JPS6058339A - シ−トパレツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、プラスチック製シートパレットに関する。更
に詳しくは、少なくとも荷物などのｗＮ、置物を載置す
る側の面が充填材を含有するオレフィン棚脂組成物の層
からなるシートパレットに関する。

プラスチック製シートパレットは軽量、簡便、薄肉、安
価などの特徴をいかし、従来の木製パレットに取って代
ろうとしている。このグラスチック製シートパレットに
ついては、既に多くの発明や考案がみられる。例えば特
開昭５７−９６９４５号公報には積載側がエチレン−酢
酸ビニル共重合体層、非槽載側がボ１７プロピレンＪＩ
ＩＶけ息東麿ゼ１１丁キレン層からなり、両者の厚４の
比率は５：９５〜ｓｏ：ｓｏの範囲にあり且つ端部は屈
折してタブを形成しているシートパレットが示されてい
る。

又、実開昭５７−６７９２８号公報及び、実開昭５５−
１８４５２号公報にはシートパレットの表面に凹凸又は
突条な機械的手段により設けて、積載物の滑りを抑えた
ものが示されている。しかしながら、かかる従来の構造
のシートパレットは、 （１）　シートパレットの積載側がエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体の場合、夏期のように３０〜４０℃の高温雰
囲気では、樹脂袋（例えば肥料光填用低ＶＡコンテント
のＥＶＡＩＪ％）および紙袋（例えばクラフト紙）とも
シートパレットに粘着し、シートパレットを引抜くこと
が困難か或は不可能となる。無理に引抜くと袋にピンホ
ールが発生したり、ひどい場合には破袋する。

（２）シートパレットの表面に機械的もしくは物理的に
凹凸や災条を設けたものでは、シートパレットを引抜く
時、これら凹凸等のためピンホールや破袋が発生する場
合がある。

等の問題があり、必ずしも満足すべきものではない。

本発明者らはこれらの問題点を解決すべく鋭意検討をす
すめた結果、少な（とも載置面が充填材によって改質さ
れたオレフィン樹脂層からなるシートパレットが自効で
あることを見出し、本発明を完成した。

すなわち、本発明は、少な（とも載置側の面が充填材を
含有したオレフィン樹脂またはそれに更に摩擦係数調節
材を加えた樹脂組成物層からなるシートパレットである
。

本発明で使用するオレフィン樹脂は、エチレン重合体、
エチレン−αオレフィン共重合体、７’。

ピレン重合体、プロピレン−αオレフィン共重合体およ
びこれらのブレンド物等がある。このオレフィン樹脂の
役割はシートに適度の強度や剛さを賦与することにある
。

充填材としては無機フィラー、木粉、有機および無機の
短繊維などを挙げることができる。無機フィラーとして
は例えば炭酸カルシウム、タルク、シリカなどが好まし
いが、一般にオレフィン樹脂に用いられているものであ
れば、いずれも使用イることかできる。充填材の役割は
シートの摩擦抵抗の温度依存性を緩慢にする（温度上昇
にともなう摩擦抵抗の上昇を少なくするンこと、及びシ
ート表面に機椋的操作ではつくることが困難な極く微小
の凹凸を形成し、適度の摩擦抵抗を賦与するなどにある
。とくに前者の摩擦抵抗の温度依存性を緩慢にする作用
の意義は大きい。充填材の含有量は組成物に対し５〜７
０重量％がよく、特に５〜２０重量％が好ましい。

摩擦係数調節材は目的によって含有せしめるものであり
、特に摩擦係数をより増大するために使用される。特に
好ましいものはオレフィン樹脂より摩擦係数が大きい樹
脂であり、例えばエチレン−酢酸ビニル共重合体、エチ
レン−プロピレンゴム、天然ゴム、スチレン−ブタジェ
ンゴム、ブタジェンゴム、スチレンーブクジエンブロッ
クコポリマー、各種タッキファイヤ−などが用いつる。

これらの樹脂の使用割合は、大きい摩擦係数をイηよ５
とする時にはその添加量を多くし、小さく・摩擦係数を
得ようとする時は少なくするが、通常オレフィン樹脂に
対し１〜７０重量％、好ましくは５〜３０Ｍ量％の範囲
で使用する。

本ＱＥＩＪＯ）シー）パレットは単層であっても複層楢
造であってもよい。すなわち、本発明の組成物を押出成
形によりシートとしてもよいし、又、本発明の組成物の
層とオレフィン樹脂層などの支持体層とを共押出或は貼
合シートとしてもよい。又、本発明の組成物を支持体の
表・裏面にサンドウィッチ構造にしたシートを得ること
ができる。この場合、表・裏面を同じ組成物にしてもよ
いし、異なる組成物にしてもよい。

本発明のシートパレットの厚さは通常１〜５１ｎｙｎの
厚さに作られる。複合層からなるシートの場合本発明ｍ
成物層の厚さは少なくとも００１Ｗ以上好ましくは０．
０５１１１１以上がよい。

本発明の組成物はその機能を損わない範囲で顔料、安定
剤、耐候剤、スリップ剤などを添加することができる。

以下、実施例により本発明をより詳細に簡明する。

実施例１〜４ 表１に示すｍ成、構造の１．０ｆｌ厚のシートを、溶融
・押出してつくり、引抜きテストを？’Ｊ−レだ。

［＝ − − 基 眉 − ＥＶＡはエチレン−睡ビニル共亜合坏、ＶＡはｌ￥Ｉ’
ばビニルを示づ。

（１）　シートサイズ　１，１００ｆｌＸ　１，２００
ｍｍ　（タブ巾１０　Ｑｓｌａｓ）積載荷重　１．００
　Ｑｋｆ （２）■組成側が積載物と接するようにして引抜きテス
トを実施した。

（３１ａ（６袋はエチレン−酢酸ビニル共重合体（酢酸
ビニル６％）製 比較例 表２に示す組成１ｍ造の１０門厚のシートを、溶融・押
出してつくり、引抜きテストを行った。

テストは実施例１〜４と同じ方法で行った。

表中、ＰＰはボリグロビレン、ＥＶＡはエチレン−酢酸
ビニル共重合体、ＶＡは酢酸ビニルを示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 少なくとも載置側の面が、充填材を含有したオレフィン
   樹脂またはそれに更に摩擦係数調節材を加えた樹脂組成
   物層からなるシートパレット