JPS6056965A - ピリダジニカルボン酸誘導体、その製造方法及びそれを含有する殺配偶子剤組成物並びに催花の制御方法 - Google Patents

ピリダジニカルボン酸誘導体、その製造方法及びそれを含有する殺配偶子剤組成物並びに催花の制御方法

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JPS6056965A
JPS6056965A JP16772284A JP16772284A JPS6056965A JP S6056965 A JPS6056965 A JP S6056965A JP 16772284 A JP16772284 A JP 16772284A JP 16772284 A JP16772284 A JP 16772284A JP S6056965 A JPS6056965 A JP S6056965A
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carbon atoms
atom
hydrogen atom
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JP16772284A
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デイーテル デユル
トブラー ハンス
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Novartis AG
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Ciba Geigy AG
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本茜明は殺配偶子性を有する新規なピリダジニルカルボ
ン酸誘導体に関するものである。本発明はまた新規化合
物の製造方法及びそれらを含有する組成物にも関するも
のである。さらに、本発明は該組成物及びその中に含有
される化合物の、生殖生長を活発にするため、特に雄性
不稔植物の生産のための使用方法(殺配偶子剤としての
使用方法)、並びに花の形成゛を調節するための使用方
法及びそれに関連した二次的効果とに関するものである
特に、本発明は次式1: (式中、 R1は水素原子、カチオンまたは炭素原子数1ないし6
のアルキル基を表わし、 Y及びY′は互いに独立して酸素原子、イオウ原子、ス
ルフィニル基またはスルホニル基を表わし、 R8及びR3は互いに独立して、それぞれ1個以上のハ
ロゲン原子で置換された炭素原子数1ないし12のアル
キルまたは炭素原子数1ガいし12のアルケニル基を表
わし、R4及びRsは互いに独立して水素原子、ハロゲ
ン原子、ニトロ基、シアノ基、炭素原子数1ないし6の
アルコキシ基または未置換または1個以上の)・ロゲン
原子で置換された炭素原子数1ないし6のアルキル基を
表わし、そして、 nは0またijlを表わす・ ) で表わされるピリダジニルカルボン酸誘導体に関するも
のである。
陽イオンとは、たとえば周期表の第1ないし第■主族の
元素の無機陽イオンを意味する。代表例は、リチウム、
ナトリウムもしくはカリウムのようなアルカリ金属また
はマグネシウム、カルシウム、バリウムのようなアルカ
リ土類金属またはアルミニウム、すすもしくは鉛のよう
な元素である。陽イオンとけ、またたとえばクロム、マ
ンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、銀、水銀
といった第1ないし第■副族の元素の陽イオンでもある
。好ましい陽イオンは、アルカリ金属陽イオン及びアル
カリ土類金属陽イオンならびに周期表の第用族と第■族
の元素の陽イオンである。「陽イオン」という用語はア
ンモニウムイオン、ヒドラジニウムイオン及びグアニジ
ニウムイオンのような陽イオンも意味する。適当なアン
モニウムイオンの例としては、N)14.及びNH(C
Hs)s、Nu(CzHs)s、 Nib(CHm)*
NHz (C5Hy −n )! 、 NH2NHF 
+ NH3C4Hs −nのような、NH(アルキル)
 s 、 N11B (アルキル)2およびNH。
(アルキル)、または、テトラエチルアンモニウム、テ
トラプロピルアンモニウム、テトラブチルアンモニウム
、テトラペンチルアンモニウム、テトラヘキシルアンモ
ニウム、テトラヘプチルアンモニウム、テトラオクチル
アンモニウム、テトラノニルアンモニウム、テトラデシ
ルアンモニウム、メチルトリブチルアンモニウム、ジメ
チルジブチルアンモニウム、トリメチルブチルアンモニ
ウム、メチルトリオクチルアンモニウム、ベンジルトリ
メチルアンモニウム、ヘンシルトリエチルアンモニウム
、ペンジルトリグロビルアンモニウム、ベンジルトリブ
チルアンモニウム、ベンジルジメチルヘキサデシルアン
モニウム、ベンジルジエチルヘキサデシルアンモニウム
、ジインブチル(フレジキシエチル)(ジメチルベンジ
ル)アンモニウム、トリメチルフェニルアンモニウム、
ジフェニルジメチル、 アンモニウム、ブチルトリプロ
ピルアンモニウム、トリブチルフェニルアンモニウムも
シくけトリカプリルメチルアンモニウムのような第四級
アンモニウムイオンである。適当なヒドラジニウムイオ
ンとしては、NH2NHF 、 NH2N (7kキル
炉、 NH2NRけルキシ)? 、 NH2NHF (
アルキル)Φなどのような未置換または置換されたヒド
ラジニウムイオンであり、グアニジニウムイオンの例と
しては、N1b−C(=NH) −N−またはNH寥−
NH−C(=NH)NH−NH?である。
NH,に加えて、好ましいアンモニウム陽イオンVi特
′に、N)1 (4−a) (低級アルキル);(式中
・αは1.2.3または4を示す)の型のもので、■ これらの中で特にN (CHs) 4 、 N (C*
HI+)(?。
N(C4Hg−n)’!’ などのような、テトラアル
キルアンモニウムイオンを含む。
表示された炭素原子数に従って、アルキル基はそれ自体
または他の置換基の一部゛分として、たとえばメチル基
、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基、n−ペン
チル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、n−オクチ
ル基、n−ノニル基、n−デシル基、n−ウンデシル基
またはn−ドデシル基、及びこれらの異性体、たとえば
イソプロピル基、インブチル基及び第三−ブチル基など
を含む。
表示された炭素原子の数の範囲内で、アルキル基はそれ
自体または他の置換基の一部分として、全ての直鎖また
は枝分れのアルケニル基例えばビニル基、1−プロペニ
ル基、アリル基、インプロペニル基、2−ブテニル基ま
たは2−ペンテニル基よりなる。
ハロゲン化アルキル基及びアルケニル基はそれら自体ま
たは他の置換基の一部分として1個またはそれ以上の同
一または異種のI・ロゲン原子によって置換されてもよ
い。好ましいアルキル及びアルケニル基#−i1ないし
6、好ましくは1ないし4個の炭素原子を含有する基で
あり、それらの基は2個またはそれ以上の同一のノ・ロ
ゲン原子により置換されている。フッ化アルキル基が最
も好ましい。
ハロゲン化アルキル基の例としてはたとえばCHII 
、CHClt、CCl3、CH2Cl 、 CHlBr
、 CFzCl。
CHICHりCB、CI、 CB?CF、、CHz C
C1g、CCIりCHCl!、CHICI%CB Cl
 *及び特にCF3、CHF、、CF、CF3、CF、
CF、、CFtCHFCl及びCFtCHFtである。
ハロゲン化アルケニル基の例としてはたとえばCB、C
CI =CC1,、CH=CC1,及び好ましくFi、
cct= CCIす及びCC1=CHC1である。
ハロゲン原子はそれ自体または他の置換基の一部として
フッ素原子、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子を表
わす。
好ましい化合物の群は次のものである:a)式lにおい
て、 R,が水素原子、金属アンモニウムまたはヒドラジニウ
ムカチオンまたは炭素原子数1ないし4のアルキル基を
表わし、 Y及びY′が互いに独立して酸素原子、イオウi子tた
は、スルフィニルまたはスルホニル基を表わし、 R3及びR3が互いに独立して1個またはそれ以上のハ
ロゲン原子によって置換された炭素原子数1ないし12
のアルキル基または炭素原子数1ないし12のアルケニ
ル基を表わし、 R4及びR5が互いに独立して水素原子、ノ・ロゲン原
子、ニトロ基または炭素原子数1ないし6のアルキル基
を表わし、そして、 nが0または1を表わす化合物; 好ましくは式Iにおいて、 R1が水素原子、アルカリ金属またはアルカリ土類金属
カチオン、アンモニウムカチオンまたは炭素原子数1な
いし4のアルキル基を表わし、 Y及びY′が互いに独立して酸素原子、イオウ原子また
はスルホニル基を表わし、 R2及びR3が互いに独立して少くとも2個のフッ素原
子によって置換された炭素原子数1ないし5のアルキル
基または少くとも2個の塩素原子によって置換された炭
素原子数2ないし4のアルケニル基を表わし、 R4が水素原子、ノ・ロゲン原子、ニトロ基または炭素
原子数1ないし4のアルキル基を表わし、 Rsが水素原子を表わし、そして、 nが0または1を表わす化合物; b)式Iにおいて、 R,が水素原子、ナトリウムカチオン、カリウムカチオ
ン、マグネシウムカチオン、アンモニウムカチオンまた
は炭素原子数1ないし4のアルキル基を表わし、 Yが酸素原子、イオウ原子またはスルホニル基を表わし
、 R2がトリフルオロメチル基、ジフルオロメチル基、1
.1.2.2.2−ペンタフルオロエチル基、1,1,
2.2−テトラフルオロエチル基、1.2−ジクロルビ
ニル基または1゜2.2−)ジクロルビニル基を表わし
、Y′が酸素原子を表わし、 R3がジフルオロメチル基を表わし、 R4が水素原子、塩素原子、ニトロ基またはメチル基を
表わし、 RIが水素原子を表わし、そして、 nが0または1、好ましくは0を表わし、そして −Y−島基が好ましくは3−または4−位にある化合物
; 好ましくは式Iにおいて、R宜が水素原子、ナトリウム
カチオン、メチル基またはエチル基を表わし、Yが酸素
原子またはイオウ原子を表わし、R2がトリフルオロメ
チル基、ジフルオロメチル基、1,1,2.2−テトラ
フルオロエチル基、1.1.2.2.2−ペンタフルオ
ロエチル基または1.2−ジクロルビニル基ヲ表わし、
R4が水素原子またはメチル基を表わし、R8が水素原
子を表わし、そしてnが0を 。
表わす化合物; C)式1において、R1が水素原子、メチル基またはエ
チル基を表わし、Yが酸素原子またはイオウ原子を表わ
し、R2がトリフルオロメチル基、ジフルオロメチル基
、1,1,2.2−テトラフルオロエチル基または1.
1.2.2.2−ペンタフルオロエチル基を表わし、R
4が水素原子またはメチル基を表わし、R8が水素原子
を表わし、そしてnが0を表わし、そして、−Y−R,
基が好ましくは4−位にある化合物;式Iにおいて、R
1が水素原子、メチル基またはエチル基を表わし、Yが
酸素原子を表わし、R−がトリフルオロメチル基または
ジフルオロメチル基を表わし、R4が水素原子またはメ
チル基を表わし、R6が水素原子を表わし、そしてnが
0を表わし、そして−Y−R2基が好ましくFi4−位
にある化合物。
好ましい個々の化合物は下記のものである:(1−(4
−(1,j、2.2−テトラフルオロエトキシ)フェニ
ル) −1,4−ジヒドロ−4−オキソ−6−メチルピ
リダジン−5−イル〕カルボン酸、 (1−(3−メチル−4−(1,1,’2.2−テトラ
フルオロエトキシ)フェニル)−1,4−ジヒドロ−4
−オキソ−6−メチルピリダジン−3−イル〕カルボン
酸、 (1−(4−()リフルオロメチルチオ)フェニル) 
−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−6−メチル−ピリダ
ジン−5−イル〕カルボン酸、(1−(4−(ジフルオ
ロメチルチオ)フェニル)−1,4−ジヒドロ−4−オ
キソ−6−メチルピリダジン−3−イル〕カルボン酸、
(1−(4−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエ
トキシ)フェニル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−
6−メチルピリタージン−3−イル〕カルボン酸、特に (1−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル) −
1,4−ジヒドロ−4−オキソ−6−メチルピリダジン
−5−イル〕カルボン酸、(1−(4−(ジフルオロメ
トキシ)フェニル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−
6−メチルピリダジン−3−イル〕カルボン酸、 (1−(2−メチル−4−(ジフルオロメトキシ)フェ
ニル) −1,4−ジヒドロ−4−オキソ−6−メチル
ピリタシンー3−イル〕カルボン酸、 メチル(1−(4−() IJフルオロメトキシ)フェ
ニル)−1,4−ジヒト°cx−4−オキソ−6−メチ
ルピリダジン−5−イル〕カルボキシレート、及び エチル(1−(4−()リフルオロメトキシ)フェニル
)−1,4−ジヒト0ロー4−オキシー6一メチルビリ
ダジン−3−イル〕カルボキシレート。
式lで表わされる化合物は次式■: (式中、Y、 Y’、 R,、R3,R4J R1+及
びnけ前記の意味を表わす。)で表わされるヒドラゾン
を、酸、塩基またはアミンの添加によって転位させて、
式lで表わされるピリダジニルカルボン酸誘導体を得、
そして所望により弐lにおいてR1が炭素原子数1ない
し6のアルキル基を表わすとき、該誘導体を相当するア
ルキルエステルに変換することにより製造するのが便利
である。
式l(式中、R1は炭素原子数1ないし6のアルキル基
を表わす。)で表わされるピリダジニルカルボン酸誘導
体を得るための、式■(式中、Y、 Y’、 R,、R
3,R4,R,及びnは前記の意味を表わす。)で表わ
されるヒドラゾンの転位反応はまた式■で表わされるヒ
ドラゾンを次式■:R’r −OR(■) (式中、R1は炭素原子数1ないし6のアルキル基を表
わす。)で表わされるアルコールと転位反応のために記
載した条件下に、好ましくは乾燥剤を使用して、無水媒
体中で行なう反応によりエステル交換することKよって
も行なうことができる。
式■で表わされるiドラシンの製造及びそれらの転位反
応も同様に本発明の目的を構成する。
その製造方法は次式用: S (式中、Y、 Y’、 R1,Rs、 Ra、 Rs及
びnは前記の意味を表わす。) で表わされるアニリンを次式tn: 5 (式中、Y、 Y’、 R2,Rs、 R4* Rs 
及びnけ前記の意味を表わし、セしてXは適するアニオ
ン、例えば塩素陰イオンを表わす、、) で表わされる相当するジアゾニウム塩に転化させ、そし
て該ジアゾニウム塩と次式■:で表やされるピロンまた
はその塩と反応させ、そして得られた次式V: (式中、Y、 Y’、 Ra、 R3,R4,Rs及び
nは前記の意味を表わす。) で表わされるヒドラゾンを酸、塩基またはアミンの添加
によって、所望により次式■ R; −OH(■) (式中、R;は炭素原子数1ないし6のアルキル基を表
わす。) で表わされるアルコールと反応させることによって転位
させて、前記式1で表わされるピリダジニルカルボン酸
誘導体を得、そして所望により、上記転位が前記式■で
表わされるアルコールとの反応によって行われず、式l
のR,が炭素原子数1ないし6のアルキル基を表わすと
きには得られた式■の化合物を相当するアルキルエステ
ルに転化させることからなる。式■で表わされるヒドラ
ゾンと式■で表わされるアルコールとの反応は無水媒体
中及び乾燥剤の存在下に行なうことが好ましい。
式…で表わされるアニリンを弐■で表わされる相当する
ジアゾニウム塩に転化することはそれ自体公知の方法、
例えば式■で表わされるア二13ンを濃縮した塩酸及び
硝酸ナトリウムと反応させることによって、行なうこと
ができる。
成用で表わされるジアゾニウム塩と式■で表わされるピ
ロンとの反応は極性溶媒の存在−トに行々うのが便利で
ある。適する極性溶媒はメタノール、エタノールまたは
イン7’aパノールのような低級アルコール、ジメチル
ホルムアミド、1.2−ジメトキシエタンま+h水であ
る。
反応は通常温度範囲一15℃ないし60℃で行なわれる
式1で表わされるピリダジニルカルボン酸誘導体を得る
ための式Vで表わされるヒドラゾンの転位反応は醗例え
ば硫酸、塩酸、硝酸、臭化水素q、燐酸、トリフルオロ
酢酸、メタンスルホン酸または過塩素酸、または塩基例
えば炭酸ナトリウムまたは炭酸カリウム、または水酸化
ナトリウムまたは水酸化カリウム、またはアミン例えば
ピペリジンまたはモルホリンを加えることによって行な
うこともできる。
その温度は0°ないし150℃、好ましくは40゜ない
し120℃そして、最も好ましくは60°ないし100
℃の範囲が便利である。
転位反応は不活性溶媒中で行なうことができる。適する
溶媒の例は次のものである:ハロゲン化炭化水素例えば
りaoホルム、四塩化炭素、塩化メチレンまたはクロロ
ペンセン、または芳香族炭化水素例えばベンゼン、トル
エンまたはキシレン。
式■で表わされるヒドラゾンを式■で表わされるアルコ
ールでエヌテル化するための適する乾燥剤の例はたとえ
d次のものである:五酸化燐、テトラ(炭素原子数1な
いし4の)アルキルシリケート、トリ(炭素原子数1な
いし4のアルキル)ボレート、トリ(炭素原子数1ない
し4のアルキル)オルトホルメート、炭素原子数1ない
し4のアルキルケタール、炭素原子数1ないし4のアル
キルアセタールまたは分子篩例えばリンデ(Linde
)タイプの4−へ分子篩。
出発物質は公知であるか、または公知方法に類似の方法
によって製造されてもよい。
植物調節性を有する種々のピリダジン誘導体は米国特許
第4545954号明細書及びヨーロッパ特許公告第2
5.498号、第57,155号及び第37.134号
公報に開示されている。
本発明者らは、意外にも、式lで表わされるピリダジニ
ルカルボン酸誘導体およびこれら化合物を含む組成物が
、特に1植物代謝に選択的に影響を及ぼす性質を有する
ということを見出した。植物生長の生理学的過程へ影響
を及ぼすということによって、式1で表わされる化合物
を、異なった目的、特に有用植物の収穫の増大、および
特に雑種種子の生産および育種における省力化に関連す
る目的に用いることができるようになる。
生長調節剤の従来の経験により、本発明化合物が施用さ
れる植物に対して1つあるいけそれ以上の異なった生理
的反応をもたらすことがわかった。これらの異なる反応
は、主として施用時期、すなわち種子の生理学的段階で
あるかまたは植物の生長段階であるかによ詐、また施用
の種類、ならびに特に使用濃度に依存する。このような
反応はまた逆に、植物の種によっても異なる。式1で表
わされる化合物の施用は所望の方法により、植物の生長
に影響を及はすことをも可能にする。
式監に表わされるピリダジニルカルボン酸誘導体および
それらを含む農薬組成物によって、非常に多くの単子葉
植物および双子葉植物の生殖生長の調節が可能となり、
広い濃度範囲で栽培植物の草丈生長に有効に影響を与え
る。植物毒性は高濃度で使用したときに起こる場合もあ
る。植物の生殖生長への影響は、作物によって異なる。
生殖生長を調節する重要な手段は、本発明のピリダジニ
ルカルボン酸誘導体における種々の栽培植物の殺配偶子
作用を示す特異的性質、特にこれら化合物を単子葉植物
、例えば小麦、ライ麦、大麦、カラス麦、イネ、トウモ
ロコシ、サトウモロコシ、まぐさ、牧草等、ならびに他
の植物、例えばヒマワリ、トマト、亜麻、マメ(大豆、
そら豆)、アブラナまたは棉に施用したときのこれらの
特異的反応に依存する。この反応は、雌花部分の稔性に
はほとんど影響を及ぼすことなく植物の雄性不稔を引き
起こす。多くの栽培植物で在校の増加及び/または単為
結実形成の増加が同時に観察される。雄性不稔は、実際
の雄性不稔すなわち雄花部分を全く形成しないかもしく
は花粉が不稔性であるか、または雄花は形成されるが受
粉を行なうことができない機能的不稔のいずれかKよっ
て観察される。
それゆえ、式Iで表わされる化合物は雌性失熱、すなわ
ち稔性の雌花を早期に形成するか、または雄花の開花成
長を遅らせて選択した花粉で他家受粉を行なわせること
ができる。
これらの殺配偶子作用は、農業において雑種種子の育種
及び生産に特に有利に第11用される。
雑a種子は有用植物、特に主な食用植物及び観賞植物の
育生に特に重要である。雑種は一般に純粋品種より丈夫
で、最も生産性の高い純粋品種に比較してもさらに高収
穫性である。
雑種種子を得るために、慎重に選択した2つ以上の自噴
系を、実験的に見つけ出した方法で交配する。これKよ
り、生長率及び収穫率が向上した植物を生育することの
できる雑種種子が得られる。
一家性トウモロコシ植物の雑種形成もまた、植物体(二
家花)の異なった部分に雌花部分と雄花部分を形成する
という通常の方法で行なうことができる。花粉を作る駒
がトウモロコシ植物体のトップ(top )を形成し、
これに対し絹糸(柱頭用状部)を有する肉穂状の雌花序
は、植物体の中心以下で形成する。F、雑種を交雑する
ために、AA種及び88種のトウモロコシの植物または
同型接合体のトウモロコシ植物を一列ずつ交互に植える
ことが一般的である。AA型トウモロコシがいか々る受
粉をも受けないことを確保するため、雄花が完全に開花
する前に手作業または機械的作業でAA植物体を不稔化
し、それからBB)ウモロコシ種の花粉で受粉させ、A
A植物体にAB雑at種子を形成する。この方法で要求
される手段は、時(!1がかが)複雑であるばかりでな
く、植物体の損害及び特に不稔化を機械で行なった場合
の母親植物体(種子植物)として作用する系7種の収率
が減少するという望ましくない結果になる。
例エバトウモロコシのような一家性植物の雑種形成は、
上述の慣用方法により多少経済的な手段でいまでも行な
われている。しかしながら、この方法は、特に両性孔を
有し通常は自家受粉場合によシ他家受粉もできる小粒穀
物の雑種形成に用いるには難しい。これらの植゛物を用
いた場合、通常の方法では多大な時間と労力が必要で非
経済的であり、特に、熟練した作業者を必要とする。自
家受粉及び他家受粉が親の木として選択された植物で完
全に阻止された場合には、極〈少量の雑種を育塊するこ
とができるだけである。実際のところ、この方法は早い
時期に小さな花をそれぞれ開けて、全ての朽を注意深く
除き、不所望の他家受粉から花を保贈することにより行
なわれねばならない。
このほか、雑種形成の別の方法が、ある種の穀類例えば
小麦、大麦、ならびにトウモロコシ及び双子葉植物に使
用されている。この方法では細胞質遺伝性雄性不稔植物
が使用され、他家受粉が行なわれる。これらの細胞質遺
伝性不稔植物はしはしば同じ細胞質を有する植物系(雌
親)に限定される。この結果、この方法によれは、細胞
質遺伝による弱点または欠点、例えば特定の病原菌に対
する耐性の欠除または霜等の影響されやすさが、この親
の系から発生する全ての雑種へ必ず伝わる。さらに、細
胞質遺伝の雄性不稔系を用いた雑種形成は、特に小粒穀
物ならびに双子葉作物の場合に、一般の困難性より一層
複雑な作業が必要となる。
この方法にかかわらず、雄性不稔でありかつ雌性稔性で
ある植物を作ることが、雑種種子を育種するために常に
本質的なことである。化学的不稔化剤(殺配偶子剤)を
使用すると、雄性不稔を選択的に起こさせるという問題
を、簡単で実際的であシしかも経済的K 解決すること
ができる。式lで表わされるピリダジニルカルボン酸誘
導体は、非常に良好な雄性配偶子殺滅性を有し、それゆ
え殺配偶子剤としてまたは殺配偶子の目的に適する。こ
の化合物を有用植物の作物に使用した場合、通常の雑種
形成方法に伴なって起こる問題はほとんど生じない。
詳しくは、次の方法により雄性不稔植物が作られ、雑種
種子が得られる。すなわち、交配されるべき2つの親の
植物を、例えば交互に一列に植える。種子植物または母
親植物として選択された列を、花の形成が開始する時点
で、しかしながら雄花部分の形成前に、式lで表わされ
る化合物で処理し、雄性不稔であるが雌性稔性である親
植物の列を作る。別の列を未処理とし、これが花粉を提
供する。その列の雄花部分が完全に形成され、母親植物
または種子植物に受粉させるための花粉を産出する。母
親植物によって作られた種子は雑種であり、通當の方法
で収穫することができる。父親植物の種子は別途収穫さ
れ、他の目的に使用される。
カf−性不稔植物の生産及び雑種種子を得る上述の方法
は、本発明の範囲内である。
さらに、式■で表わされる化合物は、別の生長調節反応
、例えば所望の時期の開花調節ならびKこの結果として
種子及び果実の熱化調節を行なうことができる。この種
の花刺激は、特に花が咲くのと果実が成るのとが同時に
行なわれるような品種の植物にとって非常に経済的興味
がそそられる。例えば、式Iで表わされる化合物でアボ
ガドまたは棉植物を処理すると、一方では、開花する花
の数が増加するという利点があ沙、他方では開花及び熱
化過程が調整された周期を受けることができる。この方
法では収穫率が向上するばかりでなく、生産物の合理的
収穫及びこれによる市場性向上が計られる。
小粒穀物植物または牧草の発芽後であるが、穂状花序及
び朽の発生前に前記式lで表わされる化合物で処理する
ことによる倍化の調節は特に挙げられるべきものである
。5172葉期にそのような植物を処理するのが非常に
有利である。
本発明のさらに有用な別方法は開花の始まる前に栽培植
物(その植物は:特にヒマワリ、綿植物、セイヨウカボ
チャ(marrow l 、キュウリ、メロンまたは観
賞植物である。)を処理することよりなる。
式1で表わされる化合物を施用すると開花期間が著しく
延長され、これにより全ての花が受粉する可能性が増え
る場合がある。開花段階の時間が延長されることは全範
囲の観賞植物、特に花にとって望ましいことである。
多数の異なった栽培植物を式Iの化合物で処理した後、
雌性花序における明らかな影響を雄性不稔と平行して観
察する。この方法では、1つの花序または1本の植物体
についての雌花の数がしばしば増加し、また収率も増加
する。このような反応は、しばしば小粒穀物(例えば大
麦)、キュウリ植物、ヒマワリ、マメ科植物(例えばダ
イス)、喬木植物及び観賞植物(きく科植物)において
も観察される。別のこれと関連した生長調節効果が生じ
る場合がある。さらに、鞘による影響減少及び特定の植
物における病原菌の耐性増加が観察される。
したがって、本発明はまた、式lで表わされるピリダジ
ニルカルボン酸誘導体またはこの誘導体を含む組成物を
、植物生長調節のため特に雄花部分の不稔化(殺配偶子
剤として使用)のため、及び/または雌花部分の発育促
進及びこれらから得られるすべての二次反応、例えば収
量増加、開花段階の延長、形成される花の増力口またけ
結実もしくはこれらの熱化方法の調節等のために使用す
ることからなる。
これに加え、本発明は、前記式Iで表わされる化合物と
、本明細書記載の物質1種以上−!たけ物質群とを均一
に混合することからなる農薬製剤に関する。本発明はさ
らに式Iで表わされる化合物またはこの化合物を含む新
規組成物を植物に施用することからなる植物の処理方法
に関する。本発明はまた、式■の範囲内にあるすべての
新規化合物、本明細書記載の製造方法とに関する。
生長調節、特に殺配偶子反応を起こさせるために、施用
割合は一般にO,OS(種子処理のだめの最低) 〜1
2Kp/a、i、/ha (1ヘクタール当りの有効1
11分:iL ) 、好’! L < tj: 0.1
〜4FFP/a、i、/ha、最も好ましくは0.1〜
2 KP/ a、 i、 /haの範囲である。
特に穀類作物における望ましい施用時期は、播種後期間
であるが穂及び朽の発現前、すなわち51/!葉期また
は開花の始めである。
例えばヒマワリ、ワタ植物、セイヨウカボチャ(mar
row ) 、キュウリ様植物及びメロンまたは観賞植
物における花の数の増加ま庭は開花期間の延長を望む場
合には、有利な施用割合は0、1〜4 Kg/ a、 
t、 /haであり、植物の早期の発育段階に、施用す
ることが便利である。
大豆のような、開花と結実が同時に起こる植物において
は、分割施用、すなわち低濃度で定期的に繰返し施用す
ることが好ましい。一般に、施用割合は施用のタイプに
もより、簡単な葉面施用の場合には0.1〜4 Kp/
a、 t、/ha、分割施用の場合にはα1〜2に9/
a、 l /ha、±II(湿潤)施用は、土壌のタイ
プにもよるが[L1〜12に9/a、 i、 /haで
ある。
種子粉衣の場合の施用割合は、種子100Kpにつき約
(102〜I KP/y1. i、である・上記で示し
た施用割合及び施用タイプは本発明の範囲内である。
式lで表わされる化合物は、通常、組成物の形態で施用
され、他の化合物と同時にまたは連続して処理されるべ
き作付地または植物へ施用される。これらの他の化合物
は、肥料または微量栄養分提供剤または他の植物生長に
影響を与える製剤である。これらはまた、除草剤、殺虫
剤、殺真菌剤、殺菌剤、殺線虫剤、軟体動物殺滅剤また
はこれら製剤の数種混合物から選択され、所望により他
の担体、表面界性剤または製剤技術で慣用されている施
用促進助剤を加えることもできる。適当な担体及び助剤
は固形または液状であり、配合技術で通常使用される物
質、すなわち天然もしくは合成鉱物質、溶剤、分散剤、
湿潤剤、粘着剤、結合剤または肥料である。
式1で表わされる化合物またはこの化合物受なくとも1
種を含む農薬組成物は葉に施用することが好ましい。非
常に選択的な雄性不稔を、開花の、始めにこの方法を行
なうことによって引き起こすことができる。しかしなが
ら、式Iで表わされる化合物は、液剤で植物の生えてい
る場所を湿めらせるか、または例えば粒剤のような固形
剤−半壊に施用(土壌処理)することにより、土から根
を介して植物体内部へ浸透させる(浸透作用)こともで
きる。
式1で表わされる化合物は、種子を、有効成分の液剤に
浸漬させるか、または固形剤で種子を被覆するかの方法
により種子に施用する(被覆方倦)こともよい。
特別の場合、施用の別のタイプとして、例えば植物の茎
または芽を選択的に処理することもできる。
式1の化合物はそのままの形態で又は好ましくけ製剤技
術の分野で慣用の助剤と共に使用され、そして公知の方
法により乳剤原液、被覆性ペースト、直接噴霧可能な或
いは希釈可能な溶液、希釈エマルシロン、水利剤、粉剤
、粒剤、および例えばポリマー物質中でカプセル化する
ことにより製剤される。組成物の性質に合わせて、噴霧
、霧化、散粉、散布又は注入のような施用法を、目的と
する対象物および使用する環境に応じて選択する。
製剤、即ち式Iの化合物(有効成分)および場合により
固体又は液体の助剤を含む組成物は、例えば弐Iの化合
物を増量剤、例えば浴剤、固体担体および場合により表
面活性化合物(界面活性剤)と均質混合および/又は粉
砕することにより、公知の方法で調製される。
適当な溶剤は:芳香族炭化水素、好ましくは炭素原子8
ないし12の部分、例えばキシレン混合物又は置換ナフ
タレン、ジブチル フタレート又はジオクチルフタレー
トのようなフタレート;脂肪族炭化水素、例えばシクロ
ヘキサン又はパラフィン;アルコールおよびグリコール
、並びにそれらのエーテルおよびエステル、例えばエタ
ノール、エチレングリコール、エチレングリコール モ
ノメチル又はモノエチル エーテル;ケトン、例えばシ
クロへギザノン;強極性溶剤、例えばN−メチル−2−
ピロリドン、ジメチル スルホキシド又はジメチル ホ
ルムアミド、並びにエポキシ化植物油、例えばエポキシ
化ココナツツ油又は大豆油;又は水である。
例えば粉剤および分散性粉末に使用する固体担体は通常
、方解石、タルク、カオリン、モンモリロナイト又はア
タパルジャイトのような天然鉱物充填剤である。物性を
改良するために、高分散ケイ酸又は高分散吸収性ポリマ
ーを添加することも可能である。適当な粒状化吸収性担
体は多孔性屋のもの、例えは軽石、破砕れんが、セビオ
ライト又はベントナイトであり、そして適当な非吸収性
担体は方解石又は砂のような材料である。更に、多くの
無機又は有機質の予備粒状化材料、特にドロマイト又は
粉末化植物残ガイ、を使用できる。
製剤化されるべき弐■の化合物の性質によるが、適当な
表面活性化合物は、良好な乳化性、分散性および湿潤性
を有する非イオン性、カチオン性および/又はアニオン
性界面活性剤である。パ界面活性剤”の用語は界面活性
剤の混合物をも含むと理解されたい。
適当なアニオン性界面活性剤は、水溶性石ケンおよび水
溶性合成表面活性化合物の両者であり得る。
適当な石ケンは高級脂肪酸(炭素原子数10ないし22
)のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、又は非置換
又は置換されたアンモニウム塩であり、例えばオレイン
酸又はステアリン酸、或いは例えばココナツツ油又は獣
脂から得られる天然脂肪酸混合物のナトリウム又はカリ
ウム塩である。
しかしながら、いわゆる合成界面活性剤、特に脂肪族ス
ルホネート、脂肪族サルフェート、スルホン化ベンゾイ
ミダゾール誘導体又はアルキルアリールスルホネート、
が更に頻繁に使用される。
脂肪族スルホネート又はサルフェートは通常アルカリ金
属塩、アルカリ土類金属塩或いは非置換又は置換アンモ
ニウム塩の形態にあり、そしてアシル基のアルキル部分
をも含めて炭素原子数8ないし22のアルキル基を含み
、例えばリグノスルホン酸、ドデシル サルフェート又
は天然脂肪酸から得られる脂肪族アルコールザルフェー
ト混合物のナトリウム又はカルシウム塩である。これら
の化合物にはサルフェートの塩および脂肪族アルコール
/エチレンオキシド付加物のスルホン酸の塩も含まれ為
。スルホン化ベンズイミダゾール誘導体は、好ましくは
二つのスルホン酸基と8ないし22個の炭素原′子を含
む一つの脂肪酸基とを含む。アルキルアリールスルホネ
ートの例はドデシルベンゼンスルホン酸、ジブチルナフ
タレンスルホン酸、xは゛ナフタレンスルホン酸/ホル
ムアルデヒド縮合生成物のナトリウム、カルシウム又は
トリエタノールアミン塩である。対応するホスフェート
、例えば4ないし14モルのエチレン オキシドを含む
p−ノニルフェノール付加物のリン駿馬ステルの塩もま
た適当である。
非イオン性界面活性剤は、好ましくは脂肪族又は脂環式
アルコール、または飽和もしくは不飽和脂肪酸およびア
ルキルフェノールのポリグリコール エーテル誘導体で
あり、該誘導体は3ないし30個のグリコール エーテ
ル基、(脂肪族)炭化水素部分に8ないし20個の炭素
原子、そしてアルキルフェノールのアルキル部分に6な
いし18個の炭素原子を含む。
他の適当な非イオン性界面活性剤は、ポリエチレン オ
キシドとポリプロピレン グリコール、エチレンジアミ
ン プロピレン グリコールおよびアルキル鎖中に1な
いし10個の炭素原子を含むアルキルポリプロピレン 
グリコールとの水溶性付加物であり、その付加物は20
ないし250個のエチレン グリコール エーテル基お
よび10ないし100個のプロピレン グリコール エ
ーテル基を含む。これらの化合物は通常プロピレン グ
リコール単位当り1ないし5個のエチレングリコール単
位を含む。
非イオン性界面活性剤の代表的例は、ノニルフェノール
 ポリエトキシエタノール、ヒマシ油ポリグリコール 
エーテル、ポリプロピレン/ポリエチレン オキシド付
加物、トリプチルフェノギシボリエトキシエタノール、
ポリエチレン グリコールおよびオクチルフェノキシ 
エトキシエタノールである。本発明の範囲内で、4−テ
トラ−オクチルフェノールポリグリコールエーテルとエ
チレンオキシド8モルとの付加物〔エクストラボy (
Extravon ) ) ’259b水溶液が非常に
適当である。ポリオキシエチレンソルビタントリオレー
トのようなポリオキシエチレン?ルビタンの脂肪酸エス
テルもまた適当な非イオン性表面活性剤である。
カチオン性界面活性剤は、好ましくはN−置換基として
少なくとも一つの炭素原子数8ないし22のアルキル基
と、他の置換基として低級非置換又はハロゲン化アルキ
ル基、ベンジル基又は低級ヒドロキシアルキル基とを含
む第四アンモニウム塩である。該塩は好ましくはハロゲ
ン化物、メチル硫酸塩又はエチル硫酸塩の形体にあり、
例えばステアリルトリメチルアンモニウム クロリド又
はベンジル ジー(2−クロロエチル)−エチルアンモ
ニウム プロミドである。
製剤業界で慣用の界面活性剤は例えば下記に記載されて
いる: 執マクカッチャンズ デタージェンツ アンド エマル
シファイアーズ アニュアル(McCutcheon’
s Detergents and Emulsifi
ers Annu−all”、マック出i社、、ニュー
シャーシー州、リッジウッド、1881年;H,スター
シャ著。
11テンシードータツシエンプーフ(Tensid−T
aschenbuch ; Handbook of 
5urfactants ) ’。
ハンザ出版社(C+Hanser Verlag ) 
、ムーニツク及びヴイエンナ、1981年、 農薬組成物は通常、式1の化合物01ないし99チ、好
壕しくけ01ないし95%、固体又は液体補助剤1ない
し99.9%、好捷しくは5ないし99,8%、および
界面活性剤0彦いし25%、好ましくはα1ないし25
%、を含む。
市販品は好ましくは濃厚物として製剤化されるが、消費
者は通常希釈製剤を使用するであろう。
農薬組成物はまた特別の効果を得るために、他の助剤例
えば、安定剤、消泡剤、粘度調節剤、結合剤、接着剤、
並びに肥料又はその他の有効成分をも含むことができる
このような農薬組成物もまた本発明の1つの目的である
本発明を以下に掲げる実施例によって、よシ詳細に説明
されるが、ここに記載される例に限定されるものではな
い。部およびパーセントは重量部、重量パーセントであ
る。
実施例1: (1−(2−メチル−4−(ジフルオロメトキシ)フェ
ニル) −1,4−ジヒドロ−4−オキソ−6−メチル
ピリダジン−5−イル〕カルボン酸 水100d中に溶解した2−メチル−4−(ジフルオロ
メトキシ)アニリン69.2gに。
濃塩酸160dを加える。十分に攪拌しながら、亜硝酸
ナトリウムの50チ水溶液56dを0゜ないし5℃で1
時間かけて満願する。そのよう ゛にして得られた澄ん
だ溶液をθ°ないし5℃で4−ヒドロキシ−6−メチル
−2−ピロン51gと炭酸ナトリウム220gを水1.
51に溶解した溶液に加えると、ジアゾニウムイオンビ
ロンカップリング生成物(融点182°ないし184℃
)の暗黄色の沈殿物が形成する。その混合物を室温で数
時間攪拌し、次に濾過し、そしてそのフィルターケーク
を水で洗う。次にその湿ったフィルターケークを炭酸ナ
トリウム190gと一緒に水1ノ中で80℃で完全に溶
解するまで攪拌する。その(1−(2−メチル−4−(
ジフルオロメトキシ)フェニル)−1,4−ジヒドロ−
4−°オキソ−6−メチル−ピリダジン−3−イル)カ
ルボン酸を濃塩酸で酸性にすることにより沈殿し、濾過
により単離し、乾燥し、そして酢酸エチル/ヘキサンか
ら再結晶する。
収量:標記化合物qta g (融点155°ないし1
56°0) 実施例2: (1−(3−メチル−4−(1,1,2,2−テトラフ
ルオロエトキシ)フェニル)−1,4−ジヒドロ−4−
オキソ−6−メチルピリダジン−3−イル〕カルボン酸 実施例1の操作に従って、3−メチル−4−(1,1,
2,2−テトラフルオロエトキシ)アニリン669gを
稀塩酸中に、亜硝酸す) IJウムでジアゾ化し、その
生成したジアゾニウム塩の溶1t4−ヒドロキシ−6−
メチル−2−ピロンでカップリングする。そのカップリ
ングした生成物(融点161°ないし163°0)を濾
過により単離し、その湿ったフィルターケークを20チ
塩酸11に加え、その混合物を還流下に攪拌しながら熱
する。その反応Vi4時間後に終了し、そのバッチを冷
却し濾過する。そのフィルターケークを乾燥し7酢酸エ
チル/ヘキサンから再結晶する。
収量:標記化合物945 g(融点170°ないし17
2°C)。
実施例3; (1−(3−メチル−4−(t i、 2.2−テトラ
フルオロエトキシ)フェニル)−1,4−ジヒドロ−4
−オキソ−6−メチルピリダジン−3−イル〕カルボン
酸のナトリウム塩の製造。
メタノール中に溶解したナトリウムメチラートの30チ
水溶液2.5 gをメタノール100rnl中に溶解し
た(1−(3−メチル−4−(ML2.2−テトラフル
オロエトキシ)フェニル−1,4−ジヒドロ−4−オキ
ソ−6−メチルピリダジン−3−イル〕カルボン酸5g
に加え、その混合物を蒸発により濃縮する。その半一同
体残留物を少量の塩化メチレン中に取り出し、その溶液
を蒸発により濃縮し、融点〉260°Cの上記ナトリウ
ム塩(・3AHt O)を得る。
実施例4: メチル(1−(3−メチル−4−(1,12,2−テト
ラフルオロエトキシ)フェニル−1,4−ジヒドロ−4
−オキソ−6−メチルピリダジン−3−イル〕カルボン
酸エステルの製造。
攪拌しながら、濃硫酸10−をメタノール50m1に溶
解した(1−(3−メチル−4−(1,1,2,2−テ
トラフルオロエトキシ)フェニル−1,4−ジヒドロ−
4−オキソ−6−メチルビリダジン−6−イル〕カルボ
ンNl0gに771+える。その反応混合物を24時間
保持し、次に氷−水中に注き、その生成物をクロロ7i
=、/L−ム眸1に取り出す。そのクロロホルム溶液を
炭酸ナトリウム溶液で2回、次に中性になるまで水で洗
い、濃縮する。その残留物をヘキサンを加えることによ
り再結晶する。収量:融点152°ないし155°0の
標記エステル55グ。
実施例5: (1−(4−)リフルオロメトキシ)フェニル−′L4
−ジヒドロー4−オキソ−6−、+’ チ/l’ピリダ
ジン−3−イル〕カルボン酸 掻拌しながら、4−トリフルオロメトキシアニリン56
.15Iを水120+nJVc爵解した32チ塩酸14
. o miに加え1次にその生成した!濁液を冷却す
る。次に水105ゴに溶解した亜硝酸ナトリウム10.
5gを一5°ないし0 ”(jで30分間かけて滴下す
る。10分後に、過剰の亜硝酸塩をスルファミン酸で分
解する。ジアゾニウム溶液を10分間かけて4−ヒドロ
キシ−6−メチル−2−ピロン378gと炭酸ナトリウ
ム170gを水151K溶/A11〜た溶液に加える。
2時間後に、その沈殿物を濾過により単離し、水で洗い
、そしてまだ湿っているフィルターケークを濃塩酸77
0 mi中で還流下に4時間熱する。そのバッチを冷却
し、生成物を濾過にエリ単離し。
中性になるまで水で洗い、乾燥しそして酢酸エチル/ヘ
キサンから再結晶して、融点192℃ないし194℃の
標記化合物65flを得る。
前記実施例の化合物と一緒(C表1に記載しlj式Iで
表わされる下記化合物も寸だ上記方法の1種に従って製
造することができる。
製造例 式Iで表わされる液体有効成分の製剤例(例中、パーセ
ントは重量パーセントである)表1の化合物 25チ カルシウム ドデシルベンゼンスルホネート 5チヒマ
シ油 ポリエチレン グリコール エーテル 5チ(エ
チレン オキシド 36モル) トリブチルフェノール ポリエチレン グリコール −
エーテル(エチレン オキシド !i0モル)シクロヘ
キサン − キシレン混合物 65チ 必要濃度の乳剤を、このような原液を水で希釈すること
罠より生成し得る。
7、溶 液。
a) b) 表1の化合物 80チ 10チ エチレン グリコール モノメチル 20% −エーテ
ル ポリエチレングリコール 400 − 70%N−メチ
ル−2−ピロリドン −20%これらの溶液は微小滴の
形態で施用するのに適する。
8、粒 剤 a) b) 表1の化合物 5チ 10チ カ オ リ ン 94チ − 高分散ケイ酸 1チ − アタパル ジャイト −9ots 有効成分を塩化メチレン中に溶解し、溶液を担体上に噴
霧し、そしてその後溶媒を減圧下にて蒸発除去する。
9 粉 剤 a) b) 表1の化合物 2慢 5チ 高分散ケイ酸 1チ 5チ タ ル り 97% − カ オ リ ン − 90慢 そのまま使用し得る粉剤は、担体を有効成分と均質に混
合することにより得られる・式Iの固体有効成分の製剤
例(例中、パーセントは重量パーセントである) 10、水和剤 a) b) 、c) 表1の化合物 25チ 50チ 75チリグツスルホン
酸ナトリウム 5% 5% −ラウリル硫酸ナトリウム
 3% −5チジイソブチルナフタレンスルホン酸 −
6チ 10%ナトリウム オクチルフェノール ポリエチレン −2% −クリコ
ール エーテル(エチレン オキシド 7〜8モル) 高分散ケイ酸 5% 10% 10チ カオリン 67%27チ − 有効成分を補助剤と十分に混合し、そして混合物を適当
なミルで十分粉砕すると水和剤が得られ、該水利剤を水
で希釈することにより、所望濃度の懸濁液を得ることが
できる。
11、乳剤原液 表1の化合物 10% オクチルフェノール ポリエチレン 3%グリi−ル 
エーテル(エチレン オキシド 4〜5モル) カルシウム ドデシルベンゼン 6チ スルホネート ヒマシ油 ポリグリコール エーテル 4%(エチレン
 オキシド 56モル) シクロヘキサノン 20% キシレン混合物 50チ この原液を水で希釈することに゛より、必要な濃度の乳
剤を得ることができる。
12、粉 剤 a) b) 表1の化合物 5チ 896 タ ル り 95% − カオリン − 921s そのまま使用し得る粉剤は、有効成分を担体と混合し、
そして混合物を適当なミルで粉砕することにより得られ
る。
15、押出粒剤 表1の化合物 10% ナトリウム リグノスルホネート 2チカルボキシメチ
ル セルロース 1チ カ オ リ ン 87チ 有効成分を補助剤と混合および粉砕し、その後混合物を
水で湿らせる。混合物を押出成形しそしてエアースチー
ム中で乾燥させる。
14 被覆粒剤 a) 表1の化合物 3チ ポリエチレン グリコール 200 5%力 オ リ 
ン 94チ 微粉砕した有効成分をミキサー中で、ポリエチレン グ
リコールで湿らせたカオリンに均一に塗布する。非粉塵
性被覆粒剤がこのようにして得られる。
15、懸濁液原液 表1の化合物 40% エチレン グリコール 10チ オキシド 15モル) ナトリウム リグノスルホネート 10%カルボキシメ
チルセルロース 1チ 574−ホルムアルデヒド水溶液 ロ2チ75チ水性乳
濁液の形体にある 18%シリコーン油 水 !+2チ 微粉砕した有効成分を助剤と均質に混合すると懸濁液原
液が得られ、これを水で希釈することにより、所望濃度
の懸濁液゛が得られる。
葉に施用する場合は、有効成分の植物への付着を強める
製剤成分例えば鉱油、植物油が非常に効果的である。
夏小麦を18X18X1Bmの鉢中の肥料で肥沃にした
肥料含有土壌中に播種する0核植物を12℃ないし15
℃で短日条件下(日照時間10時間)で育成する。分檗
後温度を18ないし24℃に上げ、植物を長日条件(日
照時間14時間)に移す。アブラムシ及びうどA7こ病
からの予防並びに治癒作用を与える為に若い植物に噴霧
する。該植物が旗弁葉期〔フィークス基準(Feeke
’s 5cale)第7段階〕に達した時に試験化合物
を噴霧する。噴霧混合物は試験化合物2000または5
ooppIn並びに1クストラグオン(Exravon
) 0.1 q6を含有し8004/haの施用率で施
用する。
施用後、しかしながら朽の出現前に他家受粉を防止する
為に各々の穂をGう。殺配偶子活性を収穫時期に各々の
穂に形成された種子の数を数えることにょシ評価する。
比較の目的で同様に朽を覆った未処理の植物を用いる。
試験a)の結果の一部を下表に示す。
第2表:殺配偶子活性(%) 大麦並びにライ麦を用いた同様の試験においても同様の
結果が得られた。
b)稔性テスト(ハイブリッド種子の形成)対照群の小
麦植物をa)の様に処理し、単離しておくかもしくは穂
を覆う。処理された植物の穂を選択された他の種類の花
粉で他家により行う。未処理小麦植物および処理して穂
を覆った植物を比較用に使用する。
試験b)Fi試験a)で用いた植物の稔性が完全にもし
くは実質的に保持されることを示す。
ソノラ(Sonora)夏小麦を18X18X18cI
rLの鉢中の肥料で肥沃にした肥料含有土壌中に播種す
る。該植物を12’Qfiいし15℃で短日条件下(日
照時間10時間)で育成する。分渠後温度を18ないし
24”OK上げ、植物を長日条件(日照時間14時間)
にする。アブラムシ及びうどんと病からの予防並びに治
癒作用を与える為に若い植物に噴霧する・ 主枝上の初期穂が2ないし311111の長さに達した
時(初期施用)、もしくは8ないし10間の長さに達し
た時(後期施用)に、(1−(4−(トリフルオロメト
キシ)フェニル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−6
−メチルピリダジン−3−イルツーカルボン酸の10チ
水溶液から製造した噴霧用混合物を該植物に13.40
並びに120g有効量/haに相当する施用率で均一に
噴霧する。噴霧混合物として使用する溶液は試験化合物
を16.25 ppm、 50 ppm並びに150p
pmの濃度で含有する。噴霧混合物は800 l/ha
の施用率で施用される。
施用後、しかしながら朽の出現前に他家受粉を防止する
為に半分の植物の各々の穂を覆う。
殺配偶子活性を収穫時期に各々の穂に形成された種子の
数を数えることにより評価する。比較の目的で未処理の
巧をUっだ植物並びに覆わ々い植物を用いる。(対照群
を100係とする)結果を下表に示す。
第3表:穏当たりの種子 (対照群に対するパーセント) 主枝上の初期穂が2ないしS virtrに達した時点
で、カランダ(Oalanda)種の夏小麦植物を試験
化合物180 ppm並びに540 ppmを含有する
1゜チ水溶液から製造した水剤で、匍匍枝メートル当た
り1oadの溶液が植物の列に均一に施用される様に処
理する。試験化合物の施用率は1kg/ha 並びK 
5 kg/haである。
施用後、しかしながら朽の出現前忙他家受粉を防止する
為に半分の植物の各々の穂を覆う。
殺配偶子活性を収穫時期に各々の穂に形成された種子の
数を数えるととにより評価する。比較の目的で未処理の
朽を覆った植物並びに覆わない植物を用いる。(対照群
を100%とする)結果を下表に示す。
第4表:穏当たりの種子 (対照群に対するパーセント) メープル7 tff −(MAPLEARROW) g
ノ大豆植物を最初のつぼみが発生した後、試験化合物(
濃度25.75並びに225 pprn )の1oチ水
溶液から製造した水剤で、匍匍枝メートル当たり100
11の溶液が植物に均一に施用される様に、葉を濡らさ
ない様に注意しながら処理する〇試験化合物はI]、5
總/ha 、 t5権4a並びに4、5 kg/haの
施用率で施用される。殺配偶子活性の評価を収穫期に下
記の基準に従って行がう二単位面積当たりの若い青さや
の数、単位面積当たりの普通のさやの数並びに単位面積
当たシの種子の数。比較の目的で未処理の大豆植物を用
いる。(対照群) 結果を下記の表に示す。
第5表: 若い育さやの数/単位面積(t 5 ケ) = gs/
p普通のさやの数/単位面積(t 5m’)=ns/p
種の数/さや= s/p C=未処理の対照群と同じ数 実施例20:大豆の殺配偶子活性 メープル アロー(MAPLE AR冊W)種の大豆植
物をまず、最初のつぼみが発生した後1次に最初の施用
から4週間後に、試験化合物(濃度: 500,150
0並びに4500 ppm )の10チ水溶液から製造
した噴霧用混合物で処理する。試験化合物の施用率は[
12kg/ha、o、 6 kg/ha並びに1810
g/baである評価を収穫期に行なう。結果を下記の表
に示す。普通に発達したさ中並びに種のみを“種子/さ
や“の計算に入れた・第6表二 若い青さやの数/単位面積(15m’ ) = gs/
p普通のさやの数/単位面積(15m” ) = ns
/p種の数/さや=s/p 実施例21:大豆における殺配偶子活性メープル アロ
ー(MAPLFi ARROW)種の大豆植物を指示さ
れた濃度の試験化合物溶液で実施例19並びに20の様
に処理する。収穫期に単位面積当たりの種子の数を対照
群に対する百分率(対照群=10096)として調べる
。結果を下記の表に示す。
第7表: 実施例19と同様の試験方法 第8表: 実施例20と同様の試験方法 夏小麦を18X18Xi Bcmの鈴生の肥料で肥沃に
した肥料含有土壌中に播種する。該植物を12℃ないし
15℃で短日条件下(日照時間10時間)で育成する。
分檗後温度を18ないし24℃に上げ、植物を長日条件
(日照時間14時間)Kする。アブラムシ及びうどんこ
病からの予防並びに治癒作用を与える為に若い植物に噴
霧する。主枝上の初期穂が2カいし5鮪の長さに達した
時(初期施用)、もしくは8ないし10鶴の長さに達し
た時(後期施用)に、施用率1625及び50 ppm
に相当する施用率で試験化合物の水和剤から製造した混
合物を該植物(均−Kl!霧する。噴霧混合物として使
用される懸濁液はB g o l/haの濃度で施用さ
れる。
施用後、しかしながら朽の出現前に他家受粉を防止する
為に各々の穂を覆う。殺配偶子活性を収穫時期に各々の
穂に形成された種子の数を数えることにより評価する。
比較の目的で穂を覆った又は覆わない小麦の植物を用い
る。(対照群=100チ)結果を下表に示す。
第9表:

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)次式I: R,C1(3 (式中、 R,は水素原子、カチオンまたは炭素原子数1ないし6
    のアルキル基を表わし、 Y及びY′は互いに独立して酸素原子、イオウ原子、ス
    ルフィニル基またはスルホニル基を表わし、 R2及びR3は互いに独立して、それぞれ1個以上のハ
    ロゲン原子で置換された炭素原子数1ないし12のアル
    キルまたは炭素原子数1々いし12のアルケニル基を表
    わし、 R4及びR,は互いに独立して水素原子、〕・ロゲン原
    子、ニトロ基、シアノ基、炭素原子数1女いし6のアル
    コキシ基または未置換または1個以上のノ・ロゲン原子
    で置換された炭素原子数1ないし6のアルキル基を表わ
    し、そして、 nは0または1を表わす。) で表わされるピリダジニルカルボン酸誘導体。 (2)式Iにおいて、 R,が水素原子、アルカリ金属またはアルカリ土類金属
    カチオン、アンモニウムカチオンまたは炭素原子数1な
    いし4のアルキル基を表わし、 Y及びY′が互いに独立して酸素原子、イオウ原子また
    はスルホニル基を表わし、 R,及びR3が互いに独立して少くとも2個のフッ素原
    子によって置換された炭素原子数1ないし3のアルキル
    基または少くとも2個の塩素原子によって置換された炭
    素原子数2ないし4のアルケニル基を表わし、 R4が水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基または炭素原
    子数1ないし4のアルキル基ヲ表わし、 R8が水素原子を表わし、そして、。 nが0または1を表わす 特許請求の範囲第1項記載のピリダジニルカルボン酸誘
    導体。 (3)式lにおいて、 R1が水素原子、ナトリウムカチオン、カリウムカチオ
    ン、マグネシウムカチオン、アンモニウムカチオンまた
    は炭素原子数1ないし4のアルキル基を表わし、 Yが酸素原子、イオウ原子またはスルホニル基を表わし
    、 R2がトリフルオロメチル基、ジフルオロメチル基、1
    .1.2.2.2−ペンタフルオロエチル基、1,1,
    2.2−テトラフルオロエチル基、1.2−ジクロルビ
    ニル基または1゜2.2−)ジクロルビニル基を表わし
    、Y′が酸素原子を表わし、 R3がジフルオロメチル基を表わし、 R4が水素原子、塩素原子、ニトロ基またはメチル基を
    表わし、 R6が水素原子を表わし、そして、 nが0またFilを表わす 特許請求の範囲第2項記載のピリダジニルカルボン酸誘
    導体。 (4)式1において、R1が水素原子、ナトリウムカチ
    オン、メチル基またはエチル基を表わし、Yが酸素原子
    またはイオウ原子を表わし、R2がトリフルオロメチル
    基、ジフルオロメチル&、1.1.2.2−テトラフル
    オロエチル基、1、1.2.2.2−ペンタフルオロエ
    チル基または1.2−ジクロルビニル基を表わし% R
    4が水素原子またはメチル基を表わし、R6が水素原子
    を表わし、そしてnが0を表わす特許請求の範囲第3項
    記載のピリダジニルカルボン酸誘導体。 (5)式1において、R1が水素原子、メチル基または
    エチル基を表わし、Yが酸素原子またはイオウ原子を表
    わし、R2がトリフルオロメチル基、ジフルオロメチル
    基、1,1,2.2−テトラフルオロエチル基または1
    .1.2.2.2−ペンタフルオロエチル基を表わし゛
    、R4が水素原子またはメチル基を表わし、R5が水素
    原子を表わし、そしてnが0を表わす特許請求の範囲第
    4項記載のピリダジニルカルボン酸誘導体。 (6)式■において、R1が水素原子、メチル基または
    エチル基を表わし、Yが酸素原子を表わし、R2がトリ
    フルオロメチル基またはジフルオロメチル基を表わし、
    R4が水素原子またはメチル基を表わし、R5が水素原
    子を表わし、そしてnが0を表わす特許請求の範囲第5
    項記載のピリダジニルカルボン酸誘導体。 (7) (1−(4−(1,1,2,2−テトラフルオ
    ロエトキシ)フェニル)−1,4−ジヒドロ−4−オキ
    ソ−6−メチルピリダジン−3−イル〕カルボン酸、 (1−(5−メチル−4−(1,1,2,2−テトラフ
    ル・オロエトキシ)フェニル)、、1.4−ジヒドロ−
    4−オキソ−6−メチルピリダジン−3−イル〕カルボ
    ン酸、 (1−(4−()ジフルオロメチルチオ)フェニル)−
    1,4−ジヒドロ−4−オキソ−6−メチル−ピリダジ
    ン−5−イル〕カルボン酸、 (1−(4−(ジフルオロメチルチオ)フェニル)−1
    ,4−ジヒドロ−4−オキソ−6−メチルピリダジン−
    3−イル〕カルボン酸、(1−(4−(1,1,2,2
    ,2−ペンタフルオロエトキシ)フェニル)、−1,4
    −ジヒドロ−4−オキソ−6−メチルピリタジンー3−
    イル〕カルボン酸、 (1−(4−トリフルオロメトキシ)フェニル) −1
    ,4−ジヒドロ−4−オキソ−6−メチルピリダジン−
    3−イル〕カルボン酸、(1−(4−(ジフルオロメト
    キシ)フエニル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−6
    −メチルビリダジン−3−イル〕カケポン酸、(1−(
    2−メチル−4−(ジフルオロメトキシ)フェニル)−
    1,4−ジヒドロ−4−オキソ−6−メチルピリダジン
    −5−イル〕カルボン酸、 メチル(1−(4−(1−リフルオロメトキシ)フェニ
    ル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−6−メチルピリ
    ダジン−3−イル〕カルボキシレ゛−ト、及び エチル(1−(A−()リフルオロメトキシ)フェニル
    ) −1,4−ジヒドa−4−オキソ−6−メチルピリ
    ダジン−3−イル〕カルボキシレート からなる群から選dれる特許請求の範囲第5項記載のピ
    リダジニルカルボン酸誘導体。 (式中、 Y及びY′は互いに独立して酸素原子、イオウx子、ス
    ルフィニル基またはスルホニル基を表わし、 R2及びR3は互いに独立して、それぞれ1個以上のハ
    ロゲン原子で置換された炭素原子数1ないし12のアル
    キルまたは炭素原子数1ないし12のアルケニル基を表
    わし、 R4及びRs Fi互いに独立して水素原子、ハロゲン
    原子、ニトロ基、シアノ基、炭素原子数1ないし6のア
    ルコキシ基または未置換または1個以上のハロゲン原子
    で置換された炭素原子数1ないし6のアルキル基を表わ
    し、そして、 nは0または1を表わす。) で表わされるヒドラゾンを、酸、塩基またはアミンの添
    加によって転位させて次式l:R5Cl。 (式中、 R1は水素原子、カチオンまたは炭素原子数1ないし6
    のアルキル基を表わし、 Y、 Y’、 R2,R3,R4,Rs及びnは前記の
    意味を表わす。) で表わされるピリダジニルカルボン酸誘導体を得、そし
    て所望により、式IにおいてR1が炭素原子数1ないし
    6のアルキル基を表わすとき、該誘導体を相当するアル
    キルエステルに変換することからなる前記式Iで表わさ
    れるピリダジニルカルボン酸の製法。 (9)前記式Vで表わされるヒドラゾンを次式■:R1
    −OR(■) (式中、RIは炭素原子数1ないし6のアルギル基を表
    わす。) で表わされるアルコールと反応させることからなる特許
    請求の範囲第8項記載の製法。 −1次式L RI (式中、Y、 Y’、 R2,Rs、 R4,R5及び
    nは下記式1で示す意味を表わす。) で表わされるアニリンを次式fll: S (式中、Y、Y’+ Rat Rs−Rat Rs及び
    nは下記式1で示す意味を表わし、Xは適するアニオン
    を表わす。) で表わされる相当するジアゾニウム塩に転化させ、そし
    て該ジアゾニウム塩と次式■:0H で表わされるピロンまたはその塩と反応させ、そして得
    られた次式■: (式中、Y、 Y’、 R2,Rs、 R4,R5及び
    nは下記式■で示される意味を表わす。) で表わされるヒドラゾンを酸、塩基またはアミンの添加
    によって、所望により次式■i;−on (■) (式中、RSは炭素原子数1ないし6のアルキル基を表
    わす。) で表わされるアルコールと反応させることKよって転位
    させて、次式■: R5CHs (式中、 R1#′i水素原子、カチオンまたは炭素原子数1ない
    し6のアルキル基を表わし、 Y及びY′は互いに独立して酸素原子、イオウ原子、ス
    ルフィニル基またはスルホニル基を表わし、 R2及びR3は互いに独立して、それぞれ1個以上のハ
    ロゲン原子で置換された炭素原子数1ないし12のアル
    キルまたは炭素原子数1ないし12のアルケニル基を表
    わし、 R4及びR5は互いに独立して水素原子、ハロゲン原子
    、ニトロ基、シアノ基、炭素原子数1ないし6のアルコ
    キシ基または未置換または1個以上のハロゲン原子で置
    換された炭素原子数1ないし6のアルキル基を表わし、
    そして、 nは0または1を表わす。) で表わされるピリダジニルカルボン酸誘導体を得、そし
    て所望により、上記転位が前記式■で表わされるアルコ
    ールとの反応によって行われず、式IのR1が炭素原子
    数1ないし6のアルキル基を表わすときには得られた式
    Iの化合物を相当するアルキルエステルに転化させ、る
    ことからなる式■で表わされるピリダジニルカルボン酸
    誘導体の製法。 Qll 次式I: 15CH。 (式中、 R1は水素原子、カチオンまたは炭素原子数 alない
    し6のアルキル基を表わし、 Y及びY′は互いに独立して酸素原子、イオウ原子、ス
    ルフィニル基またはスルホニル基を表わし、 R2及びR3は互いに独立して、それぞれ1個以上のハ
    ロゲン原子で置換された炭素原子数1ないし12のアル
    キルまたは炭素原子数1ないし12のアルケニル基を表
    わし、 R4及びR5は互いに独立して水素原子、ハロゲン原子
    、ニトロ基、シアノ基、炭素原子数1ないし6のアルコ
    キシ基または未置換または1個以上のハロゲン原子で置
    換された炭素原子数1ないし6のアルキル基を表わし、
    そして、 nは0または1を表わす。) で表わされるピリダジニルカルボン酸誘導体を殺配偶子
    有効量含有することからなる殺配偶子剤組成物。 4 次式1: (式中、 R1は水素原子、カチオンまたは炭素原子数1ないし6
    のアルキル基を表わし、 Y及びY′は互いに独立して酸素原子、イ第1つ原子、
    スルフィニル基またはスルホニル基を表わし、 R7及びR3は互いに独立して、それぞれ1個以上のハ
    ロゲン原子で置換された炭素原子数1ないし12のアル
    キルまたは炭素原子数1ないし12のアルケニル基を表
    わし、 R4及びRsti互いに独立して水素原子、ハロゲン原
    子、ニトロ基、シアノ基、炭素原子数1ないし6のアル
    コキシ基または未置換または1個以上のハロゲン原子で
    置換された炭素原子数1ないし6のアルキル基を表わし
    、そして、 nは0または1を表わす6) で表わされるピリダジニルカルボン酸誘導体で、顕花植
    物、その部分、その種子またはその植物の生息場所を処
    理することからなる倍化の制御方法。 Q31 生殖可能な雄性不稔植物を作るための特許請求
    の範囲第12項記載の方法。 I 栽培植物を処理することからなる特許請求の範囲第
    13項記載の方法。 a9 小粒穀物または飼料用草類を発芽後で、かつ穂状
    花序及び朽の発生前に処理することからなる特許請求の
    範囲第14項記載の方法。 翰 植物の処理を51/2葉期に行う特許請求の範囲第
    15項記載の方法。 I 植物を開花の兆候前に処理する特許請求の範囲第1
    2項記載の方法。 a8 処理される植物がヒマワリ、棉、せいようカポチ
    ャ、きゅうり、メロン、豆科植物または観賞植物である
    特許請求の範囲第17項記載の方法。 a瑳 次式I: (式中、 R1は水素原子、カチオンtたは炭素原子数1ないし6
    のアルキル基を表わし、 Y及びY′は互いに独立して酸素原子、イオウi子、ス
    ルフィニル基またはスルホニル基を表わし、 R2及びRsi’i互いに独立して、それぞれ1個以上
    のハロゲン原子で置換された炭素原子数1ないし12の
    アルキルまたは炭素原子数1ないし12のアルケニル基
    を表わし、 R4及びR,け互いに独立して水素原子、ハロゲン原子
    、ニトロ基、シアノ基、炭素原子数1ないし6のアルコ
    キシ基または未置換または1個以上のハロケン原子で置
    換された炭素原子数1ないし6のアルキル基を表わし、
    そして、 nは0または1を表わす。) で表わされるピリダジニルカルボン酸誘4体を、花の形
    成の開始時であるが雄花の部分が形成される前に施用す
    ることによって、雌性栽植物として選択された穆子植物
    に雄性不稔を起させ、つづいて選択された遺伝学的に類
    似の植物の花粉で他家受粉させ、熟したノ・イブリッド
    種子(hybrid 5eed )を収穫することから
    なるハイブリッド種子を得る方法。 (イ)式1で表わされる化合物を、雌性親植物または該
    植物のはえている場所に、有効成分として1ヘクタール
    あたり[R05から12Kpの割合で施用する特許請求
    の範囲第19項記載の方法。
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