JPS6058336A - 金属製容器およびその製造方法 - Google Patents

金属製容器およびその製造方法

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JPS6058336A
JPS6058336A JP15907983A JP15907983A JPS6058336A JP S6058336 A JPS6058336 A JP S6058336A JP 15907983 A JP15907983 A JP 15907983A JP 15907983 A JP15907983 A JP 15907983A JP S6058336 A JPS6058336 A JP S6058336A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seam
tip
flange
fuselage
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP15907983A
Other languages
English (en)
Inventor
誠 井上
吉住 知喜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Drum Co Ltd
Original Assignee
Nittetsu Steel Drum Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nittetsu Steel Drum Co Ltd filed Critical Nittetsu Steel Drum Co Ltd
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Publication of JPS6058336A publication Critical patent/JPS6058336A/ja
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は金属製容器特に天地板を円筒状胴体の両端部
にそれぞれ巻締めによシ固着した鋼製ドラムなどのよう
な比較的容量の大きい円筒状金属製容器、およびその製
造方法に関する。
(従来技術) 以下、鋼製ドラムを例として説明する。
鋼製ドラムでは円筒状胴体の両端に天地板が巻締めによ
って固着されている。巻き締められた部分(シーム部)
では鋼板どうしが密着し、封入されたシーリングコンパ
ウンドと共にドラムの密封性を保持する。特に高い強度
が要求さ汎ない場合には、シーム部が5層よりなる二重
巻締めが広く用いられており、7一ム部の断面形状は長
方形あるいは卵形であるのが普通である。
鋼製ドラムの性能試験の一つとして落下試験が行われる
。落下試験は容積の98俤の水を充填したドラムをたと
えば1.2mの高さからドラム対角線方向に落下させ、
シーム部の割れ、洩れなどの有無を試験するものである
。落下試験は性能試験の他の一つである水圧試験に比べ
強度に対してより厳しい試、験である。
従来の二重巻締めシーム部を有するドラムでは上記落下
試験に合格しないものもあった。第1図はドラム1のシ
ーツ、部2が床面に衝突する前後のシームの状態を模式
的に示している。第1図(イ)に示すように力同体ノラ
ンジ;3(ニ)先ψ;1d部と天地板フランジ4の先端
部とで長方形状(・9ン−)、j4B 2か+t;成さ
れている。シーム部2は床面に衝突すると(A+或は(
B)の部分において天地板4および胴板3 Iユ水の衝
撃と内面負圧の影響を受け、第1図(「・)に小すよう
に変形する。すなわち、シーツ・部2 ’4−.形成す
る両フランジ3.4の先Z1.1部のかみ合いが緩み、
シーム部2の折返し部分が胴体フランジ;3の板面から
離れる。さらに、折返し部分でフランジ/J11 Vl
l:部が相互にずれてフランジ先端がシール部5がt″
離れるように変位する。この結果、シーツ、部2から洩
れが生じ易くなる。多くの場合、洩ノ1か起るのは上記
シーム部2の(A)又は(B)の部分である。
もちろん、ドラム拐料の板厚ケ増ずことによりシーム部
の強度を上げることばてきるが、利料費および加工費の
点から経済的でない。
(発明の目的) この発明は金属製容器のシー入部における手記のような
問題を解決するものであり、高い強度の/−入部をイコ
し、経済的に製造することができる/J2属製芥器およ
びその製造方法を提供しようとするものである。
(発明の構成) この発明の金属製容器のシーム部はシーム先端部および
シーム基部の断面がほぼ半円弧状をしている。ソーム先
J1h:部の内面と天地板フランジ先端との間およびシ
ーツ、基部と胴体フランジ先端との間にそれぞれシーリ
ングコンパウンドが封入されている。そして、シーム先
端部の中心が胴体外周面よりも胴体厚さ以上外側に位置
し、シーム先端)1]二と7−ノ・基部との間((外側
に張り出す湾曲部が形成されている。
円筒状胴体の両端部を胴軸に対して直角に外方に折り曲
げて形成した胴体フランジと盆状の天地板の周縁部を胴
体フランジに沿い胴体フランジより更に外方に突出する
ように折り曲げて形成した天地板フランジとを重ね合わ
せて天地板を胴体の端部にはめ込む。溝断面の輪郭が弧
状をした成形溝を有する巻締めロールおよび成形溝の入
側寄りに対応する部分に円周に沿って延びる段ライ」」
≧、3巻締めチャックリングにより前記両ソラ//′ヲ
、胴軸線に対し胴体フランジの先端が270度以1、天
地板フランジの先端が360度以上そJtぞf+、Qき
込まれる丑で巻き込む。そして、さらに出側′、:+’
 !J((円周に沿って延びる段が設けらJlだ成形5
(11“jをf[する整形ロールおよび前記五−締めチ
ー1゛ツクリングにより前記巻込み部を胴体半径方向に
押++−+、−,で。
−ム先端部の中心が胴体夕1周面よりもIi側に1+シ
置し、シーム先端部とシーム基部との間に夕1 fll
ll K引、り出す湾曲部を形成させる。
(発明の作用) 容器に内面正圧がblわると、天地板Q:]、胴軸方向
の力によって胴体から引き離されようとする。何来の容
器では天地板フランジの先端が半円弧状のシーム先端部
で、またシーム基部が胴体フラノ、、;′の先端でそれ
ぞれ受け止められ、天地板の引1〜1tシ。
に抵抗する。前記のように構成されたこの発明−〇(d
シーム先端部が外側にずれて形成された(、チ曲部によ
っても天地板は胴体フランジに保持さJする。
すなわち、湾曲部では夕1側に張り出す胴体フランジに
よって天地板フランジの胴軸方向の変位が抑えられる。
したがって、シーム部の緩みおよびこれによって生じる
洩れが防止される。
捷だ、湾曲部はシーム形成時に曲げ加工を受けて加工硬
化するので、この点からもシーム部の強度は向上する。
なお、シーム先端部は従来と同様に形成されるので余分
な加工硬化を受けない。したがって、落下試験によシ−
ム形成時は床面に衝突しても適当な硬度を保持している
ので亀裂を生じることはない。
(実施例) 第2図はこの発明の一例を示すもので、鋼製ドラムのシ
ーム部の縦断面図である。
胴体1■および天地板1Gの板厚はそれぞれ1.2霧で
ある。胴体フランジ12および天地板フランジ17によ
り高さが上記板厚の約10倍である5層のシーム部21
が形成されている。
シーム先端部22は半円弧状に成形された胴体フランジ
12および天地板フラーンジ17よりなっている。シー
ム先端部22における胴体フランジ13の内周面の曲率
半径はフランジ厚み(1,2mm)の約2分の1である
。また、シーム先端部22の胴体半径方向に関する中心
(0)は胴体外周面13より胴体板厚の約2.2倍(2
,6mm)離れた位置にある。前述のように、胴体外周
面13から中心までの距離(ずれの大きさ)は胴体厚さ
く1)以上であるが、好ましい範囲は1t〜4.5もで
ある。ずれの大きさがt未満であると十分な強度の向上
が得られない。址だ、ずれの大きさが4.5tを越える
とシーム部の成形が困難になる。なお、ずれの大きさが
tであると天地板フランジ17の立上り部の内周面18
とシーム先端部22の最内周面23との間に0.5tの
段差(Slがあることになる。この実施例では、段差(
S)は2 mrnである。
シーム基部27は半円弧状に形成された天地板フランジ
17よりなっている。シーム基部27の内周面の曲率半
径もフランジ厚みの約2分の1である。
シーム基部27の最内周面28id胴体外周面13に接
している。
上記シーム先端部22とシーム基部27との間は湾曲部
25となっている。湾曲部25は5層よりなっておシ、
シーム先端部22とシーム基部27とを胴体外側に凸、
続いて凹に湾曲する滑らかな曲線で結んでいる。1だ、
湾曲部25のシーム基部27とつながる部分は直線部2
6となっている。
シーム先端部22の内側に天地板フランジ17の先ψ1
h1が達しておシ、両者の間にシーリングコンパウンド
29が封入されている。同様にシーム基部27の内側と
胴体フランジ12の先端との間にシーリングコンパウン
ド29が封入されている。
つぎに、上記のような形状をしたシーム部の形成方法に
ついて第3図を参照しながら説明する。
第3図(イ)に示すように、予め胴体11の両端部は胴
1!Il+に対して直角に外方に向って折り曲げられて
フランジ12が形成されている。同様に天地板16も周
縁部が胴体のフランジ12に沿い、かつこれよりも突き
出るようにして折り曲げられてフランジ17が形成され
ている。そして、胴体11に天地板16がはめ合わされ
ている。両フランジ12.17’は巻締めロール31お
よび巻締めチャックリング34によって巻き締められる
巻締めロール31はロール円周に沿って成形溝32が設
けられている。成形溝32の溝断面の輪郭は入側の曲率
半径が出側のそれよりも大きく、全体として釣針状をし
ている。
巻締めチャックリング34は円筒面35の先☆:111
ずなわち上記成形溝32の入側寄りに対応する部分に円
周に沿って段3Gが設けられている。段;3Gの高さは
前記シーム先端部22の位置のずれによる段差(S)2
喘 に等しい。
第3図(イ)に示すように胴体11の9116部にはめ
合わされた天地板16に上記巻締めチャックリング37
1がはめ合っており、これらは一体となって胴11ql
+周りに回転される。段36は天地板フランジ17のコ
ーナ一部を支持している。このような状態で巻締めロー
ル31を降下させると、両フランジ12.17は成形溝
32の底面に沿うように巻かれる。巻締め開始の直後に
天地板フランジ170部分にシーリングコンパウンド2
9が供給される。
第3図(ロ)は巻締め途中、すなわち巻込みが終った状
態を示している。この状態では胴軸線に対して胴体フラ
ンジ12の先端はほぼ270度天地板フランジ17の先
端はほぼ360度それぞれ巻き込゛まれでいる。巻込み
部19の中央は空間20となっており、ここにシーリン
1コンパウンド29が入り込んでいる。
第3図(ロ)の状態まで巻き込まれるとζっぎに整形ロ
ール37によシ巻込み部19を整形する。第3図(ハ)
に示すように整形ロール37はこれの成形溝38の出側
寄りに段39が設けられている。段39の高さは巻締め
チャックリング34の段36と同様に前記シーム先端部
22の位置のずれによる段差(S)に等しい。
まだ、成形溝38の幅はシーム部21の高さにはソ等し
い。
巻込み部19を上記整形ロール37により巻締めチャッ
クリング34に向って押しつぶすように押圧する。この
結果、前記空間20はなくなって、胴体フランジ12と
天地板フランジ17は交互にかみ合い密着して5層のシ
ーム部21が形成される。シーリングコンパウンド29
は2方向に押し分けられて、/−ム先端部22の内側お
よびシーム基部27の内41111にそれぞれ封じ込め
られる。
このようにしてシーム部21が完成さ1する。
この発明は上記実施例に限られるもので(11ない。
たとえばシーム部(は7層であってもよい。丑だ、シー
ム先端部の断面形状に半円弧状でル・<、や゛ぐ′扁平
なあるいはとがって半弧状をしていてもよい31、(発
明の効果) この発明では前述のように7−ム先妬、1部の中心が胴
体外周面よりも胴体厚さ以ト外側に位11・1“、シフ
、シーム先端部とシーム基部との間に外1111に張り
出す湾曲部が形成されている。天地板を胴体から引き離
す力は、シーム先端部およびシーツ、基14Rji部の
みならず上記湾曲部によっても受け持だノ[る。−また
湾曲部は巻締め時に適度の加工硬化を受りる。
この結果、シーム部は二重巻締めであっても高い強度が
要求される落下試験にも十分1制える強度を保つことが
できる。
さらに、この発明の容器製造方法は/−広部に単に段差
を付けるだけであるから、整形ロールおよび巻締めチャ
ックリングに段を付けることにより、従来法とほとんど
同じ設備、工程で実施できる。寸だ、材料も従来法と同
量ですむ。
【図面の簡単な説明】
第1図は落下試験においてシーム部が床面に衝突する前
後のシームの状態を模式的に示す図面、第2図はこの発
明の一例を示すもので、7一ム部の拡大縦断面、および
第3図はシーム部の巻締め過程を示す図面である。 1・・ドラム、2・・シーム部、3.12@・胴体フラ
ンジ、4,7・・天地板7ランシ、11・・胴体、1G
・・天地板、21・・シーム部、22・・シーム先端部
、25・・湾曲部、27・・シーム基部、29・・シー
リングコンパウンド、31・・巻′締めロール、32.
38・・成形溝、34・・巻締めチャックリング、36
・・チャックリングの段、37・・整形ロール、39@
・ロール溝の段。 特許出願人 代理人 弁理士 矢 葺 知 之(ほか1名) 第150 (/す

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.7一ム先端部およびシーム基部の断面がほぼ半円弧
    状をしておシ、シーム先端部の内面と天地板フランジ先
    端との間幹よびシーム基部の内面と胴体フランジ先端と
    の間にそれぞれシーリングコンパウンドが封入されたシ
    ーム部を有する容器において、シーム先端部ノ中心が胴
    体外周面よりも胴体板厚以上外側に位置し、シーム先端
    部とシーム基部との間に外側に張シ出す湾曲部が形成さ
    れていることを特徴とする金属容器。 2、円筒状胴体の両端部を胴軸に対して直角に外方に折
    り曲げて形成した胴体フランジと盆状の天地板の周縁部
    を胴体フランジに沿い胴体フランジよシ更に外方に突出
    するように折シ曲げて形成した天地板フランジとを重ね
    合わせて天地板を胴体の端部にはめ込み、溝断面の輪郭
    が弧状をした成形溝を有する巻締めロールおよび成形溝
    の入側寄りに対応する部分に円周に沿って延びる段を有
    する巻締めチャックリングによシ前記両フランジを、胴
    軸線に対し胴体フランジの先端が270度以1二、天地
    板フランジの先端が360度以上それぞれ巻き込まれる
    まで巻き込み、さらに出側寄りに円周に沿って延びる段
    が設けられた成形溝を有する整形ロールおよび前記巻締
    めチャックリングにより前記巻込み部を胴体半径方向に
    押圧してシーム先端部の中心が胴体外周面よりも外側に
    位置し、シーム先端部と7−ノ、基部との間に外側に張
    り出す湾曲部を形成させることを特徴とする金属製容器
    の製造方法。
JP15907983A 1983-09-01 1983-09-01 金属製容器およびその製造方法 Pending JPS6058336A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0735327U (ja) * 1993-12-13 1995-06-27 太陽製罐株式会社 金属缶
JPH07180166A (ja) * 1993-12-24 1995-07-18 Haneda Concrete Kogyo Kk 擁 壁

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