JPS6056805B2 - 熱可塑性合成繊維マルチフイラメントの巻取方法 - Google Patents
熱可塑性合成繊維マルチフイラメントの巻取方法Info
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- JPS6056805B2 JPS6056805B2 JP14199880A JP14199880A JPS6056805B2 JP S6056805 B2 JPS6056805 B2 JP S6056805B2 JP 14199880 A JP14199880 A JP 14199880A JP 14199880 A JP14199880 A JP 14199880A JP S6056805 B2 JPS6056805 B2 JP S6056805B2
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- JP
- Japan
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- winding
- tension
- synthetic fiber
- thermoplastic synthetic
- fiber multifilament
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- Expired
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-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H1/00—Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously
- D01H1/14—Details
- D01H1/20—Driving or stopping arrangements
- D01H1/32—Driving or stopping arrangements for complete machines
- D01H1/34—Driving or stopping arrangements for complete machines with two or more speeds; with variable-speed arrangements, e.g. variation of machine speed according to growing bobbin diameter
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H55/00—Wound packages of filamentary material
- B65H55/04—Wound packages of filamentary material characterised by method of winding
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
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- D01H1/24—Driving or stopping arrangements for twisting or spinning arrangements, e.g. spindles
- D01H1/26—Driving or stopping arrangements for twisting or spinning arrangements, e.g. spindles with two or more speeds; with variable-speed arrangements
-
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- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は熱可塑性合成繊維マルチフィラメントをリング
撚糸巻取機を用いて紙管ボビンに巻取る方法に関するも
のである。
撚糸巻取機を用いて紙管ボビンに巻取る方法に関するも
のである。
従来、熱可塑性合成繊維フルチフイラメントをパーツに
巻き上げて輸出する際のワンウェイボビンとして、鉄製
のボビンが用いられていた。
巻き上げて輸出する際のワンウェイボビンとして、鉄製
のボビンが用いられていた。
近時、鉄製ボビンの代りに紙管ボビンを用いてコストダ
ウンする検討が行なわれている。この紙管ボビンを用い
て熱可塑性合成繊維マルチフィラメントをパーツ巻にす
ると、紙管ボビンの表面硬度が低いために、巻取中や輸
送中に巻圧によつてボビン変形が惹起し、巻崩れが発生
するという問題が生じた。゛ 一方熱可塑性合成繊維マ
ルチフィラメントをリング撚糸巻取機を用いて巻上げる
方法として従来から知られているものに、次の二つの方
法がある。その一つは該リング撚糸巻取機のスピンドル
回転数を第１図の実線１の如く一定にする方法であり、
他の一つは巻取張力を第２図の一点鎖線２の如く一定と
なるようにスピンドル回転数をコントロールする方法で
ある。しカルながら、この二つの方法では、いずれも紙
管ボビンを用いてパーツ巻にすると、巻崩れが発生し易
い。本発明者等は上記問題を解決するために鋭意検討し
た結果、前記の巻方法とは異つた新規な巻取張力範囲を
採用することによつて、上記問題を解決し得、本発明に
到達したものである。
ウンする検討が行なわれている。この紙管ボビンを用い
て熱可塑性合成繊維マルチフィラメントをパーツ巻にす
ると、紙管ボビンの表面硬度が低いために、巻取中や輸
送中に巻圧によつてボビン変形が惹起し、巻崩れが発生
するという問題が生じた。゛ 一方熱可塑性合成繊維マ
ルチフィラメントをリング撚糸巻取機を用いて巻上げる
方法として従来から知られているものに、次の二つの方
法がある。その一つは該リング撚糸巻取機のスピンドル
回転数を第１図の実線１の如く一定にする方法であり、
他の一つは巻取張力を第２図の一点鎖線２の如く一定と
なるようにスピンドル回転数をコントロールする方法で
ある。しカルながら、この二つの方法では、いずれも紙
管ボビンを用いてパーツ巻にすると、巻崩れが発生し易
い。本発明者等は上記問題を解決するために鋭意検討し
た結果、前記の巻方法とは異つた新規な巻取張力範囲を
採用することによつて、上記問題を解決し得、本発明に
到達したものである。
即ち、本発明は熱可塑性合成繊維マルチフィラメントを
リング撚糸巻取機を用いて紙管ボビンに巻取るに際して
、巻巾が巻時間とともに漸次減少する巻方式を採用し、
且つ巻取張力を下記の式田、（２）、（３）を満足する
範囲となして巻取ることを特徴とする熱可塑性合成繊維
マルチフィラメントの巻取方法である。０．１≦ＴＢ≦
０．４・・・・・・・・・・・・（１）０．０１≦ＴＥ
≦０．１・・・・・・・・・・・・（２）ＴＢ＜ＴＭ＜
ＴＢ・・・・・・・・・・・・（３）但し、ＴＢ：巻始
めの巻取張力（ｙ／ｄｅ）ＴＢ：巻終りの巻取張力（ｙ
／ｄｅ） ＴＭ：中間巻時点の巻取張力（ｙ／ Ｄｅ） 本発明で言う熱可塑性合成繊維とは、ポリエステル，ナ
イロン，アクリル等の合成繊維ならばなんでも良いが、
特にポリエステル繊維に有効である。
リング撚糸巻取機を用いて紙管ボビンに巻取るに際して
、巻巾が巻時間とともに漸次減少する巻方式を採用し、
且つ巻取張力を下記の式田、（２）、（３）を満足する
範囲となして巻取ることを特徴とする熱可塑性合成繊維
マルチフィラメントの巻取方法である。０．１≦ＴＢ≦
０．４・・・・・・・・・・・・（１）０．０１≦ＴＥ
≦０．１・・・・・・・・・・・・（２）ＴＢ＜ＴＭ＜
ＴＢ・・・・・・・・・・・・（３）但し、ＴＢ：巻始
めの巻取張力（ｙ／ｄｅ）ＴＢ：巻終りの巻取張力（ｙ
／ｄｅ） ＴＭ：中間巻時点の巻取張力（ｙ／ Ｄｅ） 本発明で言う熱可塑性合成繊維とは、ポリエステル，ナ
イロン，アクリル等の合成繊維ならばなんでも良いが、
特にポリエステル繊維に有効である。
ポリエステル等の熱可塑性合成繊維マルチフィラメント
をリング撚糸機を用いて紙管ボビンに巻取るに際して、
本発明はます巻始めの巻取張力ＴＢ（ｙ／Ｄｅ）を、次
式を満足する範囲となして巻取る。
をリング撚糸機を用いて紙管ボビンに巻取るに際して、
本発明はます巻始めの巻取張力ＴＢ（ｙ／Ｄｅ）を、次
式を満足する範囲となして巻取る。
巻始め張力ＴＢが０．１ダ／Ｄｅ未満になるとループが
発生して悪く、又逆に０．４ｙ／Ｄｅを越えると毛羽が
発生してよくない。
発生して悪く、又逆に０．４ｙ／Ｄｅを越えると毛羽が
発生してよくない。
次に巻終りの巻取張力ＴＥ（ｑ／Ｄｅ）を、次式を満足
する範囲となして巻取る。
する範囲となして巻取る。
一赫ｉ巻最ｉ力を０．１ｙ／Ｄｅ未満にするとループが
発生するとされていた。
発生するとされていた。
たしかに巻始めについてはこのことが言えるけれども、
巻終りについては、巻巾が巻時間とともに漸次減少する
第３図のａの如き巻方式を採用した場合には０．０１ｙ
／Ｄｅまで許容されるのである。この理由として、巻終
りになると新しく巻かれる巻層の直径が太くなつてリン
グの内径に近づくためにトラベラーの滑走状態が安定化
すること、リングのトラバース巾が最も小さく且つリン
グの１トラバース巾の巻層の直径の変化がないために、
リングの１トラバース内の巻取張力変化が非常に小さく
なること、があげられる。これに対して巻方式が第３図
のＢ，ｃ，ｄの場合は、図から明らかなように巻終りに
おけるリングのトラバース巾が大きく且つ、リングの１
トラパース内の巻層の直径の変化が大きいために、張力
変化が大きくなり、トラベラーの滑走状態も悪くなつて
、ループが発生しやすくなる。従つて第３図ａの巻方式
を採用する限り、巻終りの張力を０．０１ｇ／Ｄｅまで
下げることが可能となる。巻終りの巻取張力ＴＥが０．
１ｙ／Ｄｅを超えると、崩れが発生して悪い。
巻終りについては、巻巾が巻時間とともに漸次減少する
第３図のａの如き巻方式を採用した場合には０．０１ｙ
／Ｄｅまで許容されるのである。この理由として、巻終
りになると新しく巻かれる巻層の直径が太くなつてリン
グの内径に近づくためにトラベラーの滑走状態が安定化
すること、リングのトラバース巾が最も小さく且つリン
グの１トラバース巾の巻層の直径の変化がないために、
リングの１トラバース内の巻取張力変化が非常に小さく
なること、があげられる。これに対して巻方式が第３図
のＢ，ｃ，ｄの場合は、図から明らかなように巻終りに
おけるリングのトラバース巾が大きく且つ、リングの１
トラパース内の巻層の直径の変化が大きいために、張力
変化が大きくなり、トラベラーの滑走状態も悪くなつて
、ループが発生しやすくなる。従つて第３図ａの巻方式
を採用する限り、巻終りの張力を０．０１ｇ／Ｄｅまで
下げることが可能となる。巻終りの巻取張力ＴＥが０．
１ｙ／Ｄｅを超えると、崩れが発生して悪い。
本発明は第３図ａの巻方式を採用し、巻始めの巻取張力
ＴＢを（１）式の範囲とし、巻終りの巻取張力ＴＯを（
２）式の範囲とするとともに、巻始めの巻取張力ＴＢ、
巻終りの巻取張力ＴＥ中間巻時点の巻取張力ＴＭを（３
）式を満足する関係にする必要がある。
ＴＢを（１）式の範囲とし、巻終りの巻取張力ＴＯを（
２）式の範囲とするとともに、巻始めの巻取張力ＴＢ、
巻終りの巻取張力ＴＥ中間巻時点の巻取張力ＴＭを（３
）式を満足する関係にする必要がある。
ＴＢ，ＴＥ，ＴＭが（３）式を満足しなくなるとやはり
崩れが発生してよくない。
崩れが発生してよくない。
巻取張力ＴＢ，ＴＥ，ＴＭを上記の（１），（２），（
３）式を同時に満足させる手段としては、リング撚糸機
のトラベラーの重さやスピンドル回転数を変えて”やれ
ばよい。
３）式を同時に満足させる手段としては、リング撚糸機
のトラベラーの重さやスピンドル回転数を変えて”やれ
ばよい。
スピンドル回転数については、第１図直線１のように一
定するのではなく、点線３の漸次減少させてやる。最初
は巻取張力を測定しながら手動操作でスピンドル回転数
を変更するが、二度目からはプログラムコントロールし
てやればよい。プログラムコントロールについては、直
流モータを使用し、スピンドル回転数を測定しフィード
バックする方式を採用してもよいが、交流モータを使用
する非フィードバック方式でも充分である。なお、巻取
中の張力は、上述した通り漸次減少させるが、上記の（
１），（２），（３）式を満足する範囲で短時間であれ
は増大しても差支えない。
定するのではなく、点線３の漸次減少させてやる。最初
は巻取張力を測定しながら手動操作でスピンドル回転数
を変更するが、二度目からはプログラムコントロールし
てやればよい。プログラムコントロールについては、直
流モータを使用し、スピンドル回転数を測定しフィード
バックする方式を採用してもよいが、交流モータを使用
する非フィードバック方式でも充分である。なお、巻取
中の張力は、上述した通り漸次減少させるが、上記の（
１），（２），（３）式を満足する範囲で短時間であれ
は増大しても差支えない。
一方発明で言う巻取張力とは、最終ローラとバルーニン
グ支点ガイドの間の張力を通常のテンションメータで測
定したリングの１トラバース内の平均張力をグラムで表
わしたものである。
グ支点ガイドの間の張力を通常のテンションメータで測
定したリングの１トラバース内の平均張力をグラムで表
わしたものである。
以上のように本発明は巻巾が巻時間とともに漸次減少す
る巻方式を採用し、且つ巻取張力を（１），（２），（
３）式全てを満足するような特定範囲に制御することに
より崩れ、ループや毛羽の発生がない紙ボビン巻パーン
が得られる。
る巻方式を採用し、且つ巻取張力を（１），（２），（
３）式全てを満足するような特定範囲に制御することに
より崩れ、ループや毛羽の発生がない紙ボビン巻パーン
が得られる。
次にポリエステル繊維マルチフィラメントを紙ボビンに
パーン巻した実施例について説明するが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、ポリエステル繊維以外の熱
可塑性繊維についても有効なものである。
パーン巻した実施例について説明するが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、ポリエステル繊維以外の熱
可塑性繊維についても有効なものである。
実施例
通常の方法によつて紡糸延伸して得られた酸化チタン２
．５重量パーセント含有したポリエチレンテレフタレー
ト４０ｄｅ／２０ｆｉ１を、リング撚糸巻取機にて１２
００７ｎ／分の速度で５１φ×３８０１の紙ボビンに２
．５ｋ９巻を２００本巻取つた。
．５重量パーセント含有したポリエチレンテレフタレー
ト４０ｄｅ／２０ｆｉ１を、リング撚糸巻取機にて１２
００７ｎ／分の速度で５１φ×３８０１の紙ボビンに２
．５ｋ９巻を２００本巻取つた。
その際巻取張力が次表の如くなるようにトラベラーとス
ピンドル回転数を調整して巻取り、巻姿と外観検査結果
を次表に示す。上記結果から明らかなように、本発明の
範囲内のものが巻崩れ、毛羽やループがなくて優れてい
ることがわかる。
ピンドル回転数を調整して巻取り、巻姿と外観検査結果
を次表に示す。上記結果から明らかなように、本発明の
範囲内のものが巻崩れ、毛羽やループがなくて優れてい
ることがわかる。
【図面の簡単な説明】
第１図はスピンドル回転数の巻時間による変化を示す図
、第２図は巻取張力の巻時間による変化を示す図であり
、第３図ａは本発明の巻方式の１例を示すモデル図、第
３図Ｂ，ｃ及びｄは本発明以外の巻方式を示すモデル図
である。 第１図及び第２図中の１，２は従来例を示すパターンで
あり、３は本発明の１例を示すパターンである。
、第２図は巻取張力の巻時間による変化を示す図であり
、第３図ａは本発明の巻方式の１例を示すモデル図、第
３図Ｂ，ｃ及びｄは本発明以外の巻方式を示すモデル図
である。 第１図及び第２図中の１，２は従来例を示すパターンで
あり、３は本発明の１例を示すパターンである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 熱可塑性合成繊維マルチフィラメントをリング撚糸
巻取機を用いて紙管ボビンに巻取るに際して、巻巾が巻
時間とともに漸次減少する巻方式を採用し、且つ巻取張
力を下記の式（１）、（２）、（３）を満足する範囲と
なして巻取ることを特徴とする熱可塑性合成繊維マルチ
フィラメントの巻取方法。 ０．１≦ＴＢ≦０．４・・・・・・・・・・・・（１）
０．０１≦ＴＥ≦０．１・・・・・・・・・（２）Ｔ＿
Ｅ＜Ｔ＿Ｍ＜ＴＢ・・・・・・・・・・・・（３）但し
Ｔ＿Ｂ：巻始めの巻取張力（ｇ／ｄｅ）Ｔ＿Ｅ：巻終り
の巻取張力（ｇ／ｄｅ）Ｔ＿Ｍ：中間巻時点の巻取張力
（ｇ／ ｄｅ）
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14199880A JPS6056805B2 (ja) | 1980-10-13 | 1980-10-13 | 熱可塑性合成繊維マルチフイラメントの巻取方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14199880A JPS6056805B2 (ja) | 1980-10-13 | 1980-10-13 | 熱可塑性合成繊維マルチフイラメントの巻取方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5766126A JPS5766126A (en) | 1982-04-22 |
| JPS6056805B2 true JPS6056805B2 (ja) | 1985-12-12 |
Family
ID=15305005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14199880A Expired JPS6056805B2 (ja) | 1980-10-13 | 1980-10-13 | 熱可塑性合成繊維マルチフイラメントの巻取方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6056805B2 (ja) |
-
1980
- 1980-10-13 JP JP14199880A patent/JPS6056805B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5766126A (en) | 1982-04-22 |
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