JPS6058804B2 - 液体、殊に飲料製造のための濃縮液又はシロップの計量放出方法及び装置 - Google Patents
液体、殊に飲料製造のための濃縮液又はシロップの計量放出方法及び装置Info
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- JPS6058804B2 JPS6058804B2 JP55062900A JP6290080A JPS6058804B2 JP S6058804 B2 JPS6058804 B2 JP S6058804B2 JP 55062900 A JP55062900 A JP 55062900A JP 6290080 A JP6290080 A JP 6290080A JP S6058804 B2 JPS6058804 B2 JP S6058804B2
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- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
- G01F11/00—Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it
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- Devices For Dispensing Beverages (AREA)
- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、液体、殊に飲料造のための濃縮液又はシロツ
プの計量放出方法及び装置に係る。
プの計量放出方法及び装置に係る。
このような装置はドイツ連邦和国特許出願公開公報第2
544671号から公知である。この公知の装置におけ
る容器はプラスチック製であつて、容器!軸線に対して
直角方向の断面において略略長四辺形構造面を有してい
る。容器は比較的薄壁になされており、従つて容器の少
なくとも広帯域側の周面側部は可撓性が大てある。容器
の上方端部は円錐形に構成されており、出口開口を形成
するねじ・付頚部で終結している。容器の内部には釣合
槽が配置してあり、この合槽は上記出口開口に対しての
み開放しており且つ容器頚部のリムに密封結合され、従
つて釣合槽は同時に器のための密封閉鎖体を形成してい
る。容器は縁のところまで液体を充填され釣合槽によつ
て閉鎖され、開放側はほとんどの場合汚染を防ぐために
剥ぎ取りキャップにて閉鎖可能である。このようにして
充填容器は搬送され且つ貯蔵することができる。容器内
に収納されている液体の計量放出のために、釣合槽の開
放側は、例えば剥ぎ取りキャップを剥ぎ取ることにより
露出され、計量装置がねじ付キャップにより容器の頚部
に密閉固定される。計量装置は細長)い筒状部を有して
おり、この内部に中空筒状の計量弁が線方向に運動可能
に配置されている。計量弁の下端部には筒状部の出口を
閉鎖する弁シールが設けてあり、また弁シールの上方に
は計量弁から液体を放出するための開口が設けてある。
計量・弁がその下側位置にある場合に、シロツプ又は他
の液体が計量室として作用する計量弁の内部に流入する
ことができるように、計量弁の上端部は開放し容器の内
部に連通している。計量弁は作動手段、殊に電磁コイル
により、上側位置へ運動せしめられ、この上側位置にお
いて、計量弁の補給開口は閉鎖され出口開口が開放され
る。更に、計量装置は突刺刃を有しており、この突刺刃
は計量装置が容器頚部に固定されるときに釣合槽に少く
とも1つの突破口をもたらし、それによつて容器の液体
収容室が釣合槽の下方縁部帯域において計量装弁の補給
開口と連通せしめられる。更に、容器と計量装置が作動
姿勢に於て互に結合される際、計量弁の内部は通気管に
よつて釣合槽の内部に定常的に連通せしめられ、釣合槽
は第2の通気管と計量装置の弁ハウジングに設けた通路
とによつて定常的に外気と連通せしめられる。作動姿勢
というのは容器が倒立した姿勢、即ち、容器頚部が下へ
向いていることを云う。この構成によつて、容器は計量
装置と結合されたとき液体の計量放出の作用を同時に行
うものであるが、この構成は、液体を全部取り出す間の
、取出しに実際に予定されている圧力が容器の液体収容
室の液体の充填レベルに関係なく、単に釣合槽内の空気
と釣合槽の下方縁部附近の液体との境界によつてのみ決
定されるようになつている。
544671号から公知である。この公知の装置におけ
る容器はプラスチック製であつて、容器!軸線に対して
直角方向の断面において略略長四辺形構造面を有してい
る。容器は比較的薄壁になされており、従つて容器の少
なくとも広帯域側の周面側部は可撓性が大てある。容器
の上方端部は円錐形に構成されており、出口開口を形成
するねじ・付頚部で終結している。容器の内部には釣合
槽が配置してあり、この合槽は上記出口開口に対しての
み開放しており且つ容器頚部のリムに密封結合され、従
つて釣合槽は同時に器のための密封閉鎖体を形成してい
る。容器は縁のところまで液体を充填され釣合槽によつ
て閉鎖され、開放側はほとんどの場合汚染を防ぐために
剥ぎ取りキャップにて閉鎖可能である。このようにして
充填容器は搬送され且つ貯蔵することができる。容器内
に収納されている液体の計量放出のために、釣合槽の開
放側は、例えば剥ぎ取りキャップを剥ぎ取ることにより
露出され、計量装置がねじ付キャップにより容器の頚部
に密閉固定される。計量装置は細長)い筒状部を有して
おり、この内部に中空筒状の計量弁が線方向に運動可能
に配置されている。計量弁の下端部には筒状部の出口を
閉鎖する弁シールが設けてあり、また弁シールの上方に
は計量弁から液体を放出するための開口が設けてある。
計量・弁がその下側位置にある場合に、シロツプ又は他
の液体が計量室として作用する計量弁の内部に流入する
ことができるように、計量弁の上端部は開放し容器の内
部に連通している。計量弁は作動手段、殊に電磁コイル
により、上側位置へ運動せしめられ、この上側位置にお
いて、計量弁の補給開口は閉鎖され出口開口が開放され
る。更に、計量装置は突刺刃を有しており、この突刺刃
は計量装置が容器頚部に固定されるときに釣合槽に少く
とも1つの突破口をもたらし、それによつて容器の液体
収容室が釣合槽の下方縁部帯域において計量装弁の補給
開口と連通せしめられる。更に、容器と計量装置が作動
姿勢に於て互に結合される際、計量弁の内部は通気管に
よつて釣合槽の内部に定常的に連通せしめられ、釣合槽
は第2の通気管と計量装置の弁ハウジングに設けた通路
とによつて定常的に外気と連通せしめられる。作動姿勢
というのは容器が倒立した姿勢、即ち、容器頚部が下へ
向いていることを云う。この構成によつて、容器は計量
装置と結合されたとき液体の計量放出の作用を同時に行
うものであるが、この構成は、液体を全部取り出す間の
、取出しに実際に予定されている圧力が容器の液体収容
室の液体の充填レベルに関係なく、単に釣合槽内の空気
と釣合槽の下方縁部附近の液体との境界によつてのみ決
定されるようになつている。
上記の容器計量装置の結合ユニットは、後混合法による
自動飲料放出装置又は注出装置によつて、炭酸料のよう
な飲物を迅速に製造するためのものであり、この用途に
殊に適しいる。かかる自動放出装置は特に不慣れな使用
者向きである。計量装置を使用できるようにするために
なすべきことは、容器内に入つている所望の液体又はシ
ロツプを買い、剥ぎ取りキャップを外し、計量装置を容
器に結合し、次いでそれを自動放出装置に挿入すればよ
い。容器は使い捨てであるが計量装置は繰り返し使用て
きることが有利である。この公知の自動放出装置は極め
て満足な作動を行い、液体の搬送及び貯蔵用として好適
であり、計量装置と結合して計量し難い液体の計量をも
確実且つ迅速に行うのであるが、殊に計量装置を容器に
結合した後このように結合したユニットを自動放出装置
に挿入する前の不注意な取扱のために、容器の可撓性側
壁に加えられる圧力によつて、シロツプ又は液体の一部
が釣合槽へ入り込み、ひどい場合には釣合槽が液体で充
満してしまい、そのため装置の確実な作動が阻害されて
しまうという問題が生じることが分つた。
自動飲料放出装置又は注出装置によつて、炭酸料のよう
な飲物を迅速に製造するためのものであり、この用途に
殊に適しいる。かかる自動放出装置は特に不慣れな使用
者向きである。計量装置を使用できるようにするために
なすべきことは、容器内に入つている所望の液体又はシ
ロツプを買い、剥ぎ取りキャップを外し、計量装置を容
器に結合し、次いでそれを自動放出装置に挿入すればよ
い。容器は使い捨てであるが計量装置は繰り返し使用て
きることが有利である。この公知の自動放出装置は極め
て満足な作動を行い、液体の搬送及び貯蔵用として好適
であり、計量装置と結合して計量し難い液体の計量をも
確実且つ迅速に行うのであるが、殊に計量装置を容器に
結合した後このように結合したユニットを自動放出装置
に挿入する前の不注意な取扱のために、容器の可撓性側
壁に加えられる圧力によつて、シロツプ又は液体の一部
が釣合槽へ入り込み、ひどい場合には釣合槽が液体で充
満してしまい、そのため装置の確実な作動が阻害されて
しまうという問題が生じることが分つた。
これに関して、容器と計量装置との結合の瞬間に、容器
の液体収室と釣合槽内部とを連通するための開口が露呈
され、その結果この状態に於て釣合槽液と体収容室との
間の自由流通が行なわれてしまうということを考慮しな
ければならない。液体が釣合槽へ入り込んで装置を役に
立たなくするという危険は、容器側壁の可撓性に起因す
るばかりでなく、容器の粗雑な取扱いによつても生じる
のであつて、換言すれば容器が倒立姿勢から正常な姿勢
に或いはその逆に繰り返し転向される際、各々の運動の
結果として液体は同様に釣合槽内へ侵入する。通常の力
の作用によつて側壁が撓屈しないような剛直な材料によ
つて容器を製造することは、一方において、上記欠点を
必ずしも完全に除去するものではないし、他方において
、材料コストが高くなり従つて典型的な大量生産品とし
ては容器が極めて高額になつてしまう。
の液体収室と釣合槽内部とを連通するための開口が露呈
され、その結果この状態に於て釣合槽液と体収容室との
間の自由流通が行なわれてしまうということを考慮しな
ければならない。液体が釣合槽へ入り込んで装置を役に
立たなくするという危険は、容器側壁の可撓性に起因す
るばかりでなく、容器の粗雑な取扱いによつても生じる
のであつて、換言すれば容器が倒立姿勢から正常な姿勢
に或いはその逆に繰り返し転向される際、各々の運動の
結果として液体は同様に釣合槽内へ侵入する。通常の力
の作用によつて側壁が撓屈しないような剛直な材料によ
つて容器を製造することは、一方において、上記欠点を
必ずしも完全に除去するものではないし、他方において
、材料コストが高くなり従つて典型的な大量生産品とし
ては容器が極めて高額になつてしまう。
また、容器を、可撓性側壁が共通の支持体等によつて屈
出しないような形状にすることは、殊に取り付けられる
べき釣合槽自体が可撓性料である点に鑑みて、そのため
の費用を極めて高額とすることになる。この意味で容器
は可撓性であること、すなわち負荷を受けて弾性的にた
わむことのできる側壁を有するものであることが好まし
い。
出しないような形状にすることは、殊に取り付けられる
べき釣合槽自体が可撓性料である点に鑑みて、そのため
の費用を極めて高額とすることになる。この意味で容器
は可撓性であること、すなわち負荷を受けて弾性的にた
わむことのできる側壁を有するものであることが好まし
い。
このような容器において、計量装置を取付ける際自動計
量放出装置内に容器を挿入するため釣合槽を付き破る場
合に困難が生じる。
量放出装置内に容器を挿入するため釣合槽を付き破る場
合に困難が生じる。
すなわちこのようにして計量装置と合体された容器は、
計量装置の出口端部を下方に向けるため、自動計量放出
装置内で使用位置を占めるようにさかさにしなければな
らない。容器の可撓性のため、挿入の際あやまつて容器
を押しつふし、それ故にあまり早くシロツプ等が容器か
ら流出してしまうことがあり、それにより自動計量放出
装置が汚れ、衛生上の問題が生じてしまい、それにによ
り自動計量放出装置を動作せる前に、すべての部品を改
めて根本的に清掃しなければならなくなる。この問題を
解決するために、添付図面の第1図および第2図に示す
構成が従来提案されている。
計量装置の出口端部を下方に向けるため、自動計量放出
装置内で使用位置を占めるようにさかさにしなければな
らない。容器の可撓性のため、挿入の際あやまつて容器
を押しつふし、それ故にあまり早くシロツプ等が容器か
ら流出してしまうことがあり、それにより自動計量放出
装置が汚れ、衛生上の問題が生じてしまい、それにによ
り自動計量放出装置を動作せる前に、すべての部品を改
めて根本的に清掃しなければならなくなる。この問題を
解決するために、添付図面の第1図および第2図に示す
構成が従来提案されている。
即ち、容器に計量装置を挿入しかつ容器の釣合槽を突き
通すことにより、計量装置に取付けられた固いブリッジ
材が側壁に設けた両方の突起の間にもたらされ、それに
よりこれら突起は、計量装置を挿入した際互いに固定的
に支持され、しかも計量装置の刃によつて釣合槽を付き
通す前に支持される。従つて危険なく計量装置を容器に
取り付けることができ、かつ固定的にねじ止めすること
ができ、その際壁を押しつぶすことによつてシロツプが
押出される恐れもない。従つて取扱いは比較的簡単かつ
確実である。本発明の目的は、この公知の計量放出装置
を更に改良して、不注意で不慣れな使用者がこの装置を
り扱つても確実な取扱いを行えるようにすることである
。
通すことにより、計量装置に取付けられた固いブリッジ
材が側壁に設けた両方の突起の間にもたらされ、それに
よりこれら突起は、計量装置を挿入した際互いに固定的
に支持され、しかも計量装置の刃によつて釣合槽を付き
通す前に支持される。従つて危険なく計量装置を容器に
取り付けることができ、かつ固定的にねじ止めすること
ができ、その際壁を押しつぶすことによつてシロツプが
押出される恐れもない。従つて取扱いは比較的簡単かつ
確実である。本発明の目的は、この公知の計量放出装置
を更に改良して、不注意で不慣れな使用者がこの装置を
り扱つても確実な取扱いを行えるようにすることである
。
l 本発明の一つの観点によれば、この目的を達成する
ために、自動計量放出装置は、容器と計量装置を結合す
る1段階として、突刺刃の尖端が釣合槽の肩部を突き破
る直前に上記容器の側壁を変形させることにより容器の
液体収容室内に負圧を生・成させるように使用せしめら
れるようになされている。
ために、自動計量放出装置は、容器と計量装置を結合す
る1段階として、突刺刃の尖端が釣合槽の肩部を突き破
る直前に上記容器の側壁を変形させることにより容器の
液体収容室内に負圧を生・成させるように使用せしめら
れるようになされている。
この方法の工程は、容器頚部を受領部に嵌合させつつ、
釣合槽の壁部をブリッジ材によつて離反させることによ
つて達成される。
釣合槽の壁部をブリッジ材によつて離反させることによ
つて達成される。
この離反運動は上記の容器側壁に設けた突起によつて側
壁に伝達される。この工程によつて、容器の液体収容室
の容積が増大し、負圧が生成せしめられる。次の工程の
際、突刺刃の先端が釣合槽の肩部を突き破り、斯くして
シールが破られる。突破の初めには肩部に形成された突
破孔は極めて小さいので液体収容室内の圧力は外気圧に
比較して低く維持されている。この圧力差並びに外部か
ら小孔を通つて室内に入る空気流は、容器が倒立してい
ても液体の漏出を確実に阻止する。最後の工程として、
肩部に穴をあけた直後に容器頚部は計量装置の受領部に
密封的に受領され且つ結合される。これら工程はすべて
容器と計量装置との間の相互の一回の短時間の一様の直
線運動の間に順次行なわれる。本発明の他の観点によれ
ば上記の目的は、少くとも2つの対向配置された可撓け
側壁を有する液体搬送放出容器と、この容器の出口開口
に恒常的に結合され且つ該容器内の配置され更に上記出
口開口に向つてのみ開放しているフード状釣合槽と、容
器の出口開口に結合され且つ計量弁によつて制御される
入口及び出口を有する計量装置と、この計量装置を容器
に結合するためのキャップ状受領部とを有しており、上
記のフード状釣合槽の壁部に、容器の可撓性側壁から液
体収容室内を通つて内方へ突出した少なくとも2つの対
向する突起が接しており、また上記のキャップ状受領部
が、この受領部を容器に結合する際に容器の液体収容室
を開く突刺刃とフード状釣合槽内において上記突起間に
達するブリッジ材とを有している計量放出装置に於て、
ブリッジ材の対向壁部の距離一が突起間の間隔よりも大
きくなされていることによつて達成される。この構造に
よれば容器は薄壁で可撓性材料製であつてよく、従つて
容器は、使い捨容器として或いは大量生産品として、少
い材料費で安価に製造.することができる。
壁に伝達される。この工程によつて、容器の液体収容室
の容積が増大し、負圧が生成せしめられる。次の工程の
際、突刺刃の先端が釣合槽の肩部を突き破り、斯くして
シールが破られる。突破の初めには肩部に形成された突
破孔は極めて小さいので液体収容室内の圧力は外気圧に
比較して低く維持されている。この圧力差並びに外部か
ら小孔を通つて室内に入る空気流は、容器が倒立してい
ても液体の漏出を確実に阻止する。最後の工程として、
肩部に穴をあけた直後に容器頚部は計量装置の受領部に
密封的に受領され且つ結合される。これら工程はすべて
容器と計量装置との間の相互の一回の短時間の一様の直
線運動の間に順次行なわれる。本発明の他の観点によれ
ば上記の目的は、少くとも2つの対向配置された可撓け
側壁を有する液体搬送放出容器と、この容器の出口開口
に恒常的に結合され且つ該容器内の配置され更に上記出
口開口に向つてのみ開放しているフード状釣合槽と、容
器の出口開口に結合され且つ計量弁によつて制御される
入口及び出口を有する計量装置と、この計量装置を容器
に結合するためのキャップ状受領部とを有しており、上
記のフード状釣合槽の壁部に、容器の可撓性側壁から液
体収容室内を通つて内方へ突出した少なくとも2つの対
向する突起が接しており、また上記のキャップ状受領部
が、この受領部を容器に結合する際に容器の液体収容室
を開く突刺刃とフード状釣合槽内において上記突起間に
達するブリッジ材とを有している計量放出装置に於て、
ブリッジ材の対向壁部の距離一が突起間の間隔よりも大
きくなされていることによつて達成される。この構造に
よれば容器は薄壁で可撓性材料製であつてよく、従つて
容器は、使い捨容器として或いは大量生産品として、少
い材料費で安価に製造.することができる。
同様のことが容器内部に配置されている釣合槽について
も該当する。容器が密閉閉鎖されたとき、釣合槽と液体
収容室との間の連通が密閉的に阻止されるので、容器の
可撓性は使用前に不利益を与えることはない。しかしな
がjら、容器が使用のために計量装置と結合されるや否
や、容器の液体収容室釣合槽との間の連通は公知の方法
で自動的に確立され、提案された寸法によつて実質的に
剛直なブリッジ材が生ぜしめられ、それによつて、液体
収容室内部から液体を釣4合槽内へ押し込むという作用
を与える容器側壁の圧縮は阻止れる。それと共に、容器
を計量装置に結合するために必要な僅かな時間中、容器
の液体収容室内に負圧が生じ、それにより重力の作用を
受けても液体が流出することはない。このように、装置
の取扱の確実性は、装置の必要費用を大きく増大するこ
となく、かなり改善されるものである。
も該当する。容器が密閉閉鎖されたとき、釣合槽と液体
収容室との間の連通が密閉的に阻止されるので、容器の
可撓性は使用前に不利益を与えることはない。しかしな
がjら、容器が使用のために計量装置と結合されるや否
や、容器の液体収容室釣合槽との間の連通は公知の方法
で自動的に確立され、提案された寸法によつて実質的に
剛直なブリッジ材が生ぜしめられ、それによつて、液体
収容室内部から液体を釣4合槽内へ押し込むという作用
を与える容器側壁の圧縮は阻止れる。それと共に、容器
を計量装置に結合するために必要な僅かな時間中、容器
の液体収容室内に負圧が生じ、それにより重力の作用を
受けても液体が流出することはない。このように、装置
の取扱の確実性は、装置の必要費用を大きく増大するこ
となく、かなり改善されるものである。
次に添附図面を参照して本発明を更に詳細に説明する。
第1図及び第2図には従来の容器2と計量装置3との結
合ユニットが符号1にて指示されている。容器2は薄い
プラスチック料で製作され、容フ器軸線9に対して直角
方向の横断面が長方形、即ち略々長四辺形の輪部形状を
有している。広い帯域をカバーする側壁4及び5は、材
料が薄くなされた且つ伸長するために比較的高可撓性で
あ。容器は第1及び2図に示されているように倒立作動
・姿勢をとる。この姿勢て容器頚部6内へ開口している
下方の円錐形帯域2aと連通する。頚部6は、例えば外
ねじを有しており且つ作動中下方へ向いている容器の排
出口を形成している。企図した作動姿勢に於て、計量装
置3は容器の頚部6と密封結合されている。
合ユニットが符号1にて指示されている。容器2は薄い
プラスチック料で製作され、容フ器軸線9に対して直角
方向の横断面が長方形、即ち略々長四辺形の輪部形状を
有している。広い帯域をカバーする側壁4及び5は、材
料が薄くなされた且つ伸長するために比較的高可撓性で
あ。容器は第1及び2図に示されているように倒立作動
・姿勢をとる。この姿勢て容器頚部6内へ開口している
下方の円錐形帯域2aと連通する。頚部6は、例えば外
ねじを有しており且つ作動中下方へ向いている容器の排
出口を形成している。企図した作動姿勢に於て、計量装
置3は容器の頚部6と密封結合されている。
この計量装置は頚部6のねじ部に螺合可能のねじキャッ
プ17により頚部6結合されている。第2図及ひ第2a
図に示すように、計量装置3は弁ハウジング16を具備
し、この弁ハウジングはシールリング19を嵌めてある
円筒状部分を有し、この円筒状部分は容器頚部内に挿入
され且つねじキャップ17によつて上記の作動位置に保
持される。弁ハウジング16は細長い縮径筒状部15を
有しており、その下端部にはテーパの付された出口が設
けてある。筒状部15の内部には軸線方向へ摺動可能の
計量弁18が配置してあり、この計量弁は中空筒体形状
であつて、の内部は計量室20を形成している。計量室
の下部は側方出口21て終端しており、この側方出口は
、二重矢印で指示されているように往復動する計量弁が
図示の下方位置にある際、弁ヘッド22によつて閉鎖さ
れる。計量弁18の往復動は筒状部15を同心的に包囲
する電磁コイル(図示せず)によつて行われる。第2a
図から明らかなように、弁ハウジング16は筒状部15
上方にかこ形部材を有しており、このかご形部材は周囲
に入口開口23を有し、更に周囲に少くとも1つの突刺
刃30が取り付けてある。
プ17により頚部6結合されている。第2図及ひ第2a
図に示すように、計量装置3は弁ハウジング16を具備
し、この弁ハウジングはシールリング19を嵌めてある
円筒状部分を有し、この円筒状部分は容器頚部内に挿入
され且つねじキャップ17によつて上記の作動位置に保
持される。弁ハウジング16は細長い縮径筒状部15を
有しており、その下端部にはテーパの付された出口が設
けてある。筒状部15の内部には軸線方向へ摺動可能の
計量弁18が配置してあり、この計量弁は中空筒体形状
であつて、の内部は計量室20を形成している。計量室
の下部は側方出口21て終端しており、この側方出口は
、二重矢印で指示されているように往復動する計量弁が
図示の下方位置にある際、弁ヘッド22によつて閉鎖さ
れる。計量弁18の往復動は筒状部15を同心的に包囲
する電磁コイル(図示せず)によつて行われる。第2a
図から明らかなように、弁ハウジング16は筒状部15
上方にかこ形部材を有しており、このかご形部材は周囲
に入口開口23を有し、更に周囲に少くとも1つの突刺
刃30が取り付けてある。
更にこのかご形部材は天板を有しており、この天板には
管状突起24が立設され、この管状突起24は天板に設
けた孔を介してかご形部材の内部に連通している。前述
の計量弁18は図示の下物位置にある際には入口開口2
3から液体を供給され、また上記の電磁コイルによつて
上物位置へ上昇せしめられた際には上縁が上記の天板に
衝合して入口開口23との連通阻止れる一方、管状突起
24を介して釣合槽7内に設けた空気室45と連通せし
められ、液が側方出口21を通して下方へ流出するのを
許容する。容器2の液体収容室8に液が満たされた後、
容器は、それの出口に対してのみ開放しているフード状
釣合槽7によつて密封閉鎖される。
管状突起24が立設され、この管状突起24は天板に設
けた孔を介してかご形部材の内部に連通している。前述
の計量弁18は図示の下物位置にある際には入口開口2
3から液体を供給され、また上記の電磁コイルによつて
上物位置へ上昇せしめられた際には上縁が上記の天板に
衝合して入口開口23との連通阻止れる一方、管状突起
24を介して釣合槽7内に設けた空気室45と連通せし
められ、液が側方出口21を通して下方へ流出するのを
許容する。容器2の液体収容室8に液が満たされた後、
容器は、それの出口に対してのみ開放しているフード状
釣合槽7によつて密封閉鎖される。
そのようにするために、釣合槽7のリム11は容器頚部
に密閉結合される。図示例においては釣合槽は頚部帯域
において半径方向へ伸延している肩部10を有しており
、この肩部は計量装置3に固定的に設けられた突刺刃3
0によつて付き破られる部分として構成されている。計
量装置が容器頚部に取りつけられ且つキャップ17のね
じで締め付けられる際、突刺刃30は釣合槽の薄壁肩部
10を突き抜き、その結果、容器2の液体収容室8と計
量装置との間に1つ以上の開口が形成され、それによつ
て液体が矢印32で示す通り、突刺された周囲部分31
及び突刺刃30によつて周囲部分を半径方向内方へ押圧
することによつて形成される開口を通つて、即ち計量弁
18の上方位置に露呈した入口開口23を通つて、計量
弁の計量室20内へ流入することができる。中心部に立
設された上記の管状突起24はその下部に於て計量室2
0に開口している一方、上方部は釣合槽7の内部へ入つ
ている。
に密閉結合される。図示例においては釣合槽は頚部帯域
において半径方向へ伸延している肩部10を有しており
、この肩部は計量装置3に固定的に設けられた突刺刃3
0によつて付き破られる部分として構成されている。計
量装置が容器頚部に取りつけられ且つキャップ17のね
じで締め付けられる際、突刺刃30は釣合槽の薄壁肩部
10を突き抜き、その結果、容器2の液体収容室8と計
量装置との間に1つ以上の開口が形成され、それによつ
て液体が矢印32で示す通り、突刺された周囲部分31
及び突刺刃30によつて周囲部分を半径方向内方へ押圧
することによつて形成される開口を通つて、即ち計量弁
18の上方位置に露呈した入口開口23を通つて、計量
弁の計量室20内へ流入することができる。中心部に立
設された上記の管状突起24はその下部に於て計量室2
0に開口している一方、上方部は釣合槽7の内部へ入つ
ている。
この管状突起24には小径の空気チューブ27が接続さ
れ、この空気チューブは釣合槽7の底部14に近接する
個所にて該釣合槽の空気室45内に開口している。一方
、この空気室45には第2の小径空気チューブ26の一
端が開口しており、他端は弁ハウジング16に設けた通
気管片25にしつかりと結合されており、それによつて
空気チューブ26は外気と定常的に連通し、従つて図示
の位置に於て釣合槽7の内部には外気と定常連通し、一
方、同時に計量室20は空気チューブ27及び管状突起
24を介して大気圧下の釣合槽7に連通する。従つて、
計量室20に入つている空気は液体の流入と同時に釣合
槽内へ押し込まれ、一方、電磁コイル(図示せず)の作
用にて弁部材18を上昇させることにより、液体は計量
室20から出口21を通つて流出し、更に筒状部15の
下部開口から流出し、その際空気は空気チューブ27及
び管状突起24を介して釣合槽7から計量室20へ入る
。液体の流出時には弁部材18の上縁が前記天板に照合
し、計量室20内への液供給は遮断される。従つて計量
室20内に充満している液のみがその都度排出されるも
のであり、換言すれは計量室20の容量に見合つた量の
液がその都度計量排出されることになる。容器2が計量
装置3結合されて装置が使用基準完了状態になつた際、
釣合槽7は2つの室、即ち釣合槽7の底部14に隣接す
る空気室45と、計量装置に近い方の室46とに分割さ
れる。
れ、この空気チューブは釣合槽7の底部14に近接する
個所にて該釣合槽の空気室45内に開口している。一方
、この空気室45には第2の小径空気チューブ26の一
端が開口しており、他端は弁ハウジング16に設けた通
気管片25にしつかりと結合されており、それによつて
空気チューブ26は外気と定常的に連通し、従つて図示
の位置に於て釣合槽7の内部には外気と定常連通し、一
方、同時に計量室20は空気チューブ27及び管状突起
24を介して大気圧下の釣合槽7に連通する。従つて、
計量室20に入つている空気は液体の流入と同時に釣合
槽内へ押し込まれ、一方、電磁コイル(図示せず)の作
用にて弁部材18を上昇させることにより、液体は計量
室20から出口21を通つて流出し、更に筒状部15の
下部開口から流出し、その際空気は空気チューブ27及
び管状突起24を介して釣合槽7から計量室20へ入る
。液体の流出時には弁部材18の上縁が前記天板に照合
し、計量室20内への液供給は遮断される。従つて計量
室20内に充満している液のみがその都度排出されるも
のであり、換言すれは計量室20の容量に見合つた量の
液がその都度計量排出されることになる。容器2が計量
装置3結合されて装置が使用基準完了状態になつた際、
釣合槽7は2つの室、即ち釣合槽7の底部14に隣接す
る空気室45と、計量装置に近い方の室46とに分割さ
れる。
分割は隔壁43によつて行なわれる。隔壁はノ)ブ41
に固定れており、半径方向外方において管状カラー42
のところまで達している。管状カラー42は、計量装置
が容器内に挿入される際に釣合槽内へ滑動進入して釣合
槽の内壁と密着する。隔壁43の配列は次のようになつ
ている。即ち、装着された状態に於て、隔壁43と管状
カラー42を有するブリッジ材40が、容器の軸線9を
横切る方向において、容器の2つの可撓側壁4及び5に
形成された2つの突起、例えば図示のように内方へ圧入
されたカップ状の小突起12及び13の形態の突起と整
合する。上記突起は軸線9を横切る方向において次のよ
うな寸法形状に、即ち、上記ブリッジ材40の横断方向
寸法に略々相当する空隙が突起間に形成されるような寸
法形状になされている。容器と計量装置との結合の際、
ブリッジ材が上記のように釣合槽内へ押し込まれると、
ブリッジ材は2つの突起12及び13の間に達し、可撓
性側壁4及ひ5の堅固な側方支持体を形成し、・その結
果、たとえ容器が乱雑に取り扱われても可動性側壁は圧
縮を受けない。このような寸法形状にすることによつて
、容器2が計量装置3に結合された後、液体収容室8内
の容積の変化は完全に阻止される。従つて、同様に、液
体が外部圧力にノよつて押されて突刺刃30通つて釣合
槽へ入ることはない。ブリッジ材40は同時に仕切壁を
形成している。
に固定れており、半径方向外方において管状カラー42
のところまで達している。管状カラー42は、計量装置
が容器内に挿入される際に釣合槽内へ滑動進入して釣合
槽の内壁と密着する。隔壁43の配列は次のようになつ
ている。即ち、装着された状態に於て、隔壁43と管状
カラー42を有するブリッジ材40が、容器の軸線9を
横切る方向において、容器の2つの可撓側壁4及び5に
形成された2つの突起、例えば図示のように内方へ圧入
されたカップ状の小突起12及び13の形態の突起と整
合する。上記突起は軸線9を横切る方向において次のよ
うな寸法形状に、即ち、上記ブリッジ材40の横断方向
寸法に略々相当する空隙が突起間に形成されるような寸
法形状になされている。容器と計量装置との結合の際、
ブリッジ材が上記のように釣合槽内へ押し込まれると、
ブリッジ材は2つの突起12及び13の間に達し、可撓
性側壁4及ひ5の堅固な側方支持体を形成し、・その結
果、たとえ容器が乱雑に取り扱われても可動性側壁は圧
縮を受けない。このような寸法形状にすることによつて
、容器2が計量装置3に結合された後、液体収容室8内
の容積の変化は完全に阻止される。従つて、同様に、液
体が外部圧力にノよつて押されて突刺刃30通つて釣合
槽へ入ることはない。ブリッジ材40は同時に仕切壁を
形成している。
その目的で、管状カラー42は中空筒状工フロンの形状
をしており、この工フロンはピストンの様な態様にて釣
合槽の内側と接触している。横断面全体に伸延している
隔壁43はカラー42の上方縁部から発しており、且つ
ハブ41に密着接続されている。このようにして形成さ
れた2つの室45及び46間の連通は、ブリッジ材40
の隔壁43に設けた小横断面積の小孔44によつて行な
われる。隔壁43は釣合槽7の底部14に対して漏斗状
になされ、小孔44は底部14から最も離隔した部分に
形成されていることが好ましい。
をしており、この工フロンはピストンの様な態様にて釣
合槽の内側と接触している。横断面全体に伸延している
隔壁43はカラー42の上方縁部から発しており、且つ
ハブ41に密着接続されている。このようにして形成さ
れた2つの室45及び46間の連通は、ブリッジ材40
の隔壁43に設けた小横断面積の小孔44によつて行な
われる。隔壁43は釣合槽7の底部14に対して漏斗状
になされ、小孔44は底部14から最も離隔した部分に
形成されていることが好ましい。
容器2と計量装置3を結合した後、この結合ユニットが
その偏平な側壁4又は5の一方を下にして置かれたとき
、液体は突刺刃30を伝つて釣合槽7の下方室46に流
入することになるが、空気室45への流入は隔壁43の
構成及び小孔44の位置によ?て阻止される。
その偏平な側壁4又は5の一方を下にして置かれたとき
、液体は突刺刃30を伝つて釣合槽7の下方室46に流
入することになるが、空気室45への流入は隔壁43の
構成及び小孔44の位置によ?て阻止される。
それにもかかわらず、小量の液体が空気室45へ入つた
としても、この液体は、装置が第1及び2図の作動姿勢
へと転位せしめられた際、漏斗状の隔壁43及び小孔4
4を通つて確実に流出する。しかしながら、実際上、実
質的に見込まれ得るあるゆる状態において空気室45へ
の液体の侵入はほとんど行なわれす、従つて装置を乱雑
に取り扱つてもその効果には支障がないことが分つた。
ブリッジ材40は空気チューブ26及び27及−び計量
装置3に一定の状態に結合されており且つ反復使用に適
した部分を占めている。
としても、この液体は、装置が第1及び2図の作動姿勢
へと転位せしめられた際、漏斗状の隔壁43及び小孔4
4を通つて確実に流出する。しかしながら、実際上、実
質的に見込まれ得るあるゆる状態において空気室45へ
の液体の侵入はほとんど行なわれす、従つて装置を乱雑
に取り扱つてもその効果には支障がないことが分つた。
ブリッジ材40は空気チューブ26及び27及−び計量
装置3に一定の状態に結合されており且つ反復使用に適
した部分を占めている。
必要に応じて容器側壁4及び5の体にわたつてカップ状
突起12及び13の支持効果を分散して引き受ける迫加
的のリブ乃至同様の変形部を側壁24及び5に設けるよ
うになつている。
突起12及び13の支持効果を分散して引き受ける迫加
的のリブ乃至同様の変形部を側壁24及び5に設けるよ
うになつている。
また、図示のカップ状突起以外の変形部を設けてもよい
。釣合槽7を2つの室に区分けする必要がない場合には
、ブリッジ材40は組み込まれた状態に於て容器側壁の
変形部間の機械的な堅固な結合を行!なえば充分である
。しかしながら、どの場合でも、容器2と計量装置3と
の結合の際に特定の周囲部分のみが関与してしまうこと
のないように、ブリッジ材40は力学的に均衡のとれた
構造にすることが望ましい。ブリッジ材の位置は容器の
寸1法形状に依存するが、組み込まれた状態に於て容器
側壁4及び5が屈曲しないように保護する最高の支持体
が得られるように選択されるべきである。この構造によ
れば容器及び釣合槽の壁は極めて薄くてよい。第3乃至
6図は本発明による実施例を示すものであつて、容器5
1は長方形の即ち長四辺形の横断面を有する本体53か
ら成つている。
。釣合槽7を2つの室に区分けする必要がない場合には
、ブリッジ材40は組み込まれた状態に於て容器側壁の
変形部間の機械的な堅固な結合を行!なえば充分である
。しかしながら、どの場合でも、容器2と計量装置3と
の結合の際に特定の周囲部分のみが関与してしまうこと
のないように、ブリッジ材40は力学的に均衡のとれた
構造にすることが望ましい。ブリッジ材の位置は容器の
寸1法形状に依存するが、組み込まれた状態に於て容器
側壁4及び5が屈曲しないように保護する最高の支持体
が得られるように選択されるべきである。この構造によ
れば容器及び釣合槽の壁は極めて薄くてよい。第3乃至
6図は本発明による実施例を示すものであつて、容器5
1は長方形の即ち長四辺形の横断面を有する本体53か
ら成つている。
少くとも側壁57及び58は、環状のシール面56を端
部に有している比較的硬直な頚部54に比較して極めて
可撓性がある。頚部は周方向に係止玉縁55を有してお
り、その作用は以下に述べる。頚部は容器の開口110
のみを形成している。容器内に配置され且つ液体を充填
した液体収容室117を密封してシールしているフード
状釣合槽114はシール面56に対してシールされてい
る。釣合槽は可撓性材料、例えばプラスチックから成り
、肩部115を有していて、この肩部は突刺刃135の
尖端部137によつて突き通される。釣合槽114は拘
束されていない状態に於ては第6図で実線で示されてい
る直径120の円形断面を有している。2つの突起11
1及び112の対向面間の距離113は直径120より
小である。
部に有している比較的硬直な頚部54に比較して極めて
可撓性がある。頚部は周方向に係止玉縁55を有してお
り、その作用は以下に述べる。頚部は容器の開口110
のみを形成している。容器内に配置され且つ液体を充填
した液体収容室117を密封してシールしているフード
状釣合槽114はシール面56に対してシールされてい
る。釣合槽は可撓性材料、例えばプラスチックから成り
、肩部115を有していて、この肩部は突刺刃135の
尖端部137によつて突き通される。釣合槽114は拘
束されていない状態に於ては第6図で実線で示されてい
る直径120の円形断面を有している。2つの突起11
1及び112の対向面間の距離113は直径120より
小である。
従つて、容器の充填状態に於て、釣合槽は第4図に示さ
れているように且つ第6図に点線で示されているように
突起111及び112によつて変形又は圧縮される。こ
の状態における釣合槽114aの横断面は長円形である
。釣合槽の内部119は周辺の大気に開放している。
れているように且つ第6図に点線で示されているように
突起111及び112によつて変形又は圧縮される。こ
の状態における釣合槽114aの横断面は長円形である
。釣合槽の内部119は周辺の大気に開放している。
肩部115と2つの突起の近傍縁部との間の軸線方向距
離118は、突刺刃135の尖端137と筒状ブリッジ
材142の遠方縁部138との間の軸線方向距離136
より短かくなされており、ブリッジ材142の直径方向
の対向壁部140及び141間の距離134突起111
及び112間の間隙113より若干大きくなされている
。即ち、ブリッジ材142の直径134は間隙113よ
りある程度大きくなされている。従つて、ブリッジ材が
釣合槽114内に押し込まれたときに、釣合槽は押し拡
けられ、両突起は容器の外壁57及び58と共に相互に
離反する。その結果、液体収容室117の内部正味容量
は増大することになる。この液体収容室は密閉シールさ
れているので、容量の増大は圧力の減少となる。直径と
距離の差違を勘案すれば、容器と計量装置とを結合する
初めの段階では液体収容室117内の圧力を減圧してい
くことが分る。
離118は、突刺刃135の尖端137と筒状ブリッジ
材142の遠方縁部138との間の軸線方向距離136
より短かくなされており、ブリッジ材142の直径方向
の対向壁部140及び141間の距離134突起111
及び112間の間隙113より若干大きくなされている
。即ち、ブリッジ材142の直径134は間隙113よ
りある程度大きくなされている。従つて、ブリッジ材が
釣合槽114内に押し込まれたときに、釣合槽は押し拡
けられ、両突起は容器の外壁57及び58と共に相互に
離反する。その結果、液体収容室117の内部正味容量
は増大することになる。この液体収容室は密閉シールさ
れているので、容量の増大は圧力の減少となる。直径と
距離の差違を勘案すれば、容器と計量装置とを結合する
初めの段階では液体収容室117内の圧力を減圧してい
くことが分る。
次の段階で尖端137が肩部115を突き破る。突き破
られててきた開口は液体収容室117内の負圧がしばら
くの間持続する程度に小さくなされている。この負圧は
流入する空気流と共に液体の漏出を積極的に阻止する。
肩部に穴を開けた直後に、頚部のシール面56はキャッ
プ状受領部125の溝127の内部でシール部材126
と密封接触する。頚部の玉縁55は溝127内に弾発的
に入り込み、従つて、頚部をシール位置に係止する。こ
れらの段階のすべては、倒立容器を計量装置52へ向け
て単に一様に且つ直線的に動かす間に、順次行なわれる
。計量弁129、空気チューブ130、計量室131及
び管状突起132の構成及び作用は第1乃至2図中に示
すものと同等であり、更に説明は要しないであろう。計
量装置は据え付けのものであつて自動計量放出装置に取
り付けられたままであつてよい。
られててきた開口は液体収容室117内の負圧がしばら
くの間持続する程度に小さくなされている。この負圧は
流入する空気流と共に液体の漏出を積極的に阻止する。
肩部に穴を開けた直後に、頚部のシール面56はキャッ
プ状受領部125の溝127の内部でシール部材126
と密封接触する。頚部の玉縁55は溝127内に弾発的
に入り込み、従つて、頚部をシール位置に係止する。こ
れらの段階のすべては、倒立容器を計量装置52へ向け
て単に一様に且つ直線的に動かす間に、順次行なわれる
。計量弁129、空気チューブ130、計量室131及
び管状突起132の構成及び作用は第1乃至2図中に示
すものと同等であり、更に説明は要しないであろう。計
量装置は据え付けのものであつて自動計量放出装置に取
り付けられたままであつてよい。
充填され密閉された容器は倒立され且つ玉縁55が溝1
27内に弾発係合するまでキャップ状受領部内へ単に押
し込まれる。この直線的押動の間に、液体収容室117
内に負圧かもたらされ、肩部115は破られ且つ密閉結
合が達成される。
27内に弾発係合するまでキャップ状受領部内へ単に押
し込まれる。この直線的押動の間に、液体収容室117
内に負圧かもたらされ、肩部115は破られ且つ密閉結
合が達成される。
ねじり込み運動は全く必要ない。容器を倒立しても液体
が漏出する危険は全くない。
が漏出する危険は全くない。
第1図は作用位置にある従来の容器と計量装置との結合
体の側面図、第2図は第1図中の■−■線に沿う垂直断
面図、第2a図は第1図中の計量装置を容器から切り離
した状態を示す垂直断面図、第3図は本発明の実施形を
示す側面図、第4図は第3図に示す容器の垂直断面図、
第5図は、第3及び4図の容器が結合されるべき計量装
置の垂直断面図、第6図は第3及び4図に示した容器の
突起の部分の概略横断面図てある。 尚、図示された主要部符号との対応関係は以下の通りに
てある。51・・・・・・容器、52・・・・・・計量
装置、54・・・・・・容器の頚部、114・・・・・
・釣合槽、117・・・・・・容器の液体収容室、12
9,130,132・・・・・通気管、135・・・・
・・突刺刃、125・・・・・・キャップ状受・領部。
体の側面図、第2図は第1図中の■−■線に沿う垂直断
面図、第2a図は第1図中の計量装置を容器から切り離
した状態を示す垂直断面図、第3図は本発明の実施形を
示す側面図、第4図は第3図に示す容器の垂直断面図、
第5図は、第3及び4図の容器が結合されるべき計量装
置の垂直断面図、第6図は第3及び4図に示した容器の
突起の部分の概略横断面図てある。 尚、図示された主要部符号との対応関係は以下の通りに
てある。51・・・・・・容器、52・・・・・・計量
装置、54・・・・・・容器の頚部、114・・・・・
・釣合槽、117・・・・・・容器の液体収容室、12
9,130,132・・・・・通気管、135・・・・
・・突刺刃、125・・・・・・キャップ状受・領部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 液体、殊に濃縮液又はシロツプの搬送放出容器の頚
部を計量装置のキャップ状受領部に嵌着するために、容
器の出口開口が、この出口開口に恒常的に結合され且つ
上記容器内に配置されたフード状釣合槽によつて密閉シ
ールされ、また倒立姿勢において容器頚部が上記計量装
置のキャップ状受領部に嵌着されるときに上記計量装置
に設けた突刺刃が釣合槽の肩部を突き破る方法において
、突刺刃が肩部を突き破る直前に上記容器の側壁を変形
させることにより容器の液体収容室内に負圧を生成させ
ることを特徴とする液体、殊に飲料製造のための濃縮液
又はシロツプの計量放出方法。 2 容器頚部をキャップ状受領部へ嵌合させつつ釣合槽
の壁部を離反させ、この壁部の離反運動を容器の側壁に
伝達させ、それに引き続いて突刺刃によつて肩部を突き
破り、突破直後に容器頚部を受領部に密閉結合し、これ
らの工程すってを容器と計量装置との間の相互の一様な
直線運動の間に順次行うことを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の方法。 3 少くとも2つの対向配置された可撓性側壁を有する
液体搬送放出容器と、この容器の出口開口に恒常的に結
合され且つ該容器内に破置され更に上記出口開口に向つ
てのみ開放しているフード状釣合槽と、容器の出口開口
に結合され且つ計量弁によつて制御される入口及び出口
を有する計量装置と、この計量装置を容器に結合するた
めのキャップ状受領部とを有しており、上記のフード状
釣合槽の壁部、容器の可撓性側壁から液体収容室内を通
つて内方へ突出した少なくとも2つの対向する突起が接
しており、また上記のキャップ状受領部が、この受領部
を容器に結合する際に容器の液体収容室を開く突刺刃と
フード状釣合槽内において上記突起間に達するブリッジ
材とを有している計量放出装置に於て、ブリッジ材14
2の対向壁部140、141の距離134が突起111
、112間の間隙113よりも大きくなされていること
を特徴とする、液体、殊に飲料製造のための濃縮液又は
シロツプの計量放出装置。 4 フード状釣合槽114が突刺刃135によつて突刺
可能な肩部115を有し、容器線145に対して平行に
測定して肩部115この肩部に近い方の突起111、1
12の縁部とのの距離118が、突刺刃135の尖端1
37とブリッジ材142の対向壁部140、141の遠
方縁部138との間の距離136より小さく、これら対
向壁部140、141が突起111、112に作用して
押し拡げる、特許請求の範囲第3項に記載の装置。 5 フード状釣合槽114が当初円形横断面を有してい
てその直径120が当初の形態にある容器の突起111
、112間の間隙113より大である、特許請求の範囲
第3項又は第4項に記載の装置。 6 突起111、112の押し拡げ、突刺刃135によ
る液体収容室117の開放、及びキャップ状受領部12
5による容器開口110の密閉が、容器軸線145の方
向の一様な押込み運動中に行われるように、キャップ状
受領部125が構成されている、特許請求の範囲第4項
又は第5項に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19792920747 DE2920747C3 (de) | 1979-05-22 | 1979-05-22 | Vorrichtung zum abdichtenden Verbinden eines Transportbehälters mit der gestellfesten, nach oben offenen Aufnahme einer Einrichtung zur dosierten Abgabe von Flüssigkeiten in Geräten zum Ausgeben von Getränken |
DE2920747.4 | 1979-05-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55155215A JPS55155215A (en) | 1980-12-03 |
JPS6058804B2 true JPS6058804B2 (ja) | 1985-12-21 |
Family
ID=6071442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55062900A Expired JPS6058804B2 (ja) | 1979-05-22 | 1980-05-14 | 液体、殊に飲料製造のための濃縮液又はシロップの計量放出方法及び装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6058804B2 (ja) |
DE (1) | DE2920747C3 (ja) |
FR (1) | FR2457251B1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5820694A (ja) * | 1981-07-29 | 1983-02-07 | 株式会社東京タツノ | 液体貯蔵装置 |
WO2019016149A1 (en) * | 2017-07-18 | 2019-01-24 | Nestec S.A. | DEVICE FOR MEASURING AND DISPENSING BULK MATERIAL |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2544671A1 (de) * | 1975-10-06 | 1977-04-14 | Dagma Gmbh & Co | Vorrichtung zum abgeben dosierter mengen einer fluessigkeit |
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DE1532545B2 (de) * | 1967-02-18 | 1976-05-20 | Interstabella AG, Chur (Schweiz) | Verfahren zum abfuellen von fluessigkeiten in elastisch verformbare behaelter sowie verschluss und verschliesskopf zur ausfuehrung des verfahrens |
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Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2457251B1 (fr) | 1986-02-21 |
DE2920747C3 (de) | 1982-02-11 |
JPS55155215A (en) | 1980-12-03 |
FR2457251A1 (fr) | 1980-12-19 |
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