JPS605389Y2 - スタイラスペン - Google Patents
スタイラスペンInfo
- Publication number
- JPS605389Y2 JPS605389Y2 JP1980176338U JP17633880U JPS605389Y2 JP S605389 Y2 JPS605389 Y2 JP S605389Y2 JP 1980176338 U JP1980176338 U JP 1980176338U JP 17633880 U JP17633880 U JP 17633880U JP S605389 Y2 JPS605389 Y2 JP S605389Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- pen
- sensitive element
- compression spring
- pen core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Character Input (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、先端にボールペン等のペン芯を突出させて内
蔵し、筆記時の信号を取り出すスタイラスペンに関する
。
蔵し、筆記時の信号を取り出すスタイラスペンに関する
。
従来、座標読取装置の座標指示器などに用いられるこの
種のスタイラスペンは、第１図のように構成され、ペン
ボディ１内に摺動可能に内蔵されたペン芯２は、その先
端部２ａをペンボディ１から突出し、他端部２ｂは圧力
伝達棒３に衝合し、筆記時に先端部２ａが加圧されたと
き、圧縮バネ４に抗して圧力伝達棒３を圧入することに
より、伝達棒先端３ａおよび電極板５とプリント基板６
との間に介在された感圧素子７を加圧導通し、リード線
８からＯＮ信号を出力していた。
種のスタイラスペンは、第１図のように構成され、ペン
ボディ１内に摺動可能に内蔵されたペン芯２は、その先
端部２ａをペンボディ１から突出し、他端部２ｂは圧力
伝達棒３に衝合し、筆記時に先端部２ａが加圧されたと
き、圧縮バネ４に抗して圧力伝達棒３を圧入することに
より、伝達棒先端３ａおよび電極板５とプリント基板６
との間に介在された感圧素子７を加圧導通し、リード線
８からＯＮ信号を出力していた。
しかし上記構成では、座標指示の際の衝撃的加圧が行な
われたとき、第２図ａに示すような感圧素子７の導電部
材７ａが、第２図すのように破断され易く、導通不良の
事故を招くことが多かった。
われたとき、第２図ａに示すような感圧素子７の導電部
材７ａが、第２図すのように破断され易く、導通不良の
事故を招くことが多かった。
本考案は上記欠点を速やかに除去すべくなされたもので
、通常は圧縮バネにより定量の力で感圧素子を導通させ
、座標指示時には圧縮バネの力を解放することにより、
ＯＦＦ信号を取り出して座標指示するスタイラスペンを
提供腰感反素子の破壊を防ぐことを目的とする。
、通常は圧縮バネにより定量の力で感圧素子を導通させ
、座標指示時には圧縮バネの力を解放することにより、
ＯＦＦ信号を取り出して座標指示するスタイラスペンを
提供腰感反素子の破壊を防ぐことを目的とする。
以下図面と共に本考案を詳細に説明する。
第３図は本考案の好適な実施例で、デジタイザの座標指
示用スタイラスペンに用いた場合を示す。
示用スタイラスペンに用いた場合を示す。
図面において１１はペンボディ、１２はペン芯でボール
ペンもしくは水性インクペン等からなる。
ペンもしくは水性インクペン等からなる。
ペン芯先端部１２ａの近傍には誘導磁界検出（座標検出
）用のコイルＣが設けられている。
）用のコイルＣが設けられている。
１３はペン芯他端１２ｂと衝合する圧力伝達棒、１４は
伝達棒先端１３ａを押圧する圧縮バネ、１５は伝達棒先
端１３ａの内面に固着された電極板、１６はパターン電
極１６ａを有するプリント板、１７は電極板１５とプリ
ント板１６との間に介在された感圧素子、１８は座標指
示信号を取り出すリード線であり、ペンボディ１１に固
定されたホルダ１９の孔１９ａおよびプリント板のスル
ーホールＨを通ってパターン電極１６ａと導通している
。
伝達棒先端１３ａを押圧する圧縮バネ、１５は伝達棒先
端１３ａの内面に固着された電極板、１６はパターン電
極１６ａを有するプリント板、１７は電極板１５とプリ
ント板１６との間に介在された感圧素子、１８は座標指
示信号を取り出すリード線であり、ペンボディ１１に固
定されたホルダ１９の孔１９ａおよびプリント板のスル
ーホールＨを通ってパターン電極１６ａと導通している
。
２０はホルダ１９と一体に固着され圧縮バネ１４を内蔵
したキャップであり、圧力伝達棒先端１３ａの端面との
間にアガキ用の空隙Ｇを形成している。
したキャップであり、圧力伝達棒先端１３ａの端面との
間にアガキ用の空隙Ｇを形成している。
次に第４図を参照して動作の説明を行なう。
通常（ペンを作動していないとき）、圧力伝達棒１３の
先端１３ａは圧縮バネ１４の力ｆ（約３０ｇ重）で押圧
され、第４図ａに示す状態となっており、電極板１５と
プリント板１６との間に感圧素子１７を挾持している。
先端１３ａは圧縮バネ１４の力ｆ（約３０ｇ重）で押圧
され、第４図ａに示す状態となっており、電極板１５と
プリント板１６との間に感圧素子１７を挾持している。
このとき感圧素子１７はＯＮ状態で、リード１８は矢印
のようにスルホールＨ１パターン電極１６ａ１感圧素子
１７、電極板１５を経て導通され、ＯＮ信号が出力され
ている。
のようにスルホールＨ１パターン電極１６ａ１感圧素子
１７、電極板１５を経て導通され、ＯＮ信号が出力され
ている。
このとき、感圧素子１７の受ける力は、感圧素子１７の
面積が約２０ｒｄｔであるので、約１．５ ｇ重／ｗｆ
ｔとなり、感圧素子１７の導電部材が導通作用するに十
分な圧力で、かつ損傷することはない。
面積が約２０ｒｄｔであるので、約１．５ ｇ重／ｗｆ
ｔとなり、感圧素子１７の導電部材が導通作用するに十
分な圧力で、かつ損傷することはない。
ここで、スタイラスペンを作動し、第４図すのように圧
力伝達棒１３に加圧力Ｆを印加すると、圧力伝達棒１３
は、先端１３ａがキャップ２０に衝合するまで空隙Ｇの
量だけ、圧縮バネ１４に抗して後退し、感圧素子１７の
導通は断たれる。
力伝達棒１３に加圧力Ｆを印加すると、圧力伝達棒１３
は、先端１３ａがキャップ２０に衝合するまで空隙Ｇの
量だけ、圧縮バネ１４に抗して後退し、感圧素子１７の
導通は断たれる。
するとプリント板１６のパターン電極１６ａは第５図の
ように平面形状が二体に分割形成されているので、リー
ド線１８は分断されＯＦＦ信号が出力される。
ように平面形状が二体に分割形成されているので、リー
ド線１８は分断されＯＦＦ信号が出力される。
そして、ペン芯１２ａの先端を離せば再び第４図ａの状
態に戻る。
態に戻る。
尚、座標指示信号としてＯＦＦ信号を取り出すことは、
信号処理のソフトの問題であり、又ＯＮ状態の消費電流
も微小であるため実用上何ら支障はないことは言うまで
もない。
信号処理のソフトの問題であり、又ＯＮ状態の消費電流
も微小であるため実用上何ら支障はないことは言うまで
もない。
以上述べた通り本考案によれば、感圧素子を常時圧縮バ
ネで導通状態とし、座標指示時にリード線を解放分断し
てＯＦＦ信号を取り出す構成としたので、感圧素子の押
圧力が圧縮バネの力のみで設定され、座標指示の際に衝
撃的加圧がなされても感圧素子が破壊されることはなく
、十分所期の目的を遠戚されたスタイラスペンを提供す
ることができる。
ネで導通状態とし、座標指示時にリード線を解放分断し
てＯＦＦ信号を取り出す構成としたので、感圧素子の押
圧力が圧縮バネの力のみで設定され、座標指示の際に衝
撃的加圧がなされても感圧素子が破壊されることはなく
、十分所期の目的を遠戚されたスタイラスペンを提供す
ることができる。
又、従来と同様に座標指示能力を損傷することがなく、
感圧素子を加圧する圧縮バネも従来のペン芯戻し用の圧
縮バネを兼ねていることから構成も簡略化でき、その効
果は多大である。
感圧素子を加圧する圧縮バネも従来のペン芯戻し用の圧
縮バネを兼ねていることから構成も簡略化でき、その効
果は多大である。
第１図は従来のスタイラスペンの側断面図、第２図は感
圧素子の部分断面図でａは正常、ｂは導電部材が破断さ
れた状態を示す。 第３図は本考案の実施例を示す側断面図、第４図ａ、
ｂは第３図の部分拡大図で、ａは通常時、ｂはペン動作
時を示す。 第５図は本考案に係わるパターン電極の平面形状を示す
説明図である。 １１・・・・・・ペンボディ、１２・・・・・・ペン芯
、１３・・・・・・圧力伝達棒、１４・・・・・・圧縮
バネ、１５・・・・・・電極板、１６・・・・・・プリ
ント板、１６ａ・・・・・・パターン電極、１７・・・
・・・感圧素子、１８・・・・・・リード線である。
圧素子の部分断面図でａは正常、ｂは導電部材が破断さ
れた状態を示す。 第３図は本考案の実施例を示す側断面図、第４図ａ、
ｂは第３図の部分拡大図で、ａは通常時、ｂはペン動作
時を示す。 第５図は本考案に係わるパターン電極の平面形状を示す
説明図である。 １１・・・・・・ペンボディ、１２・・・・・・ペン芯
、１３・・・・・・圧力伝達棒、１４・・・・・・圧縮
バネ、１５・・・・・・電極板、１６・・・・・・プリ
ント板、１６ａ・・・・・・パターン電極、１７・・・
・・・感圧素子、１８・・・・・・リード線である。
Claims (1)
- ペンボディ内に摺動可能に設けられたペン芯と、このペ
ン芯を先端突出方向に付勢する圧縮バネと、前記ペン芯
の他端に衝合するように設けられた圧力伝達棒と、この
圧力伝達棒とプリント板との間に電極板を介して設けら
れた感圧素子とからなるスタイラスペンにおいて、前記
感圧素子は前記圧縮バネの力により常時押圧され、前記
プリント板上のパターン電極および電極板を介してリー
ド線にＯＮ信号を供給し、ペン芯先端部押圧時には前記
感圧素子を解放し、前記リード線にＯＦＦ信号を供給す
る構成としたことを特徴とするスタイラスペン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980176338U JPS605389Y2 (ja) | 1980-12-09 | 1980-12-09 | スタイラスペン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980176338U JPS605389Y2 (ja) | 1980-12-09 | 1980-12-09 | スタイラスペン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5799239U JPS5799239U (ja) | 1982-06-18 |
| JPS605389Y2 true JPS605389Y2 (ja) | 1985-02-19 |
Family
ID=29969262
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980176338U Expired JPS605389Y2 (ja) | 1980-12-09 | 1980-12-09 | スタイラスペン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS605389Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101881972B1 (ko) * | 2017-04-19 | 2018-07-25 | 주식회사 포스코 | 로터리 밸브 장치 및 이를 구비하는 소화 장치 |
-
1980
- 1980-12-09 JP JP1980176338U patent/JPS605389Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101881972B1 (ko) * | 2017-04-19 | 2018-07-25 | 주식회사 포스코 | 로터리 밸브 장치 및 이를 구비하는 소화 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5799239U (ja) | 1982-06-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS605389Y2 (ja) | スタイラスペン | |
| JPH0124652Y2 (ja) | ||
| JPS63111625U (ja) | ||
| JPH049633Y2 (ja) | ||
| JPS605392Y2 (ja) | 座標読取装置用ペンスイツチ | |
| JPS59147194U (ja) | タツチセンサ | |
| JPS58115378U (ja) | 小管式筆記具 | |
| JPS6175918A (ja) | 電磁デイジタイザ等の専用ペン | |
| JPH0579635U (ja) | 座標指示ペン | |
| JPS60168960U (ja) | 印字機の用紙検出装置 | |
| JPS5552560A (en) | Magnetic stripe unit | |
| JPS60110355U (ja) | ロ−ル紙終了検出装置 | |
| JPS60130039U (ja) | 計量器用のスタンプ形プリンタ装置 | |
| JPS60120307U (ja) | 記録針の摩耗検出装置 | |
| JPS5824843U (ja) | コンピユ−タと電動タイプライタとの結合装置 | |
| JPS611358U (ja) | マイクロバニシング工具 | |
| JPS5997442U (ja) | 張力検出機構 | |
| JPS60158242U (ja) | スタイラスペン | |
| JPS61165123A (ja) | 情報入力用ペン | |
| JPS6056246U (ja) | 可撓性チュ−ブの内圧監視装置 | |
| JPS5836464U (ja) | 座標入力ペン | |
| JPS5838648U (ja) | ロ−ル紙のニアエンド検出装置 | |
| JPS6121912U (ja) | 印字装置の紙厚検出装置 | |
| JPS63137398U (ja) | ||
| JPS6070011U (ja) | 可動体の動作確認センサ |