JPS6055423B2 - テ−プ等の送り装置 - Google Patents

テ−プ等の送り装置

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JPS6055423B2
JPS6055423B2 JP9324279A JP9324279A JPS6055423B2 JP S6055423 B2 JPS6055423 B2 JP S6055423B2 JP 9324279 A JP9324279 A JP 9324279A JP 9324279 A JP9324279 A JP 9324279A JP S6055423 B2 JPS6055423 B2 JP S6055423B2
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JP
Japan
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clutch
crank
drum
rotating shaft
speed
Prior art date
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Expired
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JP9324279A
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English (en)
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JPS5617850A (en
Inventor
経一 山下
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Koyo Automatic Machine Co Ltd
Original Assignee
Koyo Automatic Machine Co Ltd
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Publication date
Application filed by Koyo Automatic Machine Co Ltd filed Critical Koyo Automatic Machine Co Ltd
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Publication of JPS5617850A publication Critical patent/JPS5617850A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテープ等の送り装置に関するものてある。
テープ等をドラムで吸引して高速で送り、ドラムを急停
止させて切断し、また高速で送るといつた動作をくり返
す装置がある。
例えばテープ状に印刷してあるラベルを高速で1枚づ)
のラベルに切断するような装置に使われている。
高速で送つて正確な位置で急停止させるために本発明の
発明者によつて第1図のような機構が開発され特許され
ている。
(特公昭53−9079)この機構の詳細は後述するが
高速送り用のクランクと低速送り用のクランクを1本の
主軸に各々クラッチ機構を介して接続し主軸には送り用
ドラムを固定し、1目の送り長さのほとんどは高速送り
用のクランクの力を用いて行ない、最後のわすかの距離
だけを低速送り用のクランクに引き継いで急激に速度を
落し、その後正確な位置で切断するものである。その結
果高速で送つているラベルを正確な位置て切断すること
ができるわけで、現行の装置ては有効に作動している。
しかし市場の将来は更に高速て処理できる装置を要求す
る筈である。
そこで更にドラムの回転速度を上げてみると重量のある
ドラムの慣性が作用して正確な位置での停止が難カルく
なつてくることが分つた。
上記した現行の装置もドラムの慣性などは勿論働いてい
るからら調整用ブレーキをかけてクランクの引張り力と
のバランスを保たせ、低速クランクに引き継いだら直ち
に低速に落ちるように構成してあるが、より高速運転す
ると慣性が大きくなりそのような構成では解決できない
ここでドラムとクランクとの関係を分析してみると次の
ようになる。
1 高速クランクによる引きはじめ この場合はクランクからクラッチを伝つて来た速さに従
つて主軸、すなわちドラムは回転する。
ドラムはクランクに引張られて回転している。2高速ク
ランクの引き終り クランクの最も速い位置を過ぎると引き速さは低下して
くる。
しかるにドラムには慣性が働いており、しかもクラッチ
はクランクの速さをドラムに伝達するが、反対にドラム
の方がクランクからの速さよりも速い場合には許容する
ことになるからドラムはクランクからの回転よりも先行
してしまう。その結果低速クランクへ引き継ぎを行つて
もドラムはある程度勝手に先行してしまうことになり正
確な位置での停止・切断ができない。
本発明はこのよな点を改善するためになされたものでド
ラムの方が先行してしまうことなく、常にクランクの速
さに従つて回転させることのできる送り装置を提供する
ことを目的とする。次に実施例について説明する。
〈1〉 全体の構成 本発明は特にロール状のラベルその他を吸引して切断器
へ間欠的に送り込むロール送りドラムDの構造に関する
ドラムDの回転軸1とモータ等に連動する駆動軸2との
間を主クランク3と従クランク4で二重に連結する。
主クランク3というのは駆動軸2の回転を受けてドラム
Dの一定距離の駆動のほとんどを行うためのクランクで
あり、従クランク4というのは主クランク3が死点に達
した直後からドラムDの最後のわずかな移動を行うため
のクランクである。
各クランク3,4は回転軸1に直接固定するのではなく
、一方向にのみ回転軸1に回転を与える.クラッチ5,
6からアーム51,61を突設しその端に軸支する。ク
ラッチ5,6の構成は公知のものであるが例えば第2図
に原理的に示すように回転軸1と一体の軸固定ギヤ11
の歯とクラッチ5の外筒52とjの間に鋼球53をかま
せたような構造を採用できる。
このような一般的クラッチは外筒52の一定幅の往復動
を回転軸1の間欠回転運動に代えられることは明らかで
あるが、前記したように回転軸1−,にドラムDの慣性
による回転が生じ、その回転速さよりも外筒52の回転
速さが低下した時には、回転軸1側が外筒52より先行
して回転(過回転)してしまうことは自由であり、高速
での送り)のときこれが問題となる。
一方駆動軸2には回転盤7と偏心盤8とを一体回転する
ように取り付け、偏心盤8の外周には外枠81を回転自
在に嵌合し、外枠81に従クランク4の一端を固定する
従つて駆動軸2の回転は外枠81の偏心円弧運動となり
従クラッチ6に往復動を与える。
また回転盤7の縁部には主クランク3の端を軸支する。
従つて駆動軸21の回転は主クラッチ5を回転させる。
なお従クランク4は1本の鋼棒てはなく2本の鋼棒の間
にスプリング41を介在させ、従クランク4が死点に達
する前に回転軸1を拘束するブレーキ9が作動しても死
点までの動きはスプリング41が吸収して従クラッチ6
には無理なりは作用しない。回転軸1には電磁ブレーキ
9の他に反転防止クラッチ91を取りつける。
電磁ブレーキ9はロール状のラベル等に印刷したマーク
を読取つて回転軸1の回転を停止させすぐに解放するが
反転防止クラッチ91の作用によつてその後のドラムD
の妄動は阻止される。く2〉 ドラムの過回転防止機構 主クラッチ5は主クランク3の往復動を回転軸1の間欠
回転運動に変える装置であつたが、更に主クラッチ5と
回転軸1との間に過回転防止機構10を設ける。
この機構10は要するに主クラッチ5に対する逆方向ク
ラッチであり、主クラッチの運動は回転軸1に伝えるこ
となく、回転軸1の運動は主クラッチ5に伝えることが
できる構造である。
そのため例えばクラッチ5の外筒52、すなわち主クラ
ンク3によつて直接引張られる部材の裏面に、主クラッ
チ5の力を回転軸1に伝達する方向に向けて徐々に浅く
なつた斜溝101を形成する。
一方この斜溝101の下面には回転軸1と一体の回転盤
103を位置させる。
そして斜溝101と回転盤103との間に鋼球102を
嵌合し、ばねによつて鋼球102を斜溝101の浅い方
向に常に加圧しているように構成する。
以上の構成によつて回転軸1は主クラッチ5の引張り力
によつては回転させられるが、回転軸1側に大きい回転
力が働いても主クラッチ5の回転速さ以上では回転出来
ない機構が完成する。
く3〉 過回転防止の解除機構ところが以上の機構だけ
であると主クラッチ5 !の往復工程のうち戻り行程の
ときに斜溝101内の鋼球102が回転盤103も戻し
てしまい、回転軸1ぅすなわちドラムDの往復運動を与
えることになつてしまう。
そこで斜溝101から鋼球102を外して回転,盤10
3に戻り行程の力が伝達しないような解除機構が必要と
なる。
そのため斜溝101と回転盤103との間に往復盤10
4を介在させ、この往復盤104には鋼球102より多
少大径の嵌合孔105を開設し、この嵌合孔105と斜
溝101内の鋼球102の位置を一致させて鋼球102
の操作を行う。
そして往復盤104とクラッチ5との間はばね106て
連結する。その結果、1クラッチの往き工程(ドラムD
を回わす工程)のとき往復盤104はばね106で引張
られ、2鋼球102は常時ばね106の力で斜溝101
の浅い方向、すなわちクラッチ5と回転盤103を拘束
する方向に向けて付勢されることになる。
一方往復盤104斜溝10の深い方向へ移動することに
より鋼球102はフリーの状態となり両者の拘束は解除
される。
そのため往復盤104には停止腕107と係合腕108
とを突設する。
そして停止腕107に対応してストッパ110を、係合
腕108に対応して係合爪120を設ける。
ストッパ110は機体に固定した板体であり、多少の位
置の調整はねじ111により可能である。
このストッパ110に停止腕107が当ると往復盤10
4は停止しクラッチ5だけが前進しその分量だけばね1
06が伸びる。
係合爪120はピン121で主クラッチ5に軸止めして
あり主クラッチ5と一体で往復運動をくり返す。
そして係合爪120の爪板122は往復盤104の係合
腕108と係合可能な位置でかつ係合腕108のばね1
06側にある。
従つてばね106の力で係合腕108は常に爪板122
に圧着しておりリ主クラッチ5の戻り工程ては爪板12
2が往復盤104を戻す作用をする。
なお主クラッチ5の往き工程では前記したようにばね1
06が往復盤104を引張る。一方機体にはフック12
3を弾性的に設けておき、このフック123と係合爪1
20の足板124とが係合した場合に係合爪120が傾
いて爪板122と係合腕108との係合を解除するよう
構成する。
次に過回転防止機構を作動別に整理して説明する。
〈1〉 拘束時(第5図) 爪板122と係合腕108の係合が外れると往復盤10
4はばね106の力で多少回転し、鋼球102を斜溝1
01の浅い方向へ押すから主クラッチ5と回転盤103
は拘速状態となる。
クラッチ5,6が往きの工程でドラムDをまわすとき、
回転盤103は拘束状態にあるからクラッチ5,6から
の速さが低下しドラムDの慣性による速さの方が大きく
なつても回転盤103が勝手に慣性の速さで回わつてし
まうことはない。
すなわち重量の大きいドラムDであつてもクランク3,
4からの力だけを受けて正しく回転する。〈2〉 解放
時(第6図) ドラムDの回転の最終点直前で停止腕107はストッパ
110に当たり回転盤104は停止すノ る。
しかしクラッチ5は回わり続けるからクラッチ5と一体
の係合爪120は係合腕108から離れ、ばね125の
力で起き上がる。
次でクラッチ5,6の戻り工程(ドラムDが停7止して
いる工程)に入ると再び係合爪120は係合腕108に
接近するが係合爪120は起き上つているので爪板12
2が係合腕108に係合する。
この位置は拘束状態のときより往復盤104が9余分に
戻されていることになり、鋼球102は斜溝101の深
い方に押し出される。
従つてクラッチ5と回転盤103の拘束は解除され戻り
工程の力が回転盤103に伝達することはない。
く3〉 再び拘速 爪板122が係合腕108を押して戻り工程の終端近く
へ来ると係合爪120の足板124がフック123を乗
り越える。
そして往き工程に入るとすぐに足板124はフック12
3に引つかかりばね125に逆らつて傾斜する。
そのため爪板122と係合腕108の係合が外れ、往復
盤104は多少ばね106で回され、鋼球102を斜溝
101の浅い方へ送るから主クラッチ5と回転盤103
は再び拘束状態となる。
なお、以上は深さの変化する斜溝と水平の回転盤の間に
鋼球を打ち込んだりたたき出したりすることによりクラ
ッチ外筒と回転盤との拘束と解除を行う構成について説
明したが、その他の公知の構造も利用できる。例えば第
2図て示した、ギヤ11と外筒52との間に鋼球53を
かませるクラッチと同様な構成を用いても鋼球53を一
往復ごとに機械的にたたき出す往復盤などと組合せれば
目的を達成でき冫る。
本発明は上記したようにドラムの回転軸と一体の回転盤
と、回転軸に一方向への回転を与えるクラッチとの間に
、クラッチの往き工程ではクラッチと回転盤を拘束し、
クラッチの戻り工程ではクラッチと回転盤の拘束を解除
除する機構を介在させたものである。
従つて重量の大きいドラムが慣性によつて高速の回転を
続けようとしてもクラッチの回転速さより決して速く回
ることはできず、クラッチから伝わる速さが急激に落ち
てもドラムは正確に同調し、正しい位置で停止するもの
である。
そのためドラムでロールラベルを送るような装置に用い
れば、ロールを高速で送つて正確に停止させ正しい位置
で切断することがてきる。
【図面の簡単な説明】 第1図は送り装置の全体の説明図、第2図は過回転防止
機構の分解説明図、第3図はドラム回転部の断面図、第
4図は要部の説明図、第5,6図は係合爪の作動状態の
説明図。 D・・・・・・ドラム、5・・・・・・主クラッチ、1
03・・・・・・回転盤、104・・・・・・往復盤、
120・・・・・・係合爪。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 高速送り用のクランクと低速送り用のクランクを1
    本の回転軸に各々クラッチ機構を介して連結し、回転軸
    にはテープ等を吸引して送るドラムを有する装置におい
    て、その回転軸と一体の回転盤と、 回転軸に一方向への回転だけを与える前記のクラッチと
    との間に、深さの変化する空間を設け、 この深さの変化する空間内に鋼球を打ち込んだりたたき
    出したりすることによつて、クラッチの往き工程ではク
    ラッチと回転盤を拘束し、クラッチの戻り工程ではクラ
    ッチと回転盤の拘束を解除するよう構成したことを特徴
    とする、テープ等の送り装置。
JP9324279A 1979-07-24 1979-07-24 テ−プ等の送り装置 Expired JPS6055423B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9324279A JPS6055423B2 (ja) 1979-07-24 1979-07-24 テ−プ等の送り装置

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JP9324279A JPS6055423B2 (ja) 1979-07-24 1979-07-24 テ−プ等の送り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5617850A JPS5617850A (en) 1981-02-20
JPS6055423B2 true JPS6055423B2 (ja) 1985-12-05

Family

ID=14077041

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