JPS6054256A - 連続鋳造機の異常診断方法 - Google Patents
連続鋳造機の異常診断方法Info
- Publication number
- JPS6054256A JPS6054256A JP15992883A JP15992883A JPS6054256A JP S6054256 A JPS6054256 A JP S6054256A JP 15992883 A JP15992883 A JP 15992883A JP 15992883 A JP15992883 A JP 15992883A JP S6054256 A JPS6054256 A JP S6054256A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casting machine
- continuous casting
- temp
- abnormality
- billet
- Prior art date
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- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/16—Controlling or regulating processes or operations
- B22D11/22—Controlling or regulating processes or operations for cooling cast stock or mould
- B22D11/225—Controlling or regulating processes or operations for cooling cast stock or mould for secondary cooling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は連続鋳造片(以下鋳片と称する)の表面温度計
測を利用して連続鋳造設備の異常を診断する異常診断方
法に関する。
測を利用して連続鋳造設備の異常を診断する異常診断方
法に関する。
連続鋳造機で鋳片表面温度計の指示値が以前の傾向と大
きく異なったシ、異常な変化を示したシした場合は、温
度計の不良、スプレーノズル系の不良等が考えられる。
きく異なったシ、異常な変化を示したシした場合は、温
度計の不良、スプレーノズル系の不良等が考えられる。
温度計もノズルも高温多湿、スケール、落下水等の雰囲
気におかれているので作動不良が発生し易い。スプレー
ノズルの詰り、ノズルの脱離、ロールの浮き上シ等があ
ると、鋳片表面温度制御を行う際、制御が不能となりま
た人力の介入なく(−では正常復帰が困雌である。(7
たがってこの種の異常はできるだけ早期に発見し、操作
員の迅速適切な処理によって大きな損失を防ぐことが必
要である。しかし従来このような異常を遠隔監視する適
切な方法がなく、作業者が直接かつ連続的に温度計の測
定値を見ていなければならなかった。また作業者が一時
的に席を離れた時に異常が発生すると、鋳片の品質が劣
化するという不具合があった。
気におかれているので作動不良が発生し易い。スプレー
ノズルの詰り、ノズルの脱離、ロールの浮き上シ等があ
ると、鋳片表面温度制御を行う際、制御が不能となりま
た人力の介入なく(−では正常復帰が困雌である。(7
たがってこの種の異常はできるだけ早期に発見し、操作
員の迅速適切な処理によって大きな損失を防ぐことが必
要である。しかし従来このような異常を遠隔監視する適
切な方法がなく、作業者が直接かつ連続的に温度計の測
定値を見ていなければならなかった。また作業者が一時
的に席を離れた時に異常が発生すると、鋳片の品質が劣
化するという不具合があった。
本発明は、鋳片の表面温度の測定データを時系列として
蓄積し、統計的な手法で処理、判定することによシ、表
面温度の異常ひいては連続鋳造設備の異常を早期に発見
でき、操作員が適切な処置をとり得るようにした異常診
断方法を提供することを目的とする。
蓄積し、統計的な手法で処理、判定することによシ、表
面温度の異常ひいては連続鋳造設備の異常を早期に発見
でき、操作員が適切な処置をとり得るようにした異常診
断方法を提供することを目的とする。
以下、本発明を、図面を参照]−ながら、実施例につい
て説明する。
て説明する。
第1図は本発明を実施する場合の連続鋳造機の一部分全
示]7た概略図である。この実施例では、鋳片表面温度
制御を行うための表面温度計1,2゜3.4が鋳片通路
のわん曲帯に設けられている。
示]7た概略図である。この実施例では、鋳片表面温度
制御を行うための表面温度計1,2゜3.4が鋳片通路
のわん曲帯に設けられている。
5は鋳型、6けわん曲帯を通る跋片である。それぞれの
前記表面温度計による鋳片6の表面温度はコンピュータ
7に入力される。コンピュータ内部ではこの測温データ
を時系列と(〜て蓄積して、後述するような統計的処理
を加え、これによって各々の測温データが異常か否かの
判断がなされる。
前記表面温度計による鋳片6の表面温度はコンピュータ
7に入力される。コンピュータ内部ではこの測温データ
を時系列と(〜て蓄積して、後述するような統計的処理
を加え、これによって各々の測温データが異常か否かの
判断がなされる。
異常と判断されたとき、当該測温データとこれより1つ
手前の温度計で当該鋳片の示した温度時系列との比較を
行い、その傾向が異なるときに、ノズル詰シ、ノズル脱
離、ロール浮上などの異常がβつだとみなし、表示部8
を通して操作員に診断メツセージを伝達する。
手前の温度計で当該鋳片の示した温度時系列との比較を
行い、その傾向が異なるときに、ノズル詰シ、ノズル脱
離、ロール浮上などの異常がβつだとみなし、表示部8
を通して操作員に診断メツセージを伝達する。
次に時系列として蓄積された測温データの統計的処理に
ついて説明する。まず、測温データをXl(j=1.2
.・・・、Ω)とすれば、計測値は一般的に真値X′と
計測誤差εから成るので、 Xi == X’i + gi ・・・(1)で表わさ
れる。
ついて説明する。まず、測温データをXl(j=1.2
.・・・、Ω)とすれば、計測値は一般的に真値X′と
計測誤差εから成るので、 Xi == X’i + gi ・・・(1)で表わさ
れる。
測温データをh己回帰モデルを用いて時系列解析を行う
と、 x’i = al Xi 1 + a2 Xl−2+
−−ト am Xl−m −(21(ただしm(n ) で表わすことができる。ここでal(i−1,2,・・
。
と、 x’i = al Xi 1 + a2 Xl−2+
−−ト am Xl−m −(21(ただしm(n ) で表わすことができる。ここでal(i−1,2,・・
。
+11)は最尤推定値と呼ばれ、時系列解析によってめ
られる。故に残差は、 ε’ =X’ X’i 1 =xi atXi−+ a2Xi−2+++ ”mX1
−rn”43)となる。この残差列εi(t =1 +
2+・・・、n)は、適切な自己回帰モデルをとれば
、ガウス分布にしたがう白色雑音と考えられる。残差列
に対(〜てその平均1分散は で定義される。またiの確率密度は で与えられる。
られる。故に残差は、 ε’ =X’ X’i 1 =xi atXi−+ a2Xi−2+++ ”mX1
−rn”43)となる。この残差列εi(t =1 +
2+・・・、n)は、適切な自己回帰モデルをとれば
、ガウス分布にしたがう白色雑音と考えられる。残差列
に対(〜てその平均1分散は で定義される。またiの確率密度は で与えられる。
新たに鋳片表面温度が計測されたとき、(2) 、 (
3)式より自己回帰式の表面温度の真値x/jと残差ε
、が計算できる(j−1,2,・・・、n)。その残差
εjについて、チェビシェフの定理により、εjがj
−3σさくεj’;=+3σ5 ならば正常、 ε3 〈j 3σ、またはεj) j + 3σさなら
ば異常、という判断を下す。なおここでチェビシェフの
定理とは、確率変数Xの密度関数をf (x) 、平均
値をμ1分散をσ2とするとき、任意の正数kK対して
P(IX−μm≧にσ)≦1/に2なる不等式が成立つ
ことをさす。
3)式より自己回帰式の表面温度の真値x/jと残差ε
、が計算できる(j−1,2,・・・、n)。その残差
εjについて、チェビシェフの定理により、εjがj
−3σさくεj’;=+3σ5 ならば正常、 ε3 〈j 3σ、またはεj) j + 3σさなら
ば異常、という判断を下す。なおここでチェビシェフの
定理とは、確率変数Xの密度関数をf (x) 、平均
値をμ1分散をσ2とするとき、任意の正数kK対して
P(IX−μm≧にσ)≦1/に2なる不等式が成立つ
ことをさす。
もし異常と判断されたならば、1つ手前の温度計側値と
、その鋳片が前記1つ手前の計測位置から現計測位置ま
でくる間の鋳込速度の変化とを調べて、この異常がその
間のスプレーノズルの異常か、ロールによる異常か、等
を診断し、操作員に対して異常発生および異常の種類、
程度等のメツセージを出力する。第2図は本発明を実施
するときの手j順を示した図であつ゛C,鋼種、四込速
度によって細分化し、図示の手順を各温度計ごとに行う
。
、その鋳片が前記1つ手前の計測位置から現計測位置ま
でくる間の鋳込速度の変化とを調べて、この異常がその
間のスプレーノズルの異常か、ロールによる異常か、等
を診断し、操作員に対して異常発生および異常の種類、
程度等のメツセージを出力する。第2図は本発明を実施
するときの手j順を示した図であつ゛C,鋼種、四込速
度によって細分化し、図示の手順を各温度計ごとに行う
。
本発明によれば、各温度計の温度データの時系列解析お
よびその統計的処理を鋳片表面温度計測時に行うことに
より連続鋳造機の異常全早期に発見でき、操作員の適切
な処置によって入きな損失を防ぐことができる。
よびその統計的処理を鋳片表面温度計測時に行うことに
より連続鋳造機の異常全早期に発見でき、操作員の適切
な処置によって入きな損失を防ぐことができる。
第1図は本発明を実施する場合の連続鋳造機の一部分を
示[7た概略図、第2図は本発明の方法の実施手順を示
した図である。 1、’2,3.4・・・表面温度計、 5・・・鋳型、
6・・・鋳片、 7・・・コンピュータ、8・・・表示
部。 復代理人 弁理士 染川利吉
示[7た概略図、第2図は本発明の方法の実施手順を示
した図である。 1、’2,3.4・・・表面温度計、 5・・・鋳型、
6・・・鋳片、 7・・・コンピュータ、8・・・表示
部。 復代理人 弁理士 染川利吉
Claims (1)
- 鋳片表面温度の異常から連続鋳造機の異常を診断する方
法において、鋳片表面の測温データを時系列化して蓄積
しておき、鋳片表面温度の実測値とこの時系列測温デー
タとを統計的手法で比較検定を行い、これによって鋳片
表面温度の実測値が正常か異常かを判断することを特徴
とする連続鋳造機の異常診断方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15992883A JPS6054256A (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | 連続鋳造機の異常診断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15992883A JPS6054256A (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | 連続鋳造機の異常診断方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6054256A true JPS6054256A (ja) | 1985-03-28 |
JPH0337460B2 JPH0337460B2 (ja) | 1991-06-05 |
Family
ID=15704209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15992883A Granted JPS6054256A (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | 連続鋳造機の異常診断方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6054256A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010253504A (ja) * | 2009-04-24 | 2010-11-11 | Jfe Steel Corp | 連続鋳造における鋳片継目部の検出方法 |
JP2011514261A (ja) * | 2008-03-17 | 2011-05-06 | サウスワイヤー カンパニー | 多孔度の検出 |
CN107127314A (zh) * | 2017-04-08 | 2017-09-05 | 湖南千盟工业智能系统股份有限公司 | 一种连铸二冷段铸流表面温度智能测量方法 |
CN114619009A (zh) * | 2022-03-23 | 2022-06-14 | 重庆钢铁股份有限公司 | 一种板坯连铸二次冷却水异常的检测处理方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5762845A (en) * | 1980-10-03 | 1982-04-16 | Nippon Steel Corp | Controlling method for continuous casting |
JPS5813456A (ja) * | 1981-07-15 | 1983-01-25 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 連続鋳造機における鋳片監視装置 |
JPS58187253A (ja) * | 1982-04-27 | 1983-11-01 | Nippon Steel Corp | 連続鋳造の鋳片表面の異常検出及び評価方法 |
-
1983
- 1983-08-31 JP JP15992883A patent/JPS6054256A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5762845A (en) * | 1980-10-03 | 1982-04-16 | Nippon Steel Corp | Controlling method for continuous casting |
JPS5813456A (ja) * | 1981-07-15 | 1983-01-25 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 連続鋳造機における鋳片監視装置 |
JPS58187253A (ja) * | 1982-04-27 | 1983-11-01 | Nippon Steel Corp | 連続鋳造の鋳片表面の異常検出及び評価方法 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011514261A (ja) * | 2008-03-17 | 2011-05-06 | サウスワイヤー カンパニー | 多孔度の検出 |
JP2013240833A (ja) * | 2008-03-17 | 2013-12-05 | Southwire Co | ポロシティ検出システムおよびポロシティ検出方法 |
US8991472B2 (en) | 2008-03-17 | 2015-03-31 | Southwire Company, Llc | Porosity detection |
JP2010253504A (ja) * | 2009-04-24 | 2010-11-11 | Jfe Steel Corp | 連続鋳造における鋳片継目部の検出方法 |
CN107127314A (zh) * | 2017-04-08 | 2017-09-05 | 湖南千盟工业智能系统股份有限公司 | 一种连铸二冷段铸流表面温度智能测量方法 |
CN107127314B (zh) * | 2017-04-08 | 2019-02-12 | 湖南千盟工业智能系统股份有限公司 | 一种连铸二冷段铸流表面温度智能测量方法 |
CN114619009A (zh) * | 2022-03-23 | 2022-06-14 | 重庆钢铁股份有限公司 | 一种板坯连铸二次冷却水异常的检测处理方法 |
CN114619009B (zh) * | 2022-03-23 | 2023-09-19 | 重庆钢铁股份有限公司 | 一种板坯连铸二次冷却水异常的检测处理方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0337460B2 (ja) | 1991-06-05 |
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