JPS6058755B2 - 1,4−ジヒドロ−4−オキソニコチン酸類 - Google Patents
1,4−ジヒドロ−4−オキソニコチン酸類Info
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- JPS6058755B2 JPS6058755B2 JP14065176A JP14065176A JPS6058755B2 JP S6058755 B2 JPS6058755 B2 JP S6058755B2 JP 14065176 A JP14065176 A JP 14065176A JP 14065176 A JP14065176 A JP 14065176A JP S6058755 B2 JPS6058755 B2 JP S6058755B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般式(I)
R、11COOH
\、、一”\、/’
:; 11
・■(11
/、、、N、、一 (I)
R。
R。
(式中、R、およびR2は低級アルキル基またはフェニ
ル基を、R。
ル基を、R。
は低級アルキル基を表わす)で示される1、4−ジヒド
ロー4−オキソニコチン酸類に関する。本発明のニコチ
ン酸類(I)は本発明者らにより鋭意検討のうえ合成さ
れた新規化合物であり、その細菌学的作用を検討したと
ころグラム陽性、陰性菌に対し抗菌作用を有することが
判明し本発明を完成した。
ロー4−オキソニコチン酸類に関する。本発明のニコチ
ン酸類(I)は本発明者らにより鋭意検討のうえ合成さ
れた新規化合物であり、その細菌学的作用を検討したと
ころグラム陽性、陰性菌に対し抗菌作用を有することが
判明し本発明を完成した。
本発明の一般式(I)で示されるニコチン酸類中、R、
およびR2で表わされる低級アルキル基としてはメチル
、エチル、プロピル、イソプロピルャブチル、第2級ブ
チル、第3級ブチルなど・ C、〜C。
およびR2で表わされる低級アルキル基としてはメチル
、エチル、プロピル、イソプロピルャブチル、第2級ブ
チル、第3級ブチルなど・ C、〜C。
程度のアルキル基が挙げられる。またR3て表わされる
低級アルキル基としてはメチル、エチルャプロピルャイ
ソプロピルァブチル、第2級ブチル、第3級ブチルなど
C1〜C4程度のアルキル基である。したがつて、本発
明の新規1、4−ジヒドロ−4−オキソニコチン酸類(
I)としては、例えは次のものを挙げることができる。
低級アルキル基としてはメチル、エチルャプロピルャイ
ソプロピルァブチル、第2級ブチル、第3級ブチルなど
C1〜C4程度のアルキル基である。したがつて、本発
明の新規1、4−ジヒドロ−4−オキソニコチン酸類(
I)としては、例えは次のものを挙げることができる。
すなわち、1−エチルー5−メチルー6−フエニルー1
|4−ジヒドロー4−オキソニコチン酸、1−エチルー
6”−メチルー5−フエニルー1|4−ジヒドロー4−
オキソニコチン酸、1−エチルー5、6−ジフエニルー
1、4−ジヒドロー4−オキソニコチン酸などである。
本発明の化合物である1、4−ジヒドロー4−オキソニ
コチン酸類(1)は以下の方法により製造される。
|4−ジヒドロー4−オキソニコチン酸、1−エチルー
6”−メチルー5−フエニルー1|4−ジヒドロー4−
オキソニコチン酸、1−エチルー5、6−ジフエニルー
1、4−ジヒドロー4−オキソニコチン酸などである。
本発明の化合物である1、4−ジヒドロー4−オキソニ
コチン酸類(1)は以下の方法により製造される。
まず、本発明化合物の原料化合物は本発明者らが別途に
特許出願中の方法によつて製造される。すなわち、一般
式(■)(式中、R1およびR2は前記定義と同一、R
4は低級アルキル基を表わす)で示されるエナミン化合
物を閉環することによつて、一般式(■)で示される文
献未知のニコチン酸エステルを得る。
特許出願中の方法によつて製造される。すなわち、一般
式(■)(式中、R1およびR2は前記定義と同一、R
4は低級アルキル基を表わす)で示されるエナミン化合
物を閉環することによつて、一般式(■)で示される文
献未知のニコチン酸エステルを得る。
本反応に用いる閉環方法としては、高沸点不活性溶媒中
一般式(■)のエナミン化合物を加熱する手段が採用さ
れる。かくして得られた原料化合物のニコチン酸エステ
ル(■)を本発明の化合物たるニコチン酸類(1)へ導
く手段は次の2種の方法が採用される。
一般式(■)のエナミン化合物を加熱する手段が採用さ
れる。かくして得られた原料化合物のニコチン酸エステ
ル(■)を本発明の化合物たるニコチン酸類(1)へ導
く手段は次の2種の方法が採用される。
それらを化学式で示せば図式1の如くである。(式中、
Rl,R2およびR4は前記定義と同一、R3は低級ア
ルキル基を表わす)まず、第一の方法としては、ニコチ
ン酸エステル(■)を加水分解し、一般式(■)で示さ
れる4カルボン酸に導びく。
Rl,R2およびR4は前記定義と同一、R3は低級ア
ルキル基を表わす)まず、第一の方法としては、ニコチ
ン酸エステル(■)を加水分解し、一般式(■)で示さ
れる4カルボン酸に導びく。
本加水分解では通常の酸あるいは塩基を用い、有機化学
上許容される加水分解手段が採用される。たとえば、苛
性ソーダ,苛性カリウム,炭酸カリウムなどによるアル
カリ加水分解の場合、これらアルカリの水溶液単独ある
いはアルコール,テトラヒドロフランなど反応に直接関
与しない有機溶媒との混合液中で行なわれ、反応は用い
たアルカリの種類,濃度によつて異なるが、室温ないし
100℃程度で比較的すみやかに進行する。塩酸,硫酸
などの酸による加水分解においても同様である。次いで
、カルボン酸(■)をアルキル化し目的化合物(1)へ
導びく。本アルキル化反応は適当な塩基ないし脱酸剤の
存在下ハロゲン化アルキルを作用させることにより行な
われる。アルキル化に用いるハロゲン化アルキルとして
は、ヨウ化メチル,ヨウ化エチル,臭化メチル,臭化エ
チル,ヨウ化プロピル,ヨウ化ブチルなどが挙げられ、
また用いる塩基ないし脱酸剤としては、例えば炭酸水素
ナトリウム,炭酸水素カリウム,炭酸ナトリウム,炭酸
カリウムなどが挙げられる。反応は適当な溶媒の存在下
に行なうのが好適であり、そのような溶媒としては反応
に直接関与しないものならばどのようなものでも良く、
たとえばメタノール,エタノールなどのアルコール系,
エーテル,テトラヒドロフラン,ジオキサンなどのエー
テル系,ベンゼン,ヘキサン,トルエンなどの炭化水素
系,ジメチルホルムアミド,ジメチルスルフオキシドな
どの極性溶媒が挙げられる。もちろん所望により含水条
件下に行なつても良く、むしろこの方が好結果を与える
場合も多い。目的物の採取手段としては公知方法(抽出
,転溶,クロマトグラフィー,再結晶など)がとられ、
多くの1,4−ジヒドロー4−オキソニコチン酸類(1
)は結晶として単離される。第二の方法としては、第一
の方法の操作順序を逆にしたものであるが、ニコチン酸
エステル(■)をアルキル化しエステル体(■)を得、
次いでこのエステル体(■)を加水分解し本発明の化合
物たる1,4−ジヒドロー4−オキソニコチン酸類(1
)へ誘導する。
上許容される加水分解手段が採用される。たとえば、苛
性ソーダ,苛性カリウム,炭酸カリウムなどによるアル
カリ加水分解の場合、これらアルカリの水溶液単独ある
いはアルコール,テトラヒドロフランなど反応に直接関
与しない有機溶媒との混合液中で行なわれ、反応は用い
たアルカリの種類,濃度によつて異なるが、室温ないし
100℃程度で比較的すみやかに進行する。塩酸,硫酸
などの酸による加水分解においても同様である。次いで
、カルボン酸(■)をアルキル化し目的化合物(1)へ
導びく。本アルキル化反応は適当な塩基ないし脱酸剤の
存在下ハロゲン化アルキルを作用させることにより行な
われる。アルキル化に用いるハロゲン化アルキルとして
は、ヨウ化メチル,ヨウ化エチル,臭化メチル,臭化エ
チル,ヨウ化プロピル,ヨウ化ブチルなどが挙げられ、
また用いる塩基ないし脱酸剤としては、例えば炭酸水素
ナトリウム,炭酸水素カリウム,炭酸ナトリウム,炭酸
カリウムなどが挙げられる。反応は適当な溶媒の存在下
に行なうのが好適であり、そのような溶媒としては反応
に直接関与しないものならばどのようなものでも良く、
たとえばメタノール,エタノールなどのアルコール系,
エーテル,テトラヒドロフラン,ジオキサンなどのエー
テル系,ベンゼン,ヘキサン,トルエンなどの炭化水素
系,ジメチルホルムアミド,ジメチルスルフオキシドな
どの極性溶媒が挙げられる。もちろん所望により含水条
件下に行なつても良く、むしろこの方が好結果を与える
場合も多い。目的物の採取手段としては公知方法(抽出
,転溶,クロマトグラフィー,再結晶など)がとられ、
多くの1,4−ジヒドロー4−オキソニコチン酸類(1
)は結晶として単離される。第二の方法としては、第一
の方法の操作順序を逆にしたものであるが、ニコチン酸
エステル(■)をアルキル化しエステル体(■)を得、
次いでこのエステル体(■)を加水分解し本発明の化合
物たる1,4−ジヒドロー4−オキソニコチン酸類(1
)へ誘導する。
この第二の方法において用いられるアルキル化および加
水分解の操作は、上述した第一の方法におけるそれと同
様の方法が採用される。かくして得られた1,4−ジヒ
ドロー4−オキソニコチン酸類(1)はそれ自体で顕著
な抗菌作用を有するものであるが、遊離のカルボン酸で
あるから所望によりアルカリ金属塩などの塩に導びくこ
ともでき、それらについても抗菌作用が認められること
が判明した。
水分解の操作は、上述した第一の方法におけるそれと同
様の方法が採用される。かくして得られた1,4−ジヒ
ドロー4−オキソニコチン酸類(1)はそれ自体で顕著
な抗菌作用を有するものであるが、遊離のカルボン酸で
あるから所望によりアルカリ金属塩などの塩に導びくこ
ともでき、それらについても抗菌作用が認められること
が判明した。
以下に本発明を実施例にて説明するが、これらに限定さ
れるものではない。
れるものではない。
実施例1
1−エチルー5−メチルー6−フェニルー4−オキソニ
コチン酸エチルの製造法4−ヒドロキシー5−メチルー
6−フェニルニコチン酸エチル0.12g,炭酸カリウ
ム0.2y,ヨウ化エチル0.4mt,ジメチルホルム
アミド2mtおよび水1m1の混合物を水浴上70〜7
5℃にて2時間時々振とうしながら加熱。
コチン酸エチルの製造法4−ヒドロキシー5−メチルー
6−フェニルニコチン酸エチル0.12g,炭酸カリウ
ム0.2y,ヨウ化エチル0.4mt,ジメチルホルム
アミド2mtおよび水1m1の混合物を水浴上70〜7
5℃にて2時間時々振とうしながら加熱。
反応後溶媒を留去し、残留物をベンゼン抽出。水洗,乾
燥(硫酸ソーダリ後ベンゼン留去。得られるシロツプ状
物をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィーに付
し、ベンゼン,ベンゼン−クロロホルム混液,クロロホ
ルムおよび1%メタノ−ルークロロホルムの順にで流出
し、目的のニコチン酸エステル0.11ダ(83%)を
油状物として得る。赤外線吸収スペクトル(Liq) 1720cm−1(エステル) 1620c『1(ケトン) 核磁気共鳴スペクトル(δInCDCl3)1.20(
311,三重線,N−CH2CH3)1.41(311
,三重線,−COOCH2CH3)1.75(3H,一
重線,C5−CH3)3.67(2H,四重線,N−C
H2−CH3)4.39(2H,四重線,−COOCH
2CH3)8.23(1H,一重線,C2−H)質量分
析スペクトル(m/e) 285(分子イオンピーク,Cl7Hl9NO3)実施
例21−エチルー6−メチルー5−フェニルー4−オキ
ソニコチン酸エチルの製造法4−ヒドロキシー6−メチ
ルー5−フェニルニコチン酸エチル0.459,炭酸カ
リウム0.45g,ヨウ化エチル0.5mt,ジメチル
ホルムアミド3mtおよび水1.5m1の混合物を実施
例1と同様に反応,処理を行ない、ベンゼン−ヘキサン
より再結晶し融点120〜127Cの無色結晶として目
的のニコチン酸エステルを0.26y(52%)得る。
燥(硫酸ソーダリ後ベンゼン留去。得られるシロツプ状
物をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィーに付
し、ベンゼン,ベンゼン−クロロホルム混液,クロロホ
ルムおよび1%メタノ−ルークロロホルムの順にで流出
し、目的のニコチン酸エステル0.11ダ(83%)を
油状物として得る。赤外線吸収スペクトル(Liq) 1720cm−1(エステル) 1620c『1(ケトン) 核磁気共鳴スペクトル(δInCDCl3)1.20(
311,三重線,N−CH2CH3)1.41(311
,三重線,−COOCH2CH3)1.75(3H,一
重線,C5−CH3)3.67(2H,四重線,N−C
H2−CH3)4.39(2H,四重線,−COOCH
2CH3)8.23(1H,一重線,C2−H)質量分
析スペクトル(m/e) 285(分子イオンピーク,Cl7Hl9NO3)実施
例21−エチルー6−メチルー5−フェニルー4−オキ
ソニコチン酸エチルの製造法4−ヒドロキシー6−メチ
ルー5−フェニルニコチン酸エチル0.459,炭酸カ
リウム0.45g,ヨウ化エチル0.5mt,ジメチル
ホルムアミド3mtおよび水1.5m1の混合物を実施
例1と同様に反応,処理を行ない、ベンゼン−ヘキサン
より再結晶し融点120〜127Cの無色結晶として目
的のニコチン酸エステルを0.26y(52%)得る。
赤外線吸収スペクトル(KBr)
1700cm−1(エステル)
1675cm−1(ケトン)
核磁気共鳴スペクトル(δInCDCl3)1.35(
3H,三重線,N−ClI2CH3)1.47(3H,
三重線,COOCH2CH3)2.15(311,一重
線,C6−CH3)3.97(2H,四重線,N−CH
2−CH3)4.33(州,四重線,COOCH2CH
3)8.18(1H,一重線,C2−H)元素分析値C
l7Hl9NO3 計算値:C,7l.56;H,6.7l;N,4.9l
実験値:C,7l.72;H,6.58;N,4.63
実施例31−エチルー5,6−ジフェニルー4−オキソ
ニコチン酸エチルの製造法4−ヒドロキシー5,6−ジ
フェニルニコチン酸エチル0.55y,炭酸水素ナトリ
ウム1.2y,ヨウ化エチル1.5mL,ジメチルホル
ムアミド4m1および水1m1の混合液を3.時間時々
振とうしながら加熱。
3H,三重線,N−ClI2CH3)1.47(3H,
三重線,COOCH2CH3)2.15(311,一重
線,C6−CH3)3.97(2H,四重線,N−CH
2−CH3)4.33(州,四重線,COOCH2CH
3)8.18(1H,一重線,C2−H)元素分析値C
l7Hl9NO3 計算値:C,7l.56;H,6.7l;N,4.9l
実験値:C,7l.72;H,6.58;N,4.63
実施例31−エチルー5,6−ジフェニルー4−オキソ
ニコチン酸エチルの製造法4−ヒドロキシー5,6−ジ
フェニルニコチン酸エチル0.55y,炭酸水素ナトリ
ウム1.2y,ヨウ化エチル1.5mL,ジメチルホル
ムアミド4m1および水1m1の混合液を3.時間時々
振とうしながら加熱。
反応後実施例1と同様に処理し、ベンゼン−ヘキサンよ
り再結晶し無色結晶として目的のニコチン酸エステル0
.14y(68%)を得る。融点190〜191テC赤
外線吸収スペクトル(KBr) 16乃0−1(エステル) 1615cm−1(ケトン) 核磁気共鳴スペクトル(δInCDCI3)1.07(
3H,三重線,N−CH2CH3)1.21(3FI,
三重線,COOCH2CH3)3.73(2H,四重線
,N−CH2−CH3)4.37(2H,四重線,CO
OCH2CH3)8.28(1H,一重線,C2−H)
元素分析値C22H2lNO3計算値:C,76.O6
;H,6.O9;N,4.O3実験値:C,75.95
:H,5.83;N,3.96実施例44−ヒドロキシ
ー5−メチルー6−フェニルニコチン酸の製造法4−ヒ
ドロキシー5−メチルー6−フェニルニコチン酸エチル
0.15y,苛性ソーダ0.2f,エタノール2m1お
よび水2m1の混合物を80〜85℃にて加熱。
り再結晶し無色結晶として目的のニコチン酸エステル0
.14y(68%)を得る。融点190〜191テC赤
外線吸収スペクトル(KBr) 16乃0−1(エステル) 1615cm−1(ケトン) 核磁気共鳴スペクトル(δInCDCI3)1.07(
3H,三重線,N−CH2CH3)1.21(3FI,
三重線,COOCH2CH3)3.73(2H,四重線
,N−CH2−CH3)4.37(2H,四重線,CO
OCH2CH3)8.28(1H,一重線,C2−H)
元素分析値C22H2lNO3計算値:C,76.O6
;H,6.O9;N,4.O3実験値:C,75.95
:H,5.83;N,3.96実施例44−ヒドロキシ
ー5−メチルー6−フェニルニコチン酸の製造法4−ヒ
ドロキシー5−メチルー6−フェニルニコチン酸エチル
0.15y,苛性ソーダ0.2f,エタノール2m1お
よび水2m1の混合物を80〜85℃にて加熱。
反応終了後溶媒を留去し、水を加えろ過。沖液を塩酸に
てPH6〜7に調整すれば結晶析出。枦取,水洗後エタ
ノールより再結晶すれば無色プリズム晶として目的のニ
コチン酸0.11y(79%).を得る。融点274〜
276℃(分解)。赤外線吸収スペクトル(KBr) 3100礪−1(0H) 3000〜2400c1n−1(カルボン酸0H)16
35crf1−1(カルボニル)核磁気共鳴スペクトル
(δInd6−DMSO)1.98(3H,一重線,C
5−CH3)8.40(1H,一重線,C2−H) 元素分析値Cl3HllNO3 計算値:C,68泪;H,4.84;N,6.ll実験
値:C,67.59;11,5.06;N,5.84実
施例54−ヒドロキシー6−メチルー5−フェニルニコ
チン酸の製造法4−ヒドロキシー6−メチルー5−フェ
ニルニコチン酸エチル1.2y,苛性ソーダ1.15g
,エタノール10m1および水10mLの混合物を1.
5時間加熱。
てPH6〜7に調整すれば結晶析出。枦取,水洗後エタ
ノールより再結晶すれば無色プリズム晶として目的のニ
コチン酸0.11y(79%).を得る。融点274〜
276℃(分解)。赤外線吸収スペクトル(KBr) 3100礪−1(0H) 3000〜2400c1n−1(カルボン酸0H)16
35crf1−1(カルボニル)核磁気共鳴スペクトル
(δInd6−DMSO)1.98(3H,一重線,C
5−CH3)8.40(1H,一重線,C2−H) 元素分析値Cl3HllNO3 計算値:C,68泪;H,4.84;N,6.ll実験
値:C,67.59;11,5.06;N,5.84実
施例54−ヒドロキシー6−メチルー5−フェニルニコ
チン酸の製造法4−ヒドロキシー6−メチルー5−フェ
ニルニコチン酸エチル1.2y,苛性ソーダ1.15g
,エタノール10m1および水10mLの混合物を1.
5時間加熱。
反応終了後実施例4と同様の処理を行ない、lメタノー
ルから再結晶し無色プリズム晶として目的のニコチン酸
0.7f(66%)を得る。融点265〜26rC(分
解)。赤外線吸収スペクトル(KBr) 3600〜2500cm−1(0H,カルボン酸0H)
16(9)G−1(カルボニル)核磁気共鳴スペクトル
(δInd6−DMSO)2.20(3H,一重線,C
6−CH3)8.47(1H,一重線,C2−H) 元素分析値Cl3HllNO3 計算値:C,68.ll:H,4.84;N,6.ll
実験値:C,68.Ol;H,4.72;N,6.O5
実施例64−ヒドロキシー5,6−ジフェニルニコチン
酸の製造法4−ヒドロキシー5,6−ジフェニルニコチ
ン酸エチル0.17y,苛性ソーダ0.2y,エタノー
ル2m1および水2m1の混合物を水浴上85〜90℃
にて2時間加熱。
ルから再結晶し無色プリズム晶として目的のニコチン酸
0.7f(66%)を得る。融点265〜26rC(分
解)。赤外線吸収スペクトル(KBr) 3600〜2500cm−1(0H,カルボン酸0H)
16(9)G−1(カルボニル)核磁気共鳴スペクトル
(δInd6−DMSO)2.20(3H,一重線,C
6−CH3)8.47(1H,一重線,C2−H) 元素分析値Cl3HllNO3 計算値:C,68.ll:H,4.84;N,6.ll
実験値:C,68.Ol;H,4.72;N,6.O5
実施例64−ヒドロキシー5,6−ジフェニルニコチン
酸の製造法4−ヒドロキシー5,6−ジフェニルニコチ
ン酸エチル0.17y,苛性ソーダ0.2y,エタノー
ル2m1および水2m1の混合物を水浴上85〜90℃
にて2時間加熱。
反応終了後実施例4と同様の処理を行ない、エタノール
から再結晶し無色プリズム晶として目的のニコチン酸0
.13y(84%)を得る。融点292〜292.50
C(分解)。赤外線吸収スペクトルけ$r) 3180α−1(0H) 3050〜2800c7x−1(カルボン酸0H)17
25c!n−1(カルボニル)核磁気共鳴スペクトル(
δInd6−DMSO)7.13,7.25(各5H,
一重線,フェニル)8.45(1H,一重線,C2−H
)元素分析値Cl8Hl3NO3 計算値:C,74.2l:H,4.5O:N,4.8l
実験値:C,74.O4;H,4.6l:N,4.55
実施例71−エチルー5−メチルー6−フェニルー4−
オキソニコチン酸の製造法(4)実施例1で得たニコチ
ン酸エステル0.11y,苛性ソーダ0.29,エタノ
ール2mtおよび水2mtの混合物を水浴上80〜85
℃にて2時間加熱。
から再結晶し無色プリズム晶として目的のニコチン酸0
.13y(84%)を得る。融点292〜292.50
C(分解)。赤外線吸収スペクトルけ$r) 3180α−1(0H) 3050〜2800c7x−1(カルボン酸0H)17
25c!n−1(カルボニル)核磁気共鳴スペクトル(
δInd6−DMSO)7.13,7.25(各5H,
一重線,フェニル)8.45(1H,一重線,C2−H
)元素分析値Cl8Hl3NO3 計算値:C,74.2l:H,4.5O:N,4.8l
実験値:C,74.O4;H,4.6l:N,4.55
実施例71−エチルー5−メチルー6−フェニルー4−
オキソニコチン酸の製造法(4)実施例1で得たニコチ
ン酸エステル0.11y,苛性ソーダ0.29,エタノ
ール2mtおよび水2mtの混合物を水浴上80〜85
℃にて2時間加熱。
反応終了後溶媒を留去し、水を加えて不溶物を戸別。p
液を濃塩酸にてPH4とす!れば結晶析出。戸取、水洗
後、エタノールより再結晶すれば目的のニコチン酸を無
色プリズム晶として0.8y(81%)得。融点207
.5〜209℃。赤外線吸収スペクトルけ3r)
11705,1625cTrL−1(カルボニ
ル)核磁気共鳴スペクトル(δInd6−DMSO)1
.33(3H,三重線,N−CH2CH3)1.72(
31(,一重線,C5−CH3)3.90(2H,四重
線,N−CH2CH3) 18.77(1H,一
重線,C2−H)元素分析値Cl5Hl5NO3計算値
:70.02;H,5.88;N,5.44実験値:C
,69.6O;H,6.OO;N,5.33(B)実施
例4で得たニコチン酸を用い、炭酸力・リウムの存在下
前記実施例1と同様の操作でヨウ化エチルにてエチル化
を行ない、上記(4)法と同様の処理をすれば、(4)
で得たニコチン酸と同一の機器分析データーを示すニコ
チン酸を得る。
液を濃塩酸にてPH4とす!れば結晶析出。戸取、水洗
後、エタノールより再結晶すれば目的のニコチン酸を無
色プリズム晶として0.8y(81%)得。融点207
.5〜209℃。赤外線吸収スペクトルけ3r)
11705,1625cTrL−1(カルボニ
ル)核磁気共鳴スペクトル(δInd6−DMSO)1
.33(3H,三重線,N−CH2CH3)1.72(
31(,一重線,C5−CH3)3.90(2H,四重
線,N−CH2CH3) 18.77(1H,一
重線,C2−H)元素分析値Cl5Hl5NO3計算値
:70.02;H,5.88;N,5.44実験値:C
,69.6O;H,6.OO;N,5.33(B)実施
例4で得たニコチン酸を用い、炭酸力・リウムの存在下
前記実施例1と同様の操作でヨウ化エチルにてエチル化
を行ない、上記(4)法と同様の処理をすれば、(4)
で得たニコチン酸と同一の機器分析データーを示すニコ
チン酸を得る。
収率74%。実施例8
1−エチルー6−メチルー5−フェニルー4−オキソニ
コチン酸の製造法囚 実施例2で得たニコチン酸エステ
ル0.18f,苛性ソーダ0.25V,エタノール2m
tおよ4び水2mLの混合物を沸とう水浴上1.5時間
加熱。
コチン酸の製造法囚 実施例2で得たニコチン酸エステ
ル0.18f,苛性ソーダ0.25V,エタノール2m
tおよ4び水2mLの混合物を沸とう水浴上1.5時間
加熱。
反応後実施例7と同様の処理を行ないエタノールより再
結晶し目的のニコチン酸を無色プリズム晶として0.1
1y(65%)得る。融点177〜178℃。赤外線吸
収スペクトル(KBr) 1705,1625cm−1(カルボニル)核磁気共鳴
スペクトル(δInd6−DMSO)1.40(3FI
,三重線,N−CH2CH3)2.28(31(,一重
線,C6−CH3)4.30(2H,四重線,N−CH
2CH3)8.81(1H,一重線,C2−H)元素分
析値Cl5Hl5NO3 計算値:C,7O.O2;H,5.88;N,5.44
実験値:C,69.83;H,5.76;N,5.32
(B)実施例5で得たニコチン酸を用いヨウ化エチルに
て前記実施例1と同様エチル化することにより上記(4
)で得たものと同一のニコチン酸を得た。
結晶し目的のニコチン酸を無色プリズム晶として0.1
1y(65%)得る。融点177〜178℃。赤外線吸
収スペクトル(KBr) 1705,1625cm−1(カルボニル)核磁気共鳴
スペクトル(δInd6−DMSO)1.40(3FI
,三重線,N−CH2CH3)2.28(31(,一重
線,C6−CH3)4.30(2H,四重線,N−CH
2CH3)8.81(1H,一重線,C2−H)元素分
析値Cl5Hl5NO3 計算値:C,7O.O2;H,5.88;N,5.44
実験値:C,69.83;H,5.76;N,5.32
(B)実施例5で得たニコチン酸を用いヨウ化エチルに
て前記実施例1と同様エチル化することにより上記(4
)で得たものと同一のニコチン酸を得た。
実施例9
1−エチルー5,6−ジフェニルー4−オキソニコチン
酸の製造法(4)実施例3で得たニコチン酸0.105
y,苛性ソーダ0.18y,エタノール2mtおよび水
1.5m1の混合物を水浴上83〜8TCにて1.5時
間加熱。
酸の製造法(4)実施例3で得たニコチン酸0.105
y,苛性ソーダ0.18y,エタノール2mtおよび水
1.5m1の混合物を水浴上83〜8TCにて1.5時
間加熱。
反応後、実施例7と同様に処理を行ないエタノールから
再結晶し、目的のニコチン酸を無色プリズム晶として0
.87q(91%)得る。融点281〜287C0赤外
線吸収スペクトル(KBr) 1710,1260c71−1(カルボニル)核磁気共
鳴スペクトル(δInd6−DMSO)1.22(3H
,三重線,N−CH2CH3)3.98(2H,四重線
,N−CH2CH3)7.07,7.28(各5H,一
重線,フェニル)8.羽(1H,一重線,C2−H)元
素分析値C2OHl7NO3 計算値:C,75.22;H5.37;N,4.39実
験値:C,74.68;H,5.43;N,4.46(
B)実施例6で得たニコチン酸を用い、前記実施例1と
同様にヨウ化エチルにてエチル化を行ない、実施例7と
同様の処理をすることにより上記(4)法で得たと同一
のニコチン酸を得る。
再結晶し、目的のニコチン酸を無色プリズム晶として0
.87q(91%)得る。融点281〜287C0赤外
線吸収スペクトル(KBr) 1710,1260c71−1(カルボニル)核磁気共
鳴スペクトル(δInd6−DMSO)1.22(3H
,三重線,N−CH2CH3)3.98(2H,四重線
,N−CH2CH3)7.07,7.28(各5H,一
重線,フェニル)8.羽(1H,一重線,C2−H)元
素分析値C2OHl7NO3 計算値:C,75.22;H5.37;N,4.39実
験値:C,74.68;H,5.43;N,4.46(
B)実施例6で得たニコチン酸を用い、前記実施例1と
同様にヨウ化エチルにてエチル化を行ない、実施例7と
同様の処理をすることにより上記(4)法で得たと同一
のニコチン酸を得る。
実施例10
1−メチルー5,6−ジフェニルー4−オキソニコチン
酸エチルの製造法4−ヒドロキシー5,6−ジフェニル
ニコチン酸エチル0.1y,ヨウ化メチル1m1,炭酸
カリウム0.3y,ジメチルホルムアミド2mtおよび
水2m1の混合物を水浴上4時間90〜95℃にて加熱
。
酸エチルの製造法4−ヒドロキシー5,6−ジフェニル
ニコチン酸エチル0.1y,ヨウ化メチル1m1,炭酸
カリウム0.3y,ジメチルホルムアミド2mtおよび
水2m1の混合物を水浴上4時間90〜95℃にて加熱
。
反応終了後前記実施例1と同様に処理した後、ベンゼン
−ヘキサンより再結晶し無色プリズム晶として目的のニ
コチン酸エチル0.45y(43%)を得る。融点21
4〜215゜C0赤外線吸収スペクトル(KBr) 1670c7Tt−1(エステル) 1625c71−1(カルボニル)
−ヘキサンより再結晶し無色プリズム晶として目的のニ
コチン酸エチル0.45y(43%)を得る。融点21
4〜215゜C0赤外線吸収スペクトル(KBr) 1670c7Tt−1(エステル) 1625c71−1(カルボニル)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1およびR_2は低級アルキル基またはフ
ェニル基を、R_3は低級アルキル基を表わす)で示さ
れる1,4−ジヒドロ−4−オキソニコチン酸類。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14065176A JPS6058755B2 (ja) | 1976-11-25 | 1976-11-25 | 1,4−ジヒドロ−4−オキソニコチン酸類 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14065176A JPS6058755B2 (ja) | 1976-11-25 | 1976-11-25 | 1,4−ジヒドロ−4−オキソニコチン酸類 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5365882A JPS5365882A (en) | 1978-06-12 |
JPS6058755B2 true JPS6058755B2 (ja) | 1985-12-21 |
Family
ID=15273597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14065176A Expired JPS6058755B2 (ja) | 1976-11-25 | 1976-11-25 | 1,4−ジヒドロ−4−オキソニコチン酸類 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6058755B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA3059702A1 (en) | 2017-04-10 | 2018-10-18 | Mitsui Chemicals Agro, Inc. | Pyridone compounds and agricultural and horticultural fungicides containing the same as active ingredients |
-
1976
- 1976-11-25 JP JP14065176A patent/JPS6058755B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5365882A (en) | 1978-06-12 |
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