JPS605396Y2 - アナログ出力回路 - Google Patents
アナログ出力回路Info
- Publication number
- JPS605396Y2 JPS605396Y2 JP17002180U JP17002180U JPS605396Y2 JP S605396 Y2 JPS605396 Y2 JP S605396Y2 JP 17002180 U JP17002180 U JP 17002180U JP 17002180 U JP17002180 U JP 17002180U JP S605396 Y2 JPS605396 Y2 JP S605396Y2
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- JP
- Japan
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- digital
- output
- signal
- analog
- processing device
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- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、マイクロプロセッサ等のディジタル処理装置
からのディジタル信号をアナログ信号に変換して出力す
るアナログ出力回路に関する。
からのディジタル信号をアナログ信号に変換して出力す
るアナログ出力回路に関する。
一般にディジタル処理装置からのディジタル信号はディ
ジタルアナログ変換器(以下D/A変換器という)でア
ナログ信号に変換され、このアナログ信号が直接または
サンプルホールド回路(以下578回路という)を介し
てアナログの出力信号として取出される。
ジタルアナログ変換器(以下D/A変換器という)でア
ナログ信号に変換され、このアナログ信号が直接または
サンプルホールド回路(以下578回路という)を介し
てアナログの出力信号として取出される。
この場合問題となるのはD/A変換器やS/H回路のオ
フセット誤差やゲイン誤差の影響を受けることである。
フセット誤差やゲイン誤差の影響を受けることである。
そこで第1図に示すようにアナログの出力信号AOをア
ナログディジタル変換器(以下A/D変換器という)4
でディジタルの帰還信号DFに変換しマイクロプロセッ
サ等のディジタル処理装置1に再入力し、ディジタル処
理装置1で出力レジスタORからの出力したいディジタ
ル値DOと再入力レジスタFRからの再入力されたディ
ジタル値DFとの差を積分レジスタIRに加えて積分制
御を行い、積分レジスタIRの出力DIをD/A変換器
2およびS/H回路3を介してアナログの出力信号AO
に変換することにより、A/D変換器4の精度が保証で
きればD/A変換器2およびS/H回路3のオフセット
誤差やゲイン誤差の影響を除去できる。
ナログディジタル変換器(以下A/D変換器という)4
でディジタルの帰還信号DFに変換しマイクロプロセッ
サ等のディジタル処理装置1に再入力し、ディジタル処
理装置1で出力レジスタORからの出力したいディジタ
ル値DOと再入力レジスタFRからの再入力されたディ
ジタル値DFとの差を積分レジスタIRに加えて積分制
御を行い、積分レジスタIRの出力DIをD/A変換器
2およびS/H回路3を介してアナログの出力信号AO
に変換することにより、A/D変換器4の精度が保証で
きればD/A変換器2およびS/H回路3のオフセット
誤差やゲイン誤差の影響を除去できる。
なおA/D変換器4はオートゼロ調整およびオートスパ
ン調整によりその精度を保証することは容易である。
ン調整によりその精度を保証することは容易である。
しかしながら、この方式では第2図イに示すように出力
したいディジタル値DOがステップ状に変化した場合、
積分制御のため第2図口の如く応答遅れが増加する欠点
がある。
したいディジタル値DOがステップ状に変化した場合、
積分制御のため第2図口の如く応答遅れが増加する欠点
がある。
本考案は、D/A変換器やS/H回路のオフセット誤差
やゲイン誤差を有効に除去でき、しかも応答遅れを実用
上問題とならない値まで小さくてきるディジタル処理装
置におけるアナログ出力回路を提供するものである。
やゲイン誤差を有効に除去でき、しかも応答遅れを実用
上問題とならない値まで小さくてきるディジタル処理装
置におけるアナログ出力回路を提供するものである。
第3図は本考案回路の一実施例を示す概念的なブ陥ツク
図である。
図である。
第3図において第1図と異るところは、ディジタル処理
装置1に、積分レジスタIRの出力DIと出力レジスタ
ORの出力Doとを選択してD/A変換器2に与えるた
めのスイッチSWと、出力レジスタORの出力Doと再
入力レジスタFRの出力DFとを比較し、その差が設定
値DSを越えたときDoがD/A変換器2に加わるよう
にスイッチSWを制御するディジタルの比較器CMを設
けた点である。
装置1に、積分レジスタIRの出力DIと出力レジスタ
ORの出力Doとを選択してD/A変換器2に与えるた
めのスイッチSWと、出力レジスタORの出力Doと再
入力レジスタFRの出力DFとを比較し、その差が設定
値DSを越えたときDoがD/A変換器2に加わるよう
にスイッチSWを制御するディジタルの比較器CMを設
けた点である。
なおこれらCMやSWはディジタル処理装置1内におい
てプログラムにより構成される。
てプログラムにより構成される。
このような構成の本考案においては、出力したいディジ
タル値(1)が第4図イに示すようにステップ状に変化
すると、DOとDFとの差が設定値DSを越え比較器C
MはスイッチSWをDoを選択する側に切換れる。
タル値(1)が第4図イに示すようにステップ状に変化
すると、DOとDFとの差が設定値DSを越え比較器C
MはスイッチSWをDoを選択する側に切換れる。
その結果DoがD/A変換器2およびS/H回路3を介
してアナログの出力信号AOとなり、積分制御が解除さ
れ積分制御による応答遅れな(AOはDoに追従する。
してアナログの出力信号AOとなり、積分制御が解除さ
れ積分制御による応答遅れな(AOはDoに追従する。
そしてアナログの出力信号AOが大きくなりDFと(1
)と差DEがDSより小さくなると、比較器CMはスイ
ッチSWを積分レジスタIRの出力DIを選択する側に
切換えるため積分制御が働き、アナログ出力信号AOは
最終的にはD/A変換器2やS/H回路3のオフセット
誤差やゲイン誤差の影響を受けず、正確に出力したいデ
ィジタル値(1)に対応したものとなる。
)と差DEがDSより小さくなると、比較器CMはスイ
ッチSWを積分レジスタIRの出力DIを選択する側に
切換えるため積分制御が働き、アナログ出力信号AOは
最終的にはD/A変換器2やS/H回路3のオフセット
誤差やゲイン誤差の影響を受けず、正確に出力したいデ
ィジタル値(1)に対応したものとなる。
しかもその応答は第4図口に示すようになり応答遅れを
充分に小さくできる。
充分に小さくできる。
なお、アナログの出力信号AOをディジタル信号DFに
変換してディジタル処理装置1に再入力する手段として
は、上述の如<A/D変換器4を別個に設ける代りに第
5図に示すようにデータ処理装置1とD/A変換器2お
よびアナログ比較器5を用いてもよい。
変換してディジタル処理装置1に再入力する手段として
は、上述の如<A/D変換器4を別個に設ける代りに第
5図に示すようにデータ処理装置1とD/A変換器2お
よびアナログ比較器5を用いてもよい。
なお第5図のディジタル処理装置1の内部には、図示さ
れていないが第3図と同様に出力レジスタOR,積分レ
ジスタIR,再入カレジスタFR等が設けられるととも
に、比較器CMやスイッチSW等がプログラムにより構
成されている。
れていないが第3図と同様に出力レジスタOR,積分レ
ジスタIR,再入カレジスタFR等が設けられるととも
に、比較器CMやスイッチSW等がプログラムにより構
成されている。
そして第5図においては、アナログの入力信号Ei□〜
EinやA/D変換機能のゼロ調やスパン調のための基
準入力ES1.ES2および再入力される出力信号AO
がマルチプレクサ6により順次切換えられてアナログ比
較器5に与えられる。
EinやA/D変換機能のゼロ調やスパン調のための基
準入力ES1.ES2および再入力される出力信号AO
がマルチプレクサ6により順次切換えられてアナログ比
較器5に与えられる。
アナログ比較器5に与えられたアナログ信号はディジタ
ル処理装置1とD/A変換器2およびアナログ比較器5
からなるループで、順次ディジタル信号に変換され、デ
ィジタル処理装置1内の専用レジスタにそれぞれ取込ま
れる。
ル処理装置1とD/A変換器2およびアナログ比較器5
からなるループで、順次ディジタル信号に変換され、デ
ィジタル処理装置1内の専用レジスタにそれぞれ取込ま
れる。
このとき再入力される出力信号AOのディジタル値DF
は再入力レジスタFRに取込まれる。
は再入力レジスタFRに取込まれる。
ディジタル処理装置1はデータの取込みが終ると、これ
らデータに基づいて所定の処理を行い、その結果を出力
レジスタORに格納する。
らデータに基づいて所定の処理を行い、その結果を出力
レジスタORに格納する。
出力レジスタORに格納されたディジタル出力Doは第
3図と同様にしてディジタル処理装置1からD/A変換
器2およびS/H回路3を介してアナログ信号AOとし
て出力される。
3図と同様にしてディジタル処理装置1からD/A変換
器2およびS/H回路3を介してアナログ信号AOとし
て出力される。
また第3図において、図示の如く出力が1チヤンネルの
場合S/H回路3は省略してもよい。
場合S/H回路3は省略してもよい。
以上説明したように本考案においては、出力したいディ
ジタル値と再入力のディジタル値の差が大きいときは積
分制御を解除し、差が小さいときのみ積分制御を行うよ
うにしているので、D/A変換器やS/H回路のオフセ
ット誤差やゲイン誤差の影響を有効に除去でき、しかも
応答遅れを充分に小さくできるアナログ出力回路が得ら
れる。
ジタル値と再入力のディジタル値の差が大きいときは積
分制御を解除し、差が小さいときのみ積分制御を行うよ
うにしているので、D/A変換器やS/H回路のオフセ
ット誤差やゲイン誤差の影響を有効に除去でき、しかも
応答遅れを充分に小さくできるアナログ出力回路が得ら
れる。
第1図は本考案の原理を示す概念的なブロック図、第2
図はその動作説明図、第3図は本考案の一実施例を示す
概念的なブロック図、第4図はその動作説明図、第5図
は本考案の他の実施例を示すブロック図である。 1・・・・・・ディジタル処理装置、2・・・・・・D
/A変換器、3・・・・・・S/H回路、4・・・・・
・A/D変換器、DR・・・・・・出力レジスタ、FR
・・・・・・再入力レジスタ、IR・・・・・・積分レ
ジスタ、SW・・・・・・スイッチ、CM・・・・・・
ディジタル比較器。
図はその動作説明図、第3図は本考案の一実施例を示す
概念的なブロック図、第4図はその動作説明図、第5図
は本考案の他の実施例を示すブロック図である。 1・・・・・・ディジタル処理装置、2・・・・・・D
/A変換器、3・・・・・・S/H回路、4・・・・・
・A/D変換器、DR・・・・・・出力レジスタ、FR
・・・・・・再入力レジスタ、IR・・・・・・積分レ
ジスタ、SW・・・・・・スイッチ、CM・・・・・・
ディジタル比較器。
Claims (1)
- ディジタル処理装置と、この処理装置からのディジタル
信号が加わるディジタルアナログ変換器と、このディジ
タルアナログ変換器からのアナログ信号を直接またはサ
ンプルホールド回路を介して取出しアナログ出力信号を
得る手段と、このアナログ出力信号をディジタル信号に
変換して前記処理装置に再入力する手段とを具え、前記
データ処理装置は出力したいディジタル値とアナログの
出力信号に関連する再入力されたディジタル値とを比較
し、その差が大きいときは出力したいディジタル値をそ
のまま前記ディジタルアナログ変換器に与え、その差が
小さいときは出力したいディジタル値と再入力されたデ
ィジタル値との偏差に積分制御を行った後前記ディジタ
ルアナログ変換器に与えるようにしたことを特徴とする
アナログ出力回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17002180U JPS605396Y2 (ja) | 1980-11-27 | 1980-11-27 | アナログ出力回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17002180U JPS605396Y2 (ja) | 1980-11-27 | 1980-11-27 | アナログ出力回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5792232U JPS5792232U (ja) | 1982-06-07 |
JPS605396Y2 true JPS605396Y2 (ja) | 1985-02-19 |
Family
ID=29528491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17002180U Expired JPS605396Y2 (ja) | 1980-11-27 | 1980-11-27 | アナログ出力回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605396Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-11-27 JP JP17002180U patent/JPS605396Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5792232U (ja) | 1982-06-07 |
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