JPS6052408B2 - 像を形成するための走査及び記録装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アルファベット、数字や図形の像のノ急速な
走査および光学的記録を行なう走査および記録装置に関
する。

本発明は、記録する物体に対して移動する光工ネルギー
ビームにより照明する走査レーザー型の記録装置に関す
る。

先行技術の装置は、物体を照明するレーザー、物体から
反射した光エネルギーを集める手段、および反射した光
に応答して物体の絵画的表示を永久的に記録する手段を
用いる。このような装置は物体、たとえばアルフアベツ
ト、数字や図式的像を含む復合書類を、平行光エネルギ
ービーム（たとえば、レーザーによつて生成されるもの
）により写真的に記録するように設計されており、前記
ビームは物体を、たとえば直線的走査パターンで走査す
る。もどつた光は光電増倍管集束させることができる。
この光電増倍管はレーザービームによつて引続いて照明
される部分のおのおのの反射率に比例した信号を生成す
る。ついで電気信号を利用して光のビームの強さを変調
し、このビームはシートまたはウエツブの形であること
ができる感光性フイルムを走査する。照明光のビームの
走査運動と第二記録光源によるフイルムの走査を同期さ
せることにより、写真記録は写真撮影される物体を精確
に再現することができる。この同期は共通の光学的要素
（たとえば、回転多側面鏡）を利用して物体の走査とフ
イルムの走査とを行なうことにより実質的に同時に同期
せしめることができる。同期システムを満足させる方法
および装置は、回転多面鏡の光学的走査器と、直線的走
査パターンで均一に集束されたビームを提供する対物レ
ンズとを使用することが好ましい。

フアイバーオプチツク即ち、光フアイバの線対点変換器
は所望のフイードパツクを与え、これはコピーすべき物
体により反射または伝送された光の電気信号に変換され
る。

読み出し（走査する）ビームと書き込み（記録する）ビ
ームに２種の波長を使用することにより、異なる焦点長
さの単一の対物レンズを通して二つのビームの走査を実
施できる。

したがつて、本発明の広い目的は、レーザー・ビームを
新規な方法で用いる新規な改良されたシステムの構成要
素を提供することである。

本発明の他の目的は、高い信号対ノイズ比で情報を走査
し、そして内部て反射する光検出構成要素、即ちフアイ
バーオプチツク配列体を用いて高い解像力で記録する装
置を提供することである。

本発明のさらに他の目的は、中間的写真像または縮少し
た像を形成する必要なしに、現寸の物体の高い解像力の
記録を縮少版で提供することができる装置を提供するこ
とである。本発明のさらに他の目的は、新規なレーザー
表示システム、レーザー・オツシログラフもしくはフア
クシミリ記録器に使用できる装置を提供することである
。

さらに、本発明の他の目的は、投影像形成または接触像
形成にあとて使用する光学マスクを作る装置を提供する
ことである。

本発明の他の目的は、信頼性があり、丈夫な比較的低価
格のレーザー走査および記録する装置を提供することで
ある。

本発明の他の目的および利点は、添付図面を参照する次
の詳細な説明から当業者には明らかとなるであろう。

本発明はいろいろな形態をとることができる。

以下の説明はある動作する自動同期走査レーザー・シス
テムを当業者が実施できるように明らかにすることを意
図し、本発明は添付図面またはここに記載された特定の
態様に限定されない。第１図および第２図について説明
すると、走査レーザーの性質の利点を新規な方法でとり
入れる装置が画かれている。この装置は、光エネルギー
の輝いた細いビーム１０Ａを生成する手段としてレーザ
ー源１０を含む。

光学的手段１２は第１光エネルギーのビームを広げそし
て二色性ミラー１４に向ける。二色性ミラー１４は光エ
ネルギーの第２のビーム２０Ａと結合するビームを与え
る。第２のビームはレーザー源２０により生成する。レ
ーザー源２０はビーム２０Ａを変調器２２、ビーム●エ
クスパンダ一２４を経て向け、そしてこのビーム２０Ａ
を鏡２６により反射させる。回転多面鏡３０はモータ３
２により駆動され、「読み出し」および「書き込み」ビ
ームの直線的走査を行なう手段を提供する。対物レンズ
４０は二つの光のビームをそれらの走査線に沿つて集束
する手段を提供する。二色性ミラー４２は予めセツトし
た角度を有する二色性ミラー１４及び鏡２６と共に二つ
のビームを空間的に分離し、「読み出し」ビームを写真
撮影すべき物体に向け、そして「書き込み」ビームを感
光性記録表面６０へ向ける手段を提供する。また、この
装置は、光学的走査要素および集束要素と関連して物体
５０および記録表面６０の支持体の直線運動を制御する
モータ６２を含む。光学的要素は平らな支持体の中央に
より規定される軸に沿つて一直線上に並んでいることが
好ましい。多面鏡３０の反射面は光軸と一直線上に並び
，かつ対物レンズ４０からある距離を置いて配置されて
、反射されたビームをそれらのそれぞれの走査線に沿つ
て物体および記録表面５０，６０上に集束する。平らな
支持体の物体の走査線に向けられた第１のビームは、写
真撮影すべき物体の図式的情報の内容に従つて、吸収、
反射または伝達される。

第２図および第３図について説明すると、光フアイバ線
対点変換器、即ちフアイバーオプテイツク配列体７０は
直接走査線に隣接する光案内データ検出手段を提供する
。記録ビーム２０Ａは、ビームの強さを受け取られた光
の強さに比例して実質的に変化させることにより、変調
される。共通のビーム走査要素３０を使用して固有の同
期操作を起こさせ、これにより該物体の精確な写真像が
得ら−れる。光学システムにおける構成要素およびそれ
らの選択は、利用する記録媒体の種類ならびに操作速度
、幾何学的関係などに依存する。

この装置の重要な部分は、写真撮影すべき物体から反射
した光を受け取り、この光を光検出器へ向けて反射また
は伝送された光を電気信号に変換する手段を含む。

第３図に示されるフアイバーオプチツクの線対点変換器
は、この機能に有利に使用できる。

ケーブルは複数の光フアイバから成る。各光フアイバは
内部反射により光を伝送する性質をもつ。各光フアイバ
はガラスまたはアクリルプラスチツクのような高い屈折
率の透明なコアと屈折率の低い物質の薄いコーテイング
とを有し、このようにして光フアイバの両端の間から光
が逃げるのを防いでいる。典型的には繊維は直径が約７
０ミクロン（μ）であり、不規則の配列で約７５０ミク
ロンの高さに積重ねられている。光フアイバ線対点変換
器７０は線分状入力端７２と点状出力端７４とを有する
。そのケーブルは柔軟であつて、物体に近接する直線末
端と光検出器位置の束末端との間て相対運動を行なうこ
とができる。光フアイバの末端を、たとえばみがいて、
仕上げて物体から光検出器へ光が効率よく伝送されるよ
うにすることができる。線対点の変換を用いる光学系は
米国特許第３４６７７７４号および同第３７３９０９５
号に開示されている。撮影すべき物体は不透明の書類な
どから反射した光を用いることができるが、フアイバー
オプチツクの配列体は透明体を経て伝送された光を受け
取るように配置できる。物体から走査線において光を受
け取るフアイバーオプチツク手段は、複数の反射により
光検出器へ伝送された比較的大量の光のため、本発明の
システムにとくに有用である。

集束レンズを配置して繊維束末端からの出力光を受け取
り、この光を光検出器７５へ集束するようにできる。再
現すべきオリジナル書類５０を移送してフアイバーオプ
チツク配列体７０を通過させる。

レーザー光の集束ビームは書類に対して約９０。の角度
で投射する。フアイバーオブチツク配列体はオリジナル
書類から１ｃＴｆｔ離して３０〜４５オの角度で位置さ
せる。この配置方向を用いると、放散した反射レーザー
は多数の光フアイバにより広い立体角にわたつて検出さ
れる。光検出器７５からの信号の強さは、反射レーザー
光を受け取る各光フアイバの光信号の合計に比例する。
バツクグラウンドのノイズ信号の影響は、多数の光フア
イバにわたつて合計される信号のために大きく減少する
。フアイバーオプチツク配列体は目標に密接し、広い面
積にわたつて反射された光を合計するので、信号の強さ
は非常に高い。光検出器７５は半導体のフオトダイオー
ド、光電増倍管（ＰＭＴ）または他の適当な感光性トラ
ンスデコーサであることができる。

光検出器の出力は増幅器７６により直接増幅されて変調
器２２を駆動する。レーザー源は単一のレーザーから成
るか、または２種以上の平行にされた干渉性の光源であ
ることができる。

ブルースター（Ｂｒｅｗｓｔｅｒ）窓を用いるレーザー
は偏光されているので、第一の偏光された光を通過せし
めかつ第二の偏光された光を反射する光学的要素を用い
て、等しい波長の二種）のこのような光源を組み合わせ
ることができる。したがつて、化学線の光学反応または
融蝕に有効なエネルギーを十分なレベルに増加して、感
光性媒体への書き取り速度を大きくすることができる。
組み合わせた光源を用いる場合、組み合わせ工程の前後
に変調を行なうことができる。化学線のレーザー光の変
調可能な源は種々の構成要素により形成できる。

光の波長は利用する特定の感光性記録媒体に対応するよ
うに選ぶ。約２６００〜４０００人の紫外輻射は、硬化
性重合体を光重合して印刷版を直接作ることを含む数多
くの化学反応を開始するのに有用である。可視波長およ
び赤外波長を含むより長い波長の光を融蝕に使用して、
光学的マスキング媒体から薄い金属層（たとえば、アル
ミニウム）の部分を除去または「レーザー・エツチング
」することができる。レーザーを変調する手段は、外部
または内部のキヤビテイ変調器を用いることができる。

光は、種々の光電変換器または音光変換器により、ビー
ムをプロツク伝送（ＢＩＯｃｋｉｎｇｔｒａｎｓｍｉｓ
ｓｉＯｎ）または偏向させて変調できる。好ましい変調
可能なレーザー源は明と暗との出力間の高いコントラス
トをもつ。音光変調器から反射されたビームを使用する
ことにより、オンとオフとの間の完全な変調を行なうこ
とができる。圧電変換器を有する石英セルを１．５〜３
ＭＨｚまたはこれより大において変調できる。変調器を
外部に設置して既知の方法でレーザー出力ビームの伝送
または反射を制御できる。

光電スイツチまたは変調器の使用については、米国特許
３３１６３４８および３６６４７３７に説明されている
。好ましい態様において、レーザー●キヤビテイは受光
器と変調器とを用いてキヤビテイ内においてビームを内
部で偏向させる。この内部で変調された光源は、米国特
許第３７２０７８４号およびそこに参考のため加えられ
た文献Ｍａｙｄａｍ：ＪＯｕｍａｌＯｆ．．Ａｐｐｌｌ
ｅｄＰｈｙＳｉＣＳ．ＶＯｌ．４４、ＮＯ．４、１５５
２〜９ページ、１９７咋３月１５日、に記載されている
。これらの光源は脈動した波または連続波の出力を有し
、この出力はそうでない場合はふつうの外部のビーム変
調において失なわれるレーザー・エネルギーを保持する
。これらの装置はソリツドステートの高振動数のＲＦド
ライバ（Ｄｒｉｖｅｒ）により動力を与えられ、そして
ＲＦドライバは光電増倍管または増幅器により発生した
電気信号に応答する。パルスの持続期間は単一のパルス
から１５ｒ１秒まで変化でき、対応する反復度は２０ｒ
１！４Ｈまでである。適当な音光出力結合器はスペクト
ラーフイジツクス●モデル３６５キヤビテイ内変調器で
あり、これはＣＷレーザーを高いピークの動力脈動モー
ド・レーザーに変換する。光検出器の出力はビデオ型の
信号であり、この信号は比例して増幅できるか、あるい
は適当な変調器によりさい断してレーザーまたはレーザ
ー・ビームのオンおよびオフの切換えを行なうことがで
きる。

レーザー・キヤビテイ内の内部の音光反射変調を行なう
それらの変調可能レーザー源は、ここで使用するパルス
度におけルオンーオフ調節にとくによく適する。数ミク
ロンから５０μまでまたはこれより大きい大きさの小さ
な点の模様を、これらの構成要素を用いて得ることがで
きる。レーザー源１０からの変調された光と狭く集束さ
れた路に沿つたレーザー源２０からのビームとを組み合
わせる手段は二色性ミラーにより提供され、ここで二つ
の源は異なる波長の光を提供する。しかし、第４図に示
されるように、同じ波長の組み合わされたビームの同期
走査を行なうことができる。光源１０からの読み取りビ
ーム１０Ａは、レーザー源２０からのビーム２０Ａと一
緒に、共通の光学的偏位装置３０へ向けられる。回転多
面鏡３０の同じ走査鏡面を反射したのちビームの分離は
、ビームオフ鏡２６及び１４を角度付けすることによつ
て二面鏡４２の反対側の面に沿つて通すことによつて行
なう。組み合わされたビームを分離する別の手段は第５
図に示されており、ここでビーム１０Ａおよび２０Ａは
集束受光器から二色性ミラー４４へ向けられ、この鏡４
４はレーザー・ビーム２０Ａ（たとえば、紫外線）を反
射し同時にビーム２０Ａ（たとえば、可視光線）を透過
する性質をもつ。

鏡４６は物体５０と記録表面６０との間の所望の幾何学
的関係を与えるために使用できる。装置の同期操作を得
るためには、読み取りビームと書き込みビームの両方に
対して共通の走査および集束の構成要素を使用すること
が有利である。

波長が異なる場合、対物レンズの焦点距離は設計等式、
ここでａ＝集束された不鮮明な点の大きさ ｆ＝
焦点距離 λ＝波長 ａ＝レンズの開口またはビームの直径に従う波長
の関数であるので、読み取りレーザー・ビームと記録レ
ーザー・ビームの焦点距離は変化するであろう。

ビーム拡大器１２および２４、対物レンズ４０ならびに
レーザー１０Ａおよび２０Ａの波長を適切に選ぶことに
より、本発明においてオリジナル書類５０または記録表
面６０の像版の縮小または拡大を行なうことができる。

この特徴は新聞印刷業において使用されるような光学的
マスクおよび印刷版の製造にとくに有利である。なぜな
らば各ページの原稿は印刷版より一般に大きく、そのた
め大きさを縮少しなければならないからである。直線的
走査パターンは、光学的補助システム（Ｓｕｂ−Ｓｙｓ
ｔｅｍ）と物体／像のための支持体との間の相対的直線
運動と相関する飛レーザー点の側面から側面への走査運
動によつて、形成される。相対的直線運動を与える手段
は、第１図に示されるように、写真撮影すべき物体を記
録表面に沿つて進行させるステツプ（Ｓｔｅｐ）モータ
である。あるいは、第４図に示すように、物体／像の平
面を静止させて保持すると同時に走査光学的補助システ
ムを段階的に進行させる。後者の態様において、キヤリ
ツジ６４をレーザー２０の出力ビームと一直線上に、一
組の平行トラツク６６に沿つて進行させる。平らな物体
と平らな記録表面６０を、間隔を置いて離れて平行で面
する配置で静止して保持する。物体表面５０は図示ささ
れるように説明の目的で破線の位置から上向きに立てら
れている。直線的進行は、第１図に示されるように、走
査鏡のモータ３２に操作的に接続した回路によつて制御
できる。

光学的走査装置は、種々の既知の光学的要素および回転
装置から構成できる。

回転多面鏡はその精確さおよび走査効率性から見て好ま
しい。等間隔の鏡面は、レーザー・ビームを偏位させる
高度に等しい反射表面を与える。回転速度は容易に制御
できる。６〜１緬をもつこれらの規則性多面鏡は、対応
する回転速度約１０００〜１００００ｒｐｍにおいて、
好ましい。

代わりに使用できる他のビーム屈折器は、たとえばガル
バノメータ鏡、圧電およびねじり鏡屈折器（米国特許３
４２６５４６）、ピラミツド鏡（米国特許３３１６３４
８）またはコーナー鏡トレイン（米国特許３６４７９５
６）である。光学走査手段を設置して第１のビームと記
録ビームとを同時に偏向させる。

これらのビームを同じ面で反射させる場合、それらの幾
何学的関係によつて水平方向の移動を正確に制御できる
。光検出器を配置させて書類から反射し、フアイバーオ
プチツク配列体により集められ、伝送された散乱光を受
け取るので、光検出器の電気出力は走査点が書類を走査
する時その走査点が出合う情報の反射または伝送の密度
における変化に対応するであろう。光検出器の電気出力
は適切に増幅処理され、ついで変調器へはいつて記録レ
ーザー・ビームの増幅変調され、これによつて記録媒体
上に高度に集束された点の強さは物体または書類上の情
報の内容またはデータに対応して変化し、かくして図形
の情報が記録される。レーザー記録システムの好結果の
性能は、それに供給する情報の品質と入手可能性に依存
する。

このような情報は第１のビーム１０Ａおよび検出器の補
助システム７０、７５によつてオリジナル書類から得ら
れる。満足すべき像の品質は時には直接得られないこと
がある。なぜならば像は多種多様な信号の影響を受ける
ことがある。このうな影響の例は、検出器の解像力、コ
ントラスト減衰、動的範囲、機械的変化および系のノイ
ズであり、これらは電気的フイードバツク工程および記
録工程に存在するものである。これらの因子の影響はか
がやきの分布の均質性を増加することてあり、そのため
像のコントラストはは減少することである。そのたや像
のコントラストは減少することである。本発明は前述の
像に対する種々の影響の多くを最小にし、十分に高い信
号対ノイズの比を与えるように設計されているので電気
信号を高める技術を必要に応じて使用して記録される書
類の品質を高めることができる。

本発明において像の品質を回復するのに使用できる有利
な技術は、Ｒ．Ｗ．Ｂｒａｉｒｌａｒｄｅｔａｌ，′６
１ｎ１ａｇｅＱｕ０１ｉｔｙＬｎｈａｎｃｅｍｅｎｔ５
１Ａｒ！４ＲＬ−ＴＲ−６５−２８（１９６５）に記載
されている。この信号処理を用いると、検出・補助シス
テム７０、７５はオリジナル書類５０中の空間的密度こ
う配は感知し、このこう配に比例する電気信号を発生し
、この電気信号をオリジナル像のこう配信号から減する
。この処理された信号は変調器２２を駆動して改良され
た解像、鋭さ、コントラストおよび像の品質を与える。
前述の像を高める技術にはノイズ増幅法に固有の電子フ
イードバツク信号についての誘導操作が必要である。前
述のように、レーザー●ビーム１０Ａとフアイバーオプ
チツク●ピツク・アツプ７０は非常に高い信号対ノイズ
比を発生するので、誘導信号処理を行なうことができる
。したがつて、本発明によれば、再生すべきオリジナル
書類の品質を超える品質をもつ記録像を発生する。前述
のシステムはレーザーの出力を高度に集束された直径が
数ミクロンの飛点に変換できる。

この点は制御された方法で走査されて、平らな領域に線
対線の方式で二次元の直線的走査パターンを形成する。
第１のビームと記録ビームとの両方を共通の偏位要素て
同時に走査させることにより自動同期操作が発生し、こ
れにより高価なかつ複雑な同期信号源が排除される。本
発明は、重合体の印刷版、たとえば凸版を光硬化性コー
テイングを硬化させることによつて作るのにとくに有用
である。

ポリエンおよびポリチオールの前駆物質と光開始剤もし
くは促進剤とから成る液状混合物は、米国特許第３８３
６７的号に記載されており、これを参考のためにここに
加える。光重合反応は波長が約３００〜４００ｒｒ１μ
の化学線によつて開始される。エチレン型不飽和化合物
の種々のホモポリマーおよびインターポリマーを、遊離
基の開始を含む化学輻射によつて硬化てきる。永久的化
学反応を含むこれらの感光性物質のほかに、レーザーに
より種々の物理的変化を誘発することができ、これらの
変化は、たとえば静電荷の散逸、薄いフイルムの融蝕、
熱可塑的変形および光学的性質の変化である。

ホトクロム性または液状の結晶物質における可視的変化
を用いる表示を実行できる。アルミニウムまたはビスマ
スの薄いフイルムの融蝕により、光学的マスクまたはネ
ガを作ることができる。ここに記載した走査レーザー・
システムは、加減法により、図面から電気回路盤の図形
デザインを印刷回路盤に移すのに有用である。

ある数の異なる製造法を利用して、この走査レーザー・
システムにより電気回路盤またはミクロ電子構成要素を
製作できる。このような方法の一つは、薄い金属の層ま
たははくを崩する回路盤支持体上に光硬化性レジスト●
コーテイングを用い、ホトレジストの選択区域を硬化し
未硬化の物質を除去したのち前記金属の層またははくを
エツチングする方法である。ふつうの電気メツキまたは
溶融はんだ法を使用して、固体のレジストを溶剤により
除去したのち、エツチングされなかつた金属層の厚さを
増加できる。無電流メツキ用触媒を含有する感光性重合
体生成コーテイングを、本発明の装置でレーザー硬化で
きる。選択区域の未硬化の物質を触媒とともに除去し、
硬化が走査レーザーにより行なわれた回路盤の区域に金
属を無電流法により析出させる。図形表示または記録補
助システムは直接像または逆像を用いることができる。
第１図の立体配置に示されるような、物体と像の平面が
直線的走査の両側で間隔を置いて面する配置にある、い
わゆる誤り読み取り（ＷｒＯｎｇ−Ｒｅａｄｉｎｇ）方
式は、ｒ誤り読み取り」版を与え、これは凸版印刷版を
作るのに使用でき、この印刷版は印刷された表面の直接
刷り用の重合体の立体パターンを有する。オフセツト印
刷において使用するような「正しい読み取り（Ｒｉｇｔ
ｌｔ−Ｒｅａｄｉｎｇ）］方式は、第５図におけるシス
テムに類似する光学的要素の立体配置を用いて得ること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、各構成要素を透視図および略図で示す典型的
な走査レーザー・システムの絵画図である。 第２図は、フアイバーオプチツク●レシーバ一の前記シ
ステムに対する関係を示す本発明の好ましい態様の路線
図である。第３図は、本発明の好ましい態様において使
用する走査手段、集束受光器とフアイバーオプチツクの
配列体の詳細な透視図である。第４図は、可動キヤリツ
ジを示すレーザー走査アセンブリの斜視図である。そし
て、第５図は、二色ビーム分離手段を用いる本発明の他
の態様の略図である。１０・・・・・・レーザー源、１
０Ａ・・・・・・第１のビーム、１２・・・・・・光学
的手段、１４・・・・・・二色性ミラー、２０・・・・
・ルーザ一源、２０Ａ・・・・・・第２のビ一・ム、２
２・・・・・・変調器、２４・・・・・・ビーム拡大器
、２６・・・・・・鏡、３０・・・・・・回転多面鏡ま
たは偏位装置、３２・・・・・・モータ、４０・・・・
・・対物レンズ、４２，４４・・・・・・二面鏡、５０
・・・・・・物体（オリジナル書類）６０・・・・・・
記録表面、６２・・・・・・モータ、７０・・・・・・
フアイバーオプチツク配列体（光フアイバ一線対点変換
器）、７２・・・・・・線分状入力端、７４・・・・・
・点状出力端、７５・・・・・・光検出器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 物体及び感光性記録表面を支持する支持手段と、第
   １の光ビームを提供する第１の光ビーム源と、第２の光
   ビームを提供する第２の光ビーム源と、該第２の光ビー
   ムを変調せしめる変調器と、該第１の光ビームと該変調
   器によつて変調された該第２の光ビームとを結合する結
   合手段と、該結合手段から、結合された該第１の光ビー
   ム及び該第２の光ビームを受け取り、該第２の光ビーム
   による書き込み光ビームと該第１の光ビームによる読み
   出し光ビームとを含む走査ビームを生成する１つの光学
   的偏向手段と、該走査ビームの該読み出し光ビーム及び
   該書き込み光ビームをそれぞれ該物体及び該感光性記録
   表面上に焦点合わせをする１つの対物レンズとを備えて
   いる１つの光学的走査手段と、該走査ビームの該書き込
   み光ビームを該感光性記録表面へと方向付け且つ該走査
   ビームの該読み出し光ビームを該物体へと方向付ける方
   向付け手段と、該読み出しビーム及び該書き込みビーム
   がそれぞれ該物体及び該感光性記録表面に当たる際の走
   査方向と直交する直線的方向に、該物体及び該感光性記
   録表面を支持する該支持手段と、該方向付け手段とを相
   対的に移動せしめるための駆動手段と、該物体からの光
   エネルギを受け取る線分状入力端と点状出力端とを有す
   る、複数本の光ファイバーによつて形成された光ファイ
   バー線対点変換器と、該光ファイバー線対点変換器の該
   点状出力端と該変調器とに接続されており、該光ファイ
   バー線対点変換器からの光信号を電気信号に変換して、
   この電気信号を該変調器に送る光検出器とを具備するこ
   とを特徴とする物体の像を形成するための走査及び記録
   装置。