JPS6054473B2 - 窓改装における旧窓枠の除去方法 - Google Patents

窓改装における旧窓枠の除去方法

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JPS6054473B2
JPS6054473B2 JP57108139A JP10813982A JPS6054473B2 JP S6054473 B2 JPS6054473 B2 JP S6054473B2 JP 57108139 A JP57108139 A JP 57108139A JP 10813982 A JP10813982 A JP 10813982A JP S6054473 B2 JPS6054473 B2 JP S6054473B2
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JP
Japan
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frame
opposing
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window frame
old
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JP57108139A
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JPS5811269A (ja
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義男 磯野
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Shinko Kenzai Ltd
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Shinko Kenzai Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、上枠部、下枠部および左右の縦枠部により
形成された方形状の旧窓枠を備える窓の改装において実
施される旧窓枠の除去方法に関する。
一般に、改装の対象となる旧窓は、鉄製の旧窓枠を備
えた旧窓が殆んどであり、その鉄製旧窓枠は、上枠部、
下枠部および左右の縦枠部が、その突き合せ部の溶接に
より一体化されて方形状をなし、この旧窓枠は建物構造
体の埋め込み金属体にアンカーを介して溶接固定されて
、取付けられている。
そして、このような既設の旧窓枠を備える旧窓を改装
する場合、建物構造体をはつつてから旧窓枠を新窓枠と
交換するはつり改装方式と、旧窓枠を残したままにして
、この旧窓枠を新窓枠で被い隠すカバー改装方式とが従
来知られている。
しかし、前者の改装方式では作業がきわめて煩雑且つ大
規模になるとともに、建物構造体に亀裂を発生させる原
因になる欠点がある。また、後者の改装方式では、旧窓
枠自体の腐蝕が依然として進行するので、建物構造体表
面への錆の滲出を出じ易い。また、新窓枠がアルミニウ
ム合金製の場合、旧窓枠との接触により新窓枠が腐蝕し
易く、しかも改装後の窓開口が狭くなる等の欠点がある
。 本発明者は、これら従来の改装方式に代る簡易確実
な旧窓枠の除去方法を鋭意研究したところ、旧窓枠に、
持ち運びのできる簡易な装置て枠外し力を与えることに
より、この枠外し力が、例えばアンカー部分に作用し、
当該部分において、破断現象を生じ、その結果、旧窓枠
を建物構造体から、引抜くように分離できるという事実
を見い出した。本発明は、かかる事実にもとづいて、研
究を重ねて完成したものであつて、その目的とするとこ
ろは、前記従来の改装方式の欠点を解消した、新規な改
装方式に用いられる旧窓枠の除去方法を提供することに
ある。
即ち、本発明は、上枠部、この上枠部に対向する下枠部
および相対向する左右の縦枠部により形成された方形状
の旧窓枠を備える窓の改装において、該旧窓枠を方形状
のまま予め切断することなく、旧窓枠の対向枠部間に枠
外し装置を架設し、この枠外し装置により、対向枠部に
旧窓枠内方への枠外し力を与えて、これら対向枠部を夫
々旧窓枠内方へ突出変形させ、各対向枠部を溶接固定し
た建物構造体の埋め込み金属体から分離するとともに、
旧窓枠の隅部を引出し、且つ、残つた他方の対向枠部に
も旧窓枠内方への枠外し力を与えて、これら他方の対向
枠部を夫々旧窓枠内方へ変形させるとともに、これら他
方の対向枠部を溶接固定した建物構造体の埋め込み金属
体から分離して、旧窓枠を建物構造体から除去すること
を特徴とする窓改装における旧窓枠の除去方法を要旨と
するものである。
以下、本発明を図面に示す実施例にもとづいて説明する
図中1は上枠部、2はこの上枠部に対向する下枠部、3
,4は相対向する左右の縦枠部で、これらにより改装す
べき窓における方形状の鉄製旧窓枠が形成されている。
これら各枠部1〜4の裏面には、第2図にて代表して例
示したよう一に夫々アンカー5・・・が取付けられ、こ
れらアンカー5・・・は夫々建物構造体Aのコンクリー
ト部Bに設けられた埋め込み金属体Cに溶接固定されて
いる。次に、この旧窓枠の除去について説明する。
旧.窓枠は方形状のまま予め切断することなく、まず、
相対向した一組の対向枠部1,2間又は3,4間に枠外
し装置6を架設する。この架設状態は、第2図に例示さ
れ、本実施例は上下の枠部1,2間に架設した場合であ
る。枠外し装置6は、対向枠部に連結される連結具6a
,6bおよびこれら連結具6a,6bに枠外し力を与え
る油圧機構6c等を備えて、対向枠部間に架設可能とさ
れる持ち運びのできる簡易な装置であつて、この枠外し
装置6によつて対向枠部に対して夫々旧窓枠内方への枠
外し力を与えるものである。
この枠外し装置6の架設後に、この装置6を作動させる
。これにより、対向枠部1,2に旧窓枠内方への枠外し
力を与えて、各対向枠部1,2を夫々旧窓枠内方へ略へ
字形状に突出変形させる(第1図参照)。これらを溶接
固定した建物構造体A内の埋め込み金属体Cから分離さ
せるとともに、旧窓枠の隅部を同時に引出す。この”際
、分離は、アンカー、埋め込み金属体、こられの溶接部
、場合によれば旧窓枠のアンカーとの溶接部分等、応力
の集中する箇所での破断によるのが一般的である。実験
によれば、通常、その破断に要する負荷は1.5〜3ト
ン内外てある。また、対向枠部1,2は必ずしも同時に
分離されるとは限らない。例えば上枠部1が先に分離さ
れた場合には、上枠部1と下部の膳板等間に支え棒(図
示されない)を当てがい、下枠部2に枠外し力が有効に
働くようにして作業を続ければよく、また下枠部2が先
に分離された場合には逆にすればよい。このようにして
、一方の対向枠部1,2を分離することにより、これら
枠部1,2に枠組み一体化されている他方の対向枠部3
,4の端部側は、旧窓枠内方への枠外し力を同時に受け
ることになる。したがつて、第1図に例示したように一
対の対向枠部1,2の分離に伴い、他方の対向枠部3,
4の端部側、即ち旧窓枠の隅部分が旧窓枠の内方に引出
される。第1図中3a,4aは夫々端部の引出し部分を
示す。次いで、枠外し装置6を取外し、残つた他方の対
向枠部3,4にも旧窓枠内方への枠外し力を与える。
これにより、他方の対向枠部3,4を、旧窓枠内方へ変
形させるとともに、これら対向枠部3,4を溶接固定し
た建物構造体A内の埋め込み金属体Cから分離させる。
本実施例では、対向枠部3,4に枠外し力を与えるのに
第1図に例示したように、枠外し具7を使用したが、人
力に依らす、油圧力、その他の動力を利用する適当な枠
外し装置を用いても差支えない。なお、図示の枠外し具
7は、その作用杆7aと支点杆7bとの間に上記引出し
部分3a又は4aを挾め込んだ状態で柄7cを第1図中
矢印d方向に回動することにより、旧窓枠内方への枠外
し力を与えることがてきるようになつている。以上の手
順により旧窓枠を建物構造体Aから除去することができ
る。
本発明の実施例は以上のとおりであるが、枠外し力の与
え方、枠外し装置の構造、形状、取付け位置、工程の付
加、補助具の使用等は発明の要旨に反しない限り、適宜
に変更実施又は付加しうるものであり、上記の実施例に
限られるものではない。
本発明は前記のとおり、発明者の鋭意研究により見い出
された、旧窓枠を枠外し力により除去しうる事実に基づ
いてなされたものであり、本発明によれば、簡易且つ確
実に旧窓枠を建物構造体から分離し、旧窓枠を引き抜く
ように除去することが可能となる。
また、旧窓枠を除去する際、本発明方法に依れば、建物
構造体、特に内外壁を損傷することがないか、あつても
極く僅かに止められる。従つて、改装では旧窓枠を除去
できるので、新窓枠の取付を既知の方法で行い、必要に
応じた補修を行えば、これを完了することができる。ま
た、本発明においては、旧窓枠を方形状のまま予め切断
することなく除去を行うので、対向枠部に一体化された
隅部にも枠外し力が及んで対向枠部の分離に伴い、隅部
も引出すことが可能となる。即ち、旧窓枠の隅部には通
常アンカー等の固定部分が存在しないので、上枠部と下
枠部とのような対向枠部の旧窓枠内方への変形のとき、
隅部はこれに沿つて枠内にすベリ出すように引出されて
くるため、特公昭59−5751号に示された工法のよ
うに、隅部が建物構造体に直角2面のまま接着状態で残
存することにより、別途、2方向の力を加えてこれを単
独に除去するという如き除去の困難性を避けることがで
き、上記対向枠部への枠外し力により隅部も自然に引出
すことができる。従つて、本発明は、隅部を含めて旧窓
枠を簡単且つ確実に除去することを可能とするものてあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の実施の状態を示す窓部の正面図、
第2図は引外し装置を架設した状態を示す窓部の縦断面
図である。 A・・・・・・建物構造体、C・・・・・・埋め込み金
属体、1・・・・・上枠部、2・・・・・・下枠部、3
,4・・・・・・縦枠部、6・・・・・・枠外し装置、
7・・・・・・枠外し具。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上枠部、上枠部に対向する下枠部および相対向する
    左右の縦枠部により形成された方形状の旧窓枠を備える
    窓の改装において、該旧窓枠を方形状のまま予め切断す
    ることなく、旧窓枠の対向枠部間に枠外し装置を架設し
    、この枠外し装置により、対向枠部に旧窓枠内方への枠
    外し力を与えて、これら対向枠部を夫夫旧窓枠内方へ突
    出変形させ、各対向枠部を溶接固定した建物構造体の埋
    め込み金属体から分離するとともに、旧窓枠の隅部を引
    出し、且つ、残つた対向枠部にも旧窓枠内方への枠外し
    力を与えて、これら対向枠部を夫々旧窓枠内方へ変形さ
    せるとともに、各対向枠部を溶接固定した建物構造体の
    埋め込み金属体から分離して、旧窓枠を建物構造体から
    除去することを特徴とする窓改装における旧窓枠の除去
    方法。
JP57108139A 1982-06-23 1982-06-23 窓改装における旧窓枠の除去方法 Expired JPS6054473B2 (ja)

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