JPS6057431B2 - レ−ザ多点同時照射装置 - Google Patents
レ−ザ多点同時照射装置Info
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- JPS6057431B2 JPS6057431B2 JP56074560A JP7456081A JPS6057431B2 JP S6057431 B2 JPS6057431 B2 JP S6057431B2 JP 56074560 A JP56074560 A JP 56074560A JP 7456081 A JP7456081 A JP 7456081A JP S6057431 B2 JPS6057431 B2 JP S6057431B2
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明はレーザ光線を利用して被加工物に各点同時
に照射する装置に関する。
に照射する装置に関する。
レーザによる被加工物への穿孔、溶接は各種部品の製
作、組立に多く用いられるようになつてきたが、レーザ
装置の稼動率を向上させるという面からも、各点同時加
工したいという要望が多くなつてきている。
作、組立に多く用いられるようになつてきたが、レーザ
装置の稼動率を向上させるという面からも、各点同時加
工したいという要望が多くなつてきている。
たとえばレーザによるマーキング装置を一例に挙げて説
明すると、第1図に示すようにマスク1により通過する
レーザ光Lのパターンを制御したのち、レンズ系2て被
加工物3に集光してマーキングする装置または、第2図
または第3図に示すように、数字を複数のドットを順次
表示して1個の文字たとえば8を表現する手段が用いら
れる。これには光ビームを第2図のように移動させて一
筆書き風に動かす方法と第3図のようにテレビのラスタ
式に走査する方法がある。上記、第1図による場合には
、マスク1を通過したレーザ光Lをレンズ系2で集光す
る場合に、レンズ系2の焦点位置に被加工物3を配置す
ればエネルギー密度すなわちパワー密度が最高となり加
工性も良いがマスク1を通過したレーザ光Lは1点に集
光するためパターン加工を行なうことができない。した
がつて、被加工物3は焦点位置以外の位置に設置せざる
を得ないので、焦点位置に置いた場合に比較して集束パ
ターンが大きくなりエネルギー密度すなわとパワー密度
が低下する。このため、マスク1を照射するレーザ光L
のパワーを高くする必要がある、普通の加工用レーザの
場合よりも高パワーレーザが必要になる。また、エネル
ギーを大きくできない場合には被加工物に熱的影響を与
えるかあるいは光を惑じ変色する材料をコーティングし
たのちマーキングするという面倒な方法がとられていた
。一方、第2図または第3図のドットマトリックス方式
の場合には、レーザ光の1パルスで1ドットを表わすた
め、文字を表わすには数パルス乃至数十パルスを必要と
するので1文字のマーキングにも時間がかかる。
明すると、第1図に示すようにマスク1により通過する
レーザ光Lのパターンを制御したのち、レンズ系2て被
加工物3に集光してマーキングする装置または、第2図
または第3図に示すように、数字を複数のドットを順次
表示して1個の文字たとえば8を表現する手段が用いら
れる。これには光ビームを第2図のように移動させて一
筆書き風に動かす方法と第3図のようにテレビのラスタ
式に走査する方法がある。上記、第1図による場合には
、マスク1を通過したレーザ光Lをレンズ系2で集光す
る場合に、レンズ系2の焦点位置に被加工物3を配置す
ればエネルギー密度すなわちパワー密度が最高となり加
工性も良いがマスク1を通過したレーザ光Lは1点に集
光するためパターン加工を行なうことができない。した
がつて、被加工物3は焦点位置以外の位置に設置せざる
を得ないので、焦点位置に置いた場合に比較して集束パ
ターンが大きくなりエネルギー密度すなわとパワー密度
が低下する。このため、マスク1を照射するレーザ光L
のパワーを高くする必要がある、普通の加工用レーザの
場合よりも高パワーレーザが必要になる。また、エネル
ギーを大きくできない場合には被加工物に熱的影響を与
えるかあるいは光を惑じ変色する材料をコーティングし
たのちマーキングするという面倒な方法がとられていた
。一方、第2図または第3図のドットマトリックス方式
の場合には、レーザ光の1パルスで1ドットを表わすた
め、文字を表わすには数パルス乃至数十パルスを必要と
するので1文字のマーキングにも時間がかかる。
また、レーザビームを走査する装置および制御装置も大
規模なものとなり高価になる。また、ドットマトリック
ス方式がマーキングに長時間かかるのを改善するため多
点同時加工が開発されているが、この多点同時加工は従
来技術としては分割レンズ方式とプリズム、ミラー方式
がある。前者の分割レンズ方式としては本出願人が開発
した特公昭54−39334があるがこれは第4図乃至
第6図に示すように、4ケ所を同時に加工する部分レン
ズ4a,4b,4c,4dから構成されるレンズ4が用
いられる。このレンズ4にレーザビーム5を入射すると
、各レンズ4a,4b,4c,4dの各中心軸4a″,
4b″,4C″,4d″にレーザビームが集まり被加工
物6上の4ケの照射点4a″,4b″,4C″,4d″
に集光されそれぞれの点が加工される。また、第7図乃
至第9図は直線上の3ケ所7a″,7b″,7C″を同
時に加工するレンズ群7a,7b,7cから構成されて
いるが原理的には第4図〜第6図と同じであつて、各レ
ンズの中心軸7a″,7b″,7C″に集光するという
性質を利用したものである。しかしながら、この分割レ
ンズ方式の場合には同時に加工する点が多くなると、レ
ンズの個数は同時加工点と同数を必要とするので極めて
高価になる。
規模なものとなり高価になる。また、ドットマトリック
ス方式がマーキングに長時間かかるのを改善するため多
点同時加工が開発されているが、この多点同時加工は従
来技術としては分割レンズ方式とプリズム、ミラー方式
がある。前者の分割レンズ方式としては本出願人が開発
した特公昭54−39334があるがこれは第4図乃至
第6図に示すように、4ケ所を同時に加工する部分レン
ズ4a,4b,4c,4dから構成されるレンズ4が用
いられる。このレンズ4にレーザビーム5を入射すると
、各レンズ4a,4b,4c,4dの各中心軸4a″,
4b″,4C″,4d″にレーザビームが集まり被加工
物6上の4ケの照射点4a″,4b″,4C″,4d″
に集光されそれぞれの点が加工される。また、第7図乃
至第9図は直線上の3ケ所7a″,7b″,7C″を同
時に加工するレンズ群7a,7b,7cから構成されて
いるが原理的には第4図〜第6図と同じであつて、各レ
ンズの中心軸7a″,7b″,7C″に集光するという
性質を利用したものである。しかしながら、この分割レ
ンズ方式の場合には同時に加工する点が多くなると、レ
ンズの個数は同時加工点と同数を必要とするので極めて
高価になる。
また、各レンズ4a,4b,4c,4d等に入射するエ
ネルギー密度が異なると各照射点の加工状態がばらつく
ことになり、被加工物上の文字が不鮮明となるから各レ
ンズに入射するエネルギーを均等にする必要があり、こ
れはレンズ設計上において問題となる。また、レーザビ
ームの直径は10771117!程度が普通で、この範
囲内に多数のレンズを設けるとなるとたとえば24ケの
レンズの場合には各レンズの大きさは平均的には1.8
m平方と小さくなり、製作は困難になるだけでなく取扱
いも困難になる。したがつて、枚数が多くかつ、小さい
各レンズを保持することは極めて困難で、接着剤で各レ
ンズを一体化した場合には、この接着剤がレーザ光を吸
収するため接着剤が除去されたり、レンズに損傷を与え
るという欠点もあつた。一方、第10図に示すプリズム
方式は2ケの屋根形プリズム10a,10bに1本のレ
ーザビーム11を入射し、これをミラー12a,12b
により反射させたのち、集光レンズ13a,13bで被
加工物14の表面上の2点15a,15bに集光させ、
2点15a,15bを同時に加工するようになつている
。また、第11図のミラー方式は1本のレーザビーム1
6をハーフミラー17に入射させ、その透過光16aを
ミラー18,19で反射させ、集光レンズ20で被加工
物21上の照射点22aに集光させるようになつている
。またハーフミラー17での反射光16bをミラー23
で反射させたのち、集光レンズ24で被加工物21の照
射点22bに集合させるようになつている。しかしなが
ら、同時加工点が多数になると、プリズムまたはミラー
等の光軸合わせは困難となりかつ、装置が複雑かつ大形
になる。
ネルギー密度が異なると各照射点の加工状態がばらつく
ことになり、被加工物上の文字が不鮮明となるから各レ
ンズに入射するエネルギーを均等にする必要があり、こ
れはレンズ設計上において問題となる。また、レーザビ
ームの直径は10771117!程度が普通で、この範
囲内に多数のレンズを設けるとなるとたとえば24ケの
レンズの場合には各レンズの大きさは平均的には1.8
m平方と小さくなり、製作は困難になるだけでなく取扱
いも困難になる。したがつて、枚数が多くかつ、小さい
各レンズを保持することは極めて困難で、接着剤で各レ
ンズを一体化した場合には、この接着剤がレーザ光を吸
収するため接着剤が除去されたり、レンズに損傷を与え
るという欠点もあつた。一方、第10図に示すプリズム
方式は2ケの屋根形プリズム10a,10bに1本のレ
ーザビーム11を入射し、これをミラー12a,12b
により反射させたのち、集光レンズ13a,13bで被
加工物14の表面上の2点15a,15bに集光させ、
2点15a,15bを同時に加工するようになつている
。また、第11図のミラー方式は1本のレーザビーム1
6をハーフミラー17に入射させ、その透過光16aを
ミラー18,19で反射させ、集光レンズ20で被加工
物21上の照射点22aに集光させるようになつている
。またハーフミラー17での反射光16bをミラー23
で反射させたのち、集光レンズ24で被加工物21の照
射点22bに集合させるようになつている。しかしなが
ら、同時加工点が多数になると、プリズムまたはミラー
等の光軸合わせは困難となりかつ、装置が複雑かつ大形
になる。
したがつて単に設計、製造が困難となるだけでなく、使
用する場合の信頼性、あるいはエネルギー損失に関して
も問題がある。たとえば、レーザ光がミラー、ハーフミ
ラー、プリズム等を反射、透過する際生じるエネルギー
損失は、僅かなものであるが、構造が複雑になり、使用
する器具の数が増加すればエネルギー損失として無視す
ることはできなくなる。また、この他多点同時にレーザ
光を照射するものとして、実開昭49−84789号公
報および特公昭48−11516号公報に紹介されてい
る技術が知られている。
用する場合の信頼性、あるいはエネルギー損失に関して
も問題がある。たとえば、レーザ光がミラー、ハーフミ
ラー、プリズム等を反射、透過する際生じるエネルギー
損失は、僅かなものであるが、構造が複雑になり、使用
する器具の数が増加すればエネルギー損失として無視す
ることはできなくなる。また、この他多点同時にレーザ
光を照射するものとして、実開昭49−84789号公
報および特公昭48−11516号公報に紹介されてい
る技術が知られている。
前者には集光レンズを通過したレーザ光路上に、マトリ
ックス状に配列した複合プリズムを配置し、レーザ光を
多点同時に照射する技術が開示されている。また、後者
には数個の偏向板を一体にしたプリズムを2個互いに直
交させて組合せたものをレーザ光路上に配置した技術が
開示されている。しかし、これら両者の技術はいずれも
レーザ光の光束断面を平均的に分割しそれらの光軸を偏
向させるようにしているため、レーザ光のエネルギ分布
を考えた場合、照射点における各点の照射エネルギが不
均一となる問題があつた。すなわち、これらの技術はレ
ーザ光のエネルギ分布が均一になつていれば問題はない
が、一般的にはガウス分布となつているので、上記の問
題が生じていた。この発明は上記の事情を考慮してなさ
れたもので、その目白勺とするところはレーザビームを
マスクを介してレーザ光のエネルギ分布を考慮して合成
した少なくとも一対のプリズムを直交して配置すること
により平行しない光軸のレーザビームに変換しこれを集
光レンズにより被加工物に多点同時に平均的に照射する
ようにしたものである。
ックス状に配列した複合プリズムを配置し、レーザ光を
多点同時に照射する技術が開示されている。また、後者
には数個の偏向板を一体にしたプリズムを2個互いに直
交させて組合せたものをレーザ光路上に配置した技術が
開示されている。しかし、これら両者の技術はいずれも
レーザ光の光束断面を平均的に分割しそれらの光軸を偏
向させるようにしているため、レーザ光のエネルギ分布
を考えた場合、照射点における各点の照射エネルギが不
均一となる問題があつた。すなわち、これらの技術はレ
ーザ光のエネルギ分布が均一になつていれば問題はない
が、一般的にはガウス分布となつているので、上記の問
題が生じていた。この発明は上記の事情を考慮してなさ
れたもので、その目白勺とするところはレーザビームを
マスクを介してレーザ光のエネルギ分布を考慮して合成
した少なくとも一対のプリズムを直交して配置すること
により平行しない光軸のレーザビームに変換しこれを集
光レンズにより被加工物に多点同時に平均的に照射する
ようにしたものである。
以下、この発明の一実施例を添付図面を参照して説明す
る。第12図はこの発明に含まれるレンズマーキング装
置の例であつて、図中25は被加工物26の表面にマー
キングする文字たとえば4桁の数字7916に対するマ
スクであるこの実施例においては数字を表現するのに第
13図に示すようにそろばんの玉に相当するドットを用
い数字1から4まではドットを1ケから順次1ケづつふ
やして4ケとする。数字5は上段のドット1ケとし、6
以上は上段のドット1ケと下段のドット1ないし4を組
合わせる。ただ、0はそろばんと違つて上段の2ケのド
ットと下段の4ケのドットとを組合わせて表現するよう
にしている。そして、上記4桁の数字7916を表現す
るには1位乃至千位の桁数に相当する25a,25b,
25c,25dの4本のマスクで構成されるマスク25
の前方に4本のプリズムからなるXプリズム群27と6
本のプリズムからなるYプリズム群28とを互いに直交
するように配置する。これらxプリズム群27とYプリ
ズム群28とはいずれもレーザ光の出口側は平行平面で
はなく、複数の平面27a,28aに仕上げられている
。つぎに、Yプリズム群28の前方には集光レンズ29
が設けられ、この集光レンズ29の焦点位置には被加工
物26が配置されるようになつている。ここで、上記マ
スク25およびプリズム27,28について詳述すると
、レーザ発生源から発振レーザビームは、第14図に示
すように、その出力分布は中央部が高く、周辺部に行く
にしたがつて漸次低くなり、均一な出力分布は得られな
い。
る。第12図はこの発明に含まれるレンズマーキング装
置の例であつて、図中25は被加工物26の表面にマー
キングする文字たとえば4桁の数字7916に対するマ
スクであるこの実施例においては数字を表現するのに第
13図に示すようにそろばんの玉に相当するドットを用
い数字1から4まではドットを1ケから順次1ケづつふ
やして4ケとする。数字5は上段のドット1ケとし、6
以上は上段のドット1ケと下段のドット1ないし4を組
合わせる。ただ、0はそろばんと違つて上段の2ケのド
ットと下段の4ケのドットとを組合わせて表現するよう
にしている。そして、上記4桁の数字7916を表現す
るには1位乃至千位の桁数に相当する25a,25b,
25c,25dの4本のマスクで構成されるマスク25
の前方に4本のプリズムからなるXプリズム群27と6
本のプリズムからなるYプリズム群28とを互いに直交
するように配置する。これらxプリズム群27とYプリ
ズム群28とはいずれもレーザ光の出口側は平行平面で
はなく、複数の平面27a,28aに仕上げられている
。つぎに、Yプリズム群28の前方には集光レンズ29
が設けられ、この集光レンズ29の焦点位置には被加工
物26が配置されるようになつている。ここで、上記マ
スク25およびプリズム27,28について詳述すると
、レーザ発生源から発振レーザビームは、第14図に示
すように、その出力分布は中央部が高く、周辺部に行く
にしたがつて漸次低くなり、均一な出力分布は得られな
い。
したがつて、このレーザビームをそのままマスク25お
よび複数個の光透過体を並行配置して合体したプリズム
27,28を介して集光レンズ29により被加工物26
に照射すると、周辺部のドットは1ボケョ1乱れョの原
因となり、鮮明なマーキングができない。このため、鮮
明なマーキングを行なうためにレーザビームの出力分布
がほぼ均一な中央付近だけを透過させようとすると、マ
ーキングエリアが狭くなり、広いエリアのマーキングが
できない。そこで上記マスク25およびプリズム27,
28はレーザビームの出力分布に合せ、大出力部(中央
部)を狭面積、小出力部(周辺部)を広面積となるよう
に合体した光透過体のうち外側が内側より広幅にされて
作られている。したがつて、これらを透過して被加工物
26に照射されるレーザビームの照射強度を均一として
周辺部においても鮮明なマーキングを可能とし、マーキ
ングエリアを広くしている。上記のように配置されたマ
ーキング装置において図示しないレーザ発生源からレー
ザビームが照射されると、このレーザビームはマスク2
5に照射することによソー点鎖線で示す光軸30に平行
で、マスク25と同じパターンのレーザ光31となる。
よび複数個の光透過体を並行配置して合体したプリズム
27,28を介して集光レンズ29により被加工物26
に照射すると、周辺部のドットは1ボケョ1乱れョの原
因となり、鮮明なマーキングができない。このため、鮮
明なマーキングを行なうためにレーザビームの出力分布
がほぼ均一な中央付近だけを透過させようとすると、マ
ーキングエリアが狭くなり、広いエリアのマーキングが
できない。そこで上記マスク25およびプリズム27,
28はレーザビームの出力分布に合せ、大出力部(中央
部)を狭面積、小出力部(周辺部)を広面積となるよう
に合体した光透過体のうち外側が内側より広幅にされて
作られている。したがつて、これらを透過して被加工物
26に照射されるレーザビームの照射強度を均一として
周辺部においても鮮明なマーキングを可能とし、マーキ
ングエリアを広くしている。上記のように配置されたマ
ーキング装置において図示しないレーザ発生源からレー
ザビームが照射されると、このレーザビームはマスク2
5に照射することによソー点鎖線で示す光軸30に平行
で、マスク25と同じパターンのレーザ光31となる。
このレーザ光31がXプリズム群27を通過するとき、
屈折するのでXプリズム群27の各プリズム毎に4ケの
光軸に分かれたレーザ光32となる。レーザ光32はX
プリズム群27と直交するYプリズム群28を通過する
ことにより、4の6倍すなわち24本の光軸のレーザ光
となる訳であるが、マスク25により通過する領域が制
限されているため11本の光軸のレーザ光33となる。
このレーザ光33を集光レンズ29で集光することによ
りレーザ光33はレーザ光34となり被加工物26上に
それぞれ光軸によつて11ケのドットがマークされ、7
916と読むことができる。なお、上記実施例において
は、4桁の数字をマーキングするものとして説明し、X
プリズム27を4ケ、Yプリズム28を6ケのプリズム
で構成することとしたが、4ケまたは6ケに限定するも
のではない。また、マスク25は数字の入れ換えおよび
交換も自由に簡単に行なうことができるようになつてい
る。以上説明したように、この発明においては1本のレ
ーザ光をマスクおよび複数のプリズムにより互いに平行
しない光軸のレーザ光に分割する際プリズムをレーザ光
のエネルギ分布に対応して形成したので、特別なレーザ
を用いたりまたは被加工物に対して特別な物質をコーテ
ィング処理を施さなくても被加工物の表面に均一に照射
することができるようになつた。
屈折するのでXプリズム群27の各プリズム毎に4ケの
光軸に分かれたレーザ光32となる。レーザ光32はX
プリズム群27と直交するYプリズム群28を通過する
ことにより、4の6倍すなわち24本の光軸のレーザ光
となる訳であるが、マスク25により通過する領域が制
限されているため11本の光軸のレーザ光33となる。
このレーザ光33を集光レンズ29で集光することによ
りレーザ光33はレーザ光34となり被加工物26上に
それぞれ光軸によつて11ケのドットがマークされ、7
916と読むことができる。なお、上記実施例において
は、4桁の数字をマーキングするものとして説明し、X
プリズム27を4ケ、Yプリズム28を6ケのプリズム
で構成することとしたが、4ケまたは6ケに限定するも
のではない。また、マスク25は数字の入れ換えおよび
交換も自由に簡単に行なうことができるようになつてい
る。以上説明したように、この発明においては1本のレ
ーザ光をマスクおよび複数のプリズムにより互いに平行
しない光軸のレーザ光に分割する際プリズムをレーザ光
のエネルギ分布に対応して形成したので、特別なレーザ
を用いたりまたは被加工物に対して特別な物質をコーテ
ィング処理を施さなくても被加工物の表面に均一に照射
することができるようになつた。
したがつて、マスクを用いて行うレーザマーキング加工
のような場合にはマーキング部分の周辺部においても鮮
明となり、マーキングエソアを広くできるという効果を
奏することができた。
のような場合にはマーキング部分の周辺部においても鮮
明となり、マーキングエソアを広くできるという効果を
奏することができた。
第1図は従来のマーキング方法を示す斜視図、第2図お
よび第3図はドットによる従来方式のマーキング方法を
示す説明図、第4図ないし第6図および第7図ないし第
9図は従来用いられた分割レンズ方式を示し、第4図、
第7図はレンズの平面図、第5図、第8図は同じくレン
ズの側面図、第6図および第9図は被加工物上における
加工点を示す平面図、第10図はプリズム方式を示す側
面図、第11図はミラー方式を示す側面図、第12図は
この発明の一実施例におけるレーザ装置の分解斜視図、
第13図は同じくこの発明における文字を表現するコー
ドの説明図、第14図は同じくこの発明の作用説明図で
ある。 25・・・・・・マスク、26・・・・・被加工物、2
7,28,35・・・・・・Xプリズム、Yプリズム、
ミラー(光学系)。
よび第3図はドットによる従来方式のマーキング方法を
示す説明図、第4図ないし第6図および第7図ないし第
9図は従来用いられた分割レンズ方式を示し、第4図、
第7図はレンズの平面図、第5図、第8図は同じくレン
ズの側面図、第6図および第9図は被加工物上における
加工点を示す平面図、第10図はプリズム方式を示す側
面図、第11図はミラー方式を示す側面図、第12図は
この発明の一実施例におけるレーザ装置の分解斜視図、
第13図は同じくこの発明における文字を表現するコー
ドの説明図、第14図は同じくこの発明の作用説明図で
ある。 25・・・・・・マスク、26・・・・・被加工物、2
7,28,35・・・・・・Xプリズム、Yプリズム、
ミラー(光学系)。
Claims (1)
- 1 レーザ発振器と、このレーザ発振器から出力された
レーザ光の光路に設けられるマスクと、このマスクを通
過したレーザ光の光路に設けられ複数の透過体からなり
外側と広幅の透過体にして並行に合体された第1のプリ
ズムと、このプリズムとほぼ同様に広幅の透過体を外側
にして合体された透過体からなり第1のプリズムと直交
して上記第1のプリズムの透過光路上に設けられた第2
のプリズムと、この第2のプリズムを透過した光を集光
する集光レンズとを備えたことを特徴とするレーザ多点
同時照射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56074560A JPS6057431B2 (ja) | 1981-05-18 | 1981-05-18 | レ−ザ多点同時照射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56074560A JPS6057431B2 (ja) | 1981-05-18 | 1981-05-18 | レ−ザ多点同時照射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57190794A JPS57190794A (en) | 1982-11-24 |
JPS6057431B2 true JPS6057431B2 (ja) | 1985-12-14 |
Family
ID=13550727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56074560A Expired JPS6057431B2 (ja) | 1981-05-18 | 1981-05-18 | レ−ザ多点同時照射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6057431B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4533813A (en) * | 1983-09-06 | 1985-08-06 | Illinois Tool Works Inc. | Optical selective demetallization apparatus |
JPS61262478A (ja) * | 1985-05-17 | 1986-11-20 | Mitsubishi Electric Corp | レ−ザマ−キング装置 |
US5474627A (en) * | 1990-10-11 | 1995-12-12 | Aerospatiale Societe Nationale Industrielle | Method for marking an electric cable |
US5463200A (en) * | 1993-02-11 | 1995-10-31 | Lumonics Inc. | Marking of a workpiece by light energy |
-
1981
- 1981-05-18 JP JP56074560A patent/JPS6057431B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57190794A (en) | 1982-11-24 |
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