JPS6058299A - 有機性汚泥の処理方法 - Google Patents

有機性汚泥の処理方法

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Publication number
JPS6058299A
JPS6058299A JP58166675A JP16667583A JPS6058299A JP S6058299 A JPS6058299 A JP S6058299A JP 58166675 A JP58166675 A JP 58166675A JP 16667583 A JP16667583 A JP 16667583A JP S6058299 A JPS6058299 A JP S6058299A
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JP
Japan
Prior art keywords
sludge
incineration ash
aeration
dehydrated cake
dehydrated
Prior art date
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Pending
Application number
JP58166675A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Kataoka
克之 片岡
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Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Infilco Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Infilco Co Ltd filed Critical Ebara Infilco Co Ltd
Priority to JP58166675A priority Critical patent/JPS6058299A/ja
Publication of JPS6058299A publication Critical patent/JPS6058299A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、下水、し尿、各種産業廃水などの有機性汚水
処理施設から発生する有機性汚泥の省エネルギ的な処理
方法に関するものである。
以下に典型的な有機性汚泥として、下水汚泥を例にとり
あげて説明する。一般に下水を清浄化する水処理技術は
、はぼ確立されたものきいうべく、解決に急を要するよ
うな重大問題は存在しないということができる。しかし
ながら、この水処理に伴って発生する下水汚泥の処理技
術は未だ非常に遅れており、最も研究開発努力を要する
技術分野となっている。
従来、下水汚泥は、各種の機械脱水機で脱水され、さら
に多量の燃料を使用して乾燥、焼却というプロセスで処
理されるのが最も普通であった。
しかしながら、下水汚泥は本来エネルギーの集合体であ
り、水分さえ十分に除去できれば自燃する熱量を保有し
ているのにもかかわらず、脱水機による脱水に限度があ
るところから、乾燥、焼却用に重油などの燃料を多量に
消費せざるを得なかった。しかも、焼却までを行わず、
乾燥にとどめる場合には、焼却排ガスを利用することが
できないため、一層乾燥用熱源として重油などの燃料を
多量に使用せざるを得ないという大きな問題もあった。
また、従来、下水汚泥を活性汚泥法などの生物処理によ
って処理する場合lこ、最も多量のエネルギを消費する
のは、その生物処理曝気槽における曝気用の空気を供給
するための際気プロワである。
しかしながら、従来の曝気ブロワの機能は、単に曝気と
いう単一の機能しか発揮されておらず、このことは轟然
のことと認識されており、曝気ブロワに複合機能を付与
するという技術思想は全くみられなかった。
本発明は、熱力学における気体の断熱圧縮理論に示され
るように、曝気プロワ吐出空気の温度が吸込み空気の温
度よりも著しく上昇し、70〜90℃にも達することに
着目して完成されたものである。
本発明は、曝気プロワを単に下水などの曝気用に使用す
るだけでなく、下水汚泥の乾燥にも併用し、他の燃料を
使用することなく、脱水→乾燥、才たは脱水→乾燥→焼
却(熱分解を含む)が可能な新しい処理方法を提供する
ことを目的とするものである。
本発明は、有機性汚泥又はその脱水ケーキに焼却灰、熱
分解残渣、微粉炭から選ばれた一種又は数種を添加した
のち機械脱水し、該脱水ケーキを有機性汚水処理の曝気
用に使用する曝気プロワ吐出空気の保有熱によって乾燥
し、該乾燥で降温した曝気プロワ吐出空気を前記有機性
汚水処理の曝気用に使用することを特徴とするものであ
る。
本発明の一実施例を図面を参照しながら説明すると、下
水汚泥(生汚泥、余剰汚泥、消化汚泥など)lは、汚泥
又はごみを焼却又は熱分解した際に得られる焼却灰、熱
分解残渣、又は微粉炭のうちの1種又は数種(以下焼却
灰等という)2が下水汚泥1の乾燥物重量あたり30〜
60%添加されたのち、各種圧搾脱水機、遠心分離機な
どの機械脱水機3によって一次脱水され、含水率65〜
75%程度の一次脱水ケーキ4となる。通常、脱水ケー
キ4は次の乾燥器7に供給されるが、前記焼却灰なと2
を添加せずに一次脱水を行い、その−次脱水ケーキ4に
前記焼却灰など2を添加してさらに脱水機5にて高度に
脱水したのち、得られた含水率45〜55%程度の高度
脱水ケーキ6を次の乾燥器7に供給してもよい。高度脱
水を行う場合の、脱水機5は、−次脱水ケーキ4に対し
て数10 kgf / am 2以上の高い圧力がかけ
られるものを選定する。
しかして、−次脱水ケーキ4又は高度脱水ケーキ6を乾
燥器7に供給し、I曝気ブロワ8の吐出空気9を通気し
てその保有熱ζこよって乾燥が行われる。乾燥器7にお
いては、−次脱水ケーキ4又は高度脱水ケーキ6を充填
層とし、この充填層に曝気プロワ8の吐出空気9を直接
通気するような通気乾燥を行うのが好適であり、この場
合−次脱水ケーキ4又は高度脱水ケーキ6内の焼却灰等
2の存在によって、脱水ケーキ相互の癒着を防止するこ
とができ、空気流のチャンネリングがなくなり均一な乾
燥が可能となる。乾燥器7に供給されるii1気ブロブ
ロワ8出空気9の温度は圧縮熱によって70〜90℃と
なっているから、十分に効率よく乾燥が行イつれる。こ
のようにして、含水率65〜75%程度の一次脱水ケー
キ4又は含水率45〜55%程度の高度脱水ケーキ6は
、乾燥器7において1)φ気プロワ8の吐出空気9の保
有熱によって含水率10〜30%程度の乾燥物、換言す
れば汚泥燃料10に転換される。乾燥器7において乾燥
熱礫として利用され、それ自身降温した吐出空気9′は
下水が生物処理される曝気槽11に導かれてill気用
に使用される。
なお、下水l又はその−次脱水ケーキ4に添加される焼
却灰等2はその後の脱水で含水率を低下させることがで
きるという効果があり、さらに乾燥時における脱水ケー
キ内部からの水分の拡散に際し、焼却灰等2の存在が水
分の通路になって良好に行われるという重要な効果があ
る。
また、乾燥器7で得られた汚泥燃料10の発熱縫は、焼
却灰等2の添加量や脱水ケーキの含水率によって変化す
るが、通常1000〜2500kCal/kJ汚泥燃料
であり、低品質の石炭に匹敵し得る発熱量をもっている
。したがって、汚泥燃料10をボイラ焼却炉又は熱分解
煙12に供給し、スチーム、温水などを回収したり、熱
分解により発生した発生ガス13をガスエンジン14で
燃焼させて電力又は動力15を回収することができ、下
水汚泥の処理とともに1創エネルギー」が実現できる。
図中、16は焼却灰又は熱分解残渣で、上述したようを
こ下水汚泥の脱水時に添加することができる0 なお、本発明は、上記下水汚泥以外の各種有機性汚泥に
対しても適用できることは勿論である。
以上述べたように本発明によれば、次のようなきわめて
顕著な工業上の効果を得ることができるものである。
[F] 焼却、熱分解残渣又は微粉炭を汚泥又は−次脱
水ケーキに添加するために、脱水効率が向上し、以後の
乾燥を有利にする。
■ 従来全くみられなかった有機性汚水処理の曝気用の
曝気プロワ吐出空気の保有熱を利用して脱水ケーキを乾
燥するから、燃費が全く不安であり、「ノーコスト乾燥
」が可能となり、きわめて省エネルギ的に有機性汚泥か
ら「汚泥燃料」を生産することができる。
■ 「ノーコスト乾燥」により得られた「汚泥燃料」を
焼却又は熱分解することによってエネルギを回収するこ
とができるから、「省エネルギ効果」から飛躍して「創
エネルギ効果」をイノ)ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示す系統説明図である。 l・・・・・・下水汚泥、2・・・・・・焼却灰(熱分
解残渣を含む)又は微粉炭、3,5・・・・・・脱水機
、4・・・・・・−次脱水ケーキ、6・・・・・・高度
脱水ケーキ、7・・・・・・乾燥器、8・・・・・・曝
気ブロワ、9.9’ ・・・・・・吐出空気、10・・
・・・・汚泥燃料、11・・・・・・曝気槽、12・・
・・・・ボイラ焼却炉又は熱分解炉、13・・・・・・
発生ガス、14・・・・・・ガスエンジン、15・・・
・・・電力又は動力、16・・・・・・焼却又は熱分解
残渣。 特許出願人 荏原インフィルコ株式会社代理人弁理士 
高 木 正 行 代理人弁理士 千 1) 稔 代理人弁理士 丸 山 隆 夫

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 有機性汚泥又はその脱水ケーキに焼却灰、熱分解
    残渣、微粉炭から選ばれた一徨又は数種を添加したのち
    機械脱水し、該脱水ケーキを有機性汚水処理の曝気用に
    使用する曝気プロワ吐出空気の保有熱によって乾燥し、
    該乾燥で降温した曝気プロワ吐出空気を前記有機性汚水
    処理の曝気用に使用することを特徴とする有機性汚泥の
    処理方法。 2、前記脱水ケーキを乾燥するに際し、乾燥器内で脱水
    ケーキを充填層たらしめるものである特許請求の範囲第
    1項記載の有機性汚泥の処理方法。 3、前記焼却灰、熱分解残渣として、前記脱水ケーキの
    乾燥物を焼却又は熱分解して得られた残渣を利用するも
    のである特許請求の範囲値1情’[71+竺つ消雷p鯖
    小右端姓拓籠の加掲す法。
JP58166675A 1983-09-12 1983-09-12 有機性汚泥の処理方法 Pending JPS6058299A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4987571A (ja) * 1972-09-28 1974-08-21
JPS5575989A (en) * 1978-12-04 1980-06-07 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Sewerage sludge composting apparatus
JPS5733714A (en) * 1980-08-07 1982-02-23 Jgc Corp Treatment of sludge of waste water treating
JPS5750598A (en) * 1980-09-11 1982-03-25 Fuji Electric Co Ltd Conversion and treatment of waste such as sludge containing organic substance or the like into solid fuel

Patent Citations (4)

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