JPS60529B2 - エンジンのカムシヤフト軸受構造 - Google Patents
エンジンのカムシヤフト軸受構造Info
- Publication number
- JPS60529B2 JPS60529B2 JP15922081A JP15922081A JPS60529B2 JP S60529 B2 JPS60529 B2 JP S60529B2 JP 15922081 A JP15922081 A JP 15922081A JP 15922081 A JP15922081 A JP 15922081A JP S60529 B2 JPS60529 B2 JP S60529B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- camshaft
- cylinder head
- engine
- axis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/02—Valve drive
- F01L1/04—Valve drive by means of cams, camshafts, cam discs, eccentrics or the like
- F01L1/047—Camshafts
- F01L1/053—Camshafts overhead type
- F01L1/0532—Camshafts overhead type the cams being directly in contact with the driven valve
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B2275/00—Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
- F02B2275/20—SOHC [Single overhead camshaft]
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はエンジンのシリンダヘツド内にカムシャフトを
鞠支する軸受を配置したカムシャフト軸受構造に関する
。
鞠支する軸受を配置したカムシャフト軸受構造に関する
。
従来、シリンダブロックに装着されたシリンダヘッド内
に、カムシャフトを２箇所以上で鞠支する軸受を配置し
たエンジンのカムシヤフト軸受構造（実開昭５４一５８
５０７号公報）は公知である。
に、カムシャフトを２箇所以上で鞠支する軸受を配置し
たエンジンのカムシヤフト軸受構造（実開昭５４一５８
５０７号公報）は公知である。
ところで、一般にシリンダブロックは強度上の制約のた
め、その材質は例えば鋳鉄などからなっており、またシ
リングヘッドはエンジン自体の軽量化や放熱性の向上の
ため、その材質は例えばアルミ合金などからなっている
。そして、エンジン運転時に生ずる熱によって前記両者
は互いに長手方向に膨張変形しようとし、かつ上記のよ
うにシｌｉンダヘツドはシリンダプロツクより一般に熱
膨張率の大きい材質によって形成されているためにシリ
ンダブロツク以上に長手方向に膨張変形しようとするが
、シリンダヘツドの下面はシリンダブロックに固着され
長手方向の動きを規制されているためにシリンダブロッ
クに固着されだ状態で凸形状に膨張変形する。しかして
、前記従釆のカムシャフト軸受構造においては上述した
凸形状の変形によりシリングヘッドの両端部に設けられ
ている軸受がそれぞれ外方へと煩き、カムシャフトの軸
０に対して軸受孔の軸０がずれ、軸受孔摺動面とカムシ
ャフトの軸受沼動面とが局部接触し前記両者が偏摩耗す
るなどの不具合を生じていた。
め、その材質は例えば鋳鉄などからなっており、またシ
リングヘッドはエンジン自体の軽量化や放熱性の向上の
ため、その材質は例えばアルミ合金などからなっている
。そして、エンジン運転時に生ずる熱によって前記両者
は互いに長手方向に膨張変形しようとし、かつ上記のよ
うにシｌｉンダヘツドはシリンダプロツクより一般に熱
膨張率の大きい材質によって形成されているためにシリ
ンダブロツク以上に長手方向に膨張変形しようとするが
、シリンダヘツドの下面はシリンダブロックに固着され
長手方向の動きを規制されているためにシリンダブロッ
クに固着されだ状態で凸形状に膨張変形する。しかして
、前記従釆のカムシャフト軸受構造においては上述した
凸形状の変形によりシリングヘッドの両端部に設けられ
ている軸受がそれぞれ外方へと煩き、カムシャフトの軸
０に対して軸受孔の軸０がずれ、軸受孔摺動面とカムシ
ャフトの軸受沼動面とが局部接触し前記両者が偏摩耗す
るなどの不具合を生じていた。
本発明は上述のような不具合を解消するためになされた
ものであり、シリンダブロツクより熱風鞍張率の大きい
材質によって形成され、かつシリンダブロツクに装着さ
れたシリンダヘツドにカムシヤフトを軸支するカムシセ
フト軸受を設けたエンジンにおいて、軸受のカムシャフ
トの軸廻り、すなわち軸受部とシリングヘッドとの間に
カムシャフトの鞠心の偏位に対応して軸受孔の轍心を偏
位可能にする鞠心可変機構を設けることにより、軸受孔
摺動面とカムシャフト軸受摺動面との偏摩耗を確実に防
止するカムシャフト軸受構造を提供するものである。
ものであり、シリンダブロツクより熱風鞍張率の大きい
材質によって形成され、かつシリンダブロツクに装着さ
れたシリンダヘツドにカムシヤフトを軸支するカムシセ
フト軸受を設けたエンジンにおいて、軸受のカムシャフ
トの軸廻り、すなわち軸受部とシリングヘッドとの間に
カムシャフトの鞠心の偏位に対応して軸受孔の轍心を偏
位可能にする鞠心可変機構を設けることにより、軸受孔
摺動面とカムシャフト軸受摺動面との偏摩耗を確実に防
止するカムシャフト軸受構造を提供するものである。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。
る。
第１図および第２図においては第１実施例を示し、シリ
ングブロックーの上部に締付けボルト（図示せず）等に
よって装着されたシリングヘッド２の両端部にカムシャ
フト３を軸支する軸受４，４を設けたカムシヤフト軸受
構造において、特に第２図に示すように軸受側面４ａ，
４ｂ上のカムシャフト３の軸廻りすなわち、軸受部とし
ての軸受メタル５とシリンダヘツド２との間に鞄心可変
機構Ａとして、環状溝４ｃ，４ｄを全周にわたって双方
が相対するように設けた構造となっている。
ングブロックーの上部に締付けボルト（図示せず）等に
よって装着されたシリングヘッド２の両端部にカムシャ
フト３を軸支する軸受４，４を設けたカムシヤフト軸受
構造において、特に第２図に示すように軸受側面４ａ，
４ｂ上のカムシャフト３の軸廻りすなわち、軸受部とし
ての軸受メタル５とシリンダヘツド２との間に鞄心可変
機構Ａとして、環状溝４ｃ，４ｄを全周にわたって双方
が相対するように設けた構造となっている。
また上記環状溝４ｃ，４ｄは応力集中を避けるために、
各々の環状溝４ｃ，４ｄの底部は丸みをおびた形状とな
っている。なお「第１図において図中左側の軸受４も第
２図に示す軸受４に各々対応するような構造となってい
る。本発明の第１実施例による構造によれば、前述のよ
うな理由からシリンダヘッド２が凸形状に膨張変形し、
シリンダヘッド２に設けられている軸受４が外方へと傾
きカムシャフト３の軸心に対して軸受孔４′の軸心がず
れようとした時、軸受メタル５の図中右上部の摺動面５
ａはカムシャフト３の図中右上部情勤面３ａと、また軸
受メタル５の図中左下部の摺動面５ｂはカムシヤフト３
の図中左下部摺動面３ｂとをそれぞれ強く情動接触する
結果、上記軸受メタル５の摺動面５ａおよび５ｂはカム
シャフト３の摺動面３ａおよび３Ｍこよってそれぞれ環
状溝４ｃ，４ｄ方向へと押される。
各々の環状溝４ｃ，４ｄの底部は丸みをおびた形状とな
っている。なお「第１図において図中左側の軸受４も第
２図に示す軸受４に各々対応するような構造となってい
る。本発明の第１実施例による構造によれば、前述のよ
うな理由からシリンダヘッド２が凸形状に膨張変形し、
シリンダヘッド２に設けられている軸受４が外方へと傾
きカムシャフト３の軸心に対して軸受孔４′の軸心がず
れようとした時、軸受メタル５の図中右上部の摺動面５
ａはカムシャフト３の図中右上部情勤面３ａと、また軸
受メタル５の図中左下部の摺動面５ｂはカムシヤフト３
の図中左下部摺動面３ｂとをそれぞれ強く情動接触する
結果、上記軸受メタル５の摺動面５ａおよび５ｂはカム
シャフト３の摺動面３ａおよび３Ｍこよってそれぞれ環
状溝４ｃ，４ｄ方向へと押される。
その結果、軸受４の軸受孔４′の軸心はカムシャフト３
の軸心に一致し適正な轍心位置となる。
の軸心に一致し適正な轍心位置となる。
なお、この実施例では環状溝４ｃ，４ｄは軸受４本体の
強度を十分に確保した上で各々全周にわたって設けた構
造としているが、軸受４本体の強度が十分に確保でき、
かつ軸受部としてのメタル５の剛性を十分に低下させ柔
軟性を持たせることが可能であれば第２図において、環
状溝４ｃは図中上半周、また環状溝４ｄは図中下半周の
み設けても差し支えない。次に、第３図においては第２
実施例を示し「 この実施例も第１実施例同様に、シリ
ンダプロック（図示せず）の上部に締付けボルト（図示
せず）等によって装着されたシリンダヘッド６の両端部
にカムシャフト７を鯛支する軸受８，８を設けたカムシ
ャフト軸受構造において、軸受部としての軸受メタル９
とシリンダヘツド６との間に藤心可変機構Ａ′として、
該軸受メタル９に固着され軸受本体１０との摺動面１１
を球面状となし「該軸受本体１０の内側を自在に摺動す
る摺動部村１２を設けた構造となっている。
強度を十分に確保した上で各々全周にわたって設けた構
造としているが、軸受４本体の強度が十分に確保でき、
かつ軸受部としてのメタル５の剛性を十分に低下させ柔
軟性を持たせることが可能であれば第２図において、環
状溝４ｃは図中上半周、また環状溝４ｄは図中下半周の
み設けても差し支えない。次に、第３図においては第２
実施例を示し「 この実施例も第１実施例同様に、シリ
ンダプロック（図示せず）の上部に締付けボルト（図示
せず）等によって装着されたシリンダヘッド６の両端部
にカムシャフト７を鯛支する軸受８，８を設けたカムシ
ャフト軸受構造において、軸受部としての軸受メタル９
とシリンダヘツド６との間に藤心可変機構Ａ′として、
該軸受メタル９に固着され軸受本体１０との摺動面１１
を球面状となし「該軸受本体１０の内側を自在に摺動す
る摺動部村１２を設けた構造となっている。
本発明の第２実施例による構造によれば、前述のような
理由からシリンダヘッド６が凸形状に膨張変形し、シリ
ンダヘッド６に設けられている軸受８が外方へと傾きカ
ムシャフト７の軸心に対して軸受孔８ｆの藤心がずれよ
うとした時、軸受メタル９に固着されている摺動部材１
２が軸受本体１０の内側を摺動してカムシャフト７に追
従し、軸受孔８′の鞠心はカムシャフト７の軸心に一致
し適正な鞠′○位置となる。
理由からシリンダヘッド６が凸形状に膨張変形し、シリ
ンダヘッド６に設けられている軸受８が外方へと傾きカ
ムシャフト７の軸心に対して軸受孔８ｆの藤心がずれよ
うとした時、軸受メタル９に固着されている摺動部材１
２が軸受本体１０の内側を摺動してカムシャフト７に追
従し、軸受孔８′の鞠心はカムシャフト７の軸心に一致
し適正な鞠′○位置となる。
以上のように本発明によれば、シリンダヘッドが凸形状
に膨張変形してシリンダヘツド‘こ設けられている軸受
が外方へと懐き、カムシャフトの軸心に対して軸受孔の
軸０がずれようとした場合でも、カムシャフトの軸心の
偏位に対応して軸受孔の鞠心を偏位させる藤心可変機構
の作動により「軸受孔摺動面とカムシャフト軸受摺動面
との偏摩耗の防止が確実となるものである。
に膨張変形してシリンダヘツド‘こ設けられている軸受
が外方へと懐き、カムシャフトの軸心に対して軸受孔の
軸０がずれようとした場合でも、カムシャフトの軸心の
偏位に対応して軸受孔の鞠心を偏位させる藤心可変機構
の作動により「軸受孔摺動面とカムシャフト軸受摺動面
との偏摩耗の防止が確実となるものである。
第１図および第２図は本発明の第１実施例を示し、第１
図はエンジンのカムシャフト軸受構造を示す正面（縦断
面）図であり、第２図は第１図における要部拡大断面図
である。 第３図は本発明の第２実施例を示す要部拡大断面図であ
る。１……シリンダブロツク、２，６……シリンダヘッ
ド、３，７……力ムシャフト、４，８……軸受、４′，
８′・・・…軸受孔、５，９・…。 ・軸受部としてのメタル、Ａ，Ａ′……軸心可変機構。
第１図 第２図 第３図
図はエンジンのカムシャフト軸受構造を示す正面（縦断
面）図であり、第２図は第１図における要部拡大断面図
である。 第３図は本発明の第２実施例を示す要部拡大断面図であ
る。１……シリンダブロツク、２，６……シリンダヘッ
ド、３，７……力ムシャフト、４，８……軸受、４′，
８′・・・…軸受孔、５，９・…。 ・軸受部としてのメタル、Ａ，Ａ′……軸心可変機構。
第１図 第２図 第３図
Claims (1)
- １ シリンダブロツクに装着され、かつシリンダブロツ
クよりも熱膨張率が大きい材質によって形成されたシリ
ンダヘツドにカムシヤフトを軸支する軸受を設けたエン
ジンにおいて、上記軸受の軸受部とシリンダヘツドとの
間にカムシヤフトの軸心の偏位に対応して軸受孔の軸心
を偏位させる軸心可変機構を設けたことを特徴とするエ
ンジンのカムシヤフト軸受構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15922081A JPS60529B2 (ja) | 1981-10-05 | 1981-10-05 | エンジンのカムシヤフト軸受構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15922081A JPS60529B2 (ja) | 1981-10-05 | 1981-10-05 | エンジンのカムシヤフト軸受構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5859304A JPS5859304A (ja) | 1983-04-08 |
| JPS60529B2 true JPS60529B2 (ja) | 1985-01-08 |
Family
ID=15688953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15922081A Expired JPS60529B2 (ja) | 1981-10-05 | 1981-10-05 | エンジンのカムシヤフト軸受構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60529B2 (ja) |
-
1981
- 1981-10-05 JP JP15922081A patent/JPS60529B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5859304A (ja) | 1983-04-08 |
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