JPS6056656B2 - シ−トベルト装置 - Google Patents

シ−トベルト装置

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Publication number
JPS6056656B2
JPS6056656B2 JP52068715A JP6871577A JPS6056656B2 JP S6056656 B2 JPS6056656 B2 JP S6056656B2 JP 52068715 A JP52068715 A JP 52068715A JP 6871577 A JP6871577 A JP 6871577A JP S6056656 B2 JPS6056656 B2 JP S6056656B2
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JP
Japan
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webbing
slack
switch
seat belt
piston
Prior art date
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JP52068715A
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English (en)
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JPS543730A (en
Inventor
隆 河原崎
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はウエビングの過緊張を防止し且つスラツクを
解消したシートベルト装置に関する。
〔従来の技術とその問題点〕 シートベルトを装着した
とき、ウエビングを巻取るためのりトラクタのバネカが
直接乗員に加わると圧迫感のために非常に不快となる。
そこでウエビングの巻込力を緩和するための過緊張防止
装置が種々提案されている。(例、特開昭51−603
27号公報、実開昭49−111923号公報) 従来
、ウエビングの巻込みを拘束する過緊張防止機構を備え
たシートベルト装置では、乗員の着座を圧力検出器によ
つて検出し、この検出信号に基いて電磁アクチュエータ
に通電し、ウエビングがりトラクタに巻込まれるのを阻
止するようにウエビング押え部を作動させ、ウエビング
に生起される張力を緩和していた。しかし、このような
従来装置では、スラツク量検出手段を備えていないため
、スラツクを自動的に解消し、常にスラツクの無い状態
を保つことができなかつた。 また、ウエビングを巻取
る電動式巻取装置を備えたシートベルト装置では、スラ
ツク量を検出し、この検出結果に基いてスラツクを解消
するように電動機を制御しているので、電動機の応答を
よくする必要があり、そのための制御回路が複雑かつ、
高価となるという問題点があつた。本発明は、ウエビン
グの過緊張による圧迫感を解消すると同時にスラツクの
発生を防止し、所定量以上のスラツクが発生したときは
ウエビングを自動的に巻込むようにしたシートベルト装
置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕 本発明のシートベルト装置は、ウエビングを巻一込む
ように付勢されたりトラクタと、該りトラクタのウエビ
ング巻込力に抗してウエビングの巻込を拘束するウエビ
ング押え部と、前記ウエビング押え部を通電時に非拘束
状態に作動させる一方、非通電時に拘束状態に作動させ
る電磁アクチュエータと、該電磁アクチュエータの駆動
回路と、前記ウエピングのスラツク量を検出するスラツ
ク量検出手段とを備え、前記駆動回路はスラツク量検出
手段が所定量のスラツクを検出したときオフ動作する第
1のスイッチと、該第1のスイッチがオフ動作するとオ
ン動作する第2のスイッチと、シートベルトの非装着時
に前記第1のスイッチが選択される一方、装着時に前記
第2のスイッチが選択され、前記電磁アクチュエータに
通電する切替スイッチと、を具備するものてある。
上記の構成によると、シートベルトの非装着時には切替
スイッチにより第1のスイッチが選択され、電磁アクチ
ュエータが動作する。
すると、ウエピング押え部はウエピングを非拘束状態、
即ちりトラクタに巻込み、巻出し可能となり、ウエピン
グがりトラクタのウエピング巻込力に抗して操作できる
。一方、シートベルトの装着時には、切替スイッチによ
り第2のスイッチが選択される。そこで、ウエピングの
スラツク量が所定値未満で装着されている場合には、第
2のスイッチがオフ動作状態にあるので、電磁アクチュ
エータには通電されない。したがつて、ウエピング押え
部はウエピングがりトラクタに巻込まれるのを防止する
拘束状態となり、ウエピングにはりトラクタの巻込力が
作用しなくなるから、乗員はウエピングによる圧迫感が
解放される。このような状態からスラツク量が所定値以
上になると、第2のスイッチがオン動作に切替わり電磁
アクチュエータに通電、される。電磁アクチュエータが
動作すると、ウエピング押え部はウエピングを非拘束状
態とするように動作されるため、りトラクタはスラツク
量に応じたウエピングの巻込動作を開始する。その後、
スラツクが小さくなつてウエピングが緊張さ.れると、
第2のスイッチがオフ動作され、電磁アクチュエータへ
の通電が断たれる。すると、ウエピング押え部は、再び
ウエピングを拘束するように作動する。〔実施例〕 以下本発明をその実施例と共に詳細に説明する。
第1図及び第2図に示す実施例は、車両のセンターピラ
ーにスリップジョイントを固定した連続ウエピングタイ
プ三点式シートベルト装置である。同図において、りト
ラクタ1は車体フロアに近い車体壁2に取付けられ、図
示しないがぜんまいばねでウエピング3を巻取るように
なつている。りトラクタ1のウエピング出口に断面L字
形のつば部4が固定されている。車体壁2のつば部4に
対向する位置に透孔5を穿ち、この孔5を貫通して前記
つば部4の方向に進退自在なプランジャ6を設ける。6
aは該プランジャ6の頭部を示す。
該プランジャ6はコイルばね7の力を受けて)ウエピン
グ3をつば部4との間に挟み、りトラクタ1のウエピン
グ巻込力に抗してウエピング3の巻込を阻止する。ここ
で、つば部牡プランジャの頭部6a1コイルばね6、電
磁コイル8は電磁アクチュエータ・を構成している。
一方、プランジャ6は電磁コイル8に通電されたときコ
イルばね7を縮めて、ウエピング3の巻込み巻出しを可
能とするようになつている。
電磁コイル8は車体に取付けられた支持枠9に固定さ゛
れている。車体壁2の前記透孔5の上に更に今1個の透
孔10を穿ち、この孔10を貫通してウエピング3の方
向へ進退自在なピストン11を設ける。11aは該ピス
トン11の半球状頭部を示す。
該ピストン11はコイルばね12によつてその頭部11
aをウエピング3に押しつけ、ウエピング3のスラツク
量に応じて進退し絶えずウエピング3を張るようにして
あると同時に、ウエピング3にりトラクタ1の巻込力が
加わつたときは第1図に示すようにスラツクなしの位置
まで後退するようにしてある。従つてばね12の強さは
ピストン11の上記した動きが可能な強さに選ぶ。ピス
トン11は、シリンダ13内を動くようになつており、
シリンダ13は更に支持枠9に摺動自在に支持されてい
る。すなわちピストン11の尾端にはつは部11bが形
成され、このつは部11bがシリンダ13内を摺動し、
シリンダ13の両端はピストン11を挿通したリング1
3aと、スイッチ部材を兼ねる蓋14て塞いである。従
つてピストン11の尾端11bはシリンダ13内のみを
動き、ウエピング3のスラツクある程度大きくなるとピ
ストン11の尾端部11aがシリンダ13のリング13
aを押しシリンダ13を図上左方へ動かすことになる。
又、スラツクがなくなると第1図に示すようにピストン
11の尾端11bが蓋14を押すのでシリンダ13は図
上右方へ動くことになる。シリンダ13の一部に突起1
5を設け、一方該突起15に当接するように波板状ばね
16を支持枠9に取付け、これら15,16によりシリ
ンダ13の動きを規制するクリックストップ機構を構成
してある。ここで、ピストン11、゜頭部11a1つば
部11b1ばね12、蓋1牡突起15、波板状ばねはス
ラツク量検出手段を構成している。
スイッチ部材17,18はピストン11がスラツクなし
の位置にあるとき、スイッチ部材14と17が接触し、
ピストン11が所定量のスラツクを検出したときスイッ
チ部材14と18が接触するように配置してある。
ここで、シリンダ13の蓋を兼ねたスイッチ部材14と
スイッチ部材17は第1のスイッチを、スイッチ部材1
4とスイッチ部材18は第2のスイッチをそれぞれ構成
している。
シートベルトの装着を検出するスイッチ19は、例えば
シートベルトのバックル内に組込まれ、シートベルトを
装置する前はb側にあり、装着するとa側に切替わる切
替スイッチを構成している。
スイッチ19とb側に切替えたときは、スイッチ部材1
4,17を介して電磁コイル8へ通電され、スイッチ1
9をa側へ切替えたときはスイッチ部材18,14を介
して電磁コイル8へ通電されるようにしてある。
その他20は乗員の乗車を検出するためのシートクッシ
ョン内に納められたシートスイッチ、21はバッテリで
ある。この実施例の動作を第1図及び第2図の他第3図
、第4図に示す各スイッチの状態図を参照しつつ説明す
る。乗員が車に乗り込むと、シートスイッチ20がオン
する。シートベルトを装着する前はスイッチ19はb側
にあり、ピストン11もスラツクなしの位置にあつてス
イッチ部材14と17が接触している(第1図)。それ
故電磁コイル8が励磁され、プランジャ6は第1図に示
すように後退している。乗員がウエピング3を引き出し
てシートベルトを装着すると、スイッチ19はa側に切
替わり電磁コイル8は非励磁となる(第3図)。電磁コ
イル8の非励磁により、プランジャ6はばね7の力で進
出しウエピング3をつば部4との間に挾み、りトラクタ
1の巻込力が乗員を圧迫することを防止する。
シートベルトを装着した状態において、乗員の動き等に
よつて乗員とウエピング2との間にスラツクが発生する
と、ばね11の力によつてピストン11が進出しスラツ
クを吸収する。スラツクが一定以上大きくなると、ピス
トン11の尾端11bがシリンダ13のリング13aに
当接しシリンダ13を図上左方に移動させる(第2図)
。このシリンダ13の移動に伴ないシリンダ13の突起
15は波板ばね16の山を乗り越える。そして遂にスイ
ッチ部材14と18が接触するとスイッチ19はa側に
切替わつているのでウエピング3を押えていたプランジ
ャ6は退出し、りトラクタ1はウエピング3をスラツク
分だけ巻込んでスラツクを解決させる。このウエピング
3の巻込みの際に、ピストン11は第2図上右方へ押さ
れスラツクなしの位置に戻るとピストン11の尾端11
bがシリンダ13の蓋14に当接し、シリンダ13を第
1図に示す位置に戻す。そしてスイッチ部材14と18
はオフになり、スイッチ部材14と17がオンになる。
そこで再び第3図に示すような回路が形成されて電磁コ
イル8は非励磁となり、プランジャ6がウエピング3を
押えて非励磁となり、プランジャ6がウエピング3を押
えてりトラクタ1の巻込力が乗員に伝わることを防止す
る。この実施例装置によれば、通常のシートベルト装着
時には乗員はりトラクタ1の巻込力を受けることがない
ため快適な居住性が得られる。
そして″スラツクが発生したときピストン11によつて
スラツクが吸収され、そのスラツクが大きくなり過ぎる
と自動的にりトラクタ1によつてスラツク分だけ巻込ま
れる。スラツクを巻込んだ後はプランジャ6がウエピン
グ3を再び押えるので、圧迫感は生じない。このように
この実施例装置では過度のスラツクが発生することがな
いので、車両の衝突時等の緊急時充分乗員を保護するこ
とができる。又、シートベルトの装着、スラツクの検出
等がl自動的に行なわれるので誤使用の心配がない。
〔発明の効果〕上述のとおり、本発明によれば、シート
ベルトの装着時にスラツク量検出手段が検出するスラツ
ク量に応じてウエピング押え部を制御する回路と、シー
トベルトの非装着時にウエピングを非拘束状態とするよ
うにウエピング押え部を作動させる回路とを選択する切
替スイッチを設けたので、シートベルト装着時には、ス
ラツクが所定量以上になると、自動的にウエピングがり
トラクタに巻込まれてスラツクが解消され、常にスラツ
クの無い装着状態が保たれるから、車両緊急時にウエピ
ングのロック機構の動作遅れがなく、乗員を確実に拘束
することができるとともに、通常時にはウエビツグの緊
張力が乗員に作用することがないから、それによる圧迫
感から解放され、快適性が増す。またシートベルトの非
常装着時には、ウエピングが必ずりトラクタに巻込まれ
てスラツクの発生がないので、ウエピングがシートベル
トにまつわり付いた、ドアに挾まつたりすることがなく
なり、常に確実な装着動作が行なわれ、信頼性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の実施例に係るシートベルト
装着の要部断面図を示し、そのうち、第1図は乗員搭乗
後シートベルト装着前の状態を示す図、第2図はウエピ
ングに所定量以上のスラツクが発生する瞬間の状態を示
す図、第3図は上記実施例においてスラツクが発生して
いない状態の電気回路図、第4図は上記実施例における
スラツクが発生した状態の電気回路図である。 1・・・・・・りトラクタ、3・・・・・・ウエピング
、6・・・プランジャ、7・・・・・・ばね、8・・・
・・・電磁コイル、11・・・・・・ピストン、12・
・・・・ばね、13・・・・シリンダ、14,17,1
8・・・・スイッチ部材、19・・・・・シートベルト
装着検出スイッチ、20・・・・・ウートスイツチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ウエビングを巻込むように付勢されたリトラクタと
    、該リトラクタのウエビング巻込力に抗してウエビング
    の巻込を拘束するウエビングを押え部と、前記ウエビン
    グ押え部を通電時に非拘束状態に作動させる一方、非通
    電時に拘束状態に作動させる電磁アクチュエータと、該
    電磁アクチュエータの駆動回路と、前記ウエビングのス
    ラツク量を検出するスラツク量検出手段とを備え、前記
    駆動回路はスラツク量検出手段が所定量のスラツクを検
    出したときオフ動作する第1のスイッチと、該第1のス
    イッチがオフ動作するとオン動作する第2のスイッチと
    、シートベルトの非装着時に前記第1のスイッチが選択
    される一方、装着時に前記第2のスイッチが選択され、
    前記電磁アクチュエータに通電する切換スイッチと、を
    具備するシートベルト装置。
JP52068715A 1977-06-09 1977-06-09 シ−トベルト装置 Expired JPS6056656B2 (ja)

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JP52068715A JPS6056656B2 (ja) 1977-06-09 1977-06-09 シ−トベルト装置

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Publication Number Publication Date
JPS543730A JPS543730A (en) 1979-01-12
JPS6056656B2 true JPS6056656B2 (ja) 1985-12-11

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6447468U (ja) * 1987-09-18 1989-03-23
JPH0757594B2 (ja) * 1988-10-17 1995-06-21 自動車電機工業株式会社 シートベルト装置
JPH0757593B2 (ja) * 1988-10-17 1995-06-21 自動車電機工業株式会社 シートベルト装置

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JPS543730A (en) 1979-01-12

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