JPH0579635U - 座標指示ペン - Google Patents
座標指示ペンInfo
- Publication number
- JPH0579635U JPH0579635U JP2360692U JP2360692U JPH0579635U JP H0579635 U JPH0579635 U JP H0579635U JP 2360692 U JP2360692 U JP 2360692U JP 2360692 U JP2360692 U JP 2360692U JP H0579635 U JPH0579635 U JP H0579635U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- pen
- writing pressure
- coordinate pointing
- electric resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 筆圧の分解能を大きくとることができると共
に、筆圧の再現性を確保できる座標指示ペンを提供す
る。 【構成】 先端部にペン先部材11を有する筆圧伝達部
材12の基端部に取り付けられ且つ一側面13aを円弧
状とした弾性材よりなる押圧子13と、該押圧子13の
一側面13aと接触させて配設され且つ圧力に比例して
電極間の電気抵抗が小さくなる素子14とにより、筆圧
を検出する。
に、筆圧の再現性を確保できる座標指示ペンを提供す
る。 【構成】 先端部にペン先部材11を有する筆圧伝達部
材12の基端部に取り付けられ且つ一側面13aを円弧
状とした弾性材よりなる押圧子13と、該押圧子13の
一側面13aと接触させて配設され且つ圧力に比例して
電極間の電気抵抗が小さくなる素子14とにより、筆圧
を検出する。
Description
【0001】
本考案は、手書き文字や図形などの入力装置として使用されるデジタイザの座 標指示ペンの改良に関し、特に筆者照合システムなどに使用される、筆圧が検知 できる座標指示ペンに関する。
【0002】
従来、筆圧が検知できる座標指示ペンとして図3に示すものが公知である。こ れは、軸筒1の内部に挿入され且つ先端部にペン先部材2を有する筆圧伝達部材 3の基端部に、感圧ゴム4を挟んだ構造の一対の電極5を結合した構成である。
【0003】 そして、ペン先部材2を入力面に対して所定の圧力で接触させると、この接触 圧が筆圧伝達部材3を介して、感圧ゴム4に伝達され、該感圧ゴム4が加圧され る。該加圧により感圧ゴム4の電気抵抗が変動し、該電気抵抗の変化によって電 極5間に印加されている電圧の変動を導線6より取り出して検出することによっ て、筆圧を検知するものである。
【0004】
斯かる従来の座標指示ペンにあっては、筆圧と感圧ゴム4の電気抵抗との関係 が図4の実線で示す如く、筆圧が200gまでは電気抵抗が急激に下がり、筆圧 が200g以降では電気抵抗がほとんど変化しない特性になっている。このため 、筆圧検知に利用できるのは筆圧が200g以降のわずかな電気抵抗の変化であ り、筆圧の分解能がとれないと共に、筆圧の再現性を確保できないという問題点 があった。
【0005】 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、筆圧の 分解能を大きくとることができると共に、筆圧の再現性を確保できる座標指示ペ ンを提供することにある。
【0006】
上述した目的を達成するため本考案の座標指示ペンは、先端部にペン先部材を 有する筆圧伝達部材の基端部に取り付けられ且つ一側面を円弧状とした弾性材よ りなる押圧子と、該押圧子の一側面と接触させて配設され且つ圧力に比例して電 極間の電気抵抗が小さくなる素子とにより、筆圧を検出することを特徴とするも のである。
【0007】
ペン先部材の先端部を入力面に対して所定の圧力で接触させると、その接触圧 が筆圧伝達部材及び押圧子を介して素子に伝達され、該押圧子の押圧力に比例し て前記素子の電極間の電気抵抗が小さくなる如く変化し、該電極間に印加されて いる電圧の変動を検出することにより、筆圧を検知できる。
【0008】
以下、本考案の一実施例を図1及び図2に基づき説明する。
【0009】 図1は本考案に係る座標指示ペンの断面図、図2は図1のA部拡大図である。 両図中、10は軸筒で、その内部にはペン先部材11と、筆圧伝達部材12と、 押圧子13と、素子(FSR)14とが配設されている。
【0010】 ペン先部材11は、表面が電気絶縁性の樹脂膜にて被覆された金属部材よりな る。筆圧伝達部材12はペン先部材11と一体構造の棒状体よりなるもので、筆 圧を伝達する。押圧子13は一側面13aを円弧状(アール形状)としたシリコ ンゴム等の弾性材よりなるディスク状をなし、その他側面13bが筆圧伝達部材 12の基端部に保持部材15を介して取り付けられている。素子14は、圧力に 比例して電極間の電気抵抗が小さくなる特性を有するものである。この素子14 は保持部材16を介して押圧子13の一側面13aの中央頂点部分に接触してい る。素子14にはコネクタ17を介して導線18の一端が接続されており、この 導線18の他端は軸筒10の基端部に装着されたキャップ19に穿設された挿通 孔20内を通って軸筒10の外方に延出して、図示しない検出回路等に接続され ている。
【0011】 以上の構成になる座標指示ペンは、そのペン先部材11の先端部を入力面に対 して所定の圧力で接触させると、その接触圧が筆圧伝達部材12及び押圧子13 を介して素子14に伝達され、該押圧子13の押圧力に比例して、即ち図4中、 1点鎖線で示す如く筆圧に比例して、素子14の電極間の電気抵抗が小さくなる 如く変化し、該電極間に印加されている電圧の変動を導線18より取り出して検 出することによって、筆圧を検知できる。
【0012】
以上の如く本考案の座標指示ペンによれば、一側面を円弧状とした弾性材より なる押圧体と、該押圧体の一側面に接触し且つ圧力に比例して電極間の電気抵抗 が小さくなる素子とを用いて筆圧を検出するので、筆圧検知に利用できる電気抵 抗の変化を大きくとることができる。従って、筆圧の分解能を大きくとれると共 に、筆圧の再現性を確保できるという効果を奏する。
【図1】本考案の一実施例に係る座標指示ペンの断面図
である。
である。
【図2】図1のA部拡大図である。
【図3】従来の座標指示ペンの断面図である。
【図4】本考案と従来の、筆圧に対する電極間の電気抵
抗の変化を示す特性線図である。
抗の変化を示す特性線図である。
11 ペン先部材 12 筆圧伝達部材 13 押圧子 14 素子
Claims (1)
- 【請求項1】 先端部にペン先部材を有する筆圧伝達部
材の基端部に取り付けられ且つ一側面を円弧状とした弾
性材よりなる押圧子と、該押圧子の一側面と接触させて
配設され且つ圧力に比例して電極間の電気抵抗が小さく
なる素子とにより、筆圧を検出することを特徴とする座
標指示ペン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2360692U JPH0579635U (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 座標指示ペン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2360692U JPH0579635U (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 座標指示ペン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0579635U true JPH0579635U (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=12115274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2360692U Pending JPH0579635U (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 座標指示ペン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0579635U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006301979A (ja) * | 2005-04-20 | 2006-11-02 | Hitachi Maxell Ltd | ペン型入力装置、およびこれに用いられるセンサ素子 |
KR100904170B1 (ko) * | 2007-11-30 | 2009-06-23 | (주)아이엘에스커뮤니케이션 | 스위칭 및 압력 감지를 위한 장치 및 이를 포함한 디지털펜 |
-
1992
- 1992-03-19 JP JP2360692U patent/JPH0579635U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006301979A (ja) * | 2005-04-20 | 2006-11-02 | Hitachi Maxell Ltd | ペン型入力装置、およびこれに用いられるセンサ素子 |
KR100904170B1 (ko) * | 2007-11-30 | 2009-06-23 | (주)아이엘에스커뮤니케이션 | 스위칭 및 압력 감지를 위한 장치 및 이를 포함한 디지털펜 |
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