JPS6056885B2 - タ−ビン制御装置 - Google Patents

タ−ビン制御装置

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JPS6056885B2
JPS6056885B2 JP12459380A JP12459380A JPS6056885B2 JP S6056885 B2 JPS6056885 B2 JP S6056885B2 JP 12459380 A JP12459380 A JP 12459380A JP 12459380 A JP12459380 A JP 12459380A JP S6056885 B2 JPS6056885 B2 JP S6056885B2
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JP
Japan
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turbine
pressure
stage
steam pressure
signal
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JP12459380A
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永信 本田
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はタービン制御装置に係り、特に、変圧運転プ
ラントに適用するに好適なタービン制御装置に関する。
第1図は、タービン制御システムの概要を示したもの
である。ボイラ1で発生した蒸気は、主蒸気止め弁2、
加減弁3を通つて蒸気タービン10に供給される。ター
ビン10は通常高圧タービン11、中圧タービン12、
低圧タービン13より構成されている。蒸気は、高圧タ
ービン11で仕事をした後、再熱器16で、再び温度を
あげられて再熱蒸気止弁17、インターセプト弁18を
通つてさらに中圧タービン12、低圧タービン13で仕
事をし復水器19で水となる。蒸気の仕事はタービンに
より回転運動に変えられ発電機20を回し、電力を電力
系統に供給する。 タービン制御装置22は、タービン
の回転数、負荷などを制御する。
タービン10の回転軸にとりつけられている歯車14の
回転数を速度検出器15により検出する。またタービン
の負荷は、電力変換器21により検出される。これらの
検出された信号は、制御装置22の入力部23に送られ
、演算部25で処理される。演算部では、タービンの回
転数、負荷などを制御するため、主蒸気止め弁2、加減
弁3など複数の弁を駆動する。弁の駆動信号は出力部2
4より、主蒸気止め弁駆動ユニット5、加減弁駆動ユニ
ット7など各弁の駆動ユニットに送られ弁を駆動する。
弁の動きは主蒸気止め弁位置検出器4、加減弁位置検出
器6など各弁の位置検出器により検出され、制御装置2
2の入力部23にフィードバックされて、弁の位置を定
変化する。 第2図は、制御装置22の制御内容の一部
を示したものである。
タービン回転数は速度検出器15により検出される。検
出された実速度信号Nは、速度設定器31で設定される
設定速度信号Noと比較部32で比較され、その偏差量
ΔNは調定率演算部33に伝えられる。調定率演算部3
3では、あらかじめ設定された速度調定率に相当したゲ
インをかけられて、加算部35に伝えられる。加算部3
5では負荷設定器34で設定された信号P。を加え、負
荷信号Pcをつくる。速度調定率δは、速度(発電機か
電力系統と接続され周期運転を行つていうときは系統の
周波数に相当する。)が設定値(定格値)から何%ずれ
ると全負荷変化させるかという値である。例えば5%の
調定率とは、5%の速度偏差があれば、100%の負荷
を変えることを意味する。従つていま100%負荷運転
中に系統周波数(速度)が5%上昇したと仮定すると周
波数を安定に保つためにO%迄負荷を絞ることになる。
負荷信号Pcは、負荷制限器36で設定された負荷制限
値PLと低値優先回路37て比較され、低い方の信号が
最終負荷信号Pとなる。
一方、負荷信号Pは圧力検出器30て検出された第一段
後蒸気圧力P,$Tと比較部46で比較され、その偏差
量は圧力補正演算部47に伝えられる。圧力補正演算部
47では補正の度合に応じたゲインをかけ、その結果は
加算部48で負荷信号Pに重畳されて、圧力補正負荷信
号となる。第一段後圧力による圧力補正を行わない場合
には、負荷信号Pに対する実際の加減弁を通過する蒸気
流量は第3図に示す特性となる。
第3図は4個の加減弁を順次開けていく方式の例てある
。即ち、負荷信号PかOからPAの範囲では第1弁によ
り流量や制御され第2、3、4弁は全閉となつている。
負荷信号PがPAからPBの範囲では第2,弁により流
量が制御され、第1弁は全開、第3、4弁は全閉となつ
ている。第3図に示すように弁の切換点PA,PB,P
C付近では流量特性は直線ではなくなる。第一段後圧力
補正は上記流量特性を改善するた.”めに実施している
第一段後圧力は蒸気流量に比例するため、負荷信号Pと
第一段後圧力PlS,の偏差に対応した値を負荷信号P
に重畳することにより、流量特性は直線化される。圧力
補正演算部47のゲインを大きくすると、補正効果が大
きくなる。以上の第一段後圧力による補正は、タービン
入口の主蒸気圧力が一定の場合に有効であるが、主圧力
補正負荷信号は、負荷分配部38,42て各弁の分担量
に応じて配分されて、各弁の流量を決定し、各弁の弁位
置を制御する。
負荷分配部38の出力は比較部39で弁位置フィードバ
ック信号と比較され、その偏差信号は、調節制御部40
により弁駆動信号に変えられて弁駆動ユニット7により
加減弁3を調整する。加減弁3の動きは位置検出器6に
より検出され、位置変換部41を至てフィードバックさ
れ弁位置を安定に制御する。通常、弁は複数個あり他の
加減弁も同様に制御されJる。蒸気圧力が変化する場合
には不適切となる。主蒸気圧力が低下すると同一の負荷
信号ても加減弁を通過する蒸気流量は少なくなり第一段
後圧力は低下する。第4図に示すように主蒸気圧力が、
100%から50%に112となれば、同じ負荷信号で
は第一段後圧力は112となる。このため、主蒸気圧力
が常時変化する変圧運転プラントでは、負荷信号を一意
的に第一段後圧力に対応させることが出来ず、第一段後
圧力補正は実施することが出来なかつた。本発明の目的
は、変圧運転プラントの如く主蒸気圧力が常時変化する
場合にも有効に第一段後圧力を補正しうるタービン制御
装置を提供するにある。
本発明は主蒸気圧力の変化に対応して、検出した第一段
後圧力を増減させるように構成したものである。
第5図は本発明の実施例を示すブロック図である。
尚、第2図て用いたと同一部材であるものには同一符号
を付している。圧力検出器29で検出された主蒸気圧力
PM,は除算部50において、定格圧力設定器49て設
定された定格圧力PM,Rを割り、その結果αと第一段
後圧力Pl,Tを乗算部51て掛けたものを補償後の第
一段圧力とする。
主蒸気圧力が定格の50%になるとαは2.0となり補
償後の第一段後圧力は検出圧力の2倍となる。従つて、
負荷信号Pは常に定格主蒸気圧力と見なして第一段後圧
力による補正が可能となる。主蒸気圧力を増減させて加
減弁通過流量を変えている場合には補償後の第一段後圧
力は一定て変化しないため、第一段後圧力補正は実施さ
れない。
一方、負荷信号Pを変えて加減弁通過流量を増減させる
場合には、負荷信号Pに対応した補償後の第一段後圧力
となるよう加減弁3は補正される。以上説明してきた実
施例は、特にディジタル計算機を用いた装置の場合でも
同様に実施できる。
第6図は第5図の実施例の処理フローチャートであり、
計算機による処理を示すものである。まず設定された定
格主蒸気圧力PM,R及び検出した主蒸気圧力PM$、
第一段後圧力PISTを読み込む。次に、α=PM,R
/PM,を演算し、主蒸気圧力の変動による係数を求め
る。この係数αを検出した第一段後圧力P,STに掛け
て、補償した第一段後圧力P。,,″を得る。この補償
した第一段後力Pl,T″と負荷信号Pの偏差にゲイン
Kを掛けたものを負荷信号Pに重畳することにより補正
後の負荷信号P″となる。以上より明らかなように本発
明によれば、主蒸気圧力が常時変化する場合でも、第一
段後蒸気圧力の補正を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はタービン制御システムの概要を示す系統図、第
2図は制御装置22の詳細ブロック図、第3図は負荷信
号に対する蒸気流量特性図、第4図は負荷信号に対する
第一段後蒸気圧力特性図、第5図は本発明の実施例を示
すブロック図、第6図は本発明の実施例の処理フローチ
ャートである。 1・・・ボイラ、3・・・加減弁、10・・・蒸気ター
ビン、11・・・高圧タービン、12・・・中圧タービ
ン、13・・・低圧タービン、16・・・再熱器、19
・・・復水器、22・・・制御装置、30・・・圧力検
出器、37・・・低値優先回路、38,42・・・負荷
分配部、46・・比較部、47・・・圧力補正演算部、
48・・・加算部、49・・・定格圧力設定器、50・
・・除算部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 タービンの速度偏差に所定の速度調定率を乗じて得
    た信号と設定負荷信号とを第1の加算器にて加算し、負
    荷制限器の出力と前記第1の加算器出力のうちいずれか
    一方の信号を低値優先回路にて選択し、選択した信号と
    タービン第1段後蒸気圧力との偏差信号を比較器で求め
    、前記低値優先回路の出力と比較器出力とを第2の加算
    器で求め、第2の加算器の出力によつてタービン入口の
    蒸気加減弁を制御するとともに、タービンに流入する主
    蒸気圧力を変更することによりタービンの負荷を変更す
    るタービン制御装置において、前記比較器の入力である
    タービン第1段後蒸気圧力に代えて、定格の主蒸気圧力
    値と検出した主蒸気圧力値の比を前記タービン第1段後
    蒸気圧力に乗じて得た修正後のタービン第1段後蒸気圧
    力を使用することを特徴とするタービン制御装置。
JP12459380A 1980-09-10 1980-09-10 タ−ビン制御装置 Expired JPS6056885B2 (ja)

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JP12459380A JPS6056885B2 (ja) 1980-09-10 1980-09-10 タ−ビン制御装置

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JP12459380A JPS6056885B2 (ja) 1980-09-10 1980-09-10 タ−ビン制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS5749002A JPS5749002A (en) 1982-03-20
JPS6056885B2 true JPS6056885B2 (ja) 1985-12-12

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