JPS6058397B2 - 溶融金属レベル計の測定スパン拡大方法 - Google Patents

溶融金属レベル計の測定スパン拡大方法

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JPS6058397B2
JPS6058397B2 JP14465179A JP14465179A JPS6058397B2 JP S6058397 B2 JPS6058397 B2 JP S6058397B2 JP 14465179 A JP14465179 A JP 14465179A JP 14465179 A JP14465179 A JP 14465179A JP S6058397 B2 JPS6058397 B2 JP S6058397B2
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JP
Japan
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sensor
molten metal
shift
hot water
water level
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JP14465179A
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JPS5668790A (en
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豊 川田
紘 今田
敏正 坂本
正憲 藤巻
克之 吉川
優一 安堂
健 島内
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば渦流式センサのような非接触式センサ
を用いて溶融金属湯面レベルを測定する溶融金属レベル
計の測定スパンを拡大する方法に関するものである。
一般に、鋳造作業を自動化するに際しては、鋳型、樋(
タンデイツシユ)等の溶融金属湯面を出来るだけ非接触
で精密に測定する必要がある。
しかし、例えばAlの連続鋳造に渦流式センサを用いた
場合、測定スパンは通常、コイル径の11策度であるか
ら、必要なスパン120TKmを得るためには、コイル
径は240Tmに達し、さらに、その周囲に水冷保護キ
ャップ等がつくので鋳型、樋の大きさに対して巨大なセ
ンサを用いなければならない。
また、サーボ機構を用いて、センサから溶融金属湯面ま
での距離を一定に保つように位置を制御して溶融金属湯
面レベルを測定する従来の溶融金属レベル計においては
、センサを常時作動させておくことになり、サーボ機構
の故障や時定数の問題等によつて信頼性が低くなるとい
う欠点があつた。
本発明は、これらの欠点に鑑みてなされたもので、その
目的は、センサを大きくしたり、サーボ機構の負担を増
やしたりすることなく、また、鋳造の作業性、安全性、
測定の信頼性を損わないで、溶融金属レベル計の測定ス
パンを拡大する方法を提供することにある。
以下、本発明を一実施例である図面に従つて説明する。
第1図は本発明を実現するための基本的構成例を示すも
ので、鋳型内湯面を本発明の方法によつて演算検出し、
制御論理演算によつて所望の湯面レベルに保たれるよう
にストッパ等の調節弁を調節するためのものである。5
は渦流式等の非接触式センサで、センサ5表面が基準面
9にあり、湯面6がセンサ5の測定スパン内にあるとき
は、センサ5をシフトせずとも充分に湯面6を検出する
ことができる(レベル信号c)。
湯面6が外乱または、湯面算出・調節器Dの指令によつ
て降下し、センサ5の測定下限(湯面算出・調節器Dで
あらかじめ設定しておく)を超えたら、湯面算出・調節
器Dによつてあらかじめ設定した量のシフト指令bをシ
フト調節器Bに与える。
支持具3によつて支えられたセンサ5はサーボモータ、
シリンダ等を用いたアクチュエータ2が作動することに
よつて、ガイド4に沿つて降下する。このとき支持具3
は、スライド抵抗、差動トランスを用いたシフト検出器
1を駆動するので、シフト発信器からセンサのシフト信
号aが得られる。センサのシフト信号aは、シフト調節
器B1湯面算出・調節器Dに取り込まれ、シフト調節器
Bは、センサのシフト指令信号bと比較して、センサ5
が指令位置に停止するようシフトアクチュエータ2を微
調整する。
湯面算出・調節器Dには、センサのシフト信号aとセン
サ5によるレベル信号cが取り込まれているので、基準
面9から湯面6までの距離すなわち実湯面距離を算出す
ることがてきる。
このようにして計測算出した実湯面距離が、所望の湯面
と一致していなければ、通常の制御論理演算により調節
指令信号dを湯面算出・調節器D,より調節器Eに与え
、これにより調節器Eは、調節弁8を駆動・調節し、溶
湯流量を調節する。
この調節は、ノズル・ストッパ、引抜速度を調節する油
圧サーボバルブの何れかまたは両方の何れでも良い。逆
に、湯面6が上昇し、センサ5に与えてある測定上限を
超えれば、これまでとは全く逆にセンサ5を上部へシフ
トし、センサのシフト信号aとレベル信号bによつて湯
面算出・調節器Dで実湯面が算出され上述の方法で湯面
6が調節されるこ−とは言うまでもない。
第2図は本発明を適用した自動連続鋳造システムである
21は下記する無底鋳型7(以下鋳型と称する)に供給
する溶湯を一時貯留するるつぼ25を内部に有する溶湯
供給炉で、その底部下面にはシリンダ24が取付けられ
て傾動自在である。
また溶湯供給炉21の側部には樋17が設けられ、鋳型
7上方まて延びており、鋳型7上方にて樋17底面に取
付けたノズル28により溶湯を鋳型7へ導くようになつ
ている。なお、鋳型7への溶湯流量は、ノズル28の溶
湯流入口に開閉自在に設けたストッパ16により調節さ
れ、ストッパ16はノストツパ駆動機15により作動す
る。鋳型7は無底型をしており、底部には、その内側断
面に略合致するダミーバ26を有している。
ダミーバ26は、その下方にあるシリンダ13に取付け
られ鋳型7内外に移動可能となつており、鋳型7内に供
給される溶湯とともに下降して、鋳塊11を形成するも
のである。なお、樋内湯面はアクチュエータ18により
シフトされる非接触式センサ(以下センサと称する)1
9により、一方、鋳型内湯面6はアクチュエータ10に
よりシフトされる非接触式センサ(以下センサと称する
)5により測定される。
また、冷却水量およびシリンダ13とシリンダ24への
供給油量は、それぞれ流量計20,14,23により検
出され、調節弁29,12,22により調節される。さ
らに、前記構成機器は、従来のアナグロ計器群または、
マイクロコンピュータ等によつて構成される中央調節・
操作卓F1シフトコントローラG1変換器H1ストッパ
ーコントローラ■、シフトコントローラJ1変換器K1
速度コントローラL1変換器M、速度コントローラN等
の制御機器により制御され作動する。
以上構成の装置において、溶湯供給炉21すなわち、る
つぼ25内の溶湯の出湯準備が整うと、ダミーバ26が
鋳型7内(冷却水流量は中央調節・操作卓Fによつて制
御されている)に挿入される。
センサ5は、このダミーバ26を検出するようにシフト
コントローラGとアクチュエータ10によつてシフトさ
れる。シフトコントローラGの出力は、変換器Hからの
信号を受けた中央調節・操作卓Fの演算機能による指令
に基づくものである。同様に、センサ19もシフトコン
トローラJとアクチュエータ18により、例えば、樋底
を検出するようシフトされる。なお、センサ5,19の
鋳造開始前のシフト量は前記のように自動的に行なつて
も良いし、あらかじめ設定しておいても良いし、あるい
は鋳造開始前にオペレータが設定してもよい。
中央調節・操作卓Fより鋳造開始指令を出すと、速度コ
ントローラNに炉傾動指令が出されてシリンダ24が作
動し溶湯が樋17に注がれる。樋17の溶湯湯面はアク
チュエータ18、センサ19、シフトコントローラJ、
変換器K1中央調節・操作卓Fによつて構成される本発
明の方法によつて測定され、中央調節・操作卓Fによつ
て所望の湯面になるように制御演算が行なわれ、速度コ
ントローラNに指令が出される。アクチュエータ18、
センサ19、シフトコントローラJ1変換器、中央調節
・操作卓Fによつて樋内湯面がストッパ16を開けるに
充分であることが測定・判定されたら、中央調節・操作
卓FよりストッパーコントローラIに開度指令を出す。
ストッパ16が開くと、鋳型7内に溶湯が注がれ、アク
チュエータ10、センサ5、シフトコントローラG1変
換器H1中央調節・操作卓Fによつて構成される本発明
の方法によつて鋳型内湯面6が測定され、所望湯面にな
るよう中央調節・操作卓Fからストッパーコントローラ
■へ開度制御信号がおくられる。
鋳型内湯面6が、ダミーバ26を引抜くのに充分なレベ
ルに達したら、中央調節・操作卓Fから速度コントロー
ラLへ引抜き速度指令が出され、シリンダ13によつて
鋳塊11が順次引出され製品ができる。
このような制御は、るつぼ25内の溶湯が無くなるか、
鋳塊11が所望の長さに達するか、またはシリンダ13
の下限に達するまで続けられる。
また、前記のような異常レベルが検出されたら、センサ
5,19が安全な位置へシフトするよう、中央調節・操
作卓Fから指令をシフトコントローラG,Jに与えるこ
とは言うまでもない。このとき、ストッパ16、シリン
ダ13,24および冷却水等が安全な方に運動するよう
な指令機能を中央調節・操作卓Fに持たせておくことも
一般の自動機械においてよく実施することてある。また
、ストッパーコントローラ11速度コントローラL,N
に与えられる指令は、フィードバック、フイードホワー
ドと呼ばれる方法で互に中央調節・操作卓Fにおいて関
係づけておくと、いわゆる制御性が向上するが、これを
行うためには本発明の方法による、樋17および鋳型7
内の湯面を連続的に正確に測定することが不可欠の条件
であることは明白てある。以上の説明から明らかなよう
に、本発明によれば、センサを小型化して測定スパンが
小さくなつた分はシフト機構によつて補うことができ、
さらにシフト中でも正確に湯面が算出される。
したがつて、本発明の利用により、鋳造開始、終了の自
動化が容易にしかも高度の制御性をもつて可能となつた
。また、一定の測定スパンを有する非接触式センサを用
いるので、シフトは間歇的に行なうだけで良く、シフト
による誤差、乱れを少なくするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる方法を実現するための基本的構
成例を示す配置図、第2図は本発明の実施例を示す配置
図てある。 1・・・・・・シフト検出器、2・・・・・アクチュエ
ータ、5・・・・・・非接触式センサ、6・・・・・・
溶融金属湯面、7・・・・鋳型、10,18・・・・ア
クチュエータ、19・・・非接触式センサ、A・・・・
・・シフト発振器、B・・・・・・シフト調節器、C・
・・・・ルベル発振器、D・・・・・・湯面算出・調節
器、F・・・・・・中央調節・操作卓、G,・J・・・
・・・シフトコントローラ、H,K・・・・・・変換器
、a・・・・・・センサのシフト信号、b・・・・・・
センサのシフト指令信号、c・・・・・ルベル信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 サーボ機構によつて溶融金属レベル計のセンサの高
    さを制御し、センサの基準位置に対する高さおよび溶融
    金属湯面からセンサまでの距離とから溶融金属湯面レベ
    ルを検出するようにした溶融金属レベル計において、上
    記距離を示すセンサの出力信号が、予めセンサの測定ス
    パン内に設定した上下限値を超えた場合、センサを1ピ
    ッチづつシフトさせ、センサと溶融金属湯面との距離を
    センサ測定スパン内の上下限値内に保つようにしたこと
    を特徴とする溶融金属レベル計の測定スパン拡大方法。
JP14465179A 1979-11-07 1979-11-07 溶融金属レベル計の測定スパン拡大方法 Expired JPS6058397B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5668790A JPS5668790A (en) 1981-06-09
JPS6058397B2 true JPS6058397B2 (ja) 1985-12-19

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