JPS6056850B2 - 建物の地下室外壁構造 - Google Patents
建物の地下室外壁構造Info
- Publication number
- JPS6056850B2 JPS6056850B2 JP56125343A JP12534381A JPS6056850B2 JP S6056850 B2 JPS6056850 B2 JP S6056850B2 JP 56125343 A JP56125343 A JP 56125343A JP 12534381 A JP12534381 A JP 12534381A JP S6056850 B2 JPS6056850 B2 JP S6056850B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- basement
- exterior wall
- wall
- wall structure
- panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D31/00—Protective arrangements for foundations or foundation structures; Ground foundation measures for protecting the soil or the subsoil water, e.g. preventing or counteracting oil pollution
- E02D31/02—Protective arrangements for foundations or foundation structures; Ground foundation measures for protecting the soil or the subsoil water, e.g. preventing or counteracting oil pollution against ground humidity or ground water
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
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- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は建物の地下室外壁構造に関する。
建物の地下室は多湿になりがちであるため、従来のコ
ンクリートパネルで形成される地下室外壁ではその内表
面に結露を生じ易かつた。又、従来は外壁構築後外部側
から防水処理を行なう必要があり、該防水処理を施すた
めの地盤の根切量も大きく、従つて埋め戻し作業も面倒
であつた。 本発明は地下室から吸収した水分を気化し
て空中に放出する換気通風孔を備えると共に防水膜を一
体に取り付けた外壁パネルによつて地下室外壁を構成す
ることにより、前記従来の不都合を解消−した地下室外
壁構造の提供を目的とする。 以下に本発明を第１図〜
第３図に示した実施例に基づき、構築順序に従つて説明
する。
ンクリートパネルで形成される地下室外壁ではその内表
面に結露を生じ易かつた。又、従来は外壁構築後外部側
から防水処理を行なう必要があり、該防水処理を施すた
めの地盤の根切量も大きく、従つて埋め戻し作業も面倒
であつた。 本発明は地下室から吸収した水分を気化し
て空中に放出する換気通風孔を備えると共に防水膜を一
体に取り付けた外壁パネルによつて地下室外壁を構成す
ることにより、前記従来の不都合を解消−した地下室外
壁構造の提供を目的とする。 以下に本発明を第１図〜
第３図に示した実施例に基づき、構築順序に従つて説明
する。
地下室の大きさに合わせて地盤の根切りを行なつた後
、地下床１を現場打ちコンクリート若しくｓは床コンク
リートにより形成する。
、地下床１を現場打ちコンクリート若しくｓは床コンク
リートにより形成する。
次いで本発明に係る外壁パネル２により、地下室外壁を
構築する。外壁パネル２は以下のように構成されている
。 高温高圧蒸気養生を施した気孔性材料例えは軽量気
泡コンクリートによりパネル本体３を所定の大きさに形
成し、その外表面に多条の溝部３ａを設ける。
構築する。外壁パネル２は以下のように構成されている
。 高温高圧蒸気養生を施した気孔性材料例えは軽量気
泡コンクリートによりパネル本体３を所定の大きさに形
成し、その外表面に多条の溝部３ａを設ける。
該溝部３ａは例えば第３図Ａ−Ｃに示す′ような形状に
成形する。該成形はローラー転圧等により容易に行なえ
る。 かかる、パネル本体３の溝部３ａを設けた外表面
及び頂面を除く周側面の一部を覆つて防水膜４を被着し
、該防水膜４と前記溝部３ａとの間に換気通風孔５を形
成する。
成形する。該成形はローラー転圧等により容易に行なえ
る。 かかる、パネル本体３の溝部３ａを設けた外表面
及び頂面を除く周側面の一部を覆つて防水膜４を被着し
、該防水膜４と前記溝部３ａとの間に換気通風孔５を形
成する。
該換気通風孔５の上下部等適当な位置に地下室内外に連
通する吸気孔６及び排気孔７、８を開口する。ここで前
記防水膜４は例えばブチルゴムシートに不織布を混入し
たもの等、溝部３ａが塞がれない程度に土工に耐え得る
引張強度を備えたものを用いる。 さらに防水膜４と一
体のパネル本体３の周側面に環状の防水ガスケット９を
取付ける。
通する吸気孔６及び排気孔７、８を開口する。ここで前
記防水膜４は例えばブチルゴムシートに不織布を混入し
たもの等、溝部３ａが塞がれない程度に土工に耐え得る
引張強度を備えたものを用いる。 さらに防水膜４と一
体のパネル本体３の周側面に環状の防水ガスケット９を
取付ける。
そして、前記ガスケット９の下端を地下床１上に圧着さ
せると共に、その内側でパネル本体３底壁と地下床１と
の間にシール材１０を介装してパネル本体３と地下床１
とのシールを行なう。尚、ユニット状の外壁パネル２を
複数個隣接して外壁を形成する場合には第２図に示すよ
うに、隣接する外壁バネル２のガスケット９の取付位置
をずらして、対向する側壁面に圧着させて相互間のシー
ルを行なう。さらに外壁パネル２の頂壁には防水ガスケ
ット９と防水膜４の頂部を覆つて防雨用の水切キャップ
１１を取り付ける。こうして、地下室外壁を構築後、外
壁外側周囲の根切り部分（図中斜線で示す）１２に土を
埋め戻し、次いで上階部１３を構築する。
せると共に、その内側でパネル本体３底壁と地下床１と
の間にシール材１０を介装してパネル本体３と地下床１
とのシールを行なう。尚、ユニット状の外壁パネル２を
複数個隣接して外壁を形成する場合には第２図に示すよ
うに、隣接する外壁バネル２のガスケット９の取付位置
をずらして、対向する側壁面に圧着させて相互間のシー
ルを行なう。さらに外壁パネル２の頂壁には防水ガスケ
ット９と防水膜４の頂部を覆つて防雨用の水切キャップ
１１を取り付ける。こうして、地下室外壁を構築後、外
壁外側周囲の根切り部分（図中斜線で示す）１２に土を
埋め戻し、次いで上階部１３を構築する。
かかる構成とすれば、パネル本体３の素材である気孔性
材料は連続独立気泡が多数形成されているため、地下室
の湿気を良く吸収して外壁内面の結露発生を防止できる
と共に、断熱性、吸音性にも富み、内表面の防水塗膜等
も不要となる。
材料は連続独立気泡が多数形成されているため、地下室
の湿気を良く吸収して外壁内面の結露発生を防止できる
と共に、断熱性、吸音性にも富み、内表面の防水塗膜等
も不要となる。
そして、該パネル本体３に吸湿した水分は外部側に設け
た換気通風孔５及び吸気孔６、排気孔７，８を介して蒸
気となつて室外へ排出し、又、一部は地下室内を循環す
る。又、外壁パネル２に予め防水膜４を一体に取り付け
てあるため従来のように外壁構築後に外部側から防水処
理を行なう必要がない。
た換気通風孔５及び吸気孔６、排気孔７，８を介して蒸
気となつて室外へ排出し、又、一部は地下室内を循環す
る。又、外壁パネル２に予め防水膜４を一体に取り付け
てあるため従来のように外壁構築後に外部側から防水処
理を行なう必要がない。
このため、地盤の根切量も相当減少でき、従つて埋め戻
し作業も容易に行なえて作業能率が向上する。一戸当り
の敷地が狭い現状では隣接地部分まで根切りしなければ
ならない場合が多かつたが、この点も解消される。尚、
パネル本体３を補強する場合には防錆処理済の鉄骨や鉄
筋を埋設すればよく、これにより土圧や地震力等にも充
分抵抗し得る耐力壁となる。
し作業も容易に行なえて作業能率が向上する。一戸当り
の敷地が狭い現状では隣接地部分まで根切りしなければ
ならない場合が多かつたが、この点も解消される。尚、
パネル本体３を補強する場合には防錆処理済の鉄骨や鉄
筋を埋設すればよく、これにより土圧や地震力等にも充
分抵抗し得る耐力壁となる。
以上説明したように本発明によれば地下室の湿気を良好
に吸収し、換気通風孔を介して蒸気として室外へ排出し
域いは室内循環させるため外壁内表面の結露を防止でき
、又、防水膜をパネルと一体に取り付けたため外壁外部
側からの防水処理が不要となり、作業能率が向上する等
種々の利点を備えるものである。
に吸収し、換気通風孔を介して蒸気として室外へ排出し
域いは室内循環させるため外壁内表面の結露を防止でき
、又、防水膜をパネルと一体に取り付けたため外壁外部
側からの防水処理が不要となり、作業能率が向上する等
種々の利点を備えるものである。
第１図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第２図は第
１図のＸ−Ｘ矢視断面図、第３図Ａ−Ｃは同上実施例に
使用される外壁パネルの外表面に設ける溝部の各種形状
を示す図である。 １・・・・・・地下床、２・・・・・・外壁パネル、３
・・・・・・パネル本体、３ａ・・・・・・溝部、４・
・・・・・防水膜、５・・・・・・換気通風孔、６・・
・・・・吸気口、７，８・・・・・・排気口。
１図のＸ−Ｘ矢視断面図、第３図Ａ−Ｃは同上実施例に
使用される外壁パネルの外表面に設ける溝部の各種形状
を示す図である。 １・・・・・・地下床、２・・・・・・外壁パネル、３
・・・・・・パネル本体、３ａ・・・・・・溝部、４・
・・・・・防水膜、５・・・・・・換気通風孔、６・・
・・・・吸気口、７，８・・・・・・排気口。
Claims (1)
- １ 気孔性材料からなるパネル本体の外表面に多条の溝
部を設けると共に、前記パネル本体の外表面を覆う防水
膜を被着して前記溝部と防水膜との間に地下室内部又は
外部と吸排気孔を介して連通させた換気通風孔を形成し
てなる外壁パネルを設け、該外壁パネルを地下床上に立
設して構成したことを特徴とする建物の地下室外壁構造
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56125343A JPS6056850B2 (ja) | 1981-08-12 | 1981-08-12 | 建物の地下室外壁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56125343A JPS6056850B2 (ja) | 1981-08-12 | 1981-08-12 | 建物の地下室外壁構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5829920A JPS5829920A (ja) | 1983-02-22 |
| JPS6056850B2 true JPS6056850B2 (ja) | 1985-12-12 |
Family
ID=14907763
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56125343A Expired JPS6056850B2 (ja) | 1981-08-12 | 1981-08-12 | 建物の地下室外壁構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6056850B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002294886A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-09 | Fudo Constr Co Ltd | 外断熱外壁内湿気の除去方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111827346A (zh) * | 2020-06-04 | 2020-10-27 | 绿城房地产集团有限公司 | 一种地下车库找平层防结露、防随机裂缝构造 |
-
1981
- 1981-08-12 JP JP56125343A patent/JPS6056850B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002294886A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-09 | Fudo Constr Co Ltd | 外断熱外壁内湿気の除去方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5829920A (ja) | 1983-02-22 |
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