JPS605299Y2 - 給湯機の制御装置 - Google Patents
給湯機の制御装置Info
- Publication number
- JPS605299Y2 JPS605299Y2 JP18025678U JP18025678U JPS605299Y2 JP S605299 Y2 JPS605299 Y2 JP S605299Y2 JP 18025678 U JP18025678 U JP 18025678U JP 18025678 U JP18025678 U JP 18025678U JP S605299 Y2 JPS605299 Y2 JP S605299Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- timer
- thermostat
- water heater
- hot water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Control For Baths (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は灯油ボイラー等の給湯機の制御装置に関するも
のである。
のである。
従来、灯油ボイラー等の給湯機はサーモスタットが設け
られており、運転スイッチを入れると、温水缶内の湯温
をサーモスタットが検知して一定温度に維持するように
自動的に運転されていた。
られており、運転スイッチを入れると、温水缶内の湯温
をサーモスタットが検知して一定温度に維持するように
自動的に運転されていた。
しかしながら、上記運転スイッチを切り忘れて、運転ス
イッチを入れたまま外出したり夜間放置すると、第1図
の点線で示すように自然放熱のため温水缶内の湯温か低
下し、サーモスタットが作動し、自動的にバーナーに点
火されて運転が行なわれる。
イッチを入れたまま外出したり夜間放置すると、第1図
の点線で示すように自然放熱のため温水缶内の湯温か低
下し、サーモスタットが作動し、自動的にバーナーに点
火されて運転が行なわれる。
このため必要でない時でも、お湯が沸き、放熱し、サー
モスタットが作動し、バーナーに点火されるという繰り
返しが起り、無駄なエネルギーが消費されることになっ
ていた。
モスタットが作動し、バーナーに点火されるという繰り
返しが起り、無駄なエネルギーが消費されることになっ
ていた。
本考案は上記運転スイッチの切り忘れによる無駄な運転
を防止する給湯機の制御装置を提供することを目的とす
る。
を防止する給湯機の制御装置を提供することを目的とす
る。
次に本考案の給湯機の制御装置を図面の実施例を参照し
て説明する。
て説明する。
第1図は給湯機の温水缶内の湯温変化を示すグラフであ
る。
る。
Qlはサーモスタットの上限設定温度であり、Q2は下
限設定温度である。
限設定温度である。
温水の使用量が多いときは湯温低下時間がΔT1のよう
に速く、温水の使用量が少ないときは湯温低下時間がΔ
T2のように遅く、温水を使用しない時は温湯低下時間
がΔT3と更に遅くなる。
に速く、温水の使用量が少ないときは湯温低下時間がΔ
T2のように遅く、温水を使用しない時は温湯低下時間
がΔT3と更に遅くなる。
しかしもし夜間の不使用時に給湯機の運転スイッチを切
り忘れた場合は、点線のように給湯機が自動運転されて
エネルギーの無駄になる。
り忘れた場合は、点線のように給湯機が自動運転されて
エネルギーの無駄になる。
本考案は運転スイッチを切り忘れても実線で示すように
給湯機が運転されずに温度低下するものである。
給湯機が運転されずに温度低下するものである。
第2図から第5図は給湯機の制御装置の回路説明図であ
る。
る。
1はバーナーコントローラーであり、通電される給湯機
のバーナーに点火されて温水缶内の湯水を加熱し、通電
が停止されるとバーナーの燃焼を停止するようになされ
ている。
のバーナーに点火されて温水缶内の湯水を加熱し、通電
が停止されるとバーナーの燃焼を停止するようになされ
ている。
バーナーコントローラー1は、一方の端子が二つの接点
21.22を有するサーモスタット2の一方の接点21
と接続され、他方の端子が電源5に接続されている。
21.22を有するサーモスタット2の一方の接点21
と接続され、他方の端子が電源5に接続されている。
サーモスタット2は給湯機の温水缶内の湯温を検知する
ようになされており、第1図に示すように、温水缶内の
湯温か上限設定温度Q□以上になると一方の接点21が
開かれると共に他方の接点22が閉じられ、湯温か下限
設定温度Q2以下になると一方の接点21が閉じられる
と共に他方の接点22が開かれるようになされている。
ようになされており、第1図に示すように、温水缶内の
湯温か上限設定温度Q□以上になると一方の接点21が
開かれると共に他方の接点22が閉じられ、湯温か下限
設定温度Q2以下になると一方の接点21が閉じられる
と共に他方の接点22が開かれるようになされている。
3は自己保持機能を有するタイマーであり、常閉接点3
1.常開接点32と駆動部33が設けられており、タイ
マ−3全体に通電されていない時は常閉接点31が閉じ
られ常開接点32が開かれるようになされ、その駆動部
33は通電されると作動するようになされ設定時間前に
通電が断たれ、ると作動状態が解除されて元に復するよ
うになされ、駆動部33が通電されて作動して設定時間
に達すると常閉接点31を開くと共に常開接点32を閉
じるようになされ、常開接点32が閉じられると常閉接
点31が開いた状態を保持する所謂自己保持機能を有す
るものとなされている。
1.常開接点32と駆動部33が設けられており、タイ
マ−3全体に通電されていない時は常閉接点31が閉じ
られ常開接点32が開かれるようになされ、その駆動部
33は通電されると作動するようになされ設定時間前に
通電が断たれ、ると作動状態が解除されて元に復するよ
うになされ、駆動部33が通電されて作動して設定時間
に達すると常閉接点31を開くと共に常開接点32を閉
じるようになされ、常開接点32が閉じられると常閉接
点31が開いた状態を保持する所謂自己保持機能を有す
るものとなされている。
このタイマー3の自己保持機能は常開接点32への通電
が断たれると解除され、常閉接点31が閉腰タイマー3
の駆動部33の作動状態も解除されて元に復するように
なされている。
が断たれると解除され、常閉接点31が閉腰タイマー3
の駆動部33の作動状態も解除されて元に復するように
なされている。
4は主回路、附勢回路及び自己保持回路に接続される運
転スイッチであり、一方の端子が電源5に接続されてい
る。
転スイッチであり、一方の端子が電源5に接続されてい
る。
サーモスタット2の接点21は前記バーナーコントロー
ラー1とタイマー3の接点31とに接続されて主回路を
形成しており、接点22は一方の端子がタイマー3の常
開接点32及び駆動部33に接続され他方の端子が運転
スイッチ4に接続されて附勢回路を形成している。
ラー1とタイマー3の接点31とに接続されて主回路を
形成しており、接点22は一方の端子がタイマー3の常
開接点32及び駆動部33に接続され他方の端子が運転
スイッチ4に接続されて附勢回路を形成している。
タイマー3は、常閉接点31がサーモスタット2の接点
21と運転スイッチ4に接続され、常開接点32がサー
モスタット2の接点22と運転スイッチ4に接続され、
駆動部33がサーモスタット2の接点22と電源5とに
接続されて自己保持回路を形成している。
21と運転スイッチ4に接続され、常開接点32がサー
モスタット2の接点22と運転スイッチ4に接続され、
駆動部33がサーモスタット2の接点22と電源5とに
接続されて自己保持回路を形成している。
タイマー3の駆動部33の設定時間ΔT、は、第1図の
湯水の使用量の少ない時の湯温低下時間ΔT2より長く
、湯水を全く使用しない時の湯温低下時間ΔT3より短
かい時間に設定されている。
湯水の使用量の少ない時の湯温低下時間ΔT2より長く
、湯水を全く使用しない時の湯温低下時間ΔT3より短
かい時間に設定されている。
次に上記本考案の給湯機の制御装置の作用について説明
する。
する。
給湯機の温水缶内の湯温か低く、運転スイッチ4を閉じ
て、給湯機の運転を開始すると、制御装置の回路は第2
図に示すように、タイマー3の常閉接点31及びサーモ
スタット2の接点21が閉じられており、バーナーコン
トローラー1に通電されてバーナーが燃焼される。
て、給湯機の運転を開始すると、制御装置の回路は第2
図に示すように、タイマー3の常閉接点31及びサーモ
スタット2の接点21が閉じられており、バーナーコン
トローラー1に通電されてバーナーが燃焼される。
バーナーが燃焼されて温水缶内の湯温かサーモスタット
2の上限設定温度01以上になると、制御装置の回路は
第3図に示すように、サーモスタット2の接点21が開
かれバーナーコントローラー1への主回路へ通電が断た
れてバーナーの燃焼が停止されると共に接点22が閉じ
られタイマー3の駆動部33に通電されて駆動部33が
作動を開始する。
2の上限設定温度01以上になると、制御装置の回路は
第3図に示すように、サーモスタット2の接点21が開
かれバーナーコントローラー1への主回路へ通電が断た
れてバーナーの燃焼が停止されると共に接点22が閉じ
られタイマー3の駆動部33に通電されて駆動部33が
作動を開始する。
゛しかし、給湯機から湯水を使用している時は、第1図
に示すように温水缶内の湯温はタイマー3の設定時間Δ
T4に達する前にサーモスタット2の下限設定温度Q2
に達し、サーモスタット2の接点22が開き接点21が
閉じる。
に示すように温水缶内の湯温はタイマー3の設定時間Δ
T4に達する前にサーモスタット2の下限設定温度Q2
に達し、サーモスタット2の接点22が開き接点21が
閉じる。
このサーモスタット2の作動によりタイマー3の駆動部
33が元に戻って制御装置の回路は第2図の状態に復し
、バーナーの燃焼が行なわれ、再び湯温かサーモスタッ
ト2の上限設定温1□に達し、これを繰り返す。
33が元に戻って制御装置の回路は第2図の状態に復し
、バーナーの燃焼が行なわれ、再び湯温かサーモスタッ
ト2の上限設定温1□に達し、これを繰り返す。
運転スイッチ4を切り忘れ、夜間等長時間給湯機を使用
せずに、タイマー3の駆動部33の設定時間ΔT4に達
すると、制御回路は第4図に示すように、タイマー3の
常閉接点31が開かれサーモスタット2の接点21及び
バーナーコントローラー1への主回路の通電が断たれ、
常閉接点31が開かれると共に常開接点32が閉じられ
て常閉接点31が開かれた状態に保持される。
せずに、タイマー3の駆動部33の設定時間ΔT4に達
すると、制御回路は第4図に示すように、タイマー3の
常閉接点31が開かれサーモスタット2の接点21及び
バーナーコントローラー1への主回路の通電が断たれ、
常閉接点31が開かれると共に常開接点32が閉じられ
て常閉接点31が開かれた状態に保持される。
そして第5図に示すように、温水缶内の湯温かサーモス
タット2の下限設定温度Q2に達して接点21が閉じら
れてもバーナーコントローラー1へは通電されず、バー
ナーの無駄な燃焼が防止されるのである。
タット2の下限設定温度Q2に達して接点21が閉じら
れてもバーナーコントローラー1へは通電されず、バー
ナーの無駄な燃焼が防止されるのである。
運転スイッチ4を切り忘れてタイマー3によって通電が
自動停止された後、給湯機の運転を開始する場合は、運
転スイッチ4をいったん切るとタイマー3の自己保持機
能が解かれ、タイマー3の常開接点32が開き駆動部3
3が元に復すると共に常閉接点31が閉じて制御装置が
第2図の状態になるので、そののち再び運転スイッチ4
を入れればよいのである。
自動停止された後、給湯機の運転を開始する場合は、運
転スイッチ4をいったん切るとタイマー3の自己保持機
能が解かれ、タイマー3の常開接点32が開き駆動部3
3が元に復すると共に常閉接点31が閉じて制御装置が
第2図の状態になるので、そののち再び運転スイッチ4
を入れればよいのである。
尚、サーモスタット2の接点22とタイマー3の駆動部
33との間に第2図に示すようにスイッチ6を設けると
、このスイッチ6を開けば上記自動停止の作用を全くし
ないようにすることができ、冬期厳寒地などにおいて凍
結防止の目的で夜間も湯温を高くしておく必要がある場
合等に使用できる。
33との間に第2図に示すようにスイッチ6を設けると
、このスイッチ6を開けば上記自動停止の作用を全くし
ないようにすることができ、冬期厳寒地などにおいて凍
結防止の目的で夜間も湯温を高くしておく必要がある場
合等に使用できる。
本考案は上記構成にされているので、給湯機の運転スイ
ッチを切り忘れても自己保持機能を有するタイマーによ
って運転が自動停止され、エネルギーの無駄な消費が防
止されると共に切り忘れての外出時などの心理的不安及
び危険を解消することができるものとなっている。
ッチを切り忘れても自己保持機能を有するタイマーによ
って運転が自動停止され、エネルギーの無駄な消費が防
止されると共に切り忘れての外出時などの心理的不安及
び危険を解消することができるものとなっている。
また、本考案の給湯機の制御装置は、運転スイッチによ
ってタイマーの作動状態を解除する回路が設けられてい
るから、自動停止後の再運転が運転スイッチによるのみ
の操作の簡単なものとなっている。
ってタイマーの作動状態を解除する回路が設けられてい
るから、自動停止後の再運転が運転スイッチによるのみ
の操作の簡単なものとなっている。
第1図は本考案及び従来の給湯機の温水缶内の湯水温度
変化の一例を示すグラフであり、第2図から第5図は本
考案給湯機の制御装置の一例の回路説明図である。 1・・・・・・バーナーコントローラー 2・・・・・
・サーモスタット、21.22・・・・・・接点、3・
・・・・・タイマー 4・・・・・・運転スイッチ。
変化の一例を示すグラフであり、第2図から第5図は本
考案給湯機の制御装置の一例の回路説明図である。 1・・・・・・バーナーコントローラー 2・・・・・
・サーモスタット、21.22・・・・・・接点、3・
・・・・・タイマー 4・・・・・・運転スイッチ。
Claims (1)
- 給湯機のバーナーコントローラーと、二つの接点を有す
るサーモスタットの一方の接点と、常閉接点及び常開接
点を備えた自己保持機能を有するタイマーの常閉接点と
が直列に接続されて主回路が形成され、主回路は運転ス
イッチに接続され、上記サーモスタットの他方の接点と
タイマーの駆動部とが直列に接続されて上記主回路に並
列な附勢回路が形成され、タイマーの常開接点及びタイ
マーの駆動部により自己保持回路が形成され、上記附勢
回路と共に上記運転スイッチに接続されており、上記サ
ーモスタットは設定温度以上になると一方の接点は開と
なると共に他方の接点が閉となり、タイマーの駆動部が
作動して設定時間に到達するとタイマーの常閉接点が開
となると共に常開接点が閉となるように構成されている
ことを特徴とする給湯機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18025678U JPS605299Y2 (ja) | 1978-12-26 | 1978-12-26 | 給湯機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18025678U JPS605299Y2 (ja) | 1978-12-26 | 1978-12-26 | 給湯機の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5596357U JPS5596357U (ja) | 1980-07-04 |
JPS605299Y2 true JPS605299Y2 (ja) | 1985-02-19 |
Family
ID=29191930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18025678U Expired JPS605299Y2 (ja) | 1978-12-26 | 1978-12-26 | 給湯機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605299Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-12-26 JP JP18025678U patent/JPS605299Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5596357U (ja) | 1980-07-04 |
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