエン酸液は2500m1を用い、10
紛間で浸透し終るように薬注ポンプ2および滴下速度調
節コック7で滴下速度を調整すζる。受器8の水溶液中
のリン酸含量を、液量250m1ごとに測定し、又これ
とは別に試料中のク溶性リン酸含量を測定して次式によ
り溶出率yを求めた。溶出率y =クエンー JLxml(7)PO 試料中のク溶性P2O5含量 溶出率を比較するため、縦軸に(1−y)の自然対数を
、横軸にXをとりグラフに示すと第3図の様に直線とな
る。
第3図は造粒前の溶成リン肥および顆粒品の溶出率を示
したグラフであるが、直線A1及びA2で囲まれたAは
一般の溶成リン肥の範囲、直線八及びB2で囲まれたB
はそれを原料とした顆粒品の範囲、直線C1及びC2で
囲まれたCは本発明により溶成リン肥顆粒品の範囲をそ
れぞれ示している。図に示す様に、溶出率が90%に達
するまでに要するクエン酸液量は、一般の溶成リン肥で
は1800ノ〜2500m1であるのに対し、一般の溶
成リン肥を原料とした顆粒品は、液量2500rrL1
でも関〜87%て溶出率が低く、又本発明による顆粒品
は一般の溶成リン肥とほぼ同じ範囲内にあり、顆粒化に
よつて溶出率が低下していない事を示している。
本発明の顆粒品は、溶出率が一般の溶成リン肥と変らな
い上に、更にP2O.含量の高い事から、単位時間又は
単位液量当りに溶出するリン酸量が多く、一般の溶成リ
ン肥より高い肥効が期特出来る。
本発明の顆粒品が一般の溶成リン肥の顆粒品より高い溶
出率を示す理由は詳細には明らかでないが成分上のバラ
ンスがうまくとれているためと考えられる。
かくして、本発明によれば、クエン酸溶出率が顆粒品で
ない一般の溶成リン肥と同等又はそれ以上てあり、見掛
け比重が小さく、防塵性で撒布性の良好なかつ所定粒度
に造粒したク溶性P2O.含有量の高い溶成リン肥顆粒
品を工業的に容易に製造できる。
尚目的物の物性測定については、見掛け比重、水溶性リ
ン酸、ク溶性リン酸、全リン酸については常法により、
粒度、防塵性、手ざわり、撒布性については篩別、触滅
、肉眼判定によつた。
以下、実施例及び比較例を挙けて本発明を具体的に説明
する。但し、%は重量%を示すものとする。実施例1〜
3及び比較例1〜3 公知の方法で製造される溶成リン肥の融液に対し、水圧
2〜5kg/Cltの水流を融液の同一点に合流するよ
うに四方より噴射して水砕し、全リン酸(以下、T−P
2O,と称す)含有量20〜25%の溶成リン肥を製造
した。
得られた溶成リン肥の粒度および成分は第1表に示した
。この溶成リン肥を原料とし、回転ドラム造粒機にとり
、第3表に示す湿式リン酸液を霧状に添加しながら造粒
し、直ちに開き目2000μmおよび500μmの篩で
ふるい分け、2000〜500μmの範囲を製品とした
。得られた製品の成分、造粒条件等については第2表に
、溶出率は第4図に示した。得られた製品はいずれもサ
ラサラした実質的に乾燥状態であつた。但し、第4図に
おいてaは実施例1,bは実施例2,cは実施例3,d
は比較例1,eは比較例2,fは比較例3を示す。但し
、W−P2O,は水溶性リン酸を表わす。
上記成分の湿式リン酸を水で希釈してH3PO435〜
45%として使用した。第1表および第2表に示した様
に、顆粒品の見掛け比重は、原料とした溶成リン肥の約
60%となり、又粒径2000〜500μmとなつて施
肥作業性が著しく改善されたことを示している。
溶出率は第4図の様に、T−P2O523%,24%お
よび25%の溶成リン肥を原料とした実施例1〜3の顆
粒品は、一般の溶成リン肥の溶出率と同等であり、一方
T−P2O52O%,21%および22%の溶成リン肥
を原料とした比較例1〜3の顆粒品は、一般の溶成リン
肥より劣る。
この様に実施例1〜3はC−P2O5が高いうえに溶出
率も高く、従つて一般の溶成リン肥以上の肥効が期特出
来る。比較例4〜6 T−P2O,含有量20%,23%および25%の融液
に対し、一般の溶成リン肥製造用に使用される水砕方法
て水砕して溶成リン肥を製造し、実施例1と同様に顆粒
状に造粒した。
溶成リン肥の成分等は第4表に、顆粒状溶成リン肥の成
分等は第5表に、溶出率は第5図に各々示した。
但し、第5図においてgは比較例4、hは比較例5、i
は比較例6を示す。第4表に示した一般の溶成リン肥並
みの粒度に水砕した溶成リン肥のク溶率(C−P2O5
/T・P2O,)は、T−P2O5が高品位になるに従
い低下する。
又これらを原料とした顆粒品の溶出率は第5図の比較例
4〜6に示す様に低く、一般の溶成リン肥を原料とした
場合と同等で、ク溶率も改善されず肥料として経済的で
ない。実施例4公知の方法で製造されるホウ酸およびマ
ンガン入りの溶成リン肥に対し、水圧4k9/CFlf
の水流を融液の同一点に合流するように四方より噴射し
て水砕した。
得られた溶成リン肥の粒度および成分は第6表に示した
。この溶成リン肥に濃度H3PO45O%の工業用リン
酸を霧状に、P2O.として2.1%添加して造粒した
顆粒品の見掛け比重は0.95k9/fとなり、原料の
約62%に減少した。
又溶出率は第5図のjに示す様に、一般の溶成リン肥並
みであつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における溶成リン肥の化学成分をCaO
+P2O.,MgOおよびSiO2の3成分で代表した
三角図表、第2図はクエン酸溶出率測定装置の説明図、
第3図は溶成リン肥および顆粒品の溶出率を示すグラフ
図、第4図および第5図は実施例および比較例の顆粒品
の溶出率を示すグラフ図である。 1・・・・・・1重量%クエン酸液、2・・・・・・薬
注ホンlプ、3・・・・・・溶出管(100m1分液濾
斗)、4・・・・・・液層、5・・・・・・分析試料と
珪砂の混合層、6・・・・・・グラスウール、7・・・
・・・滴下速度調節コック、8・・・・・・受器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 溶成リン肥の化学成分が、CaO+P_2O_5、
    MgO、SiO_2の3成分に分け、合計値が100重
    量%になる様に補正して三角図表に表示した場合に、次
    の6点で囲まれた範囲内のもので、(1)CaO+P_
    2O_559.0重量%、MgO13.7重量%、Si
    O_227.3重量%(2)CaO+P_2O_567
    .8重量%、MgO11.2重量%、SiO_221.
    0重量%(3)CaO+P_2O_567.8重量%、
    MgO13.0重量%、SiO_219.2重量%(4
    )CaO+P_2O_565.8重量%、MgO15.
    0重量%、SiO_219.2重量%(5)CaO+P
    _2O_564.5重量%、MgO15.0重量%、S
    iO_220.5重量%(6)CaO+P_2O_55
    9.0重量%、MgO17.0重量%、SiO_224
    .0重量%かつその粒度分布が1000〜2000μm
    0〜5重量%、500〜1000μm0.1〜15重量
    %、260〜500μm10〜65重量%、149〜2
    60μm10〜65重量%、149μm以下2〜25重
    量%の範囲に入る溶成リン肥に対して濃度30〜65重
    量%(H_3PO_4換算)のリン酸を0.1〜8重量
    %(P_2O_5換算)添加し造粒することを特徴とす
    る溶成リン肥顆粒品の製造方法。 2 溶成リン肥顆粒品の粒度が500〜2000μm、
    見掛け比重が0.8〜1.1kg/l及びクエン酸液使
    用量2500mlに於けるクエン酸溶出率が88%以上
    である特許請求の範囲第1項記載の溶成リン肥顆粒品の
    製造方法。
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