JPS6053884B2 - 温度制御回路 - Google Patents

温度制御回路

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JPS6053884B2
JPS6053884B2 JP1469978A JP1469978A JPS6053884B2 JP S6053884 B2 JPS6053884 B2 JP S6053884B2 JP 1469978 A JP1469978 A JP 1469978A JP 1469978 A JP1469978 A JP 1469978A JP S6053884 B2 JPS6053884 B2 JP S6053884B2
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JP
Japan
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temperature
control circuit
temperature control
section
voltage
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JP1469978A
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JPS54106782A (en
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秀信 長谷川
忠 横谷
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は有機半導体サーミスタなどの所謂交流センサ
を温度検出手段として用いる温度制御回路に関する。
交流センサ、例えば有機半導体サーミスタは第1図で
示すようにポリエステル系合成繊維よりなる芯線1、こ
れに巻きつけられた第1の検知導線2、これらを被覆す
る有機半導体(感温材)層3、この有機半導体層3の上
に巻きつけられた第2の検知導線4ならびにこれらを被
覆する絶縁被覆層5で構成された可撓性を有する線状体
であり、電気毛布などの温度検出手段として広く利用さ
れている。
かかる交流センサを温度検出手段として用いた温度制御
回路として第2図で示す回路 がすでに知られている。
すなわち、第2図で示す温度制御回路は交流電源端子
6と7の間に接続されるヒータ8と直列に接続されたサ
イリスタ9をヒータ8の発熱に基く温度変化でスイッチ
動作させ、温度が所定値を超えているか否かによりヒー
タ8への電力供給を制御して温度制御をなすものであり
、サイリスタ9のゲートトリガが交流センサを含む温度
検出回路部によつてなされる。
図示するところから明らかなように温度検出回路部は交
流センサ10、同交流センサの第1の検出導線2の一端
と交流電源端子6の間に接続される温度調整用可変抵抗
11と最高温度設定用抵抗12との直列接続体、第1の
検出導線2の他端とネオンランプ13の一端との間に接
続された抵抗14とコンデンサ15の並列接続体よりな
る高域ろ波器、一端が交流電源端子 7に接続される交
流センサの第2の検出導線4の他端と前記ネオンランプ
の他端との間に一次側巻線が接続されたパルストランス
16とによつて溝・成されている。また、パルストラン
スの二次巻線がサイリスタ9のゲートとカソードの間に
接続されている。 以上の構成からなる温度制御回路に
よれば以下のような制御動作が実行される。
門 交流センサ10が熱的に接続された温度検出部の温
度の変化によつて交流センサの構成要素である有機半導
体層3のインピーダンスは変化する。
この変化は温度の上昇によつて減少、一方、温度の低下
によつて増大する方向の変化である。したがつて、例え
ばヒータが発熱を停止していて温度検出部の温度が低下
すると有機半導体層3のインピーダンスが増大し、検出
導線2と4の間の電位差が大きくなる。そして、A点と
B点の間に電位差がネオンランプ13の放電開始電圧に
達することによりネオンランプ13が放電してパルスト
ランス16の一次巻線に電流が流れ、その二次側巻線に
電圧が発生する。サイリスタ9はこの電圧がゲートへ印
加されることにより導通してヒータ8への電力供給部を
閉成し、ヒータ8へ電力供給がなされたヒータ8が発熱
する。一方、ヒータ8の発熱が続行し温度検知部の温度
が上昇した場合には上記とは逆の動作が実行され、A点
とB点との間の電位差が小さくなり、ネオンランプ13
の放電停止、パルストランス16の二次側巻線への電圧
発生の停止ならびにサイリスタ9のしや断の回路状態が
成立し、ヒータ8への電力供給が断たれてヒータ8が発
熱を停止する。以上のような回路動作により温度制御が
なされるものの、従来の温度制御回路ではネオンランプ
が使用されるため、その放電開始電圧にばらつきが存在
した場合、あるいは放電開始電圧が変化した場合に制御
温度が変化する不都合が生じる。
本発明はかかる従来の温度制御回路における問題点に鑑
みてなされたものであり、ダイオードの順方向電圧降下
がダイオードに流れる電流の対数値に比例することを利
用し制御温度に変動のない制御動作を実行する温度制御
回路を提案するもの.である。かかる本発明の温度制御
回路の特徴は、交流センサに流れる電流をダイオードに
流すことにより、交流センサの温度変化によるインピー
ダンス変化に基く電流変化をダイオードによつて対数圧
こ縮した電圧変化に変換し、この電圧変化で温度検出部
の温度変化を検出して制御動作が実行されるところにあ
る。
以下に本発明の温度制御回路について第3図を参照して
詳しく説明する。
なお、第3図で第1図1の回路要素と同一のものには同
一の番号を付与している。本発明の温度制御回路では交
流センサは温度変化を電流変化に変換する手段として用
いられるため、交流センサとして有機半導体サーミスタ
を使用する場合には図示するように有機半導体サーミス
タ10の第1の検知導線2と第2の検知導線4は図示す
るようにそれぞれその両端が結合されている。
ところで、本発明の温度制御回路は、交流電源端子6と
7の間に接続される電流制限用抵抗17、有機半導体サ
ーミスタ10ならびにダイオード18,19の逆並列接
続体とを直列に接続して構成した温度検出部と、温度調
整用可変抵抗1)1、最高温度設定用抵抗12ならびに
ダイオード20,21の逆並列接続体とを直列に接続し
て構成した比較電圧発生部と、前記温度検出部ならびに
比較電圧発生部内のダイオードの順方向電圧降下の変化
でベース電位が変化する電圧検出用トラ.ンジスタ22
,23と、トランジスタ22と23のエミッタにベース
が接続されたトランジスタ24と25を構成主体とする
差動増幅器と、差動増幅器構成用トランジスタ25のコ
レクタに接続された出力負荷抵抗26の両端の電圧がベ
ースエミッタ間に印加されたゲートトリガ用トランジス
タ27を構成主体とする制御回路部と、同トランジスタ
27のコレクタ負荷抵抗28との接続点にゲートが接続
され発熱体としてのヒータ8への電力供給路を開閉する
スイッチング素子としてのサイリスタ9と、制御回路部
用の直流電源電圧を発生するためのダイオード29、抵
抗30ならびにコンデンサ31よりなる電源回路部とで
構成されている。なお、32,33はトランジスタ22
と23の工−ミッタ抵抗、34は差動増幅器用トラジジ
スタの共通エミッタ抵抗である。以上の構成から本発明
の温度制御回路においては、ダイオード18と19の逆
並列接続体には抵抗17ならびに有機半導体サーミスタ
10を介して電流が流れ、また、ダイオード20と21
の逆並列接続体には抵抗11,12を介して電流が流れ
、C点とD点の電位はダイオードの順方向電圧降下に等
しくなる。
ところで、ダイオードの順方向電圧降下Vpは、ボルツ
マン定数をK1絶対温度をT1電子の電荷量をq1飽和
電流をし、ダイオードに流れる電流をI。とするとき次
式であられされることが知られている。はダイオードに
流れる電流1Dの対数値に比例する。
したがつて、ダイオード18〜21を同一温度条件下に
配置するならば、C点とD点の電位はともにダイオード
に流れる電流1Dの対数値に比例するものとなる。とこ
ろで、本発明の回路ではダイオード18と19の電流が
温度検出部の温度変化によつてインピーダンスの変化す
る有機半導体サーミスタ10に流れる電流であるため、
この電流は温度検出部の温度変化に依存して変化すると
ころとなり、この変化に依存してC点の電位も変化する
一方、D点の電位は温度検出部とは熱的に分離された抵
抗11と12を介して電流が供給されるダイオード20
と21の順方向電圧降下に等しく、しかもダイオード2
0と21に流れる電流は固定されているため定電位に固
定される。したがつて、温度検出部の温度が上昇して有
機半導体サーミスタ10のインピーダンスが低下したと
きにはC点の電位がD点の電位よりも高くなり、逆に温
度検出部の温度が低下したときにはC点の電位はD点の
電位よりも低くなる。差動増幅器を構成するトランジス
タ24と25のベース電位は、C点とD点の電圧がベー
スに印加されるトランジスタ22と23のエミッタ電位
に等しく、C点とD点の電位の関係に基いてトランジス
タ24と25のベース電位の関係が決定されるところと
なる。
例えば、ヒータ8の発熱動作が続き温度検出部の温度が
所定値を越すと上述のようにC点の電位がD点の電位よ
り高くなり、トランジスタ24のベース電位もトランジ
スタ25のベース電位より高くなる。
このため差動増幅器の状態はトランジスタ24が導通、
一方、トランジスタ25がしや断の状態とる。したがつ
て、トランジスタ25のコレクタにベースが接続された
トランジスタ27にはこれを導通させうるベースバイア
ス電圧が印加されなくなり、トランジスタ27もしや断
し、そのコレクタ電流は断たれる。かかる回路動作が実
行されることによりサイリスタ9のゲート電流が断たれ
、サイリスタ9がしや断してヒータ8への電力供給路を
開放する。
すなわち、ヒータ8の発熱動作が停止する。逆に温度検
出部の温度が所定値以下になつたときには上記の回路動
作とは逆の回路動作が実行されてサイリスタ9が導通し
、ヒータ8が発熱動作を開始する。以上の動作のくり返
しにより温度検出部の温度を所定の温度範囲内に保つ温
度制御が実行される。
なお、制御温度範囲は抵抗11の値を変化させることに
よりダイオード20と21へ流す電流を制御し、D点の
電位を決定することにより制御される。なお、抵抗11
の値が零となり、実質的に抵抗12を介してのみ電流の
供給がなされる場合にD点の電位は最も高くなり、この
とき温度検出部の温度が制御範囲の最高温度となる。以
上説明してきたところから明らかなように、本発明の温
度制御回路は、ダイオードの順方向電圧降下がダイオー
ドに流れる電流の値の対数値に比例することを積極的に
利用したものであつて、ダイオードに流す電流を温度変
化によつてインピーダンスの変化する交流センサに流れ
る電流となし、この電流をダイオードで対数圧縮した電
圧に変換して温度変化を検出することにより制御動作が
実行されるため、ネオンランプの放電電圧を利用する従
来の温度制御回路に存在した不都合の完全に排除された
温度制御が可能となる。
なお、以上の説明は電気毛布における温度制御を例にな
されたが、本発明は他の機器にも広く適用しうること勿
論である。
また、交流センサも有機半導体サーミスタに限られるも
のではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は交流温度センサの一例である有機半導・体サー
ミスタの構造を示す図、第2図は従来の温度制御回路を
示す図、第3図は本発明の温度制御回路の一実施例を示
す図である。 2,4・・・検出導線、3・・・有機半導体、10・・
・有機半導体サーミスタ、6,7・・・交流電源端子、
8・・・ヒータ、9・・・サーミスタ、11・・・温度
調節用可変抵抗、12・・・最高温度決定用抵抗、17
・・・電流制限用抵抗、18〜21・・・電流電圧変換
用ダイオード、22,23・・・電圧検出用トランジス
タ、24,25・・・差動増幅器用トランジスタ、26
,2ノ8・・・コレクタ負荷抵抗、27・・・サイリス
タトリガ用出力トランジスタ、29・・・整流用ダイオ
ード、30・・・電源用抵抗、31・・・電源用コンデ
ンサ、32〜34・・・エミッタ抵抗。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 温度変化に基きインピーダンスの変化する交流温度
    センサと同交流温度センサのインピーダンス変化を対数
    圧縮した電圧に変換するダイオードの逆並列接続体とを
    直列に接続してなる温度検出部と、温度設定用抵抗とダ
    イオードの逆並列接続体とを直列に接続してなる比較電
    圧発生部と、前記温度検出部で発生する電圧と前記比較
    電圧発生部で発生する電圧とを比較する差動増幅器と、
    前記差動増幅器の温度検出部の温度変化に基く出力変化
    で、発熱体の電力供給路内に接続されたスイッチング素
    子の開閉を制御する制御回路部とを備えたことを特徴と
    する温度制御回路。
JP1469978A 1978-02-09 1978-02-09 温度制御回路 Expired JPS6053884B2 (ja)

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