JPS6053636B2 - 往復式電気カミソリ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、往復式電気カミソリに関するものである。

〔従来技術〕 従来の往復式電気カミソリにおいては、
外刃枠内の掃除の際、又は外力の替刃の際には、周知の
とおり外刃枠をボディーから外した上で、外刃枠の下側
から外力を外す方式が採用されていた。

しかるに、この方式だと外刃枠へ外力を組込むための
機能性から、該両者間の関係寸法が限定されてしまい、
外刃枠へ付加装置をつけることが難しい、又は、デザイ
ン的に斬新なものができない等のいくつかの欠点を有し
ていた。〔目的〕 本発明は、これらの欠点を解決するものであり、新し
いタイプの往復式電気カミソリを提供せんとするもので
ある。

〔実施例〕

本発明の一実施例について、図をもつて説明するが、
本発明にとつて重要でない部分は簡略化若しくは省略す
る。

第１図は、本発明の一実施例を示す電気カミソリの正
面図、第２図は第１図の枠状の外刃枠２を示す部分断面
図、第３図は、可撓性薄板の外刃体３と合成樹脂等弾性
材よりなる外刃取付具４とがピン４ａでカシメられて取
着一体化されている外力６である。

この外刃体３の側端部は切り欠きが設けられて、外刃取
付具４の穴４ｂ、４ｂが露出する。１はボディーで、周
知のモーター、振動機構が組込まれている。

２は外刃枠で、正面と裏面の両方の内壁２ｂには各々ピ
ン２ａが突出しており、上部は第３図に示す外力６が着
脱可能な長サ１２の開口部を有し、下部は該長サ１２よ
りも短く、前記外力６が組込めない長サｌ’、を有する
開口部が設けられている。

該外刃枠２の上部には、外刃取付具４を幅方向α（内方
）へたわませて、上方より第３図に示す外力６が挿入さ
れ、挿入後に外刃取付具４を元の状態に戻すことにより
前記外刃枠２のピン２ａと外刃取付具４の穴４ｂが適当
な締代をもつて嵌合支持される。外力６を外刃枠２から
外す場合は、この逆の手順を施す。該外力６を構成する
外刃体３には、周知の内刃（図示せず）が圧接され、往
復動されてヒゲを剃ることができる。外刃枠２は、ボデ
ィー１側面に突出自在に配設された弾性爪が外刃枠２内
面を弾圧するという周知の外刃取付構造により、ボディ
ー１に装着される。ヒゲ剃り後には、使用者はヒゲクズ
掃除のため外刃枠２をボディー１の上方に移動させて外
して外刃枠２の内部を掃除する必要があり、掃除を完壁
にするためには、さらに外刃６を外刃枠２から外す必要
がある。

外刃６を交替する替刃の際にも、全く同様である。〔効
果〕 本発明の電気カミソリでは、外刃枠２の下方の開口部の
長さｅ１は、外刃６の長さ′３よりも小さいため、外刃
６を下方へ外すことはできない。

これはデザイン的に電気カミソリ全体をできるだけ小型
にし、しかも切れ味を損なわないために内刃、外刃はで
きるだけ大きくしておく必要性より、内刃、外刃を収容
する上方の開口部の長さＥ２を大きくしたためである。
したがつて外刃６を外す際には、外刃枠２の上方へ外す
必要がある。掃除の後、外刃６を外刃枠２に装着する際
にも、従来と異なり、上方より行なう。こうすることに
より、内刃・外刃を小さくすることなく、したがつて電
気カミソリの切れ味に効く外刃の面積を小さくすること
なく小型のデザインが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例による往復式電気カミソリ
を示す正面図、第２図は外刃枠の断面図、第３図は外刃
を示す斜視図。 全図中、１・・・ボディー、２・・・外刃枠、３・・・
外刃体、４・・・外刃取付具、５・・・スイッチボタン
、６・・・外刃。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ ボディー１と、ボディー１に着脱される枠状の外刃
   枠２と、合成樹脂等弾性材よりなり前記外刃枠２内壁に
   支持される外刃取付具４とこの外刃取付具４に取着され
   る外刃体３とからなり前記外刃枠２の開口部に装入され
   る外力６とを有し、前記外力６の両端部が装入される前
   記開口部は外刃枠２の上方側からの寸法が下方側の寸法
   より大になるように形成されていることを特徴とする往
   復式電気カミソリ。