JPS6055257B2 - 精密加工用研削盤 - Google Patents

精密加工用研削盤

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JPS6055257B2
JPS6055257B2 JP12620780A JP12620780A JPS6055257B2 JP S6055257 B2 JPS6055257 B2 JP S6055257B2 JP 12620780 A JP12620780 A JP 12620780A JP 12620780 A JP12620780 A JP 12620780A JP S6055257 B2 JPS6055257 B2 JP S6055257B2
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JP
Japan
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workpiece
surface plate
guide bars
guide
carriage
Prior art date
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Expired
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JP12620780A
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English (en)
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JPS5754062A (ja
Inventor
得三 中沖
五郎 西潟
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Mitsutoyo Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Mitsutoyo Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、定盤を基準面として利用して、周面に一定ピ
ッチでネジ山やラック等を形成した軸部材を、高精度に
研削してなる精密加工用研削盤に関する。
従来、ネジやラック等を、一定ピッチで丸棒の外周に形
成した軸部材を、高精度に研削する精密加工用研削盤の
製作には、その各構成部分を精密に仕上げると共に、そ
の組立に熟練を要していた。
従来、高精度でかつその精度を維持させた精密加工用研
削盤の製作には、その構成部分を精密に仕上げるととも
に、その組立に熟練を要していた。
また、研削盤ペットを鋳物で形成する場合には歪が生じ
、また、これを完全に除去することは困難であつた。
このため精度維持の観点から多種の補正、微調”整装置
を装備しなければならなかつた。
更に、かかる精度維持の理由からワーク(被研削物)で
あるネジ軸等を送るよう形成していたので短いワークし
か加工できなかつた。本発明はかかる欠点を解消するも
のにて、その・目的は、一部の部品を簡易に加工でき、
しかも、高精度の組付作業も簡易に行なうことができる
ネジ軸等の精密加工用研削盤を提供することにあり、ま
た、経時変化のほとんどない石材製の定盤を基準面とし
て用いることにより、組付精度等の経時低下がなく、し
かも、短期間で加工できるものである。更に、本発明の
他の目的は、ワークに対して砥石車を送ることにより、
定盤の長さにほぼ近い長さのワークを研削てきる精密加
工用研削盤を提供することにある。
以下、本発明の一実施例を図面にしたがつて説明する。
第1図において、1は石材製の定盤である。この定盤1
の石材としては、斑れい岩・花崗岩・輝緑岩・粗粒玄武
岩等を用いることができる。これらの石材は、数千年前
から自然にシーズニング(枯らされ)ているので、切り
出したときには内部歪がない。このため、叙上の石材を
切り出し後、これを直ちに定盤1に加工しても経年変化
がないので、年数経過に伴なう定盤1の精度低下は生じ
ない。2,2″は定盤1の一側に配設されたブラケット
である。
このブラケット2,2″は、定盤1の長手方向の両端部
近傍にボルト・ナットを介して着脱可能に取り付けられ
ている。このブラケット2には一対の孔2a,2bが形
成されており、ブラケット2″にも同様な孔2″A,2
″bが形成されている。この孔2a,2″a内には固定
ガイド部材としてのガイドバー3の両端部が接着固定さ
れており、孔2b,2″b内には固定ガイド部材として
のガイドバー3″の両端部が接着固定されている。この
第1のガイドバー3,3″は平行に.設けられている。
なお、ガイドバー3,3は孔2a,2b,2″A,2″
bよりも十分小径に形成されている。ガイドバー3,3
″の平行度は7ガイドバー3の両端部を孔2a,2″a
に遊嵌し、且つ、カイ!ドパー3″の両端部を孔2b,
2″bに遊嵌すると共に、各ガイドバー3,3′を複数
個のvブロックで定盤1上に同一高さに支持させた後、
この両ガイドバー3,3″同志をブロックゲージ等で平
行に保持させると共に、このガイドバー3,3″ (同
志を固定金具で数個所固定し、次に、ガイドバー3,3
″の端部を孔2a,2b,2″A,2″bに接着するョ
ことにより、高精度で得られる。
ガイドバー3,3″には心押し台4が長手方向に摺動自
在に装着されている。この心押し台4はクランプレバー
5によつてガイドバー3″に固定できる。6は心押し台
4の止りセンターである。
7は主軸台としてのギヤボックスである。
このギヤボックス7は、定盤1のブラケット2に近接す
る位置にボルト・ナットで着脱可能に固定されている。
このギヤボックス7には、止りセンター6に対向する廻
りセンター8及びギヤ9が回転自在に支持されている。
このギヤ9の回転は、ギヤノボツクス7内の減速ギヤを
介して廻りセンター8に伝達されるようになつている。
10はギヤボックス7に回自在に保持されたギヤである
11,1「は定盤1の他側に配設されたブラケットであ
る。
このブラケット11,1「は定・盤1の長手方向の両端
部近傍にボルト・ナットを介して着脱可能に固定されて
いる。このブラケット11には孔11a,11b,11
cが等ピッチで同じ高さに形成されており、ブラケット
1「にも同様な孔1「A,l「B,l「cが形成“され
ている。孔11a,1「a内には固定ガイドとしてのガ
イドバー12の両端部が接着固定されており、孔11c
,1「c内には固定ガイドとしてのガイドバー12″の
両端部が接着固定されている。この第2のガイドバー1
2,12″はガイドバー3,3″と平行に設けられてい
る。なお、ガイドバー12,12″の平行度は、このガ
イドバー12,12′を叙述したガイドバー3,3″と
同様にしてブラケット11,1「に固定することにより
、高精度で得られる。このガイドバー12,12″と定
盤1との間には、ガイドバー12,12″の長手方向に
等ピッチで複数個の支持駒13が介装されている。また
、孔11b,1「bには、送りネジ14が回転自在に支
持されている。この送りネジ14はガイドバー12,1
2″と平行又は略平行に設けられている。このような送
りネジ14の一端は、定盤1上にボルト・ナットで固定
されたケース15内の図示しないモータに変速ギヤを介
して連結されている。送りネジ14の他端には、ギヤ1
6が固定されている。このギヤ16はギヤ10を介して
ギヤ9に連動している。ガイドバー12,12″には、
摺動子17,17′がベアリング18,1『を介して長
手方向に摺動自在に保持されている。
この摺動子17,17″上には、往復台19がボルト・
ナットにより着脱可能に固定されている。この往復台1
9″上には、刃物台20がセンター6,8の間の空間(
図ではセンター6,8に保持されたワーク21)に対し
進退勤自在(離隔自在)に装着されて!いる。この刃物
台20は、操作ツマミ22を回転操作することによりワ
ーク21に対して進退勤する。この刃物台20には、砥
石車23が回転自在に支持されている。
この砥石車23は、刃物台201上に取り付けたモータ
24に、図示しない多段変速プーリ及びベルトを介して
連動している。往復台19の下面には、ナット支持部材
25が着脱可能に固定されている。このナット支持部材
25には、送りネジ14に螺合したナット部材26が、
送りネジ14の周方向に回動自在に且つ送りネジ14に
直交する方向にのみ移動自在に保持されている。送りネ
ジ14の下方には、送りネジ14と同方向に延びる可動
ガイド27が配設されている。
こ;の可動ガイド27には長手方向に延びる溝27aが
形成されていて、この溝27aにはナット部材26に取
り付けたアーム35先端のボール36が摺動自在に係合
している。すなわち、ボール36はr溝27aの長手方
向及び上下方向に移動自在に且つ溝27aの幅方向には
ガタなくョ溝27aに係合している。この可動ガイド2
7の一端は、水平回動自在(定盤1上面と平行な平面内
で回動するよう)に、ブラケット28に軸29で支持さ
れている。ブラケット28は、ボルト●ナットで定盤1
上に着脱可能に取り付けられている。可動ガイド27の
他端部には、調整ロッド30の一端部が、軸31により
定盤1の上面と平行な平面内て回動するように取り付け
られている。32は定盤1上にボルト・ナットで着脱可
能に取り付けたブラケット、33はブラケット32に水
平回動自在に取り付けられた本体、34は本体33に回
動自在に保持された操作ツマミで、調整ロッド30の他
端部に設けられたネジ部30aは操作ツマミ34に螺合
されている。
なお、この調整用の操作ツマミの部分にはマイクロメー
タヘッドを用いてもよい。上記ナット部材26、ボール
36、可動ガイド27、溝27a及び送りネジ14等が
、操作ツマミ34、ロッド30等の操作により変位して
、砥石23の回転位置とネジ軸等のワーク21のピッチ
とを調節するピッチ調整機構となつている。次に、この
ような構成の精密加工用研削盤の作動を説明する。
ワーク21をセンター6,8間に保持させた状態で、ワ
ーク21と廻りセンター8とをドグ37で一体回転可能
に固定する。
次に、ケース15内の図示しないモータを作動させて、
送りネジ14を変速ギヤ(図示せず)を介して低速回転
させると、往復台19が送りネジ14の長手方向に低速
送りさせられると同時に、送りネジ14の回転がギヤ1
6,10,9及びギヤボックス7内の図示しない減速ギ
ヤを介して廻りセンター8に伝達されて、ワーク21が
回転させられる。
一方、モータ24を作動させて砥石車23を高速回転さ
せると共に、操作ツマミ22を回転操作して刃物台19
をワーク21側に移動させて、砥石車23をワーク21
に圧接させると、砥石車23はワーク21の長手方向に
移動しながらワーク21を研削する。このような研削作
業は、ワーク21の一側から他側に向けて行なう。なお
、往復台19を急速戻しする場合は、砥石車23をワー
ク21から離間させると共に、ケース15内の変速ギヤ
を高速側に切換えて、ケース15内のモータを逆転させ
る。これにより送りネジ14が高速で逆転させられて、
往復台19が原状に急速戻しされる。また、操作ツマミ
34を回転操作して、可動ガlイド27を送りネジ14
の軸線に対して傾斜させて、往復台19を送りネジ14
によりこれの長手方向に移動させると、ナット部材25
が可動ガイド27とアーム35、ボール36を介して送
りネジ14の周方向に徐々に回動させられる。この回7
動量は、往復台19の移動量に比例する。この際、ボー
ル36は、溝27a内を長手方向に移動すると共に溝2
7aの上下方向の一方に微動する。このようなナット部
材25の回動により、往復台19の送り速度が微小に増
加又は減少する。フしかも、この往復台19の送り速度
の増減は、可動ガイド27の送りネジ14に対する傾斜
を大きくすることにより、大きくなる。本発明は、定盤
を精度維持の基準面としたので、定盤上面を基準にして
構成部品を定盤上に組み付けることができる。
これにより、高精度の組付作業を簡易に行なうことがで
きる。しかも、この定盤を利用して、ワークを加工後直
ちに検査できる。さらに、定盤を石材から形成したので
、次のような効果がある。
1石材製の定盤は経時変化がないので、この定盤に取り
付けた各部品の組付精度の経時低下がない。
2石材製の定盤は、石材を切り出してから単期間で加工
できるので、全体を短期間で完成させることができる。
3石材製の定盤は、従来の鋳鉄製ベッドよりも2倍以上
かたく、しかも、耐摩耗性が7倍以上ある。4石材製の
定盤は、鋳鉄製ベッドに比べると温度変化による伸縮が
非常に小さいので、温度変化による部品の組付精度の低
下がない。
5石材製の定盤は、傷がついてもカエリがでないので、
微小な傷であればこの傷のついた定盤上に各部品を組み
付けても、組付精度が悪くなることはない。
6石材製の定盤は、耐食性が優れているので、錆発生防
止の必要がなく、管理が容易である。
また、本発明は、ワークに対して砥石車を送るようにし
たので、ベッドとして用いる定盤の長さにほぼ近い長さ
のワークを研削できる。さらに、ナット部材を送りネジ
の周方向に回動自在に往復台に保持させ、前記送りネジ
に沿わせた送りピッチ調整用の可動ガイドを、前記送り
ネジの軸線に対して傾斜調整自在に、定盤上に取り付け
ると共に、該可動ガイドにこれの長手方向にのみ移動自
在に保持させたアームを前記ナット部材に係合又は取り
付けたので、砥石車の送り速度の微調整ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す精密加工用研削盤の
平面図。 第2図は、第1図の■一■線断面図、第3図は、送り速
度調整用の可動ガイドの平面図。1・・・定盤、3,3
″・・・ガイドバー、4・・・心押し台、6・・・止ま
りセンター、7・・・ギヤボックス(主軸台)、8・・
・廻りセンター、12,12″・・・ガイドバー(固定
ガイド)、14・・・送りネジ、19・・・往復台、2
0・・・刃物台、21・・・ワーク、23・・・砥石車
、24・・・モータ、26・・・ナット部材、27・・
・可動ガイド、27a・・・溝、30・・・調整罎ンド
、34・・・操作ツマミ、35・・・アーム、36・・
・ボール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 定盤と、 この定盤上に設けられた一対の第1のガイドバーと、こ
    の第1のガイドバーの一端側に設けられ、かつワークを
    支持する廻りセンターを有する主軸台と、前記第1のガ
    イドバーに摺動自在に装着され、かつワークを前記廻り
    センターとの間で挾持する止まりセンターを有する心押
    台とから成るワーク回転保持装置と、前記第1のガイド
    バーに平行に設けられた一対の第2のガイドバーと、こ
    の第2のガイドバー間に設けられた送りネジと、前記第
    2のガイドバーに往復動自在に装着された往復台と、前
    記往復台に設けられ、前記ワークに対し直交方向に回転
    する砥石車を支持する刃物台とから成る刃物台送り装置
    と、前記往復台に設けられて前記送りネジに螺合すると
    共に前記送りネジの周方向への回動操作により前記往復
    台の送りピッチを調整するナット部材と、前記ナット部
    材の回動を操作する回動調整部材とから成るピッチ調整
    機構と、により構成したことを特徴とする精密加工用研
    削盤。 2 砥石車をワークに対して、離隔接近自在に往復台に
    装着した特許請求の範囲第1項記載の精密加工用研削盤
    。 3 定盤を石材から形成した特許請求の範囲第1項記載
    の精密加工用研削盤。
JP12620780A 1980-09-11 1980-09-11 精密加工用研削盤 Expired JPS6055257B2 (ja)

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JPS5754062A JPS5754062A (ja) 1982-03-31
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CN102152208B (zh) * 2010-12-30 2013-03-13 宁波大榭开发区综研化学有限公司 胶带曲面反翘性测试用管打磨装置
JP2018051636A (ja) * 2016-09-26 2018-04-05 三菱マテリアルテクノ株式会社 軟質シート製造方法及び軟質シート研磨装置

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