JPS6053393A - 周波数分離方式単管カラ−ビデオカメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、光電変換部の出力レベルに応じて絞りが自動
的に制御される周波数分離方式単管カラービデオカメラ
に関する。

〔発明の背景〕

ビデオテープレコーダに結合して用いられるカラービデ
オカメラは、通常、撮像管などの単一の光電変換部を備
えた単管カラ　ビデオカメラである。単管カラービデオ
カメラは、光電変換部に各色フィルタがストライプ状に
配列された色分解フィルタが設けられ、この色分解フィ
ルタによって入射光を色分解し、光電変換部に照射して
輝度信号や各色信号が分離ｂ」能に混合された電気信号
を発生するようにしたものであるが、小型、軽量に形成
することができ、しかも、再生〕ｂシラー像の画質も比
較的良好である。

特に、単管カラービデ、！−ンノメラの中でも、光電変
換部から得られる電気信号がｆｆｌｔ度信号と各色信号
とが周波数分側条Ｈ−ｇれてなる周波数分離方式単管カ
ラービデオカメラは、開度信号や各色信号の分離手段な
どが簡単な構成をとることから、特に、小型カラービデ
オカメラとして注目されている、 かかる周波数分離方式ハＩ管カラービデオフＪメラでは
、光電変換部で得られる電気信号中の各色信号は、色分
解フィルタを構成する色フィルタの空間的配置に応じて
変調きれており、異なる搬送周波数で変調されている。

この変調された色信号（以Ｆ、変調色信号という）の変
調度は、入射光の対応する色光の強度に変化し２、変調
信号を検波して得られる色信号の振幅も、この色光の強
度に応じて変化する。したがって、光電変換部から得ら
れた輝度信号と各色信号の振幅比は、入射光の各色光の
強度化に応じたものとなるのである。

一方、ビ５°オカメラには、入射光の光量に応じて受光
璧を制御する絞り残漬か設けられて訃り、光電変換部ｅ
こ照射される光量が常に一定となるように制御している
。絞りは複数の可動絞り羽根からなり、開口部がほぼ円
形状をなして拡大、縮すゐ虹彩絞り（アイリス）であっ
て、光学レンズ系中に設けられて入射光の光量を制限す
る。高照度の場合には、入射光量が多いので収りは紋ら
れて開口部が縮少し、低照度の場合には、入射光量が少
ないので絞りは開放して開口部が拡大する。

ところで、光学レンズは、その構造および特性上、その
周辺部では入射光は平行光とはならないから、低照度時
、絞り？］ｌ−ｔ；：］於すると、光学レンズの周辺部
からの非平行）もが絞りの開口部を通過して色分解フィ
ルタに照射されることになる０、周波数分離方式単管カ
ラービデオカメラにおいて、色分解フィルタに弁子行光
が照射されると、色分解フィルタを通過１７た色光は光
電懺゛換部に垂直に照射ゼーす、このために、光電変換
部の色フィルタに対向］７た位得以外にも色光が照射さ
れてこのン；１向したも：（必に２）　’ｒ’７る照射
光幅が少ケ＜、へ・る。この粘平、う＼；電做換部から
得らオＬる電気、信号中の変調色信号の紫調此は低下し
てＬ７１う。

このように、従来の周波数分離方式単管カラービデオカ
メラにおいては、低照厩時、変調色信号の変調ＩＷが低
下してしまい、このために、輝度信号に対する各色信号
の振幅比が、正規の振幅比よりも低下し、しかも、得ら
れるこれら色信号は赤色信号と青色信号であるから、再
生画面が緑色がかったものとなって白バランスがくずれ
、色再現性が劣化するという欠点があった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、上記従来技術の欠点を除き低照度時に
おける絞りの開放に伴なう色信号の振幅低下を補償し、
再生画像の色再現性を向上させることができるようにし
た周波数分離方式カラービデオカメラを提供するにある 〔発明の概要〕 この目的を達成するために、本発明は、変調色信号が供
給される可変利得増幅回路を設け、該可変利得増幅回路
の利得を絞りの開放の程度に応じて制御し、該変調色信
号の変調度の低下を補償するようにした点に特徴がある
。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の実施例を図面について説明する。

図は本発明による周波数分離方式単管カラービデオカメ
ラの一実施例を示す構成図であって１は光学レンズ、２
は絞り、３は光電変換部。

４は増幅器、５は信号処理回路、６はエンコーダ、７は
出力端子、８は帯域フィルタ、９は分離回路、　１０．
１１は検波回路、１２はマ）　ＩＪツクス回路、１６は
アイリス制御回路である。

同図において、光電変換部６には、色分解フィルタが設
けられており、入射光は光学レンズ１を通過して絞り２
によって光量が制限され色分解フィルタで各色光に分解
されて光電変換部６に照射される。光電変換部６は輝度
信号。

赤色光に対する変調色信号（以下、変調赤色光という　
）および青色光に対する変調色信号（以下、変調青色信
号という）が周波数分割されてなる電気信号を発生し、
この電気４８号は増幅器４で増幅されて信号処理回路５
と帯域フィルタ８に供給される。

信号処理回路５は供給された電気信号から輝度信号全分
離し、直流分再生などの所定の処理を行なう。

一方、帯域フィルタ８は供給された電気信号から変調赤
色信号と変調青色信号との混合信号を分離し、この混合
信号を分離回路９に供給する。分離回路９はこの混合信
号から変調赤色信号と変調青色信号とを分離する。分離
された変調赤色信号は検波回路１ｏで検波されて赤色信
号となり、また、分離された変調青色信号は検波回路１
１で検波されて青色信号となり、夫々マトリックス回路
１２に供給されて色差信号が形成される。

信号処理回路５からの輝度信号とマトリックス回路１２
からの色差信号は夫々エンコーダ６に供給され、所望方
式のカラービデオ信号が形成されて出力端子に供給され
る。

一方、信号処理回路５で分離された輝度信号は絞り制御
回路１３に供給される。絞り制御回路１６は輝度信号の
直流成分が分離され、これを制御信号として絞り２を制
御する。したがって絞り２はこの直流成分のレベルに応
じて開口部が拡大、縮少する。輝度信号のレベルは、光
電変換部３の照射光量に応じて変化するから、絞り２の
開口部の変化によって光ｆｉｆ＆換部６の照射光量を一
定とすることができる１、 ところで、分離回路９は利得が可変に構成されており、
この利得は絞り制御回路１３からの制御信号によって制
御される。この制御信号は、絞り制御回路１３で検出さ
れる輝度信号から形成されるものであって、低照度時に
おける輝度信号のレベルが低いときに、分離回路９の利
得を高めるものである。したがって、低照度時、変調赤
色信号や変調青色信号の変ｉ１．ｑ度が低下しても、分
１４１回路９の利得が大きくなることによってこれら変
調度の低下が補償される。

このようにして、この実施例では、低照度時の変調色信
号の変調度の低下が補償され、輝度信号と赤色信号、ｆ
色信号との振幅比が正しく設定されて再生画像の色再現
性が改善される。

なお、上記実施例では、分離回路９の利得を可変とした
が、別個に可変利得増幅回路を設は同様にして、変調色
信号を絞りの開放時補償するようにすることもできる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、絞りの開放時に
おける変調色信号の変調度の低下を補償することができ
、低照度時での白バランスのくずれを防止することがで
きて再生画像の色再現性が改善され、上記従来技術の欠
点を除いて優れた機能の周波数分離方式単管カラービデ
オカメラを提供することができる、

【図面の簡単な説明】

図は本発明による周波数分離方式単管カラービデオカメ
ラの一実施例を示す構成図である。 １・・光学レンズ　２・・・絞り ろ・・・光電変換［４・・・増幅器 ５・・・信号処理回路　６・・・エンコーダ７・・・出
力端子　８・・・帯域フィルタ９・・・分離回路　１０
．１１・・・検波回路１２・・マトリックス回路 ２

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 自動絞り制御機構を備え、光電変換部の出力レベルに応
   じて絞りを自動的に制御するようにした周波数分離方式
   単管カラービデオカメラにおいて、該光電変換部の出力
   信号から分離された変調色信号が供給される可変利得増
   幅回路を設け、該可変利得増幅回路の利得を該絞りの制
   御信号に応じて制御することにより、該絞りの開放の程
   度に応じて色信号の振幅を変化させることができるよう
   に構成したことを特徴とする周波数分離方式単管カラー
   ビデオカメラ。