JPS6054807A - 軽量発泡コンクリ−ト製造における真空脱泡処理法 - Google Patents

軽量発泡コンクリ−ト製造における真空脱泡処理法

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JPS6054807A
JPS6054807A JP16318083A JP16318083A JPS6054807A JP S6054807 A JPS6054807 A JP S6054807A JP 16318083 A JP16318083 A JP 16318083A JP 16318083 A JP16318083 A JP 16318083A JP S6054807 A JPS6054807 A JP S6054807A
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JP
Japan
Prior art keywords
vacuum
manufacture
foaming
aerated concrete
treating method
Prior art date
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Pending
Application number
JP16318083A
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English (en)
Inventor
茂 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd, Asahi Kasei Kogyo KK filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 軽量発泡コンクリート(一般にALCと呼ばれる)の製
造において、ケイ酸質原料、生石灰質原=VSt、その
他の微小固形原料に水と発泡剤をミキサーで混線して原
料スラリーを調製し、それを型枠内に注入を行い、その
原料スラリーが発泡凝固して、一定の可塑状態になった
際に、線径約1朋の鋼線で所定の寸法に切断したものを
、高温^圧の条件下で蒸気養生するという方法で製造し
ている。
しかし、ミキサーでの混合及び型枠への注入の際、原料
スラリーの中に空気泡等が混入する事により、製品の内
部及び表面に粗大な空洞やピンホールを生じこれが製品
外観の不良、それに伴うピンホールの穴埋め加工の発生
という問題を生じていた。従って本発明者は、本問題の
解決に取9組み特殊な条件下で真空脱泡処理を行う事に
より、原料スラリー中の発泡の為の微小さな気泡を除去
する事なく、直径2雁以上の粗大気泡を除去出来る事全
鋭意研究のぺ古来見出し、本発明方法に到りたものであ
る。
従来1.1ltil:遣発泡コンクリートの製造におい
て、高真空で長時間の処理を加えると微小気泡まで除去
さr、ていた。例としては粘度500g・IZ7nのモ
ルタルスラリーに−500mmHgデージで4 min
 A空処理を行った場合、直径2朋以上の粗大気泡が2
0%も逆に増加し、又、発泡膨張に必要な微小気泡も1
余去される事により発泡倍率(市さ方向の膨張率)が1
0チも低下するという結果が得らヵ。
た。
これに対し、本発明においては粘度が200〜100[
1,!/・儂の範囲の低粘贋モルタルスラリーにおいて
−100〜−3(]O+堀H1!; )f′−ジ程度の
真空度で1〜3 minの真空処理を行う事により、直
径2朋以上の粗大気泡のみが除去され、それ以下の微小
気泡は除去されない事を見出したものである。
実験の結果に基いて、その内容を以下に説明する。実、
験方法としては、モルタルスラリーの原料及び組成とし
ては、粒度88μパス95%以上の硅石粉末60、生石
灰粉末5、ポルトランドセメント65の重量割合でγ都
合した原料に、水を加えて混合し、それに発泡剤として
アルミ−微粉末を固形分に対して0.07の割合で混合
した。モルタルスラリーの粘度は水の量によ、!2調整
した。そしてそのモルタルスラリーを巾180cmX長
さ420礪×深さ18鑞の型枠に深さ9県址で注入し、
その型枠を密閉容器内において種々の真空度、処理時間
で真空処理を行った。そして、その試験体が発泡を完了
した時に発泡高さを測定し発泡倍率(=発泡高さ/注大
高さ)′fI:算出した。次に試験体が半硬化状態にな
った際に鋼線で、型枠の底面よ9100犯の位置を水平
に切断した後に高温高圧で養生し、その切断面を気泡混
入状態を確認する為に切削し、粗大気泡の個数k 61
11定するという方法で実験を行った。。
以′下に実験結果について説明する。
処理時間は180 sec (=3 min )として
種々の粘度のモルタルスラリーに真空度を変化させた場
合の、結果全、次の表−1に示す。
〔表−1〕 江ノ栢夏は回伝式枯夏訂による測定値 上表で分る様に真空度が−50mmHgゲージ程度では
、脱泡効果は低いが、−1oo、−5oo罵Hg’r”
−ジになると、はとんど粗大気泡が除去され、更に真空
度が高くなると粗大気泡が増加してくるという結果が得
られた。これは真空度が高くなりすぎると、微小気泡が
圧力の低下により1膨張する為と推測される。又発泡倍
率については−30,O’imHgデージ程度迄はほと
んど低下しないが−400mmHgVCなると、微小気
泡も脱泡される為低下した。又粘度が1000(、p−
Gπ〕になると除去率が低下するという結果が得られた
次に真空度は一600朋Hgデージとして、種々の粘度
のモルタルスラリーに処理時間を変化させた場合の結果
を次のべ−2に示す。
(以下余色) 〔汲−2〕 表−2で分る様に、処理時間が0.5 min程度では
脱泡効果は低いか、1’min以上になるとほとんど除
去される。又発泡倍率は5111in程度迄はほとんど
低下しないが4 minになると微小気泡の除去が進み
、低下する事が分った。又粘度が10 fJ O〔g−
α3以上になると除去率が低下するという結果が得られ
た。
よって本発明は軽量発泡コンクリートの製造において、
粘度200〜1000C’/−m〕のモルタルスラリー
に、E9度−10’ 0〜−3 (] QgHgl’−
ジの真空度で1〜3 min真空処理を行う!」sによ
り、発泡の為の微小気泡を除去する事なく、直径2 m
m以上の粗大気泡を除去する事を鋭意病死の結果、見出
したものである。
次に本発明を実施する方式としては、 [株]ン ミキサー内を、真空ボ/ゾ等で真空にして真
空処理を行った後、型枠へモルタルスラリーを注入する
方式 (B) 注入後の型枠全体をフード等で覆い真空ポンプ
等で真空にする方式 (C) 注入後の型枠を密閉容器に入れ、容器内を真空
にする方式 が採用される。
特に(ト))(C)方式はモルタルスラリーを型枠へ注
入する際、空気を混入する事にょシ生じる粗大気泡も除
去出来る為、実用上望ましい。
〔実施例1〕 粒径が88μパス95′%以上の砂石粉末60、生石灰
粉末5、ポルトランドセメント650重清割合の固形分
に対して、水分を70重縫襲とした比重1.6の原料ス
ラ’)、7?:2分間混練した後、固形分重量割合で0
.07のアルミニウム粉末を添加して、60秒間ひきつ
づき混練した粘厩500〔I−ぼ〕の原料スラリーを、
巾180C+ル、長さ420儒、深さ18αの型枠に深
さ9cm迄注入し、その型枠を密閉式容器内で一600
πノ、田g)f″′−ジで3 minと−400mmH
gデージで4m1nD2 ツの榮件で真空処理を行った
そして、モルタルスラリーが発泡を完了した時、発泡高
さをff1ll定し発泡倍率をめた。そして、半硬化状
、態になった時、鋼線で型枠の底面よす100間の位置
を水平に切!祈した後に高温畠圧で養生した。その製品
を気泡混入状I川を確認する為に、切削し粗大気泡の個
数をi+il1尾した。
その結果、真空脱泡を行なわなかったものにし、発泡倍
数1.9倍、粗大気泡数、240 (?/m2)であっ
たのに比べて−400mmHgデージで4 minの真
空処理を行ったものは発泡倍率1.7倍、粗大気泡数1
64(ケ%*2)と効果は良くなかったが、−5(] 
OmmHgl’−ジで6m1nの真空処理を行ったもの
は、発泡倍率は1.9倍と変化はなく粗大気泡は全くな
くなるという好結果が得られた。
〔実施f!12) 実施例1と同一の原料を同じ条件下において、真空ポン
プを備えた直径2m、高さ3 tnのミキサーで攪混混
合した。そして真空ポンプを作動させ−300+nnH
gデージで3 minと−400mmHgデーシテ4 
minの2つの条件で真空処理を行った。
そのモルタルスラリーを直径20cm、長さ800αの
注入管を用いて実施例1と同じ型枠に注入し、同様な方
法で発泡率、粗大気泡数を測定した所、真空処理を行わ
なかったものは発泡率1.9倍、粗大気泡数240 C
’y−7m2〕であったのに比べて、−400mmHg
デージで4 min (D 場合は1.7倍、195〔
仏12〕と結果は良くなかったが、〜300ImHgグ
ーゾで6 minの真空処理奮行ったものは、発泡倍率
(は1.9倍と変化はなく粗大気泡数は2〔ケZ、2)
という好結果が得らカ、た。
特許出願人 旭化成工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 軽量発泡コンクリート製造に用いる粘度200〜100
    0 El 、+ crnの低粘度モルタルスラリーラミ
    キサ−又は型枠内に於いて−100〜−300mnHg
    。 デージの真空度で1〜5 min間真空処理する事を特
    徴とする軽量発泡コンクリート製造における真空脱泡処
    理法
JP16318083A 1983-09-07 1983-09-07 軽量発泡コンクリ−ト製造における真空脱泡処理法 Pending JPS6054807A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16318083A JPS6054807A (ja) 1983-09-07 1983-09-07 軽量発泡コンクリ−ト製造における真空脱泡処理法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16318083A JPS6054807A (ja) 1983-09-07 1983-09-07 軽量発泡コンクリ−ト製造における真空脱泡処理法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6054807A true JPS6054807A (ja) 1985-03-29

Family

ID=15768761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16318083A Pending JPS6054807A (ja) 1983-09-07 1983-09-07 軽量発泡コンクリ−ト製造における真空脱泡処理法

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JP (1) JPS6054807A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5013405A (en) * 1987-01-12 1991-05-07 Usg Interiors, Inc. Method of making a low density frothed mineral wool

Cited By (1)

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