JPS6059119A - ポリエステル繊維の製造方法 - Google Patents

ポリエステル繊維の製造方法

Info

Publication number
JPS6059119A
JPS6059119A JP16509683A JP16509683A JPS6059119A JP S6059119 A JPS6059119 A JP S6059119A JP 16509683 A JP16509683 A JP 16509683A JP 16509683 A JP16509683 A JP 16509683A JP S6059119 A JPS6059119 A JP S6059119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spinning
heating cylinder
spinneret
yarn
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16509683A
Other languages
English (en)
Inventor
Isoo Saito
斉藤 磯雄
Kotaro Fujioka
藤岡 幸太郎
Chikara Honda
主税 本田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP16509683A priority Critical patent/JPS6059119A/ja
Publication of JPS6059119A publication Critical patent/JPS6059119A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は寸法安定性2よび耐久性の改善された高強力ポ
リエステル繊維を直接紡糸延伸法によって効率的tこ製
造する方法に関するものであ−る。
近年、乗用車用ラジアルタイヤの補強拐、特にカーカス
用タイヤコードとしてポリエステル繊維が広く用いられ
ている。そしてかかるラジアルタイヤeこは更に高性能
化が要求されており。
例えば高速での操縦安定性や乗心地性の改善、扁平タイ
ヤへの拡大等の要求1こ対応できるポリエステルタイヤ
コードの開発が必要とされている。ところで最近、上記
タイヤ性能を満足させるポリエステルタイヤコード用緘
維として、寸法安定性3よび耐久性の改善されたポリエ
ステル繊維の製造方法が提案(例えば特開昭53−5’
8032、特開昭57−154410.特開昭57−1
54411.特開昭57−161119゜特開昭58−
13718.特開昭58−23914、特開昭58−4
6117および特開昭58−98419号各公報等)さ
れており、これらの方法をこおける製法上のポイントは
高応力紡糸によって得られた高配向未延伸糸を出発物質
とし、これを追加熱延伸することにある。従来高配向未
延伸糸を得る方法としては徐冷紡糸しながら高速紡糸す
る方法と(徐冷高速紡糸法)、比較的低速で急冷紡糸す
る方法とが知られており、前記の内特開昭57−154
’410号公報及び特開昭57−154411号公報に
記載の方法が徐冷同速紡糸法tこ、またそれ以外の公報
記載の方法が急冷紡糸法に相当する。
な1にこで徐冷紡糸とは、口金孔から紡出された糸条が
、口金直下で一旦徐冷ゾーンを通過したのち冷却固化さ
せる紡糸プロセスであり、この徐冷ゾーンとは、通常紡
出糸条を囲む加熱1、”lj (1’+’6温雰囲気ゾ
ーン)により形成されるものである。一方急冷紡糸とは
口金直下tこ前記徐冷ゾーンを設けることなく、口金孔
から紡出された糸条を直ちtこ冷却固化させる紡糸プロ
セスである。
しかるに徐冷高速紡糸法は比較的高品質の繊維を安定的
に得やすいという利点があるが、直接紡糸延伸法におい
て追加延伸を連続して行なおうとすると3500 m7
分を越えり速度となるため従来の延伸及び捲取機では製
造することができず、新たな高速機の開発が必要となり
あるいは紡糸と延伸を分離した効率の悪い2工程法を採
用せざるを得ないという問題がある。
一方急冷紡糸法は延伸・捲取速度を従来のプロセスとほ
ぼ同じ1こでき、従来設備を活用でき、直接紡糸延伸法
tこも適用できるという実用的なメリットがある。しか
し乍ら急冷紡糸法は徐冷高速紡糸法や従来の徐冷低速紡
糸法と比較して高度の均一な冷却を行なう必要があるた
め、かかる均一冷却条件の設定がかなりむづかしく。
得られる繊維の性能も徐冷高速紡糸法で得られるものに
比し劣るという問題がある。また従来から提案されてい
る均一冷却手段を急冷紡糸法をこ適用しても、得られる
繊維の品質は徐冷高速紡糸法で得られるka維の品質に
は及ばないため、急冷紡糸法は基本的eこプロセスポテ
ンシャルが低いと云わざるを得ない。
そこで本発明者らは従来の設備とほぼ同様、3500 
m/分分子下延伸捲取速度に収まる直接紡糸延伸法tこ
よって、徐冷高速紡糸延伸法でfISられるものと同等
の寸法安定性および耐久性のすぐれた高強力ポリエステ
ル繊維を製造する方法tこついて鋭意検討した結果、紡
糸・冷却部eこ特定の条件を付与することtこより、上
記目的が効率的に達成できることを見出し本発明eこ到
達した。
すなわち本発明は直接紡糸延伸法eこよって実r’を的
にポリエチレンテレフタレートからなるポリエステル繊
維を製造する方法tこおいて、紡糸・冷却部が ビ) 紡糸口金の下部を加熱筒内に突出させて設置する
こと (ロ) 前記加熱筒の長さを5αを越え、20cM未満
、 giJ記紡糸・口金面とMiJ記加熱筒下端との距
離(L+を5〜12備とし、該加熱的内の雰囲気温度を
250〜350℃とすること及び (ハ) 前記加熱筒の直下tこ冷却風吹出装置を設け、
10〜50℃の冷風を20〜60m/分の速度で繊維に
吹き付けること の三要件を満たすことtこよって構成され、紡糸口金よ
り紡出された糸条を紡糸速度800〜2000 m7分
で引取り、次いで連続して延伸倍率20〜55倍で熱延
伸して捲取ることを特徴とするポリエステル繊維の製造
方法を提供す・るものである。
本発明の方法は紡糸・冷却部の条件、すなわち加熱筒(
徐冷ゾーンノ内に突出せしめた肴方糸口金面より紡出さ
れた糸条が、5c′N以−1−12α以下の長さに渡っ
て、制御された徐冷)−ンを通過したのち、冷風によっ
て急冷されることtこよって安定急冷紡糸される点tこ
於て従来の方法と特tこ異なる。また本発明は上記徐冷
ゾーンを含む紡糸・冷却部の条件と共eこ前記直接紡糸
延伸法を構成する各要件相互の関連によって達成される
ものであって、いずれか一つの要件を欠いても本発明の
目的は達成されない。
以下具体的に図面を参照しながら本発明法を詳述する。
なお第1図は本発明法の一実施態様が適用される工程図
であり、第2図は本発明の特定の紡糸・冷却部の拡大縦
断面図である。
本発明の実質的にポリエチレンテレフタレートからなる
ポリエステル繊維とはポリエチレンテレフタレート又は
エチレンテレフタレート単位95モル%以上を含むポリ
エステル共重合体またはポリエチレンテレフタレートを
95モル%以上含む混合ポリマ等を云う。このポリマは
1vが090以上、通常は095〜1,40の高粘性ポ
リマを用いるのが好ましい。
上記ポリマは紡糸頭(図示なし)で溶融されて、紡糸口
金Ql)を通して押出され、すなわち溶融紡糸されて紡
出糸(Ylとなる。溶融紡糸温度は本発明の高粘度ポリ
マにおいては290〜310℃が好ましい。310℃を
越えた高温では溶融時の粘度低下が大きく、本発明の目
的とする物性が得られない。一方290℃未満の低温で
は。
紡糸パック内の圧力が高くなり、正常な製糸が不可能で
ある。この紡糸温度はスピンブロックQfj中に内蔵さ
れたヒーター(6)により、所定の温度tこ保たれる。
紡糸口金αDは、その中心(clより一定の半径をもつ
円周上に口金孔(11A Jが穿れ、更にその外側1こ
同様の口金孔(N E )が1〜5列配列されている構
造をしている。口金孔からは1孔当り1.2〜2.5g
/分のポリマが紡出されるが。
その結果本発明の直接紡糸延伸を経たポリエステル繊維
の単糸繊度は2.5〜6oデニール好ましくは60〜5
5デニールとなる。
紡糸口金を含む紡糸口金パック(以下パックという)(
9)は、紡糸口金aυの下面が、該口金直下に位置する
ようスピンブロックθQ下部1ことりつけた加熱筒Q葎
の内部に突出するよう設置する。
ここで紡糸口金0→の下面を加熱筒内に突出させて設置
することは、紡糸口金下面直下の雰囲気温度を最も適当
な温度に制御することを可能とするためである。通常の
紡糸装置tこおいては、口金面は加熱筒より上部にあっ
て、スピンブロックによって保温されている。しかしこ
のような装置では、本発明のようtこ口金面から冷却点
までの短かい徐冷ゾーンの雰囲気温度を、紡糸条件例え
ば紡糸温度、吐出量等の変化tこ対して独立1こ制御し
、適正な条件を設定することができないからである。
加熱筒Q1は円筒状で51を越え20α未満の畏さとし
、前記口金パック(9)の下部及び紡出糸条を外周より
加熱する。加熱筒(至)は、口金ヒーター(2)とは独
立したヒーター(Fl)により所定の温度に加熱される
。加熱筒a葎の直下には1c1M以下の厚みの断熱板0
4を介して冷風吹出し装置(ト)をとりつける。なおこ
こで口金αDの下面と加熱筒0の再下端(すなわち冷風
吹出し部最上端〕との距klHL+が5〜12値となる
ようパックの位置及び加熱筒の長さを調節する必要があ
る。加熱筒(至)にかこまれた徐冷ゾーン(13つの雰
囲気温度は、冷却風吹出し部の最上端よりさらに上方3
αで、糸条の最外周より1備離れた位置で測温した温度
が250〜350℃の範囲となるように制御する。
口金下面と加熱筒最下端との距離(L)を5α未満1こ
すると徐冷ゾーン(43’Jが短かすぎるため、高強力
糸が得られEこくく、しかも本発明が1」的とする安定
な直接紡糸延伸ができない。一方上記距離fLlが12
CMを越えると本発明で特定した他の紡糸延伸要件を適
用しても寸法安定性および耐久性のすぐれたポリエステ
ル繊維が得られない。また徐冷ゾーン(13’Jの温度
が250□C未満では安定な直接紡糸延伸が困9准とな
って+i’i+強力糸が得られず、350℃を越えると
得られる繊維の寸法安定性と耐久性を満足しないため好
ましくない。
なお前記パンク(9)とスピンブロック叫、スピンブロ
ックαQと加熱筒01、加熱筒Q3と断熱板(員及び冷
風吹出し装置αQ等相互の結合部は空隙がないようにし
なければならない。冷風吹出し装置α9(以下冷却装置
と呼ぶ)から紡出糸条(Ylと直角方向(矢印方向〕t
こ吹出した冷風はスムーズに糸条を冷却しつつ、糸条走
行方向に移行するようtこさせることが重要である。こ
こで前記結合部1こ空隙があると冷風が吹出部より上昇
して、徐冷ゾーン(13Jの雰囲気を乱し、ひいては口
金面を冷やして正常な紡糸ができな(l’するため、冷
却装置取付部より上部は密閉系Eこすることが5本発明
の均−tこ急冷する方法にとって特に重要℃ある。
冷却装置aeからは10〜50℃の冷風を糸条tY)の
外周から内側へ、あるいは逆tこ内周から外周部へと糸
条と直角方向1こ吹付ける。冷却装置θυの侵さば10
〜601、通常は20〜400Iが適当である。糸条1
y)は上記冷却装置06または冷却部下部に隣接した糸
道ダクトα力内で冷却固化したのち、給油装置(ト)で
油剤を付与され、引取ローラ0窃で引取られる。
本発明の前記特定範囲の紡糸冷却条件及び引取速度等は
相互に関連づけて組合せることが必要である。適正な紡
糸冷却条件の目安としては引数ローラα嗜上を通過する
未延伸糸の特性が複屈折25X10’〜sox+ o 
’、密度が1.338〜1.360となるようにする。
複屈折及び密度が前記範囲の下限値tこ達しない時は、
引続く本発明の延伸を経たポリエステル繊維の寸法安定
性及び耐疲労性が十分改善されていない。一方前記範囲
の上限を越える場合は、紡糸、延伸副子が悪く、高強力
糸が得られない。
自iJ記特性を有する引取糸は一旦捲取ることなく連続
して延伸する。本発明ポリエステル繊維は高強力とする
ため、多段熱延伸法を採用する。
好ましい延伸法は以下の通りである。
FB(引取ローラ519)は100℃以下に加熱または
無加熱とする。FB上で引取られた未延伸糸はすでEこ
配向度が進んでいるので100℃を越える高温ローラと
接すると結晶化が進むためスムーズな延伸の障害となる
。+DR(第1延伸ローラ;20)は80〜200℃、
好ましくは100〜160℃tこ加熱し、FEとの間で
12〜18倍で1段めの延伸をする。2DR(第2延伸
ローラ;21)は160〜250℃、好ましくは180
〜240℃に加熱し、IDRとの間で11〜1.6倍で
2段めの延伸をする。
総合延伸倍率は2.0〜&5倍である。
RR(張力調整ローラ;22)は無加熱または240℃
以下に加熱したローラを用い、2DR(21〕との間で
09〜1.1倍、通常は095〜10倍で弛緩または緊
張処理をしたのちワインダー(23〕で捲取る。
本発明の直接紡糸延伸法に於ては1段延伸工程あるいは
1段延伸と2段延伸の両工程において諸法流体tこよる
交絡集束処理をしながら延伸することが好ましい。交絡
集束処理に用いる流体父絡処坤装置は通常の繊維相互を
インターレースさせるもの、例えば特公昭49−411
13号公報tこ開示されている装置等を用いることがで
きる。
また高温に加熱した延伸ロール例えば2DE(21)は
保温ボックスで囲み、延伸糸条のロール接触側と非接触
側の温度差を実質的になくすことも本発明の安定な直接
紡糸延伸法に寄与する。
上記方法eこよって得られたポリエステル繊訂fは単糸
繊度2.5〜55デニールであり、次の特性を有する。
(イ)初期引張抵抗度 Mi、100〜135g/d(
ロ)強度 T/D=7.5〜+ 0.0 g/ d(ハ
) 伸度 E−90〜160% に) 150℃乾熱収縮率 △s、 = i〜6%また
本発明法で得られた上記特性を有するポリエステル繊維
は公知の方法tこより、例えば繊JI’ 1500デニ
ールの延伸糸を撚係数2100〜2500で2本合撚糸
し、接着剤を(=1与したのち240〜250℃、ネッ
トストレッチ−20〜+50%で熱処理して処理コード
となした時。
下記コード特性を有している。
仕)強度 T / D = 6.0〜756/d(へ)
 中間伸度 M P2= 3.0〜60%(6,75k
g荷重時伸度〕 ()1177℃乾熱収縮率 △32=tO〜!i、D%
例 中間伸度+177℃乾熱収縮率 1、ME+△S2;7〜85% このようtこ本発明の方法で得たポリエステル繊維から
なる処理コードは従来の処理コードに較べ乾熱収縮率が
低くまた中間伸度十乾熱収縮率値が低い。このことはモ
ジュラスを高くして低中間伸度コードを作っても乾熱収
縮率が従来の処理コードよりも低くできることを意味す
る。
また」1記処理コードを用いたタイヤは走行耐久性にも
すぐれている。例えばグッドイヤーマよってすぐれた性
能を有することが示される。
本発明の方法で得られるポリエステル繊維はタイヤコー
ドとして用いた時、寸法安定性及び耐久性のすぐれた特
徴を活かし、特にラジアルタイヤに血相した時有用な性
能を発揮する。これは処理コードのモジュラスを高く設
計しても寸法安定性が保持されるからである、 一方モジュラスを比較的低く設計して、耐久またタイヤ
コードのみならず、寸法安定性、耐久性特シこ屈曲疲労
性、耐熱性が要求される用途、例えばV−ベルト、搬送
用ベルト等のゴム補強用繊維としても有用である。
以下、実施例によって本発明をさらに詳述する。
実施例1 1V1.28.カルボキン/l/末端基濃度12 eq
/106g のポリエチレンテレフタレートポリマを第
1図の直接紡糸延伸プロセスで製糸した。紡糸機はエク
ストルーダー型紡糸機を用い、紡糸温度297℃とした
。紡糸口金01)は外径200Mφ、孔径055Mφ、
孔数360ホールで紡糸孔が環状4列に配列されたもの
を用いた。
口金直下にはスピンブロックQQの下部eこ艮ざ7[]
maの加熱筒0浄をとりつけ、該加熱筒下部に8Mの断
熱板θ→を介して長さ30口の冷却装置0υをとりつけ
、光条の外周から冷風を吹イ」け急冷した。ここで紡糸
口金を組み込んだパック(9)の長さを灰えて、口金下
面と冷却風吹出し位置との距1’1ltl (Liを第
1表に示したように変化させた。
加熱1シjθ→内部(徐冷温度)は300℃に加熱し、
冷風は温度25℃で風速40m/分とした。紡出糸条(
Ylは加熱筒内の徐冷ゾーンを通過したのち冷風で急冷
され、次いで糸道ダクトθ乃を通過したのち給油装置I
J樽で油剤を(]与され、 1″Aの不ルソンローラ(
FRQIJで引取られた。FRは60℃とした。次いで
糸条は一旦捲取られることなく、120℃tこ加熱され
たIDR(4)との間で1段目の延伸をされ、引続き2
30℃tこ加熱された2DR(21)との間で2段めの
延伸がされた。IDRと2DR間の延伸倍率は14倍に
固定し、FBとIDR間の延伸倍率を第1表tこ示した
ように変えることによって総合延伸倍率をi化させた。
21) Rと非加熱のRR(22Jとの間ては1%の弛
緩を与えたのち捲取った。1・′RとIDR間にはエア
ー交絡処理装置をとりつけ。
4 kg/α2Gの圧空を吹きつげて糸条を集束交絡さ
せ乍ら延伸した。
また加熱筒の長さ、温度及び引取速度(紡糸速度〕等を
第1表のよりやこ変えて」1記と同様の方法で紡糸延伸
テストをした。なお紡糸条件を変化させた時延伸倍率が
変化するが、延伸糸の伸度を11〜13%とした時、延
伸糸のb& i’lが1500 となるよう吐出量を変
化させて調整した。
延伸調子は一定時間内のRR(22J上での単糸切れ回
数を測定して評価した。
これらの紡糸、延伸条件および未延伸糸、則伸糸特性な
どを第1表に併せて示す。
次tこ上記方法で得られた各延1申糸を下撚上撚をそれ
ぞれ40回/10cIRで2本合撚糸して生コードとし
た。
次にこの生コードをり゛ソラー社製コンビュートリータ
tこよってレゾルシンーホルマ1ノン−ラテックス及び
工C工社(英国)製” Pexul ”の混合液からな
る接着剤で処理したのち160℃の加熱炉中を定長で6
0秒間乾燥のため通過させ、引続き05〜4%の緊張を
与えつつ245℃の加熱炉で70秒間通過させ、更に1
%の弛緩を与えつつ245℃、70秒間熱処理して処理
コードを得た。第2表tこ処理コード特性を示す。
上記結果において、テス)&1は通常の徐冷低速紡糸法
tこよる直接紡糸延伸法であり、42は盃1の低速紡糸
延伸法において、本発明と同4手5口金面と冷却点まで
の徐冷ゾーンの距離を短かくしたものである。いずれも
本発明の目的とする処理コード特性例えば△S2及びM
]lti+△S2を満足せず、耐疲労性も改良されてい
ない。A5,6.7及び10は本発明法であり、T/D
 、△32 、 ME+△S2及び耐疲労性にすぐれ延
伸調子も良好であった。黒6は口金面と冷却点までの徐
冷ゾーンが長いためにME+△S2が高<、OD疲労性
も改善されていない。名7゜8は本発明法と類似である
が、加熱筒温度が無加熱であり(この時雰囲気温度は2
10℃であった。)、嵐7は更に急冷しやすくするため
単糸繊度をg1]<t、たものである。この方法は延伸
調子が悪く1強度も低かった。盃11は徐冷ゾーンが短
かい例であり、強度が低く、延伸調子も悪い。彫9は加
熱筒温度が冒過ぎて十分なコード物性が得られず、庸1
2は紡糸速度が高過ぎて製糸が不可能であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実ms様が適用される工程図であり
、第2図は第1図に3ける紡糸・冷却部の拡大縦断面図
である。 9〜紡糸口金パック 10〜スピンブロツク 11〜紡糸口金 12〜2〜ロ金ヒー ター〜加熱筒 13′〜加熱筒内雰囲気(徐冷ゾーン)14〜断熱板 15〜冷風吹出し装置(冷却装置〕 16〜冷風 17〜糸道ダクト 18〜給油装置 19〜引取ローラ 20〜第1延伸ローラ(IDR) 21〜第2延伸ローラ(2DE) 22〜張力調整ローラ(EtR7 23〜ワイングー 特許出願人 東 し 株 式 会 社 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 直接紡糸延伸法によって実質的tこポリエチレンテレフ
    タレートからなるポリエステル繊維を製造する方法tこ
    おいて、紡糸・冷却部が(イ) 紡糸口金の下面を加熱
    筒内に突出させて設置すること、 (ロ) 前記加熱筒の長さを5Gを越え20cM未満、
    niJ記紡糸口金下面と前記加熱筒下端との距離(L)
    を5〜12CJRとし、該加熱筒内の雰囲気温度を25
    0〜350℃とすること及び (ハ) 前記加熱筒の直下に冷却風吹出装置を設け、1
    0〜50℃の冷風を20〜60m/分の速度で繊維に吹
    き付けること の三要件を満たすこと【こよって構成され、紡糸口金よ
    り紡出された糸条な紡糸速度800〜2000 m7分
    で引取り、次いで連続して延伸倍率20〜65倍に熱延
    伸して捲取ることを特徴とするポリエステル繊維の製造
    方法。
JP16509683A 1983-09-09 1983-09-09 ポリエステル繊維の製造方法 Pending JPS6059119A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16509683A JPS6059119A (ja) 1983-09-09 1983-09-09 ポリエステル繊維の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16509683A JPS6059119A (ja) 1983-09-09 1983-09-09 ポリエステル繊維の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6059119A true JPS6059119A (ja) 1985-04-05

Family

ID=15805808

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16509683A Pending JPS6059119A (ja) 1983-09-09 1983-09-09 ポリエステル繊維の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6059119A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4747988A (en) * 1985-05-10 1988-05-31 Hoechst Celanese Corporation Process of making an aromatic polyetherketone fiber product
US5186879A (en) * 1990-05-11 1993-02-16 Hoechst Celanese Corporation Spinning process for producing high strength, high modulus, low shrinkage yarns
US5310514A (en) * 1989-12-19 1994-05-10 Corovin Gmbh Process and spinning device for making microfilaments
KR100426837B1 (ko) * 1995-02-10 2004-06-18 바마크 악티엔게젤샤프트 멀티필라멘트사의제조방법및장치
CN102925998A (zh) * 2011-08-12 2013-02-13 江苏省衣维新投资发展有限公司 一种用于细旦纺丝的丝束缓冷却装置
CN102925999A (zh) * 2011-08-12 2013-02-13 江苏省衣维新投资发展有限公司 一种用于细旦纺丝的丝束缓冷却方法
CN102965741A (zh) * 2012-12-13 2013-03-13 吴江朗科化纤有限公司 一种远红外纺丝组件
WO2013064588A1 (de) * 2011-11-02 2013-05-10 Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg Vorrichtung zum schmelzspinnen und abkühlen von synthetischen filamenten

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5358032A (en) * 1976-10-26 1978-05-25 Celanese Corp Manufacture of high strength improved polyester filament having especially stable internal structure
JPS56140116A (en) * 1980-04-04 1981-11-02 Teijin Ltd Preparation of polyester fiber
JPS57154411A (en) * 1981-03-16 1982-09-24 Toray Ind Inc Polyester fiber
JPS57154410A (en) * 1981-03-13 1982-09-24 Toray Ind Inc Polyethylene terephthalate fiber and its production

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5358032A (en) * 1976-10-26 1978-05-25 Celanese Corp Manufacture of high strength improved polyester filament having especially stable internal structure
JPS56140116A (en) * 1980-04-04 1981-11-02 Teijin Ltd Preparation of polyester fiber
JPS57154410A (en) * 1981-03-13 1982-09-24 Toray Ind Inc Polyethylene terephthalate fiber and its production
JPS57154411A (en) * 1981-03-16 1982-09-24 Toray Ind Inc Polyester fiber

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4747988A (en) * 1985-05-10 1988-05-31 Hoechst Celanese Corporation Process of making an aromatic polyetherketone fiber product
US5310514A (en) * 1989-12-19 1994-05-10 Corovin Gmbh Process and spinning device for making microfilaments
US5186879A (en) * 1990-05-11 1993-02-16 Hoechst Celanese Corporation Spinning process for producing high strength, high modulus, low shrinkage yarns
KR100426837B1 (ko) * 1995-02-10 2004-06-18 바마크 악티엔게젤샤프트 멀티필라멘트사의제조방법및장치
CN102925998A (zh) * 2011-08-12 2013-02-13 江苏省衣维新投资发展有限公司 一种用于细旦纺丝的丝束缓冷却装置
CN102925999A (zh) * 2011-08-12 2013-02-13 江苏省衣维新投资发展有限公司 一种用于细旦纺丝的丝束缓冷却方法
WO2013064588A1 (de) * 2011-11-02 2013-05-10 Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg Vorrichtung zum schmelzspinnen und abkühlen von synthetischen filamenten
CN103890247A (zh) * 2011-11-02 2014-06-25 欧瑞康纺织有限及两合公司 用于合成长丝的熔体纺丝和冷却的设备
CN103890247B (zh) * 2011-11-02 2017-05-31 欧瑞康纺织有限及两合公司 用于合成长丝的熔体纺丝和冷却的设备
CN102965741A (zh) * 2012-12-13 2013-03-13 吴江朗科化纤有限公司 一种远红外纺丝组件

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5049447A (en) Polyester fiber for industrial use and process for preparation thereof
JPS6297921A (ja) 工業用ポリエステルヤーンの製造法
US7785709B2 (en) Spinning poly(trimethylene terephthalate) yarns
JPH02251610A (ja) ポリエステル繊維の製造方法
KR102127495B1 (ko) 폴리에틸렌테레프탈레이트 원사, 그 제조방법, 및 그것을 이용하여 제조된 타이어 코드
JPS6059119A (ja) ポリエステル繊維の製造方法
JPH0397914A (ja) ポリエステル繊維とその製造法
JP2005179823A (ja) ポリエステル繊維の製造方法、及び溶融紡糸用紡糸口金
JPH0261109A (ja) ポリエステル繊維
JPS6147817A (ja) ポリエステル繊維の製造方法
JP3130683B2 (ja) 寸法安定性の改善されたポリエステル繊維の製造法
JP2000027029A (ja) 高タフネス低収縮ポリエステル繊維の製造方法
JP2839817B2 (ja) 熱寸法安定性に優れたポリエステル繊維の製造法
KR102241107B1 (ko) 캡플라이 코드 및 이의 제조방법
KR102400546B1 (ko) 고강도 폴리에스테르 원사의 제조 방법 및 그 제조 장치
JPH0151565B2 (ja)
KR20070071189A (ko) 타이어 코드용 폴리에스테르 사의 제조 방법
JPH0141722B2 (ja)
JPH04228612A (ja) 高張力、高初期モジュラス、低収縮性延伸ポリエステル糸
US20220341066A1 (en) Polyethylene yarn, method for manufacturing the same, and skin cooling fabric comprising the same
KR100484119B1 (ko) 폴리에스터마이크로필라멘트사의제조방법
JPH09316725A (ja) ポリエステル繊維の紡糸直接延伸装置
JPH01306614A (ja) ポリエーテルイミド繊維の製造方法
JPH04174713A (ja) 高強度ポリアミド繊維の製造方法
JPH0377287B2 (ja)