JPS6057821B2 - 大豆やこうりやんの脱皮処理方法 - Google Patents

大豆やこうりやんの脱皮処理方法

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JPS6057821B2
JPS6057821B2 JP55064990A JP6499080A JPS6057821B2 JP S6057821 B2 JPS6057821 B2 JP S6057821B2 JP 55064990 A JP55064990 A JP 55064990A JP 6499080 A JP6499080 A JP 6499080A JP S6057821 B2 JPS6057821 B2 JP S6057821B2
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soybeans
skin
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grinding
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質郎 谷
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、主として大豆、こうりやんの脱皮方法に関
する。
大豆やこうりやんは、醸造用原料等に使用される多くの
場合、脱皮して使用に供される。
従来、これらの脱皮は、多孔筒内に同心に配置した砥石
製研削ロールにより、該多孔筒との間で大豆等の被処理
物を研削することによつて行われている。ところが、こ
の場合、被処理物の表面の全体に万遍なく研削ロールの
研削作用を及ぼしめてはじめて完全脱皮を達成しうるも
のであるため、複数回の繰返し脱皮処理を行う必要があ
り、能率が悪いのみならず、被処理物の欠減が著るしく
、損失が大きい欠点があつた。この発明はこのような問
題点を解決するべく種々研究の結果、米の搗精の場合に
採用されている加湿搗精方法を応用し、しかも加湿手段
として、特に超音波加湿器により発生せしめた微粒子の
霧状温風を、大豆等の被処理物の表面に、脱皮加工処理
を行う直前に接触させることにより極めて好結果が得ら
れることを見出し、本発明を完成したものである。
以下、この発明の方法を、その実施のための脱皮機の一
例を示す図面に基づいて説明する。
1は機枠、2はこれにやや傾斜状に横架軸装された砥石
製の研削ロールで、周壁に穿たれたスリット状の噴風孔
3により、内部から外方に向けて空気を噴出するように
なつている。
4は研削ロール2の外側に脱皮処理室5の間隙を存置し
て同心的に設けられた多孔筒で、これは第2図に示すよ
うに円周方向に3つの部分に分割されており、この各部
分が相互間にチャンネル型材6を介して連結された構成
を有する。
7は上記チャンネル型材6の溝内に台板部分8を嵌め込
んで内方突出状に取付けられた抵抗用スポンジで、該ス
ポンジは多孔筒4の外部に設けられたハンドル9の回動
操作により摩滅の進行に応じて突出度合を調整しうるよ
うになつている。
10は研削ロール2の一端に接続された円筒状の送りス
クリュー、11はこれの上面に下端開口を臨ませて配置
された被処理物供給ホッパー、12はその下端の頚部1
1aの周壁に設けられ、ラツパ状に外方に向つて拡関し
た温風取入口で、その内方端はホッパー11から分散流
下する大豆等の被処理物が外部にこぼれ落ちないように
網13が張られている。
14は機枠1の適宜位置に支持された超音波加湿器、1
5はその温風吐出口に一端が接続され、他端が前記温風
取付入口12に臨ませられたフレキシブルな温風給送管
、16は被処理物の排出口、17は漏斗形の皮屑吸引排
出部材で、上端が多孔筒4の外側を覆つた下面開放のカ
バー18の下面に接続され、下端は吸引機を介して図示
しないサイクロンに接続される。
上記において、送りスクリュー10及び研削ロール2を
回転せしめて、ホッパー11より適量づつ大豆等の被処
理物を落下せしめると、該被処理物は順次脱皮処理室5
に送り込まれて、砥石製研削ロール2により研削作用を
受け、脱皮される。
この際、特に抵抗用スポンジ7の存在により、被処理物
はこれに当接した時点で抵抗を受け、表面を柔かく摺擦
されると共に、揉み作用を受け、研削ロール2によつて
一部破壊された被処理物の皮が効率よく剥離される。と
ころで、上記脱皮処理室5での脱皮作用を受ける前に、
ホッパー11から分散状態にして落下せられる大豆等の
被処理物は、超音波加湿器14より湿風給送管15を介
して供給される霧状の湿風が、湿風取入口12より機内
の減圧に吸引されてホッパー頚部11aに常時連続的に
導入せられるため、この頚部11a内を落下する過程で
上記霧状湿風に接触し、表皮部分が加湿状態となされる
この加湿により、被処理物の表皮は適当な僅かな湿り気
を帯びて膨潤し、身の部分から非常に剥れ易い状態とな
る。この状態で暫く時間を置くと、上記の湿り気は大豆
等の内方に吸収されて再び表皮は身と離れにくい状態に
なるが、本発明においては、上記により加湿せられた被
処理物はすぐさまその直後に脱皮処理室5に至つて研削
破皮作用を受けるから、表皮は細かく粉塵化されること
なく、比較的大きな表皮片として脱皮される。.加湿手
段として上記超音波加湿器に依らずに、ノズル等で水滴
を噴霧して加湿した場合には、正確な理由は定かでない
が、円滑かつ速やかな脱皮が阻害される傾向がある。こ
れらは恐らく、被処理物の表面に部分的に比較的大きな
水滴が付着し.て、その全体が万遍なく加湿されず、あ
るいはまた過度に湿潤化せられて表皮のべたつきにより
かえつて脱皮しにくくなるものと考えられる。上記のよ
うにして脱皮された被処理物は、剥離した表皮片と共に
排出口16より機外に排出さ−れ、後に空気流を利用し
た分離装置により皮と身の部分とが分離される。脱皮処
理室5において、微粉化した皮の部分は、多孔筒4から
外側に吸引され、皮屑吸引排出部材17を経て機外に排
出される。この発明は、上記実施例によつて説明したよ
うに、大豆等を砥石製研削ロールにより研削して脱皮処
理するに際し、その直前に、分散状態にした被処理物に
、超音波加湿器により発生せられた霧状湿風を接触させ
ることを特徴とするものである。
而して、この発明によれば、空気中に非常にj微細な小
は2〜3μから大きいものでも1轍μの範囲の水の粒子
が霧状に浮遊した湿風との接触により、被処理物の表皮
部分のみが、全体に万遍なく、しかも過不足のない状態
に加湿せられ、しかもその直後に研削による脱皮作用が
用いられるから、上記表皮が極めて簡単かつ確実にむき
取られ、極めて高能率に完全脱皮を遂行しうる。ちなみ
に、従来のように複数回の脱皮処理を繰返す必要なく、
一回の脱皮操作で完全脱皮を実現できるから、省力化、
高能率化をはかることができると共に、僅かの研削作用
を及ぼしめることによつて脱皮しうるため、被処理物の
身の部分にまで有害な研削作用が及ぶことが少なく、欠
減を大幅に減少し、かつ割れや砕けの発生を減少して高
歩溜り.を得ることができる。また、脱皮された皮屑は
、従来のように微粉化される部分が少なく、ほとんどが
比較的大きな皮片として分離され、しかも僅かながら湿
潤した状態のものであるから、工場内に粉塵が立つ欠点
が解消され、従来よソー層作業環境を良好に保持しうる
と共に、身との分離も簡単かつ確実になしうる等多大の
利点がある。尚、この発明の方法は、特に大豆及びこう
りやんの脱皮に効果的であるが、ひえ、あわ等の脱皮に
も同様に適用する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の方法を実施する脱皮機の一例を示すも
ので、第1図は縦断面図、第2図は第1図■−■線の断
面図、第3図は抵抗用スポンジの取付部分の拡大断面図
である。 2・・・・・・研削ロール、4・・・・・・多孔筒、5
・・・・・・脱皮処理室、11・・・・・・ホッパー、
12・・・・・湿風取入口、14・・・・・・超音波加
湿器、15・・・・・湿風給送管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 大豆等を砥石製研削ロールにより研削して脱皮処理
    を行うに際し、該脱皮処理の直前に、分散状態にした大
    豆等の被処理物に、超音波加湿器により発生せられた霧
    状湿風を接触させることを特徴とする大豆やこうりやん
    の脱皮処理方法。
JP55064990A 1980-05-15 1980-05-15 大豆やこうりやんの脱皮処理方法 Expired JPS6057821B2 (ja)

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