JPS6056404B2 - 方向性電磁鋼板の鉄損低減方法およびその装置 - Google Patents
方向性電磁鋼板の鉄損低減方法およびその装置Info
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- JPS6056404B2 JPS6056404B2 JP56110858A JP11085881A JPS6056404B2 JP S6056404 B2 JPS6056404 B2 JP S6056404B2 JP 56110858 A JP56110858 A JP 56110858A JP 11085881 A JP11085881 A JP 11085881A JP S6056404 B2 JPS6056404 B2 JP S6056404B2
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- electrical steel
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- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
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- C21D7/02—Modifying the physical properties of iron or steel by deformation by cold working
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- C21D7/06—Modifying the physical properties of iron or steel by deformation by cold working of the surface by shot-peening or the like
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- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D8/00—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment
- C21D8/12—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of articles with special electromagnetic properties
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は仕上焼鈍された方向性電磁鋼板の表面に、金
属粒、合成樹脂粒等の粒状体を投射して、微小な点状歪
を線状に付与し、鉄損を大巾に低減する方法と装置に関
する。
属粒、合成樹脂粒等の粒状体を投射して、微小な点状歪
を線状に付与し、鉄損を大巾に低減する方法と装置に関
する。
方向性電磁鋼板は、通常一方向性と二方向性の２種類
に分類される。
に分類される。
前者はミラー指数で表わすと、板面に平行に（１１０）
面を有し、圧延方向に平行に磁化容易軸〔１００〕を有
する結晶粒から成り、後者は板面に平行に（１００）面
、圧延方向に〔００１）軸を有する結晶粒から成るもの
をいう。 本発明は、上記２種類の方向性電磁鋼板に限
らず圧延方向に平行に磁化容易軸〔１００〕を有する結
晶組織をもつ電磁鋼板に応用が可能である。 以下の説
明は、理想方位が（１１０）〔００１）て表わされる一
方向性電磁鋼板を中心に行なう。 全ての結晶粒を（１
１０）〔００１）理想方位に近つけることにより励磁特
性が向上し、一般には、それに伴い鉄損も減少するから
、従来上記組織の集積度を高める努力がなされて来た。
この結果、今日では、板厚Ｏ、３Ｔｒｒ！ｒＬのとき磁
束密度１、ｎ゛、周波数５０Ｈ２における鉄損が１、ｏ
ｗａｔｔ／に９前後の低い鉄損値を示す方向性電磁鋼板
が工業的に生産されるようになつた。（ここでＴは磁束
密度の単位でＴｅｓｌａの略、Ｔｅｓｌａ■Ｗｂ／ＴＴ
Ｉてある）。 鉄損をさらに下げるには、（１１０）〔
００１］理想方位に近づけるだけては困難であることが
判つてきた。一般に鉄損は励磁特性以外の結晶粒度にも
依存する。励磁特性を高めることは一般に結晶粒を大き
くすることになり、励磁特性向上による鉄損減少分を相
殺してしまうことになる。従つて現状の最高特性により
更に鉄損を下げるためには、他の手段を講じる必要があ
る。この目的のためには、鋼板に張力を与える方法が知
られている。工業的には絶縁被膜によつて張力を付与す
る方法か提案されている。しかしながら、被膜の与える
張力には限界がありそれによつて改善される鉄損にも限
界があるため、被膜の張力の効果を加味して得られる最
高特性が前述の鉄損１．０３Ｗａｔｔ／Ｋ９程度である
。
面を有し、圧延方向に平行に磁化容易軸〔１００〕を有
する結晶粒から成り、後者は板面に平行に（１００）面
、圧延方向に〔００１）軸を有する結晶粒から成るもの
をいう。 本発明は、上記２種類の方向性電磁鋼板に限
らず圧延方向に平行に磁化容易軸〔１００〕を有する結
晶組織をもつ電磁鋼板に応用が可能である。 以下の説
明は、理想方位が（１１０）〔００１）て表わされる一
方向性電磁鋼板を中心に行なう。 全ての結晶粒を（１
１０）〔００１）理想方位に近つけることにより励磁特
性が向上し、一般には、それに伴い鉄損も減少するから
、従来上記組織の集積度を高める努力がなされて来た。
この結果、今日では、板厚Ｏ、３Ｔｒｒ！ｒＬのとき磁
束密度１、ｎ゛、周波数５０Ｈ２における鉄損が１、ｏ
ｗａｔｔ／に９前後の低い鉄損値を示す方向性電磁鋼板
が工業的に生産されるようになつた。（ここでＴは磁束
密度の単位でＴｅｓｌａの略、Ｔｅｓｌａ■Ｗｂ／ＴＴ
Ｉてある）。 鉄損をさらに下げるには、（１１０）〔
００１］理想方位に近づけるだけては困難であることが
判つてきた。一般に鉄損は励磁特性以外の結晶粒度にも
依存する。励磁特性を高めることは一般に結晶粒を大き
くすることになり、励磁特性向上による鉄損減少分を相
殺してしまうことになる。従つて現状の最高特性により
更に鉄損を下げるためには、他の手段を講じる必要があ
る。この目的のためには、鋼板に張力を与える方法が知
られている。工業的には絶縁被膜によつて張力を付与す
る方法か提案されている。しかしながら、被膜の与える
張力には限界がありそれによつて改善される鉄損にも限
界があるため、被膜の張力の効果を加味して得られる最
高特性が前述の鉄損１．０３Ｗａｔｔ／Ｋ９程度である
。
鉄損を下げる他の方法が知られている。その１つは仕上
焼鈍済の鋼板を化学研磨或いは電解研磨により鏡面に仕
上げることにより低鉄損を得ることてある。しかしこの
方法においては鋼板面の平滑度により特性か大きくかわ
り、又絶縁被膜の塗布を行なうとその特性が保たれない
という欠点がある。他に特公昭５０−３５６乃号公報に
提案されているように、鋼板の表面を鋤いたりあるいは
ひつかいて鉄損の低減を図る方法てある。
焼鈍済の鋼板を化学研磨或いは電解研磨により鏡面に仕
上げることにより低鉄損を得ることてある。しかしこの
方法においては鋼板面の平滑度により特性か大きくかわ
り、又絶縁被膜の塗布を行なうとその特性が保たれない
という欠点がある。他に特公昭５０−３５６乃号公報に
提案されているように、鋼板の表面を鋤いたりあるいは
ひつかいて鉄損の低減を図る方法てある。
これは刃物あるいは金剛砂で鋼板の表面をひつかくこと
により行なわれ、鉄損の低減は期待される。しかし鋼板
表面にはひつかきによるキズが当然入るのて次の如き問
題がある。即ちキズの周辺の表面のはげしい凹凸によつ
て鋼板を積層したとき占積率が大幅に劣化するだけでな
く磁歪が大幅に増加する欠点がある。またキズの両端に
はひつかき時の返りがあつて突起している。このため積
層したとき隣接の鋼板の被膜を損傷する問題もある。こ
れらの欠点を改善するものとして、小球あるいは円盤等
を一定の圧力て銅板表面を転がすことによつて微小歪を
導入する方法（特開昭５３一１３７０１６号公報）や鏡
面を有した鋼板表面に、小球あるいは円盤を接触回転し
て微小歪を導入し超低鉄損を得る方法（特開昭５４−４
３１１５号公報）など．が提案されている。
により行なわれ、鉄損の低減は期待される。しかし鋼板
表面にはひつかきによるキズが当然入るのて次の如き問
題がある。即ちキズの周辺の表面のはげしい凹凸によつ
て鋼板を積層したとき占積率が大幅に劣化するだけでな
く磁歪が大幅に増加する欠点がある。またキズの両端に
はひつかき時の返りがあつて突起している。このため積
層したとき隣接の鋼板の被膜を損傷する問題もある。こ
れらの欠点を改善するものとして、小球あるいは円盤等
を一定の圧力て銅板表面を転がすことによつて微小歪を
導入する方法（特開昭５３一１３７０１６号公報）や鏡
面を有した鋼板表面に、小球あるいは円盤を接触回転し
て微小歪を導入し超低鉄損を得る方法（特開昭５４−４
３１１５号公報）など．が提案されている。
これらの方法によると、たしかに超低鉄損の方向性電磁
鋼板が製造されるが、工業的にはまだ改善の余地がある
。
鋼板が製造されるが、工業的にはまだ改善の余地がある
。
即ち、小球や円盤を鋼板表面上を回転させて微小歪を与
えるのて、鋼板を静置し・ておくか、あるいは走行中の
鋼板では鋼板の走行速度に制約を受け、生産性をあげる
ことが難しい。本発明はこれらの問題を解決するもので
、仕上焼鈍済の方向性電磁鋼板に、金属粒、合成樹脂粒
等の粒状体を投射して問題を惹起するキズを生じること
なく、かつ鋼板の生産性を阻害することなく、鋼板表面
をたたいて微小な点状歪を線状に付与し、鉄損を著しく
低減する方法と装置を提供するものである。
えるのて、鋼板を静置し・ておくか、あるいは走行中の
鋼板では鋼板の走行速度に制約を受け、生産性をあげる
ことが難しい。本発明はこれらの問題を解決するもので
、仕上焼鈍済の方向性電磁鋼板に、金属粒、合成樹脂粒
等の粒状体を投射して問題を惹起するキズを生じること
なく、かつ鋼板の生産性を阻害することなく、鋼板表面
をたたいて微小な点状歪を線状に付与し、鉄損を著しく
低減する方法と装置を提供するものである。
次に本発明を実施例に基ついて詳細に説明する。
本発明は４．０％以下のＳｌを含有する一方向性電ｌ磁
鋼板（以下鋼板と云う）に適用され、仕上焼鈍が施され
た後に粒状体例えば金属粒を鋼板に投射して点状歪を線
状に入れることて鉄損が大巾に抵減される。
鋼板（以下鋼板と云う）に適用され、仕上焼鈍が施され
た後に粒状体例えば金属粒を鋼板に投射して点状歪を線
状に入れることて鉄損が大巾に抵減される。
ここでの投射とは粒状体のみの投射、粒状体を気体例え
ば空気と一緒にした投射、流体例えば気水と一緒にした
投射てある。図面を参照して述べる。
ば空気と一緒にした投射、流体例えば気水と一緒にした
投射てある。図面を参照して述べる。
１は鋼板で、矢印方向に走行される。
鋼板１のバスラインの上方に所定間隔をおいてスリット
２が設けられた固定板３と、前記固定板３上を往復動自
在なスリット２付のスライド板４が設置されている。５
はスライド装置で例えばエヤーシリンダ等が用いられ、
前記スライド板４にそのピストンロッド６が連結され、
スライド板４を往復動させる。
２が設けられた固定板３と、前記固定板３上を往復動自
在なスリット２付のスライド板４が設置されている。５
はスライド装置で例えばエヤーシリンダ等が用いられ、
前記スライド板４にそのピストンロッド６が連結され、
スライド板４を往復動させる。
この往復動により固定板３に設けられたスリット２とス
ライド板４のスリット２が重つたときだけ、前記固定板
３のスリット２を指向した粒状体投射装置１０から投射
された粒状体例えばスチールショット７が鋼板１に当り
、微細な点状歪が与えられる。このとき、前記スリット
２は鋼板１の巾方向に線状に設けられているので銅板１
に入れられた点状歪は線状となる。与歪力はスチールシ
ョット７の投射速度や投射量、ショットの材質・粒度・
硬度、スリット２の幅、さらに走間中の鋼板１において
は鋼板１の張力等の組合せで任意に選択出来るが、本発
明では、いわゆる鋼板表面の酸化膜を脱落させる場合の
ように大きなりではなく、軽く鋼板表面を叩く程度のも
のである。
ライド板４のスリット２が重つたときだけ、前記固定板
３のスリット２を指向した粒状体投射装置１０から投射
された粒状体例えばスチールショット７が鋼板１に当り
、微細な点状歪が与えられる。このとき、前記スリット
２は鋼板１の巾方向に線状に設けられているので銅板１
に入れられた点状歪は線状となる。与歪力はスチールシ
ョット７の投射速度や投射量、ショットの材質・粒度・
硬度、スリット２の幅、さらに走間中の鋼板１において
は鋼板１の張力等の組合せで任意に選択出来るが、本発
明では、いわゆる鋼板表面の酸化膜を脱落させる場合の
ように大きなりではなく、軽く鋼板表面を叩く程度のも
のである。
従つて与歪部の圧痕の大きさは第４図に示すとおり、見
掛けの幅ｓは０．１〜０．３朗になるが各圧痕の大きさ
はせいぜい直径６０〜８０μｍ、深さ３〜５μｍ程度で
ある。なお第４図の８は線状歪である。またスチールシ
ョット７の投射による与歪であるから従来の返りは全く
生じない。線状歪８のピッチｐは３〜１０ｗ＄ｔの範囲
て適当に選択すればよい。線状歪８のピッチｐは第２図
に示すスライド板４のストローク数を調整することによ
り任意のピッチ長さが得られる。第１図、第２図、第３
図てはスリット２の数を１つの場合で示したが、スライ
ド板４のストローク数には構造的に限度があるためスト
ローク数を小さくしたい場合や鋼板速度を大きくしたい
場合は、スリット２の数を増やしてやればよい。
掛けの幅ｓは０．１〜０．３朗になるが各圧痕の大きさ
はせいぜい直径６０〜８０μｍ、深さ３〜５μｍ程度で
ある。なお第４図の８は線状歪である。またスチールシ
ョット７の投射による与歪であるから従来の返りは全く
生じない。線状歪８のピッチｐは３〜１０ｗ＄ｔの範囲
て適当に選択すればよい。線状歪８のピッチｐは第２図
に示すスライド板４のストローク数を調整することによ
り任意のピッチ長さが得られる。第１図、第２図、第３
図てはスリット２の数を１つの場合で示したが、スライ
ド板４のストローク数には構造的に限度があるためスト
ローク数を小さくしたい場合や鋼板速度を大きくしたい
場合は、スリット２の数を増やしてやればよい。
またスライド板４の代りに鋼板１と同一周速度で回転す
るスリット２を設けたドラム９を介してショットを投射
することも可能である。第５図、第６図はその一実施例
を示したものである。
るスリット２を設けたドラム９を介してショットを投射
することも可能である。第５図、第６図はその一実施例
を示したものである。
ドラム９の両端側に設けられた粒状体投射装置例えばイ
ンペラー１０から投射されたスチールショット７が、ス
リット２を通つて鋼板１に投射される。これにより点状
歪が与えられる。本発明ではドラム９の両端側にインペ
ラ１０がその投射途中でスチールショット７が衝突しな
いように傾きをもつて配置されている。この方法による
と高速ライン、たとえば１００ｒＴ１毎分、ないし数百
Ｍ，毎分のラインにも適用可能である。以上の説明は鋼
板幅方向に１本の線状歪８、正確には点線状歪を付加す
る方法について述べたが幅方向に不連続な線や不連続曲
線状の歪を与えても同様の効果が得られることはもちろ
んてある。
ンペラー１０から投射されたスチールショット７が、ス
リット２を通つて鋼板１に投射される。これにより点状
歪が与えられる。本発明ではドラム９の両端側にインペ
ラ１０がその投射途中でスチールショット７が衝突しな
いように傾きをもつて配置されている。この方法による
と高速ライン、たとえば１００ｒＴ１毎分、ないし数百
Ｍ，毎分のラインにも適用可能である。以上の説明は鋼
板幅方向に１本の線状歪８、正確には点線状歪を付加す
る方法について述べたが幅方向に不連続な線や不連続曲
線状の歪を与えても同様の効果が得られることはもちろ
んてある。
鉄損改善のためショットを投射または噴射して与歪する
工程は二次再結晶を完了した後であればいずれでもよい
。たとえば、仕上焼鈍完了後でもよいし、ヒートフラツ
トニング工程の後でもよく、また二次被膜としてリン酸
系あるいは有機系化合物をコーテングを施こしたあとで
もよい。次に本発明による一実施例について説明する。
工程は二次再結晶を完了した後であればいずれでもよい
。たとえば、仕上焼鈍完了後でもよいし、ヒートフラツ
トニング工程の後でもよく、また二次被膜としてリン酸
系あるいは有機系化合物をコーテングを施こしたあとで
もよい。次に本発明による一実施例について説明する。
試験の方法は、第５図、第６図に示す方法てスリット２
を設けたドラム９を鋼板の走行速度と同期して回転させ
ながらスチールショットを鋼板１に投射して与歪した。
第１表は試験の条件を示し、第７図は試験の結果を鉄損
Ｗｌ７ｌ５Ｏおよび磁束密度Ｂ８について与歪前後の差
（与歪前の値一与歪後の値）で示した（ここにＷｌ７ｌ
５Ｏは磁束密度１．′７Ｔ１周波数５０Ｈｚにおける鉄
損Ｗａｔｔ／Ｋ９を示す）この結果から明らかなように
、ショットによる点状歪をを与えると、磁束密度Ｂ８は
若干の劣化が生じたがこれは実用上問題となる程でない
。
を設けたドラム９を鋼板の走行速度と同期して回転させ
ながらスチールショットを鋼板１に投射して与歪した。
第１表は試験の条件を示し、第７図は試験の結果を鉄損
Ｗｌ７ｌ５Ｏおよび磁束密度Ｂ８について与歪前後の差
（与歪前の値一与歪後の値）で示した（ここにＷｌ７ｌ
５Ｏは磁束密度１．′７Ｔ１周波数５０Ｈｚにおける鉄
損Ｗａｔｔ／Ｋ９を示す）この結果から明らかなように
、ショットによる点状歪をを与えると、磁束密度Ｂ８は
若干の劣化が生じたがこれは実用上問題となる程でない
。
一方鉄損Ｗｌ７ｌ５Ｏは大巾に低下し、超低鉄損となる
。ただしショットの噴射速度が１２１１１／ＳｅＣ未満
であると与歪効果はなく、又５２ｎ１／Ｓｅｃを超える
と鉄損が劣化するのでショットの径、種類により噴射条
件は選定される。なお投射された後のスチールショット
７はショット採集装置（図示しない）により集められた
投射後のスチールショット７によるトラブルは生じない
。
。ただしショットの噴射速度が１２１１１／ＳｅＣ未満
であると与歪効果はなく、又５２ｎ１／Ｓｅｃを超える
と鉄損が劣化するのでショットの径、種類により噴射条
件は選定される。なお投射された後のスチールショット
７はショット採集装置（図示しない）により集められた
投射後のスチールショット７によるトラブルは生じない
。
以上、スチールショット７を投射して方向性電磁鋼板１
に圧延方向に直角に線状歪８を与えることで説明したが
スチールショット７の代りに他の金属粒、合成樹脂粒、
植物製粒状体等を用いてもよい。
に圧延方向に直角に線状歪８を与えることで説明したが
スチールショット７の代りに他の金属粒、合成樹脂粒、
植物製粒状体等を用いてもよい。
本発明によると以上の如く、方向性電磁鋼板の鉄損は大
巾に低下する。
巾に低下する。
また粒状物の投射による与歪であるので返りは全く生ぜ
ず占積率の劣化、被膜の損傷はない。また本発明により
実用的に簡便な装置て作業性、生産性ともに優れ且つイ
ニシャルコスト、ランニングコストともに低廉な技術が
確立され、従来の問題点を一挙に解決することが出来た
。
ず占積率の劣化、被膜の損傷はない。また本発明により
実用的に簡便な装置て作業性、生産性ともに優れ且つイ
ニシャルコスト、ランニングコストともに低廉な技術が
確立され、従来の問題点を一挙に解決することが出来た
。
第１図は本発明の実施例における平面図、第２図は本発
明の実施例におけるスチールショット投射の態様を示す
側面図、第３図は第２図と同様な側面図、第４図は本発
明による線状歪を説明するための図、第５図は本発明の
他の実施例における平面図、第６図は第５図の側面図、
第７図は本発明の一実施例ての試験結果を示す図てある
。
明の実施例におけるスチールショット投射の態様を示す
側面図、第３図は第２図と同様な側面図、第４図は本発
明による線状歪を説明するための図、第５図は本発明の
他の実施例における平面図、第６図は第５図の側面図、
第７図は本発明の一実施例ての試験結果を示す図てある
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 仕上焼鈍された方向性電磁鋼板の表面に、金属粒、
合成樹脂粒等の粒状体を投射速度１２〜５２ｍ／ｓｅｃ
で投射して点状歪を線状に付与することを特徴とする方
向性電磁鋼板の鉄損低減方法。 ２ 仕上焼鈍された方向性電磁鋼板の表面から離して、
スリットを設けた固定板と前記固定板に接して往復動自
在なスリット付きスライド板を設け、前記固定板のスリ
ットを指向する粒状体投射装置を設けたことを特徴とす
る方向性電磁鋼板の鉄損低減装置。 ３ 仕上焼鈍された方向性電磁鋼板の表面から離して、
スリットを設けた前記方向性電磁鋼板の走行速度と同期
して回転するドラムを設け、前記ドラムの両端側に粒状
体投射装置を設けたことを特徴とする方向性電磁鋼板の
鉄損低減装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56110858A JPS6056404B2 (ja) | 1981-07-17 | 1981-07-17 | 方向性電磁鋼板の鉄損低減方法およびその装置 |
| US06/398,334 US4548656A (en) | 1981-07-17 | 1982-07-15 | Method and apparatus for reducing the watt loss of a grain-oriented electromagnetic steel sheet and a grain-oriented electromagnetic steel sheet having a low watt loss |
| BE0/208611A BE893861A (fr) | 1981-07-17 | 1982-07-16 | Procede et appareil de reduction de la perte active d'une tole d'acier electromagnetique et tole obtenue |
| DE19823226640 DE3226640A1 (de) | 1981-07-17 | 1982-07-16 | Kornorientiertes elektrostahlblech mit niedrigen wattverlusten sowie verfahren und vorrichtung zu dessen herstellung |
| GB08220674A GB2104432B (en) | 1981-07-17 | 1982-07-16 | Method and apparatus for reducing the watt loss of a grain-oriented electromagnetic steel sheet and a grain-oriented electromagnetic steel sheet having a low watt loss |
| FR8212960A FR2510608B1 (fr) | 1981-07-17 | 1982-07-16 | Procede et dispositif pour ameliorer les toles d'acier electromagnetique a grain oriente |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56110858A JPS6056404B2 (ja) | 1981-07-17 | 1981-07-17 | 方向性電磁鋼板の鉄損低減方法およびその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5816027A JPS5816027A (ja) | 1983-01-29 |
| JPS6056404B2 true JPS6056404B2 (ja) | 1985-12-10 |
Family
ID=14546450
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56110858A Expired JPS6056404B2 (ja) | 1981-07-17 | 1981-07-17 | 方向性電磁鋼板の鉄損低減方法およびその装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4548656A (ja) |
| JP (1) | JPS6056404B2 (ja) |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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